AIR BUS A330-200 を作りました。

「コンコルド」を製作中にNETでこの機体の面白い塗装の存在を知り、ぜひ作って見たくなってしま
いました。と云って「コンコルド」の作業を途中で変更するのも却って面倒ですので、じっと我慢で何
とかやっつけました。
趣味の世界はこれだから良いのですね。コンコルドが曲がりなりにも完成しましたのでこちらに取り
掛かりました。
毎度同じような記述ばかりで全く新鮮味が有りませんが、あしからずお付き合いの程をどうかよろしく
お願いいたします。


                                       製作開始 2016年 7月初旬
                                       完   成       10月初旬

歴史も長く人気の高い名機ですから、資料はNETで探せば幾らでも写真やデータは取得できます。
この辺りは昔と違い本当に有り難い事ですね。

以前に兄弟分のA330−300を作っていますので、一応の概略はわかっている積りですが気を付けて掛かりたいと思っております。
胴体の前後の直線部分を中空で5ミリの薄板での8角形の張りぼてにします。中央翼は今迄通り別に作って組み込むことになります。
板の継ぎ目の汚れは瞬間接着剤をじゃぶじゃぶっ使った結果
です。勿体ない事ですからもっと慎重に掛からないといけませんですね。
胴体の直線部分を自作の旋盤で真円に削りだし、機首と尾部を板の積層でブロック作りにして前後を繋ぐことになります。中心部がパテで補修を施していますのでこの写真では分り難く申し訳ありません。
このような画面の状態であのようなスマートな飛行機が出来るのかなと作者としても心配になりますね。
中央翼の部分を作ります。
翼や胴体と比べますと見た目は単なる主翼の取り付け部分と云う事ですが、実機の場合機能的には物凄く重要で構造的にも随分込み入った機能を有している部分です。
模型の場合は見かけがそれらしくあれば良いわけですが胴体と主翼の接続部分の形状はやはり相当な機能を含有しているわけで生半可な意識では挑めない部分ですね。
その上に胴体との整合が、機体のデザインとの印象が強い所となっているようですので気を抜くことが出来無い所で頑張る他は無いようです。
機首と機尾の整形を施し、中央翼の整合を念入りに調整をします。
コックピットの部分は以前に同じA330の−300を作っていますのでそれと同じと推定をしましてそのまま利用をします。
中央翼はまだまだ微妙な調整が必要のようです。
概ね「士」の字になりました。
以前に作った事がある機体ですからそれを踏まえればそれほど問題は無いだろうと、たかを括ったのが大間違いで細かいところでチョンボの続出で随分勉強をさせて貰いました。
気を引き締めて頑張らねばならない所ですね。
修正は大変重要な事ですから可能な限り施して行かなければなりませんが、それと同時に先には進んでゆきます。
ロールス・ロイスの「トレント 700」のエンジンを作っております。
概ね取り敢えず基本的なデザインをトレースして削ってみました。
これから写真などを調べて可能な限りそれらしく修正をしてゆくことが出来るかどうかが、頑張らなくてはならないと思っています

古い軽四のワゴン車をようやく乗り回している自分に取って模型とは云えロールス・ロイスのエンジンを作るという事は人生は愉快な事と思わざるを得ませんですね。
旅客機を作る場合その顔ともいえる機首のコックピットの窓のニュアンスを充分に確かめてその雰囲気を表現しなければならない事は、それなりに分かって居る筈で毎回念入りにやっているつもりですが、その度に悩んでいます。
今回も何かどこかが何となくしっくり感じられません。納期が有る訳では無いですからそれなりにやり直しを繰り返しております。
当然のことながらそれで上手く行くと云う訳ではありませんから最後は根負けで適当にに妥協をします。
エンジンパイロンを作り降着装置を除き、一応大雑把な外観は何とかなりました。
下地のサフを吹きまくり接続部の面合わせを施してこれから細部の緻密な面合わせを施してゆくことになります。その間に一番緻密にやらなくてはならない降着装置の仕事が待っている事になります。
ギア製作の合間を縫っていよいよ本格塗装に突入です。先ずは主翼と水平尾翼への塗り込みから始めます。
胴体と垂直尾翼への模様の書き込みがこの機体に取り組んだ最大の理由ですが、その段取りを考えると随分大変な事になりそうです。
うまく行くかどうかは今の所は神のみが知る処です。
いよいよ胴体の塗装に掛かります。主翼付け根から下部に向けての中央翼辺りのアーチ状の塗り分けから入ります。
いささか魑魅魍魎な雰囲気ですね。
胴体への第1色の濃いブルーを吹きました。
当地 岐阜県の多治見では昨日(8月8日)気温が39.7度を記録し日本一の暑さと報道されました。
猛烈に暑い1日でしたが、塗装の乾燥にはもってこいで次への段取りがテンポよく捗ります。
但し次の色の為のマスキングが今回の最大の難問となっています。
2色目のマスキングに掛かりましたが自分にとっては全くの魑魅魍魎のパターンです。
全体はそんなに難しくない幾何学的な柄の組み合わせですから面倒なだけで問題は無いのですが、機首部分の3次元的に絡んでくるところのマスキングが実に難題です。
そこだけは後回しにして先に直線的な胴体部分だけを済ませてと云う訳には行かず、機首をしっかり済ませないと後が続けられません。頭が痛くなりました。
いろいろ考えると亀甲の円周に於ける数が奇数なのか偶数なのかを考えないといけない事に気づき入手した限りの数拾枚の写真を眺めて見みましたが、上面とか真下からの写真は全く無く、考えてみれば奇数では有り得ないと思いつき、偶数で10枚であるんじゃ無いかと結論付けました。
只 実機の写真を見る限りは客席窓の位置が丁度機体の上から60度位の非常に良い位置に有るのですが、わが模型がそのように収まって呉れるのかどうか大変気になる処です。外装の位置に合わせて窓の位置を変更するとは有り得ない事ですものね。

