AIRBUS A380 の製作

ジャンボも作りロシアの大型輸送機アントノフもやり最新のB777も作
りましたので、次はいよいよ世界最大級の旅客機 A380 を作ります。


                                               2012/6 製作開始
                                            2012/11 完成

ジャンボより大きい総2階建ての飛行機ですからまともに朴の木でのブロック作りにしますと、決して安くない朴材をやたら使う事になりますので張りぼて方式でスタートです。
その為の胴枠材をまず作ります。
胴体の断面が正確な所どんなんかは不明で、小判型か楕円なのか或いは上下が対照的なのかは正確な資料がなく、集めた資料写真を眺めながら多分こんな事だろうと勝手に決めて縦長の8角形の基本形を作ります。
機首と胴体後部のしぼんだ部分を除いた直線部分に5_の薄板を貼り付けます。小判型ではないものと思ってますのでこの後、左右の中心部分に楕円にするための薄板を貼ることになります。
それを中心部と接続するわけですが、それがすこぶる難儀な事になりました。

機首と後部部分はオーソドックスにブロック作りとなります。この方が作業は手馴れているはずですので楽に出来ると思っての事です。
その3体を接続すれば常識的には綺麗に胴体の基本型は出来るはずですが、現実はさにあらずここで悪戦苦闘を演じました。
前後左右垂直のアライメントが少しも揃ってくれません。それぞれの少なくない誤差が相乗的に働いて、のた打ちまわったミミズのような胴体になってしまい、これではならじと合わせ目を削ったり張り増ししたりして何とか接着にこぎつけました。前のB777の時もこの方法でやったのですがその時はそれほど苦労をした記憶が無いのですが、それが甘い考えにつながったのでしょうか。
本機の資料集めでYou Tubeの動画を見てましたら偶々製作工場内のカットがありまして、次の工程に入るため丁度トラクターに引かれてカーブをする場面がありまして、その画面で胴体の断面を見る事ができました。確かな事が不明だった断面がこれで確認できたわけです。
今までに集めた外観写真で多分こんなもんだろうと決めていた断面図とほぼ一致してましたのでほっとしています。
有り難い世の中ですね。
中央翼の造作です。
長さ313ミリ・最大幅112ミリ・高さ38ミリというでかい物です。小型旅客機の胴体より大きいくらいの物体ですから朴の木の積層では大変ですので板材の組み合わせで整形しました。中の桁は主翼を取り付けるための貫通穴を設けた部分です。
今までの機体ではこの部分の製作ではそれ程苦労した記憶が無いのですが、今度のは大変厄介な代物でした。
とにかく曲線が多いのです。直線や平面の部分が殆どなく達磨さんを削っているような感覚でした。
機体前部を除いてほぼ胴体の下工作は終わりましたが、気合が上がってきたところでいよいよこの飛行機の顔であるコックピット窓を含めての先端部の仕事にかかります。
今までなんとなくそれなりに旅客機を作ってきましたが、機体全体の作りには出来栄えを考えて気づかいをしているつもりでしたがコックピット窓の事はほんの機体の全体の一部分としか認識していませんでした。
しかし人間と同じくその個性を現すのはこの顔と言える部分であり、ましてコックピット窓は目と云ってもよいくらいに大事な部分という事が漸く分かりかけてまいりました。
その積もりでやってきまして随分手間取りここまで来るのに1週間はかかりました。
最後の完成の直前に窓のマスキングを剥がすまでこの部分の出来栄えは全く分かりません。
しかしそれを今の段階で決めなくてはならないのですから随分大事な瞬間でもあるのです。
窓のマスキングの形を決めるのに数十回もパソコンで書き直しをいたしました。
キャノピーが決まりましたのでそれに基づいて機体前部の整形をいたします。
決してハンサムとはいえないA380ですが、それなりに愛嬌のある表情が表せるかどうかがこの作品の成否を決めることになるので大切な段階ですが、果たしてどうなるか全く分かりません。
主翼の製作に取りかかりました。胴体と同じく張りぼて方式で整形です。
ただ付け根の部分は実機と同じく重量の力点が集中する事と着脱可能の構造にしますのでここだけはブロック作りにします。
4ミリの真鍮パイプ2本を介して接続する事になります。
2本のパイプと受け側の中央翼の穴を完全に並行にしないと着脱は困難になりますのでいつも苦労をするのですが、先輩方のアドバイスを頂いて今回は割りとスムースに作業完了となりました。
むしろいやな曲面の多い中央翼にフィットするほうが厄介でした。
もっと簡単に考えていたのですが、やはり張りぼて方式は厄介です。
前のB777のときも感じたのですがそれは馴れてない所為だと思っていたのですが今度も大変そうです。
只この大きさでブロック作りだとしますとこの厄介なA380の主翼形態を削りだすのはもっと大変だろうと想像できます。試行錯誤の連続で張っては剥がし眺めては修正の繰り返しで少しも前へ進めません。
この飛行機は矢張りかなりの難物です。どうにか主翼を作りはしましたが資料写真で見るような粋な形には中々なってはくれません。何だかんだと苦心惨憺して最後は適当に妥協という得意技で逃げました。
どうにか翼端のウイングレッドをこなし、付け根の前縁フィレットを付けていちおう一段落です。
問題はこの翼端のウイングレットです。
このまま付けて置けば出来上がったころには跡形もなく無残な事になるのは目に見えてます。
さりとて最後に付けるとすれば接続点をいかに目立たなくするかという難問が待っています。さてどうしたものか、取り敢えずは外しておいて後はその時考えるしかないですね。

