ソリッドモデルの製作で老後の生きがい

数年前にソリッド作りを40数年ぶりに再開して2機目として作った機体で
すが各箇所で不具合が生じたのと、今から見ると少なからず不出来な
ところも目立つようになりましたので思い切って作り直すことにしました。

こうして見るとわざわざ作り直すこともないように見えますが・・・・・・・・・。
でも変ですよね。第2エンジンがありませんし、それにウイングレットは両翼とも飛んでいます。
主翼の付け根はひび割れています。
塗装は最後にクリヤーを吹いてそれを磨いてピカピカにするという技を知りませんでしたのでまったく艶がありません。
窓を透明にすると言う事は勿論、ましてコックピットを作るなんて事はまったく頭にありませんでした。

当然今まで作った機種としては一番大きいコックピットですので改めて内部作りに挑戦しようかなと思っています。

日章旗はラベルシートにプリンターで印刷し切り抜いて貼り付けたもので最も薄いペーパーを探して使ったのですが当然ながらどうしても段差は隠す事が出来ませんでした。
窓やロゴの手書きは不可能と考えて知恵を絞った挙句のプリントゴッコの利用でしたが、当時としては最上の仕上がりと思っていましたがデカールを使っている現在から見るとやはり切れ味が今一ですね。
そして窓も出来れば透明のガラスの嵌め込みに出来ないかと思います。
我が家に展示している間にポロポロ落ちてしまったエンジンなど。
接着剤に対する認識と接続手法についての経験がまだ充分でなかった証拠です。
そんな訳でいとも簡単にばらす事が出来ました。
塗装の剥離です。なかなか大変な仕事で、塗装ぐらい簡単に剥がせると思ったのが大間違い、かなり難儀しました。
木地と下塗りの塗装がまだら模様になっていますが、つまり木地の仕上げの表面の平滑性が不十分だった証拠ですね。当時はサンドペーパーを木片で当てながら擦ると言う事を知らず手さきでのみ行っていましたのでこんな風に波を打ってしまったようです。
歴史の長いジャンボですからかなり多くのバージョンが有りまして手がけたのは747−400ですが、新しく改造するのは747-200ですのでおでこの部分の形状が違います。
それに何のためらいいもなく作った機首部分ですがこうして見ますとすこしもジャンボらしく有りませんですね。
2階部分の形状を削りなおし機首の部分も削りなおしました。コックピット窓に当たる部分を切り取ってこれは塩ビのヒートプレスの為の雄型にいたします。
主翼も差し込み式の離脱可能にするため角型の貫通穴を穿ちました。
元々あったダボの為の穴も不要になりますのでこれは埋めるつもりです。
同級生で仏像を彫る事を趣味にしているのが居るのですが、彼の曰く「一番力を注ぐのはのはお顔を彫る時だよね。いくら全体がよく出来たとしてもお顔が旨く行かなかったら完成とはいえない。」と言っていましたがまさしく旅客機でもそれに近い事が云えるのではないかとこの頃思うようになりました。
全体がそれらしくあれば飛行機として見て貰えるからそれでよいではないかと、軽く思っていましたがこの頃漸く機種ごとにそれぞれ人格とそれにふさわしい表情がが有るように気が付いてきました。
尾翼も着脱式にするため差込の穴を設けます。
機首の2階部分の窓ガラスを嵌め込む為の部分を左右から水平にドリルとノミを使い穿ちました。2階部分は窓が少なく前後にも短いですからこんな事ですみますが1階部分も同じように水平の貫通穴を機首の最前部から尾翼付近まで空けなくてはならないのですが、この方法ではとてもやれる自信がありませんので一法を考え只今その準備を進めております。
各翼の胴体との結合用の差込具は後からやり直しが出来ませんので絶対的な正確度が必要ですので慎重に進めております。毎度代わり映えしない写真の羅列で申し訳ありませんが暫くの間ご辛抱ください。
後縁のアルミエッジも付け直しまして再整形です。先端のもっとも鋭角のところは工程中に必ず引っ掛けたり突いたりして折ったり丸くなってしまったりしますので、ぎりぎりまで先端を余分に残しておきます。
主翼照明灯ですが従来は3ミリの透明アクリル棒を周囲を白く塗って差し込んだだけですが、今回は4ミリのアルミパイプに差し込んでから埋め込みました。アルミがそのまま照明具のフレームになるはずです。
翼端灯もL型のアルミを貼り付けてから埋め込み整形です。
翼端のHFアンテナ。2_のアルミパイプを翼端に貼り付けエポキシパテで整形し、1.5ミリの銅線をそれらしく削ってテーパーを付け挿入です。こうした突起物は製作中は勿論完成してからも必ず折ったり曲げたりしますので、いつでも着脱できるように挿入式にしました。
水平尾翼の上面に垂直尾翼の社名ロゴを照らす為の埋め込みの照明器具です。矩形に整形したアクリルにアルミを巻きつけ埋め込み。

