BOEING B787−9
STAR WARZ R2−D2塗装機の製作

ANAがB787−9の導入に伴い新塗装として、若い人たちに大人気のSTAR WARZのキャラクターの一つ[R2−D2]を
モチーフにした塗装機を飛ばすということを知り、早速作る事を決めました。ムーミンが終わりましたのでいよいよ着手です。

                                                               製作開始 2015年7月
                                                               完   成       9月

エアーライナーにご関心の有るお方でしたら先ごろ新聞でも記事になっておりました、ANAが秋ごろから国際線に飛ばす予定のB787−9 の「STR WARZのR2ーD2」の塗装機にについては既にご存知と思いますが、その記事を見てANAのサイトを見ましたら、凄い塗装でデビューすることがわかりました。
これは当然作るべきと即決しまして、資料集めなどをしておりましたが何とか見通しがつきましたので取り掛かりました。
秋には我が国のソリッドクラブの作品発表の全国大会が東京で開催される事になっておりますので、それまでには何とか完成させたいと頑張るつもりです。

ANAのホームページで「STAR WARZ」のプロジェクトサイトにてCGによる飛行姿勢の動画などもご覧になれます。
B−787は4年ほど前にこの機体がBOEINGからデビューした時、採用したANAの1号機として塗装されたのを作ったことがありますので2回目となります。
胴体を少し延長したB787−9はブロック作りではなく5_の板材を8角形に張り合わせる方法でスタートをします。
この後、手作りの旋盤で芯円に成型を致します。
機首部分と後尾部分は板を積層で張り合わせ、文字通りのソリッドとして作り、中央部と接合をすることになります。。
この時点ではまだ中央翼のことはまだ手付かずです。
大型旋盤で胴体中央部を整形し前部及び後部をカンナやナイフで削りだし前後の芯を確定して接着しました。
コックピットの部分は以前作ったその雄型が残してありましたのでそれを幾分修正して使用する事になります。完成までに2ヶ月ほどしか時間がありませんのでこんな場合有り難い事です。
中央翼にかかりました。
真円の胴体に下から貼り付ける形で進めます。先輩のアドバイスで先回のB757からこの方法を取っています。
特にこのB787の場合、主翼の付け根の部分が前後に直線的ではなくカーブを描いていますのでこの中央翼の形が少しばかり複雑になっています。この方法で行きますと随分楽に進めそうで助かります。
主翼の概略を削りました。
実機では地上姿勢と飛行姿勢とは主翼の上半角が見た目では異なっております。
飛行中はしなやかにやや上向きに反り上がっていますが、地上姿勢の場合は上半角を別にして殆ど直線的に左右に伸びているように感じられます。
この模型の場合、完成した時は地上姿勢となりますので当然直線的に作るべきですが、飛行中のCG映像を見てそのカッコ良さに魅せられましたので、やや反り上がった状態で作るつもりです。
翼端の半月形を真鍮板をベースにして上下を薄板で張り込み成型して接続しました。
あとは尾翼とエンジンの成形が待っていますがこのあと暫くは町内の用事や三点クラブの例会・同級生たちとの飲み会などが待っていますので当分お預けとなりそうです。
3枚の尾翼を概ね製作、此処までは寸法と形だけを注意して進めれば割と順調に手早く進めることが出来ますね。
接続部分の面合わせなどはかなり後にしないと反って面倒が重なります。
以前に一度作った際の資料や細かいところの手書きの図面がありますのでどんどんと進行できます。
ロールスロイスのエンジンにかかりました。双発機ですから2個を作ればよいのですが、失敗を想定して3個作ります。
微妙なカーブがある成型ですから、一気に作って置かないと失敗して再度改めて同じように作ろうとしても殆ど旨く行かないことを過去に何度も経験した結果の事です。
先回のDC−10の際は板材の張り合わせが不味く、水研ぎの際に僅かに水が浸みこんでしまい、仕上がり寸前でひびが入ってしまい泣きました。
今回は先輩のご助言に従い接着はオール瞬間接着剤を使用しております。
コックピット内部の細工ですが、1/100のスケールでの細工ですと旅客機の場合殆ど内部はハッキリ見ることは出来ません。しかしだからと云って全く作らないというわけには参りませんので一応作る事にしています。
あくまでそれらしくの雰囲気でお茶を濁します。
大切なのはコックピット窓の表現ですね。人に例えれば顔に相当するところですから慎重に掛からなければなりません。
と そこまでは判っている積りですが現実は全く思うような表現が出来ません。図面と資料写真を試す眺めつしているのですが、今のところ随分悪戦苦闘をしております。
胴体の目星が付いたところでエンジンの細工です。主体は既に削り済みですが、その後部の独特のギザギザの加工をしました。
ずっと以前にこのB787を作ったときに経験したやり方で、同じようにすればそれほど難しいことでは無い事と舐めて掛かったのが災いして思わぬ苦戦を致しました。1回目は大失敗で遣り直しを余儀なくさせられました。
物事はどんな事でも真剣に真面目に取り掛からなくてはいけない事を痛感いたしました。
下塗りとの格闘です。
木地にサンドペーパーを施してサフェッサーを吹いて水ペーパーで水研ぎをして、その後の仕上げ塗りが基本ですが、先ずはサフェッサーの段階が一番大切と自覚をしてそれなりに入念に施しております。
先ずはグレーのサフを薄めずに筆塗りでこってりと塗り上げて乾燥後先ず水ペーパーで馴らしてから、その後に白のサフェッサーを矢張り筆塗りで更に重ね塗りをして、乾燥を待って当て木をしたサンドペーパーでしっかりと水研ぎをを施しします。
写真のように随分まだらになっておりますが、それだけ下地の仕上げが充分でなかったことが歴然と現れております。勿論筆塗りによる厚さむらによる結果も含んでの事とも思われますが・・・。
漸く白サフでの大まかな下地処理を済ませまして、翼などの接続部分の合わせを施しております。素削りの際に凡その感覚で合わせただけですから、塗膜が落ち着いたところで完全な合わせを施すのですが、この先の仕上がりまでにはまだ数度はチェックをしなければならない作業になります。
ANAのサイトによりますとこの「STAR WARS」シリーズとして来年の3月までにこのR2−D2に続いてBB−8を主題にしたB777が就航することを発表されましたので、行き掛り上それも作らなくてはならない事になりそうで、当分忙しい事になりますね。
この先 機体前方に施すべきSTAR WARSのR2−D2の事は全く何も知らない自分にとっては先ずは一番大切な資料をと思いJoshinの模型売り場に行きましたら、BANDAIのそのプラモがありましたので即購入をしてきました。
この頃のプラモは凄い事になっていますね。主要部分のみを組み立てたのですが、随分沢山のパーツをくっつけて複雑な構成になってましたがまったく接着剤を用いることなく概ね知りたいことは殆ど判明出来るまでに形になりました。
予想はしていましたがこのオリジナルと機体の塗装とは当然の事ながらニュアンスに基づいてかなりアレンジがして有ることがハッキリ分かりましたので本物とANAの機体へのデザインについての違いを充分に観察して如何に塗装をほどかすかを考える事になります。
基本色のほんの少しグレーぽいと思われるホワイトを吹き、この人形で云えば頭部に当たると思われる機首部分にこれも少しグレーが混じったシルバーを吹きました。
ANAのサイトの動画で見る限りこんなにハッキリした色分けではないように感じられますが、区別があることは確かのようですのでプラモの色のように塗って見ました。
塗装の乾燥を待つ間にギヤーの組み立てをしています。重量のかかるポイントは真鍮パイプを使いハンダ付けしますが、そうでないところは殆ど瞬着で済ませております。加工の仕易いアルミパイプもくっついていれば良いような部分はこれで非常に能率が上がります。
いよいよD2−R2君のデザインの書き込みです。
複雑で随分ややこしいデザインですのでデカールを作って取り組めば或る程度は出来るのではと考えましたが、広い面積となりますので、その製作と貼り付けは物凄く困難な事と経験的に想像できます。
それで面倒ですがマスキングでの格闘にとなります。
先ずは紺色の部分からですが、構図についてはANAのサイトの画面を唯一の資料としているのですが、イラストによる機体の左右のデッサンと、CGによる動画の機影とは各所に違っているところが散見できます。
どちらが正しいのかは不明ですので一応は動画の画面のの方を主に参考にして進めてゆく事に致しました。
そして更に問題なのは機体の下面の様子がどのようになっているかは全く判りません。
通常の旅客機の場合はNETで探せばそれなりの資料が手に入りますが、まだ飛んでいいないこの塗装の機体の下からの映像は当然ながら見つけることが出来ませんでした。
この辺りは勝手に想像して適当にお茶を濁す事になりそうですね。
マスキングによるブルー部分の塗装を概ね終わり、機体後部の「STAR WARS」の大きなロゴのマスキングをほぼ2日掛かりで貼り終わった所で???でした。なんとロゴは黒色で塗りつぶす事になるのでマスキングは文字の外側になるのが、正反対の文字その物の貼り付けになってしまってます。
ガックリでした。トホホホホ!です。
気を取り直してもう一度マスキングを作り直し何とか漸く漕ぎつけました。