主翼付け根の前縁のフィレットも厄介な存在です。
先端の機首の形を透明塩ビでのヒートプレスで型取って置きます。
このさき胴体の仕上がりが進んでしまうと出来ない事で今しかやれない大切なプロセスです。東京の大先輩から頂いたアドバイスによるノウハウですがこの事は後ほど詳しくご説明する事になります。
ようやく尾翼の三点セットが出来上がり士の字に行き着きました。6月にスタートして2ヶ月あまり随分手間取ったものです。
実機のタイ国際航空の初号機のロールアウトが6月下旬だったそうですが、来年1月には成田へも就航するそうです。
それまでには完成させなくてはなりませんがまだエンジン・降着装置など難しい仕事が待っています。連日の猛暑続きで思うように捗りません。
毎度苦労するのが可動翼の筋彫りです。
パネルラインと違いやや太めにするところがいつも旨く行きません。
相変わらず今回もその繰り返しで面白くないです。
ずっと前に胴体と中央翼の境い目のラインを入れるときワイヤーを埋め込んでそこそこの結果になった事を思い出して、駄目もとで再挑戦してみました。0.35_のワイヤーを失敗したラインに埋め込んでその上をパテで貼り付けて乾燥を待ちます。
その上に水研ぎで下地が出るまで充分に磨き上げます。ワイヤーの断面を半分に削り落とすぐらい充分に研ぎ落とさないとワイヤーを剥がしたとき断面の上半分のパテが周りを誘い込みながら剥がれてきますので結果的にギザギザのラインになってしまい全く意味がありません。
なかなか一発で思うように行きませんが、ここは辛抱のしどころで旨く行くまでやり直しを繰り返します。完成品の納期が有るわけではありませんので気長にやらないとと思い辛抱して挑戦です。
なんとかそこそこに出来上がったようです。

こんな事の繰り返しばかりしていますのでなかなか進捗情況のUPが出来ず、いつも気にかけてこの欄にきていただける皆様方には大変申し訳ないばかりですがどうかお許しください。
エンジンポット。
双発でしたら旨く行けば偶然2個とも同じ形に仕上がる可能性も無きにしもあらずですが、4発となるとそんな事は有り得ないわけですから慎重に進行、今夏のこの猛烈な暑さと戦いながら悪戦苦闘のすえ何とか完成です。
尾部のスカート部分と後端のコーンも出来上がりです。ただスカート部分の萎んだ円筒は今まではアルミの薄板を使っていたのですが、その場合4個とも同じ形に仕上げる事は自分にとっては至難のわざと気がついておりますので、今回は先ず木型を作りそれを雄型にして塩ビ板をヒートプレスでやってみました。
しかし何事も思ったようには行かなくて塩ビ板が薄く延びてしまい柔らか過ぎて形が不安定と分かりました。
この部分は改めて別の方法で解決しなくてはなりません。

