第50回静岡ホビーショー
モデラーズクラブ合同作品展 2011
2011年5月14・15日 ツインメッセ静岡

今年で4回目の静岡への出展です。一度行ったらやめられない、折角作った我が模型も家に置いておく限り近所のおじさん
おばさんと子供ばかり、あとは出入りするセールス関係とか親戚だけと限られた人が一目見るだけで終わるところですが、
ここへ持って来れば何万人と云う方々に見て頂けて、ご興味を持たれたお客さんとはじっくりとお話が出来たりして楽しいこと
この上無いばかりです。2日間立ちっぱなしで家へ帰った翌日はふくらはぎが猛烈に痛くなってしまい歩行困難者状態におち
いりました。余りにも多い展示物の中から独断と偏見でその一部をご紹介いたします。                        

去年までは会場入り口の前に5台から8台くらいの自衛隊の装甲車とか色々な普段は見ることのできない車両がずらりと並んでいてそれを見ることも楽しみの一つでしたが、今年は輸送車とオートバイが各1台づつで輸送車には「災害派遣」の表示幕が張ってありました。
自衛隊の方々には本当にご苦労様と心から思うばかりです。
開場を待つお客様の行列がこれは1列の長い行列では無くはるか向こうで折り返しての2列目の状態です。
開催時刻は午前9時からでしたがあまりにも多いお客様の為、たしか15分くらい早めて開場したようです。
出展者が全員拍手でお客さまをお迎えしました。
自分にとってはプラモデルと云えば飛行機しかイメージいたしませんが、この世界本当に何でもありで老人はついて行けません。
その飛行機でも殆どが軍用機ばかりなのが面白い現象ですね。
美少女のフィギヤから車、トラック野郎など題材は幾らでもあるようです。
定番の軍艦や帆船など・・・・・。
これも古くからある手法だそうですがウイスキーの狭い瓶の口からこんなに見事な帆船を作られるお腕前には敬服あるのみですね。
かと思えばこれは別棟コーナーでの業者の販売目的での出展ですが、総真鍮製の戦艦大和の1/200の精密模型で価額が398,000円と表示して有りました。
当然鉄道模型もありましてゴジラがご愛嬌ですが、線路を走る車両の先端にに超小型のテレビカメラが仕掛けてありましてその画像をワイヤレスで後ろにあるモニターに写しだしてあるのにはこれもびっくりです。
出展者の得意そうなお顔が面白いところですね。
これもプラモデル?
実に精巧に出来上がった怖ーい模型。
自分の息子が高校生の頃、髑髏のTシャツを着たり、今でもキーホルダーに銀色の頭骸骨のを使ってますが、親として理解に苦しみましたが
これはこれで面白い世界なのでしょうね。
自分としてはずい分臆病なのでこわごわと写真を撮りました。
アニメなどから発想された架空の宇宙空母だそうですがこういうのをそれらしく、実際に実在しているものとして作り出す想像力は逞しいと思います。
帰ってきた「はやぶさ」。
会場の随所で見かけることが出来ました。
よく帰ってきましたねえ。
昨年はあちこちで随分目についた痛車では無く痛飛行機とでも云うのでしょうか、今年はあまり目立たないような気がしました。ブームが去ったのでしょうか。移り気なユーザーに対するメーカーの方々も大変でしょうね。
松戸迷彩会さんは元々はソリッドモデルのクラブだったそうですが今は殆どの会員さんがプラモのベテランばかりだそうです。その親分である一番左側の小室さんの前に下田信夫画伯の肉筆画が飾ってありました。
イカロス出版の月刊誌「AIRLINE」誌で2009年の12月号まで毎月ほのぼのとした飛行機のイラストを描いて居られ小生はそれを毎号楽しみにしておりました。
その後掲載が無くなりまして今は隔月誌の「SCALE AVIATION」の第1ページに載っておりますので本が出るたびに本屋で立ち読みして拝見をしています。
なんとその画伯がここにお出でになられておりまして小室さんにお願いしてご紹介を頂きました。
イラストから感じられる実にほのぼのとした暖かい感じそのものの優しい眼差しのお方で居られまして物腰の低くい奥ゆかしいお人柄と、お話をさせて頂いて感じました。
お願いをいたしましたら気安くそのイラストを持って写真を撮らせて頂けまして物凄く幸福な気持ちを味合わせて頂きました。
石坂浩二さんが主宰する「ろうがんず」のブースです。昨年と一昨年はご本人様がお出でになっていましたが今年はお仕事のご都合でお顔をお見せになりませんでした。
このもう少し右の方に只今大問題になっている福島の原発の模型が1/144で見事に再現されておりましたが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。
それが14日の事で翌日の15日に写真を撮らせて頂こうと再び訪れましたらそこの所が空いていまして模型が有りませんでした。
なんでも都合で東京へ行っているとのことでしたね。残念でした。
その石坂さんの手になるスピットファイヤーが「ぬりたて手」と名付けられたスタンドに立てられている文字どおり手の込んだ見事な作品でした。
原発の模型の行く先が判明。