40数年ぶりにソリッド作りを再開して第2作目だったジャンボでしたがあれから数年、第12作目がこのリニューアルなのですが全国の先輩の皆様方から大変多くのご指導や応援を戴きましてこうした細かいところにも気を使う事が出来るようになりました事を大変嬉しく感謝をしながら製作に励んでおります。
胴体下側の中央翼の部分に主脚収納用の穴を掘り、展示用のスタンドを取り付けるための鬼目ナットを抜き取りその穴を木片で埋めます。

小生の場合、従来は出来上がった作品は航空会社のカウンターに飾ってある模型のようにすべて飛行姿勢のスタンド展示にしていましたが、故あってこれからは地上姿勢に切り替える事にいたしました。それに就いての説明はいずれ詳しく記述させていただくつもりです。
胴体の尾部を切り落とし、棺おけみたいな箱に収納です。
ジャンボの変形三枚おろしです。
先に客室の2階部分の窓の為の穴をドリルと鑿で穿ちましたが1階部分は機首から尾部までずっと続く事になりとてもそのような手段では正確な仕事は不可能と分かっていましたので一計を案じました。
つまり窓に当たる部分を切り落とせばよいわけで、その為の棺おけシステムとなったしだいです。
水平に正確に鋸を入れることが出来れば問題はないのですが丸い胴体を全般に2度にわたり切断する事は絶対不可能と考え上記のように四角い箱に収納し正確に寸法取りして箱ごと卓上丸鋸で挽いたわけです。
思惑通り旨く行きました。
窓ガラスの付近を高さ10_として削除した部分(上の写真での真ん中の部分)に窓の連続配置の所で多少間隔の開いた所を利用してスペーサーとして10_の木片を接着します。そして機内となる内側を白色に塗装します。
以前の作品で窓を透明にした場合内部色を暗い色にしていましたが、そうした場合窓が透明である事が分かりにくかった体験がありますのでこうしました。
3枚おろしの1枚目を仮乗せです。
この後窓ガラスを嵌め込み仮乗せの部分を固定します。
ボンバルデアやスーパーコニーの時に苦労した事を反省して新たに思いついた事をこのあと実行するつもりですが果たして思惑通り旨く行くかどうか・・・・・・・・。
窓ガラスに相当する透明アクリル板を接着。
機首部分は3次曲面になりますので10_角のアクリル棒を他は厚さ2_の板を貼り付けました。
スーパーコニーのとき0.5_の塩ビ板を使い埋め込んだのですが機体外面との面合わせに随分苦労をしましたのでいっその事削れる材料の方が良いのではないかと思いつき厚めの透明板を採用してみました。機首以外は上下方向に僅かにアールがあるだけなので1_でも良いかと思いましたが念のため2_を使いました。尾部のほうは多少前後方向にもカーブがありますが弾力性がありますのでセーフでした。
機体上部を固定しサンドペーパーでザクザク削って胴体になじんだ曲面が出現。今のところ成功のようです。
アクリル面は最終的に番手の高いペーパーで磨き最後はコンパウンド仕上げで透明化する予定です。
スリガラス状態のアクリルを水ペーパーで研磨。240番から始めて最後は2000番で擦りその後コンパウンドで仕上げましたらまるでクリスタルガラスを嵌め込んだようにピカピカの透明になりました。
面白い事に窓が凸面レンズ状になった事により向こう側に透かして眺めて見ますと凸レンズ×凸レンズで見える風景が逆さまになって見えました。
コックピット内部の造作。
以前ボンバルデアQ400を作った時、操縦席を作ってみたのですが完成してみると殆ど内部は見えず、ご覧になる殆どの人が気が付かれなかった事もありその後の作品はそれを省略していましたが、今度はコックピットの窓の面積が大きいこともありあえて再挑戦しました。
かなり大雑把でアバウトな工作ですがこうして眺めてみますといかにも模型を作っていると言う実感がぐっと沸いてまいりました。
多くの先輩の方々が戦闘機などで実に精緻に作っておられるのを拝見していますがそのお気持ちがよく分かりました。
クリヤーになったアクリルに窓型のマスキングテープを張り付け。
窓の透明化で一番の問題は如何にして窓型を捻り出すかにありました。Q400の時、スーパーコニーの時とそれぞれに工夫を凝らしたつもりでしたがどれも今一つ結果的にも、手法の手軽さにも問題がありました。