お盆は過ぎたのにこの暑さは老人には酷ですね。旨く行かないと余計に暑さが身に沁みます。
塗装の第1段階、先ずは基本のサフェッサー吹き。
この段階で下地の不具合が浮き彫りになってきます。随分念入りにその処置を施したつもりですが、出るは出るは全くいやになる程何10箇所どころか3桁を越えるほどの修正箇所が顕わになってきました。これは今解決をしなくてはならないことで、どこかの国の政府みたいに問題を先送りというわけには行きません。老骨に鞭を打って頑張っています。
以前に機首の先端を塩ビ板をヒートプレスしたことを述べましたがいよいよその出番です。
レドームのラインに相当する位置で切断し、その切り口をサンドペーパーを下に敷いた上で丁寧に擦り機体の前後方向のラインに対して直角で垂直となるように削り取ります。
それを機首に両面テープで貼り付けてその塩ビの切り口のラインに沿って筋彫りをします。
定規を当てる事ができないこの部分は今まで随分苦労をして、時にはそうすることを諦めてきた作業ですが東京の大先輩から「こうしたら訳けなく出来ますよ」と、このノウハウを教えていただきました。
一発で見事に大成功です。
後は筋そのものを綺麗に整えるだけですね。
ご経験を重ねられた先輩のアドバイスは本当に有り難い事です。
エンジンのパイロンとフラップのフェアリングの製作。
小物だけれど構造的には割合に複雑な形状をしており、特にパイロンは1個が胴体を1機分削るより手間がかかった感じです。図面通りに整形してもエンジンと主翼にピッタリとフィットするはずがなくその上一番重要なエンジンのスラストラインが機体のスラストラインと4発を完全に並行させなくてはならないのが厄介なことです。
降着装置製作の第1歩、車輪の削り出しを開始。
主脚20個・前輪が2個の車輪が必要です。
これだけ多くの車輪を削るのが大変だと或る先輩に話しましたら、「レジンキャストでやれば1個作るだけであとは鋳込みで何個でも量産できますよ」と知恵を授けていただきました。成る程そんな方法があったのかと色々調べましたら模型の世界で確かにありました。ただし当然ながら材料や道具など幾ばくかのお金が必要でそれを考えると、暇と根気はタダである身分を考えて今までどおりの方法で挑戦することにいたしました。まずはホイール部分の加工から始めます。
人工木材を車輪の厚さに板を挽き、ドリルを使って適当にそれらしく削ります。以前は車輪の大きさに1個づつ板を切断してからこれをやってましたので芯を出してそれを保持して加工するのが困難でしたが、その前の板のままの状態の時そんなことをやったほうが楽だと気がついての事です。
車輪1個づつに切り離し丸く整形。
車軸を通す2_の穴にボートーを通しドリルに咥えて回転させながらサンドペーパーで削ります。合計22個の車輪は無事完成いたしました。
6年ほど前にロシアのAntonov An-124輸送機を作った時、やはり全部で24個の車輪を作ったことがありましたがあの時も大変だったことを思い出します。
降着装置が概ね完成。
一番面白い事には違いないですがそれは出来上がってからのことで製作中は根気との戦いで悪戦苦闘の連続でした。車輪の22個をはじめ真鍮パイプや真鍮線などを切ったりハンダ付けなど部品点数は数えてはいませんがゆうに100個は超えてるはずです。
当然ながら22個の車輪が全部接地しなくては格好が悪いですからその調整です。機体を仰向けにして車輪を仮づけしてその上にガラスを載せます。
つまり天地を逆にして接地具合を確かめながら位置や角度を修正いたします。
以前は正常な格好で調整してましたので随分手間取り面倒な作業でしたがこれを考えついて正解でした。
なんとなく気になっていたのが機首のコックピット後ろの上部のラインです。自分で引いた図面に従い整形したのですが、資料写真で見るこの辺りの印象と比べるとなんだか丸みが足らないような気がします。
先日の三点クラブの例会へ持っていった時、先輩に相談しましたら「木とパテで膨らみをつけてみたら」とアドバイスを頂きました。
まずは厚さ1ミリの木片を貼り付けます。
その上にパテを塗りたくります。
パテが固まったところでサンドペーパーで修正をしてサフェッサーを塗りました。
お陰で印象が変わりもっともらしくなってきました。

