FDAの9号機 金色の Embraer ERJ-175 を作ります。

5年ほど前にこのFDAの機体を色別で3機作った事が有りましたが、その内のピンク機を娘に
取られてしまいその儘になっていましたが
Embraerの金色機が華やかに就航しており、
先回のSTAR WARSのP-3PO機を作った際の、東京の大先輩が作って下さったその貴重な
金色の塗料がまだ充分に余裕が有りますので、それを使わせて頂いて金色のFDA機を作って
みます。

                                   製作開始 2017年 1月
中旬
                                   完   成        3月中旬

基本の資料は以前のものが充分に残っておりますので先ずはそれに基づいてスタートです。
実機の写真です。、あくまでの目標図です。
最近は製作について変な手抜きを無意識に施すようになってきまして困ったものです。
趣味でやって居るのだから楽しめればそれで結構、と云う大義名分を勝手に立てて自己満足をしている限り、進歩は有り得ないと頭では分かって居るのですが・・・。
朴ノ木の板材はホームセンターには有りますが、主に版画の材料の為に用意をしているようで長いものが有りません。
NETで探しますといろいろな厚みやサイズの板を揃えているお店が有りまして、注文するとすぐに送ってくれまして重宝をしております。
例によって刻んでボンドで貼り付けて手作り旋盤で丸みをつけ取り敢えずは胴体の加工から始めます。
機首のコックピットの部分とか機尾の整形の為の木取りを想定しながら仮付けを致します。
当然の成り行きとして中央翼を念入りに仕込まなくてはなりませんですね。
胴体との垂線に合わせる事と左右・前後を正確に設定する事、及び主翼の接続用差し込み口の確定は今を除いてチャンスはないわけですね。
主翼の木取りと外寸の正確な設定を施しておきます。
数年前にこの機体は一度作った事が有りましてその時の資料に基づいて此処までやって来たのですが、偶々書店で月刊誌の「AIR LINE」の三月号を立ち読みしてましたら、なんと毎年五月の静岡でのホビーショーで大変お世話になっている「旅客機グループ」の主宰者である和田 拓氏によるこの機体のモデル製作記事が掲載されていまして、それに依りますと「主翼の先端のウイングレットは以前とは変わっている」との記述が有りまして、これは大変とその部分をそれなりに調べまして作り直しました。
本来ならば「アウト」の処が「セーフ」でラッキーな事となりました。
エンジンや降着装置などを除いて、主要な部分の整形は概ね終わりました。
接続部分などの整合と細部の整形を済ませれば、エンジンや降着装置等の製作に掛かれそうです。
此処までは割合に順調に捗るのですが、これからが胸突き八丁の苦行が待って居てくれます。
エンジンの各パーツの概略を製作。大切な事は主翼に装填した場合、完全にスラストラインが規定通りに収まるようにしなくてはならない事ですが、その心算で作った筈が完成に近くなっていざ装填してみると想定通りに収まってくれない事がしばしばの事です。
気を付けてやらなくてはなりませんね。
機首のコックピットの造作です。
単発の軍用機を1/50スケールを上部から眺めた場合、内部が丸見えになりますので、諸先輩方は随分と緻密に時間をかけて細かく精密に造作をして居られますが、自分の旅客機の場合はスケールが1/75/〜1/100が殆どで余程目を凝らせないと内部はよく分りません。それを良い事に随分大雑把に誤魔化して居ります。機首のキャノピー部を透明塩ビを使いヒートプレスで絞って作り、窓の部分のマスキングはこの時点で貼り付け確定を致します。

このマスキングは3枚の色違いのテープを重ねてカットして貼ってあります。
その理由は機体全体にサフを何度も厚く重ね塗りをして、その後に水研ぎをする際に研ぎ過ぎてマスキングをうっかり研ぎ過ぎてしまい透明であるべき窓をこすってしまう事が有りますのでそれを防止するためです。

降着装置を作りました。
機体全体に比べてこの部分は一番細かい所ですが見た目の構造が複雑極まりない所です。
当然そのようには出来ませんから、省略に省略を重ねて適当にそれらしく仕上げます。
サフを吹きました。
先ずは目止めと微小な傷などを埋める為、筆塗りでコッテリと乾いては塗りを繰り返し、しっかりサンディングをしその上にシンナーで3倍に薄めたサフを数回繰り返し吹き、乾燥を待っている状態です。
メインの金色と機体下部の薄いグレー色及び翼等の塗装を進めております。
FDAでは所有機のすべてを異なる色彩で塗り分けていまして9号機がこの金色機になる訳です。
ひと口に金色と云ってもその色合いは無限に近いほど有る訳ですが、この機体の色合いを調べてそれを実現する事は自分としてはまったくに不可能な事ですし、先回に作ったANASTAR WARS機の時に、大先輩に作って頂いた金色塗料を有意義に使いたいと考え手がけた機体ですので、その点はこだわらず同じ金色で進めております。
塗装の塗り分け・乾燥を待つ間にデカールを作ります。
ALPS製の10数年前のレーザープリンターを使用しての印刷です。現在のインクジェット式に比べると格段に解像度が低く(何と僅か600dpi)かなり詳細さが違いますが、デカールの仕上がりの違いは抜群に差が有りまして手放すことが出来ません。
パソコンもそのバージョンに合わせる為に古いのを温存して使っております

データにもとづいてホワイト・シルバー・ゴールド・多色とそれぞれに刷り分けが出来る事が有難いかぎりです。
デカールを概ね張り終えました。
以前にこの同じ機体を製作した際は出来るだけ可能な限り細かい所にも気を付けてそれなりに対応をしたのですが、今回は随分手抜きのし放題でかなりいい加減な仕上りになっています。
(歳の所為にはしたくないのですが・・・)
和田 拓氏の主翼先端のウイングレッドの事を「AIR LINE」誌に載せて居られた記事には、もう一つ主脚車輪の外側にはホイールカバーが取り付けられているとのご説明が有りましたのでそれに従いました。
ビールのアルミ缶を利用して7_径のポンチで打ち抜いてみましたら適当な膨らみが上手く表現でき大成功で、アルミの色をそのまま利用して無塗装で「一件落着」です。
完成しました。

1月から掛かって約2ヶ月ようやく完成しました。
多くのご先輩方はかなりの月数又は年数をかけてお作りになりますが、それは考証を尽くされ、随分と実機の雰囲気を読み取りながらの丁寧な製作の結果ですが、自分の場合はとにかく適当にそれらしく作る事が先決で、それが楽しいと云うスタンスで掛かっていますので仕上りの精緻さは2の次となってしまいます。従って随分インチキのし放題ですが趣味とはそう云う物だと自分で割り切って楽しんで居ります。
(下手くその言い訳ですね)
左の写真をクリックで完成写真がご覧頂けます。。

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