角の丸い四角形のポンチが有れば問題はないのですがどこのホームセンターを覗いても丸型はいくらでも各種サイズのがありますが角型のポンチは見つかりません。
つてがありまして専門家に作っていただく事も出来るのですがお忙しい先生にすぐに作ってくださいと言う事はかなり難しい問題でこれは気長に待つほかはなく当座の問題解決にはなりません。
しかし「求めよ、さらば与えられん」と言う言葉どおり救いの神様が現れました。
先月名古屋三点クラブさんの例会にお邪魔した時そんな問題を提起しましたら、すかさず高橋会長さんから「ぜーんぜん問題ないよ」と実に明快に解決策をご教授戴けました。
左はホームセンターで購入した4_径の皮ポンチで、右はそれを一旦焼き鈍しをしてハンマーで軽く叩き整形して再びガスコンロで焼入れをしたものです。ヤスリや砥石で研ぐ事もなく実にすいすいと200枚余りの窓の形のマスキングテープを打ち出す事が出来ました。
失敗もあるからポンチは2,3本用意したほうが良いよとのアドバイスどおり2本目で思い通りの形と切れ味が実現しました。年季の入った先輩方のアドバイスは本当に有り難いものです。
翼端後縁の静電放電装置の埋め込み用の溝堀り。
1985年6月号の航空情報誌の折込図面によりますと太さ10ミリほどの針状の金属棒のようですが埋め込むならば今でないといけないのですが、されど今埋め込めば完成までには跡形もなく無くなったり折れ曲がったりして哀れな残骸をさらす事だけになりそうですので、完成後に差し込める為の鞘を埋める事にしました。
当然完成後も輸送や陳列の都度、被害を被ることは必然ですので良策を思いついたつもりですが果たして旨く行くかどうか駄目ならば諦めて埋めてしまえと言う覚悟でやってみました。
0.5ミリの多芯通信線をばらしましてそのビニール被覆を鞘として利用すべく主翼先端の後縁の下面に埋め込み整形。長さは完成の後、後縁に揃えて切り取るつもりですこし長めに貼り付けてあります。
そして0.5_径以下のワイヤを差し込んで所定の長さに切り揃えればOKの予定です。スペアを用意しておけば展示中に曲がったり紛失してもすぐに補給できる手筈です。
4基のエンジンの概略が完成。
上の1基はリニューアル前の747−400のエンジンでGEのCF6−80C2B1F、推力26,273Kg
下のは当機用でP&W JT−9D−7、推力21,320Kgとなっています。時代の流れと共にエンジンの出力も飛躍的に向上している事がこれでよく判りますね。
タービンファン。
例によって缶ビールのアルミを加工、10°の角度で鋏を入れて36枚のブレードで完成。
スピンナーは2_の真鍮釘の頭にエポキシパテを練り込んで固まってからミニルーターに銜えて回しながらサンドペーパーで釣鐘型に整形、ブレードは普通のシルバーを吹きスピンナーは鏡面仕上げの後クレオスのメッキシルバーをどぶ漬け方法で塗装。なんとかそれらしく・・・・。
エンジン後部のコーン。
3ミリの銅線を卓上ボール盤に銜えて先端を針状に削ってから木の丸棒を差し込んで同様に旋盤加工しエポキシパテで整形して黒色塗装。艶が出すぎて不自然な感じなので再考しやり直しが必要のようだ。
ファンもコーンもこんなに長い軸は不要なので最後は適当に切断してエンジンの前後に差し込んだ時が機体の完成の時のはずです。
概ね機体は出来上がり各部の接続箇所の刷り合わせもこなしましてサフェッサー仕上げまで参りました。
ソリッド作りを再開しましたころは進行次第それぞれの部首を接着して形の完成を愉しみながら作っていましたが、それがあとの塗装作業に物凄い障害になる事に気がつかず、それなりに苦労を経験しましたが、その後に組み立ては最後にするのが最善の工程と気が付き、今回は徹底してそれぞれの部首を別立てに作りました。只その為には接続箇所を正確に合わせなくてはならず、それはそれで随分苦労をいたしましたがこれからの塗装作業の能率のよさを予想すれば正解ではないかと思っております。
主翼が2箇所、尾翼が3箇所、エンジンはパイロンを介して1基に2箇所合計8箇所で全部で13箇所の接続面を丁寧に合わせる工程は苦労でもありましたが大変楽しい仕事でもありました。
この後はいよいよ降着装置の製作にかかります。