いつも感じることですがこうして身近にアドバイスを頂ける経験豊富な先輩方が大勢いらっしゃることが本当に有難い事と思います。
鮟鱇の吊るし切りみたいな。
胴体の第1色のホワイトを吹きました。大きくてかさばりますので保持が困難で庭先で上から吊るして吹き付け塗装及び乾燥の姿です。これは大変作業がやりやすい方法ですね。
エアーブラシの調子が悪くなかなか思うように作業が進まず難儀をしまして、説明書によりますと禁じ手である分解をしてみました。やはり前回の使用後の手入れが不十分で塗料がほんの僅か詰まってましてそれが原因のようでした。丹念に元の状態に戻して試用をしたところ本来の調子に戻りましてやれやれです。
このお陰で機械の構造がよくわかりこれからの使い勝手の心構えが身に沁みてよく分かりました。
胴体と尾翼そしてエンジンのホワイトと主翼の第1色グレイの塗装です。6月に取り掛かって4ヶ月が過ぎようとしています。最後の追い込みに入って参りましたがここで焦らずじっくり行きたいものです。
胴体後部と垂直尾翼の塗装。
ムラサキを基本に赤、金、白のストライプによる塗り分けですがB787の際もそうでしたが丸い胴体に斜めに走るマスキングの貼り付けは随分と難しい仕事でした。文字通りの悪戦苦闘で三日間を要して何とかそれなりにレイアウトできまして各色を塗り分けしました。ただ金色はまだです。
金色はどんな塗料を使ったらよいかと東京の先輩に相談しましたら、「ALPSプリンターを使って金色のデカールを作りそれを貼るのが一番発色が良いのでは・・・」とアドバイスを頂きましたのでそうすることにいたしました。写真の金色に見えるところは取り敢えずマスキングテープを貼ってあるだけです。
塗ってから感じたんですが赤の色がどうもしっくりといたしません。随分資料写真を眺めてこの色に違いないと思って調色を決めたつもりでしたが塗り上がってみるとどうしても違和感を感じました。つまり資料写真で見る全体の印象と随分違うのです。真っ赤ではなくわずかにピンクに近いと思ってのことでしたがまだ派手すぎたようでした。やり直しは今しか出来ませんので思い切って再調色と再塗装です。今まででしたら「まっいいか」と先へ進んでしまうところでしたが矢張りやってみてよかったようです。随分印象が近くなりました。
毎度の事ですが色の道は難しいことですね。
ALPSの熱転写プリンターを使い金色の帯のデカールを貼り付けました。塗料と違い発色は先輩が云われたように素晴らしかったのですが唯一難点は局面と緩いカーブへの馴染みが上手くゆかなくて止む無く短く切って連続に貼ったのですがその結果がこのとおりです。もともとこのデカール用紙は局面への馴染みが大変スムースで重宝をしていたのですが、どうも金色というインクの腰が強くてこの場合に限っては長所がでなかったようです。ご覧のように切り貼りしたところが合わせ目が目立つ事とその部分が角々となってしまい面白くありません。ここはスムースな曲線が出て欲しいところです。やむなくこの金色を剥がして別の方法を考えつきましたのでその材料をアマゾンに発注しました。
昨年だったかに静岡のホビーショーでハセガワのブースでこんな商品をデモンストレーションしていたのを思い出しました。
薄い透明シートに金色を蒸着したシートで「こんな物も有るんだー」と云う程度の感覚でしたがそれをフッと思い出して、物は試しと使って見ることにしました。
地元の量販店に発注すると入荷までに1週間ほど待たせられるのですが、NETでアマゾンに申し込んだら翌日に届きました。しかもメーカーの定価より幾分かの割引がありました。便利な世の中になったものですね。
商品名は「ハセガワ ゴールドミラーフィニッシュ」と云い他にも各種の金属色が出ています。
金色のデカールを剥がしてその後にこのシートを張ってみました。実に見事な金色です。
近頃の変な日本語の言い回しで言えば「美しすぎる金色」といっても良いくらいの見事なものです。
ある意味この機体の場合には不自然なくらいの輝きですが「旅客機は綺麗でなんぼ」と云うスタンスでゆけばこのくらいのインパクトがあったほうが良いのかなとも思いましたのでこれで決まりです。
デカールの印刷、貼り付けと最後の完成への段階に突入してます。
客席窓をはじめロゴやマークも順調に進んでいたのですが改めて経過を確認してびっくり、「AIRBUS」が「AIRSUS」となっています。”B”と”S”とを打ち間違えているのです。こんな間違いは毎度の事で少しも珍しくありません。
また打ちなおして印刷、貼り直しということです。こんな事を繰り返しておりますので完成はまだまだ先の事になりそうですね。
一つ課題が発生です。垂直尾翼に大きく描かれているタイ航空のマークと上の写真のように胴体前部に同じく描かれているマークは共に金色が使われています。これは当然のことながら尾部のストライプの金色と同じであると思われますし、資料写真を見ても同じトーンで塗られております。しかしこの作品の場合製作の都合でマークはデカールで、ストライプはシートの貼り付けでやってきたのですが材質の違いで同じ金色ながら当然感じは全く違うものになっています。マークの金色もシートに張り替えれば問題は簡単に解決する筈ですがそれをどうやって貼るかが大きな課題となって参りました。
デカールの場合水に浮いた描画を台紙をずらすことによって定位置に定着させるのですがシートの場合は台紙から剥がしつつ貼り付けてゆくことになるのですが、この唐草模様のような描画の場合上手くゆくのは至難の業と思われます。
さあてどうしたものか、思わぬ伏兵が潜んでおりました。
金色シートを如何にうまく貼ることが出来るか悩みました。とにかく唐草模様のような細いラインで構成された金色の部分をデカールのように気楽に貼ることは不可能であることは自分の腕前では容易に想像できます。
そこで輪郭の中身である紫とピンクの部分を取り敢えず無視して外側のパターンを全体として貼ることにしましたが、それでもうまくゆく自身がありませんでした。
しかし大変有難いことに名古屋の先輩から貼り付けの際粘着糊の効果を一時的に殺す方法として貼り付ける場所に薄い石鹸液を塗布してから張り付ければ容易にシートを定位置に移動できるはずだとご教授を頂くことが出来ました。
その結果写真のように大変具合よくストライプと同じ調子の金色のパターンに揃えることが出来ました。
先輩のご助言は本当に有難いことですね。
金色シートを貼りつけた上に紫の唐草模様とピンクの水滴のデカールを作って貼り付けタイ航空のシンボルマークの完成です。