静岡から戻った翌日の16日月曜日の朝日テレビの朝のワイドショー「モーニングバード」にバッチリ出てましたよー。
羽鳥、赤江さんのコンビで毎朝これを見乍ら朝食をとるのですが、写った瞬間「あっ これだー」とやっと訳が分かりました。
画面で見る限り製作者の事も何も説明は有りませんでしたが実に良く出来ていて、テレビのスタッフはよくもこれを見つけたもんだと感心致しました。
(画像はテレビ朝日の放映画面です。)
メルトダウンと云う最悪の事態に陥ってますがこの先どうなるのでしょうか。
東電さんの幹部がテレビで謝ってすむ事ならそれでいいのですが……。
(画像はテレビ朝日の放映画面です。)
作った模型がテレビに出たと云えばこんなことが有りました。
数年前四国の空港でボンバルデアQ400が前脚が出ず主脚だけで胴体着陸して乗客乗員とも全員無事で事なきを得たことが有りましたが、偶々その1週間ほど前にそのQ400のソリッドを完成して拙サイトにアップロードをしていたのですがフジテレビのスタッフがそれを知っていて、翌日の朝のワイドショーで使いたいという事で我が家にフジテレビから借用依頼の電話がかかってきました。断る理由がある訳が有りませんので即了承、赤帽が夜ぴいて岐阜の山奥から東京のお台場のフジテレビまで運んで、朝の「とくだね!」に解説者の元JALの機長さんの前にドーンと居座ってました。番組中かなり頻繁にズームアップをしてくれましてそれを作った者としては充分に満足させて頂けたことが有りました。
(画像はフジテレビの放映画面です。)
「プラモデルを1/1で作る」と云うタイトルで展示された実車と同じ大きさで作られたプラモデルです。
アニメでの想像上の車だそうですが実際の車を土台としてボデーや装備をプラスチックなどで作りあげたのだそうです。したがって自走が出来るそうですがナンバーが取得できないので残念ながら公道を走ることは出来ないとおっしゃっていました。
外観上見えるところのタイヤは確かに本物でした。こんなのを作られたという発想とそのエネルギーに脱帽です。
それにしてもどうやってここまで運んだのでしょうか、それだけでも相当なお金が掛かっているのではないかと貧乏人はすぐそんな事が気になります。
2日間いつもここは凄い人だかりでした。
芳賀一洋氏のコーナーで、勿論ご本人もおられました。
この作品は何と呼んだらよいのでしょうかご覧になったお客さんは一様に「うーんっ」とか「すげーっ」と唸り女性は例外なく携帯で写真を撮りまくっていました。
ちょっと見ると額縁に飾られた絵画のように見えますが、これが全部緻密に作られた模型で出来上がっているのです。
ガラス扉の向こうの内部のテーブル 椅子 カウンター 照明器具 茶碗など什器まで一つ一つが数ミリ単位の大きさで実に丁寧に作られているのですよ。
入り口の前に置いてある椅子とか植木鉢も本物以上に本物らしく出来上がっております。
作者の芳賀一洋さんには或るお方のご紹介で小生の事が通して頂いておりましたので、恐れ乍らお会いしてご挨拶をして名刺を交換させて頂きました。
我が旅客機模型合同展示のコーナーです。
今年も力作がたくさん集まりまして特に女性に人気がありました。
JALがすべてのジャンボ機を引退させましたのでそれを偲んで特にジャンボコーナーも設けられ色々なキャラクターを描いた各国の塗装機がたくさん並びお子様たちにも大人気でした。
小生の愚作のフジドリームエアラインズ(FDA)の3機3色です。
昨年の9月末から作り始め5月までは充分に時間があるとの油断からのんびりしすぎてこの4月になって遅れに気づき慌てて精を出したのですが結局当日朝の3時まで徹夜で何とかインチキ仕上げで梱包して5時半に家を出て電車に飛び乗り名古屋経由で静岡へ滑り込みました。
さすが地元の航空会社だけあって「あっ FDAだ」との声が多くあり、特に若い女性から「かわいーっ」と連発されました。それにピンクの機体には後部ドアの横に地元出身のさくらももこさん作のちびまる子ちゃんの顔が書いてありまして目線の低い子供さんがそれを見つけ「あっ ちびまるこちゃんだ」と喜んでくれましてすごく気分が良かったです。
旅客機コーナーと共に本来の所属である「全国ソリッドモデルクラブ連合会」のコーナーにも昨秋完成したロッキードのトライスターを展示させて頂きました。
ソリッドモデルは40年、50年と続けて居られる大ベテランばかりですので小生などは本当は肩身が狭い筈なのですが、皆様方は本当に気さくな良い方ばかりで、遠慮なく冗談を飛ばしたりして実に楽しく仲間に入れて頂いております。
大阪の彩雲会のご超老こと西野さんの「シーファイヤー」です。この機体はコントペラという2重反転ペラが特徴でしてそれが電動で実機のように回るのが凄いです。
TSMCの武田さんの「ホーカーシドレー ハリア GR−1」です。
武田さんはソリッドだけではなくこの後に出てくる紙だけでソリッドのように作られる凄い特技もお持ちの方です。
ご存知ようやく完成した彩雲会の葛城さんの「Fー86F」です。後部の排気で火傷すると云う話が全国区になっているほど有名な機体ですね。
お聞きした数字を忘れてしまったのですが確か完成までに数年の月日を費やしておられます。