脚を作る前に重大な事を忘れている事に気が付きました。
実機では機首の最先端のレドームに放射状の筋が浮いています。凹んだ筋なら筋彫りの要領で彫ればよいのですがこの線は凸状態ですのでそんな訳には参りません。いろいろ考えたのですがこれといった決め手はなく、0.5_の真鍮線を貼ってみることにしました。
外輪と内輪に相当する所にマスキングテープを張り真鍮線を瞬間接着剤で取り敢えず張り付け。
この仕事をするかどうかは所詮製作者の判断によることで自信がなければやらなくても良いのですが、大型旅客機を1/100で作るとすればこれは避けて通れない事ではないかと意識して挑戦して見ました。

接着した真鍮線を極細のニッパーで所定に長さで切断して改めて接着面に瞬着を流し込んで、サフェッサーを塗布して水ペーパーで仕上げました。
操縦席と客席窓のマスキングはもともとマスキングテープを2枚張りにして貼り付けてあったものでサフェッサー仕上げが済んだ状態で上の1枚目を剥がした状態です。
この後ホワイトサフェッサーを吹き、仕上げの塗装、艶出しのクリヤー塗装、研ぎ出し、コンパウンド仕上げと続くわけですが、その後に最後に剥がすテープである訳です。
理由は窓のクリヤーの透明度を高めるには窓材には一切の塗料の影響を受けないのが最善だとのアドバイスによるものです。
このような段取りはすべて三点クラブの高田大先輩のアドバイスによるものです。
駆け出しの身でこのような思慮深い工程が順調に進めることが出来るのは本当に有難い事ですね。
前にも書きましたが本機より飛行姿勢のスタンドディスプレイは止めまして以後は全て脚をつけた地上姿勢に切り替える事に致しました。その動機は東京お台場での春のTSMC展示会の時の夜の懇談会で、多くの先輩の皆様方より「飛行機模型作りの醍醐味は脚を作ってこそ数倍も楽しいのですよ」と懇々と諭していただいたのです。
ただ単純に飛行機は飛んでいるのが本来の姿だからスタンド展示が自然だと思い込んでいたのですが、それだと航空会社のカウンターなどに飾ってある単なるディスプレーに過ぎないと言う事をじっくりと諭していただいたのです。
そんな訳で宗旨変更を致しまして脚作りに挑戦いたしました。実は以前にアントノフを作った時は離陸時の姿という事でムカデのような脚作りを経験した事がありましたので初めてではないのですが、先輩方が仰っておられました様に一筋縄ではいかないところが微妙に楽しい事と実感させていただけました。実に手の込む事で難しいし工夫も必要なのですがそれだけに物凄く遣り甲斐のあることですね。
缶コーヒーの容器から切り出した薄い鉄板、銅線、真鍮パイプ、真鍮線などを使い悪戦苦闘の末何とかここまでやっつける事が出来ました。このあと写真などの資料を参考にしながら適当にそれらしく仕上げてゆく積りです。
それにしましても先輩方のご存在やご親切なアドバイスは本当に有難い事です。
脚の製作の合間にボチボチ塗装作業に入っているのですが、機首のレドームの筋盛りがどうも旨くありません。
0.5_の真鍮線を貼り付けてそれを表現しようとしたのですが、線と機体との間に塗料が山の裾野のように埋まってしまいご覧のようにぼってりした筋になってしまいました。
もっとシャープな筋を期待していましたのでこれは駄目だと判断し引き剥がす事にしました。当然その部分の塗装はやり直しになりますが、グレーの帯の塗装のマスキングが少し甘かったのでかなりまずい結果になってしまいましたのでついでにそれも解決できそうです。
筋盛りについては別の方法を思いつきましたので再度挑戦しますがそれはかなり後の段取りになりそうです。
脚作りはやればやるほど面白いのですがその分技術の稚劣さもどんどん出てきて段々不細工になってゆくのも事実で、いい加減に止めなくてはと気が付きここ迄で完了としました。かなりでっち上げや出鱈目な創作部分も有りますが3回目の経験としてはそれなりに出来たのではと自己満足しています。