客席窓は当然ストライプのところまでまたがって来てるわけですがそのデカールを貼ったあと金色のその部分をよく見ましたら窓の列のデカールの印刷されていない部分、つまり透明の薄い皮膜の部分が影響して金色の輝きが幾分控えめになっていることに気が付きました。
それが何となく以前に思っていた金色のイメージと妙に一致していることに気づき、ならばと思い印刷してないデカール用紙を金色の帯の幅にカットして皮膜だけを貼ってみました。
大成功でした。
当然尾翼の金色の部分もそういたしました。
少し派手すぎる金色でしたが「インパクトがあっていい」と一応納得してましたがこれで全体のバランスが随分良くなったようです。


これで気がかりだった色彩の問題が概ね解決できましたのであとは完成へ向けて一路邁進有るのみです。
胴体と翼の基本塗装は終わりまして、このあと仕上げのクリアーを存分に吹いて最終のサンディングとコンパウンド仕上げ、翼前縁のシルバー仕上げとゆく訳ですが、まだエンジン、フェアリング、降着装置、各種の小物の装備品など製作途中や仕上げ途中のものが山ほどあります。
まだまだ頑張らなくちゃー。
いつも悩むのが機首先端のレドームの表面のドラエもんのヒゲみたいな筋です。
主翼などのフラップとの境界のように凹の筋ならそれなりにやり易いのですが、ここでは凸の筋ですから盛り上げなくてはなりません。
最後の仕上げのサンディングやコンパウンド磨きのことを考えるとそれよりも後の作業ということになり絶対にやり直しのできない仕事ですので過去に作った機種は殆どこれを施しませんでしたが、今回は随分大きな胴体ですので避けては通れないと覚悟してやって見ることにしました。
マスキングテープを0.5ミリくらいの間隔で貼りその前後をマスキングゾルで押さえて塗料を数回塗りこんでその後に剥がして出来上がりです。
写真が小さくて解りにくいですが何とか上手く行ったみたいです。
エンジンの塗装が完了。
実はすでに殆ど出来ていたのですが、仕上げの塗装がいまいち気に入らなくて手直しをしているうちに益々変な具合になってしまってどうしょうもなく、思い切ってサンドペーパーで全塗装を剥がし改めて再塗装とデカールの貼り付けなどををいたしました。
エンジンパイロン・ファンブレード・スカート部分・テールコーン・脚カバー・VHアンテナ・航法灯などすべて出来上がりまして装着を待っていまが
しかしながらまだその前にやらねばならぬ事、解決しなければならない問題などじゃんじゃん出て来ましてそちらの方の対策に没頭してます。
実に実に思いがけない事態が勃発しまして戸惑うばかりです。
なんだか模型の神様に意地悪をされているような気分です。
そんなに悪いことをしてたのでしょうか?
降着装置の取り付けも完了。
あとは航法灯、アンテナなどの装備品、細かい調整を除きほとんど完成と思いきや調整の最中に機体を傾けた際主翼が脱落して床に墜落、エンジンが吹き飛びウイングレッドがヒビ入りとなってしまいました。
幸いエンジンは無傷でしたが再取り付けは随分難儀な仕事になりそうです。
トホホホ・・・・・。

完成です。
6月にスタートして足掛け6ヶ月、ずいぶん長くかかったものです。適当に妥協ということをなるべく回避してそれなりにやり直すということを心がけて来まして何とかゴールに辿り着きましたが、工程の都合で力及ばず見過ごしてきたところが山ほどありますがこれが我が技量の限界と納得をしております。

いつもの事ですが多くのご先輩の方々に資料のご提供やノウハウのご教授をいただきまして大変有り難く思っております。

このカットをクリックで完成写真へと進みます。

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