余談ですが葛城さんは「よれよれサイト」のきららさんの言葉では合同展示会参加のモデラーの中で上から10の中に入るイイ男だそうです。
確かに同感です。お人柄もその通りですね。
TSMCの白根会長の「ノースロップ F−89D スコーピオン」です。アルミ張りの溜息が出るほどの仕上がりぶり、脚の作りなどを詳細に見ると目が回りそうです。
TSMC手柴さんの「クルセーダーV」です。
この機体はまだ現在進行中だそうでして完成すると右側が完成の姿、左側は骨組みだけの表現になるんだそうです。
秋の大阪での全国大会で拝見できるのかなあ楽しみです。
この世界では「天敵さん」こと名古屋三点クラブの高田さんのF−102AとF3Hー2です。
年産10機に近いほどハイピッチで作られていますが、そんな速さにも拘らずその精緻さは抜群で、こちらがいくら真似をしようと思って死ぬまでやっても絶対に追いつけない境地に居られますね。
そんな大先輩にも拘らず例会でお会いするたびに何かとご親切にご指導を頂けまして、多少なりとも自分が進歩したところがあるとすれば高田さんのお蔭と心から思っております。
前述の武田さんの紙製のモデルです。
説明を受けるまでソリッドだと思い込んでいましてそれ程に素晴らしい出来栄えでした。
パソコンを使って製図をして切り抜いて組立て、入念な塗装仕上げの結果がこれなんです。
パソコンでの製図すらとても真似のできる事ではないのですがそれをここまでに仕上げられるところがさすがに年季の入ったソリッドモデラーでいらっしゃるのですね。
別会場でプラモデルのJMC作品展(別にそう云う行事があるのだそうです。)の入賞作品が展示して有りました。
そこに名古屋三点クラブの二宮会員の作品が2010年の入賞作品として展示してありました。
キ44ファストバックTOJO(鍾馗改造レーサー)

見事な仕上がりと塗り分けですね。
2年連続の受賞だそうでして昨年のマスターズ賞に続き、この度は20周年記念賞とマスターズ賞のダブル受賞の快挙だったそうです。

二宮さんには塗装の事でいつも相談に乗って頂いております。
ラジコン機の展示場です。
少年時代とても手が出せることが出来ないとんでもない世界で、そう云えば真空管を使った無線操縦模型飛行機は米軍の兵隊さんがやっているという記事を読んだ記憶があります。
そんな本には当時の木村秀政さんも記事を寄せて居られました。
ラジコンと云えば今では1式で安い物では何千円で手に入る時代なんですね。
それも世界に誇れる性能の物が・・・・・。
ソリッド以外で自分にできることはUコン機を飛ばすことでした。高校生の時夏休みにアルバイトをしてエンジンを手に入れて当然手作りの機体でぶんぶんと飛ばしたものです。買ったのが最初にして最後だったエンジンがOS社製の物でしたが、今回そのOS社のブースで最新式の4サイクルの超小型エンジンを見てしばし感慨に耽りました。
二日目の朝 早く起きて駿府城まで散歩をしてきました。
爽やかに晴れ上がり風もなく暫くしたら汗ばむほどの良い天気でお堀端の緑が若芽を吹き目が痛いほどの活気を貰ってきました。
来年もまたここへ来るぞーと心の中で叫びながら城内の大御所様に頭を下げてきました。

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