TSMCの先輩の皆様方、脚つくりをお勧めいただきまして本当に有難うございました。
天候の不具合が続いていますのでデカールの製作です。
図柄はプラモのオリジナルデカールをコピーしスケールを拡大をしてALPSのプリンターで印刷して作るのですが、今回資料とした使用したプラモは昨年の静岡でのショーの時に併催された掘り出し物フリマで手に入れた恐らく10数年以上前の製品でデカールは色によっては完全に退色してしまい、しかも輪郭もかなり甘くなってしまっていて使い物にならない状態でした(左の図)。それでそれを下敷きにしてエクセル上でオートシェイプを使い描画してみました
本来はグラフィックソフトを駆使してする作業ですが不勉強でまだそれを完全にマスターできておりません。
ある時エクセルを使い見事な日本画を描いておられる方のサイトを見つけそれを読んでみましたらある程度は自分にも出来そうとわかりやってみました。(右の図)。ハイビスカスのパープルの色が思うように出す事が出来ましたし、描画もすいすいと思うように引く事が出来大成功でした。ただし相当の根気が必要で脚作りと良い勝負です。
ご興味のある方はこのサイト名をクリックしてみてください。エクセルを使って見事な富士山や桜、もみじの風景画がご覧になれます。
堀内辰男のホームページ
出来上がったデカールです。
今回は新しくインクジェットプリンターで印刷できる「ミラクルデカール」という製品を使ってみました。左の絵柄の方がそれで従来はALPSのプリンターで「クリアなデカール」を使っているのですが自分の持っているALPSはかなり旧型に属しますので原色は綺麗に発色するのですが今回のように中間色の薄い色が主体になりますとどうしてもドットが目立ってしまいあでやかなとは言えない仕上がりになってしまいますのでこの点インクジェットで大成功のようです。
今回は絵柄の背景が純白一色ですので問題は有りませんが、機体色が有色の場合や2色以上を跨ぐ所へ貼る場合は少しこみいった工夫が必要になりそうでそれぞれ一長一短があるようです。ちなみに右のロゴの方はALPSで作りました。それぞれの特色を生かして使う事が肝心のようですね。
天候不順でなかなか進められなかった塗装ですが基本部分が概ね完了しました。
このあと、パネルライン入れとかデカール貼り付け、細部の塗装、クリヤー塗装による仕上げ、艶出しを経て儀装など細かい仕事が終わりますといよいよ完成です。