最近はこうした凡ミスが頻繁に発生しています。
これも年の所為でしょうね。
「STAR WARS」 と「ANA」が無事にはいりました。
この後は細いラインによる枠とか区切りの線が縦横に入ってくるのですが、カラス口を使っての線引きでとも思いましたがその場合絶対にやり直しが効きませんのでデカールを使う事にしました。根気との戦いになりそうです。
細かい柄模様も随分ありそうですが、これもデカールでの処理となりそうです。「日暮れてまだ道遠し・・・」ですね。
デカールの製作と貼り付けがほぼ終了しました。
まだまだ修正のための張り直しをしなくてはならないところが随分有りますのが辛いところですが適当程々で過ごす事になります。
東京での全国大会まであと10数日となりました。最後の追い込みに頑張ります。

実機がまだ飛んでいませんので、客観的な写真などのデータが皆無でして、唯一「ANAの」のサイトから得た映像のみが手掛かりとなりましてそれを参考に作って参りました。その資料写真では、写真によって同じところが場面によっては全く違う塗装が施せされている所も有ったり、当然部位によっては全く不明な点が随分ありましたが、先ずはとにかく「早いもの勝ち!」の気合と日本の航空会社として世界に挑戦している同社の前向きの意気込みを充分に感じてとにかく作って見ました。
9月26・27日には東京の中野区区役所の「中野サンプラザ」で全国のクラブの会員が新作を持参して展示会を開催いたします。
そこでも展示させて頂きますのでご都合がつきましたら是非ごらんになって頂きましたら本当に嬉しく存じます、。

左の写真をクリックで完成写真がご覧いただけます。

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