来月の名古屋での全国大会までには充分間に合いそうでやれやれです。
この道具は電動ドリルを取り付けて垂直に或いは角度を付けて刃先を降ろすことによって対象物に正確に穴を空ける為の道具ですが、先ごろ卓上ボール盤を買う事が出来まして、ほとんど出番がなくなってしまった物ですが別の利用方法を思いつきました。
しっかりした木台に水平に固定して、それにほぼ完成したエンジンをチャックに咥えさせます。
別にピンバイスをセットするアームを作りその刃先に福岡FARCの市岡会長さんから送っていただいたレコード針をセットします。
所定の位置に針先をそっと落として左手でシャフトをゆっくりと回します。
写真では分かりませんが繊細なラインがスラストラインに対して直角にしかも正確に入れることが出来ました。
正確なラインを入れるためにはかなりの名人芸が必要のようですが、こうする事によって何とか予期した以上の結果が出まして大いに自己満足をしています。
赤い鳥とハイビスカスの裾模様を装ったクラシックジャンボがかなり出来上がってまいりました。
このあと細部の作りこみ、仕上げの塗装とか艶出し作業など細かくて根気の要る作業が続きますがあとひと踏ん張りです。
ソリッドモデルクラブの全国合同例会が11月中旬に愛知県の犬山市で開催されますが、丁度あと1ヶ月と迫ってまいりましたがそれに充分に間に合いそうです。
機体の最後のクリヤー塗装と艶出し作業が終わりましたのでキャビンと客席窓のマスキングを剥離、これにより随分と旅客機らしくなってまいりました。難儀をしたのは窓にデカールが上張りされたところです。よほど旨くやらないとマスキングと共にデカールの模様まで持っていかれてしまいますのでおよそ170枚近くあるマスキング剥がしにはかなり神経と時間を費やしました。
窓を透かすと向こうの景色が見られるのは嬉しいですね。
ワイパーとウインドウオッシャを取り付け、コックピットの窓枠が少し太すぎたようです。随分細くしたつもりだったのですが写真で見るとNGですね。しかしもうなんともなりません。諦めと妥協ですね。
レドームの筋盛りは前回細い真鍮線を貼り付ける事で失敗しまして別の方法をとりました。
マスキングテープを細い間隔で張りくけそこに塗料を2,3回塗っただけです。真鍮線の時は随分苦労をした挙句の失敗でしたがこんな方法で旨く行くのですね。
コックピットの窓枠の太すぎが「諦めと妥協」と書きましたら、すかさず名古屋三点クラブの望月大先輩から修正の仕方のアドバイスのメールを頂戴いたしました。
要点は「シルバーの残す部分をマスキングして窓よりの部分を黒でつぶせば簡単ですよ」というものでした。目から鱗と云うべき本当にまったく有難い事です。
早速実行。ご覧のように随分スマートになりました。
この世界の先輩方は本当にご親切な方々ばかりで心から感激しております。
望月さん有難うございました。
完成を目前にしてつまらない事でもたついています。
その一、カウリングの前面をクレオスのメッキシルバーに塗装すべく前作のスーパーコニーで経験した前縁ドブ漬け方法で平皿の塗料面へカウリングを突っ込んだところ、内側が密封状態であった為逃げ場を失った空気が気泡となって下面から噴き出して塗装面が大きく波打ってしまいました。
修正が不可能と分かり、泣く泣くエンジンの全塗装をやり直す羽目となりました。
その二、漸く塗装が完成しファンブレードを挿入しようとしましたらファンの径がコンマ5_程大きく中へはいてくれません。無理に入れると苦心したメッキシルバーの内側を傷つける事になりこんな筈ではなかったのですが、塗装の厚みかで誤差が生じたようでやぐいアルミのブレードをどうして削るかと目下頭を抱えています。
その三、胴体上部に付けるアンテナが既に作ってあったのですがいくら探しても見当たりません。もう一度作らなくては・・・・。

B747-400を作り直しすることに就いて”−200”になる事と、どのような意匠になるかと言う事を全くご説明してなかったことを今頃気が付きました。誠に申し訳有りませんでした。賢明な皆様方には既にお気づきの事と存じますが、本機はANAからJALに勝手に移籍しまして、衣裳も赤い鳥とハイビスカスを纏った華やかな<SUPER RESORT EXPRESS>となり、いわゆる「リゾッチヤシリーズ」として生まれ変わる事になりました。
只今懸命にアンテナやらピトー管やら脚カバーなどを作っておりまして間もなく完成の予定です。
エンジンのファンブレードも無事何とか収まりまして主翼に固定できました。
ピトー管、レドームの盛り筋、トップのアンテナも装着完了。
主翼先端後縁の放電索も差込み適当な長さに切りそろえ。
遂に完成です。
但し24個のタイヤは全部が完全に接地しておりません。かなりの数が浮いております。いろいろインチキの策を弄しましたが駄目でした。先輩に尋ねましたら全部が接地すると考えるほうが間違いで、もともとそれを前提にして主要な位置にあるタイヤを除いてある程度は上下に可動が可能のように考えておくのが秘訣ですよと教えてくださいました。経験豊富な先輩方は流石ですね。

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