それと重大な事が今になって判明しました。
マスキングの前後の位置関係は充分に測って推進したつもりでしたが、この段階で機首部分を貼ろうとしましたら寸法の読み間違いで全く整合しないことが判明しました。
完全にやり直しを余儀なくすることになりますね。
今迄の物は全部はがして張り直しをしました。
一応上記のように結論つけて再度張り直しを仕掛けたのですが、機首部分は資料写真が充分に有りましたが問題は機首のコックピット窓との絡みとがどうしても写真で見るようには上手く収まってくれず、散々試してしてみましたが実機の印象通りには何としてももならず、高校の時 数学や幾何は大の苦手であった事が災いしてたことが原因で、実機の写真とは少しばかり違った結果となりました。上の写真と比べる限り3枚とも同じように見えますがこれでも少しはよくなっている筈です。
胴体後部の下面の斜めに立ち上がって行く処のパターンは実機での写真が全く見つかりませんでした。
従って適当にそれらしくと気楽に考えていたのですがいざ掛かって見ると下部の斜めに立ち上がる処とキッコーマンパターンとの絡みが実にややこしくて猛烈に難渋しましたが最後は適当程々のコンセプトで誤魔化しました。

このマスキングに取りかかってから、お盆などでで出来ないことも有りまして通算が約4週間ほど掛かってしまいました。特に急がなければならない理由は何もありませんので楽しみながら進めて行きます。
艱難辛苦の亀さん模様も何とかケリをつけました。最後まで機首のコックピット周りには苦労しまして現実には実機の写真の通りには行きませんでしたが何とか誤魔化してジ・エンドです。
第2色の薄いシルバーブルーの部分はクレオスのMr.カラーの「シルバー」に同じくMr.カラーの色ノ源の「シアン」を少し加えて調色したものです。この色がうまく出てくれるかどうかが心配でしたが「色の源」は期待に応えてくれました。
しかしまだまだこの先には細かいデカール作りや垂直尾翼の絵模様の製作など難関が待っててくれてます。
降着装置を適当にそれらしく作りました。
先輩方の作品を拝見しますと実に緻密に丁寧に作られていますが自分にはそれだけの技術や根気は持ちあわせていませんのでこれでお仕舞いです。
ただしここで大問題が発生です。
脚を装着して機体を置いてみましたら、なんと尻もち状態になってしまいました。充分に機首部分にウエイトを仕込んだ筈でしたが少し足らなかったようです。今となっては更にウエイトの補充は不可能ですので別の対策を考えなくてはなりません。
こんなヘマは初めてです。
デカールを作りまして貼り始めました。
機体全体の塗装がそれなりに個性が強い上に文字列などはホワイトが多く、実機としてそれは当然と思いますが、ホワイトをデカールで貼る立場としては頭が痛い事です。
ALPSのプリンターですから白色の絵柄は簡単に作る事は出来ますがそれを貼ってみるとかなりの問題が露呈してきました。それは何となく白の力が弱い感じなんです。自分のALPS プリンターの特性とし各色の重ね刷りは自由にできますが、色調を強調しようとて特にホワイトの場合は重ねて刷ると殆ど斑になってしまいそれでは使うことが出来ません。
1度刷りでこのままいってしまおうかと随分考えましたがやっぱり納得が出来ず、思い切って普通に刷ったホワイトを倍の2組刷って2重張りにすることにしました。これで何とかメインのライン名の大看板がおさまりそうです。就航機の最も目につく大切なメインのロゴですからおろそかに作る事は随分失礼な事では無いかと思い頑張ってみました

いよいよ最後の最後、エンジンの先端のシルバーを吹いてこれで完了と意気揚々でマスキングを剥がしたところ「なんじゃこれー!!」です。
この写真では分りにくいですがかなり慎重にマスキングを施した筈なのが何故かかなりのへべへべに為って仕舞ってまして完全にアウトです。修正するよりも初めからやり直した方がベストと判断しました。
従って今日は三点クラブの例会ですのでそれに間に合う筈でしたがそれを諦める事にしました。
残念無念です。
小細工の修正では却っておかしく成るに違いないので、この際全面的に塗り直すことにして、サンドペーパーで剥がしにかかりました。
それにしても全部剥がすと云う事は初めての経験ですが随分大変な事と実感しました。
胴体の塗り分けの際は濃いブルーを先に吹いてその上にマスキングの後、シルバーにホワイトと「色の源」のシアンと混色して何とかそれらしく出来、上手くいきましたので、今回のエンジンもそのつもりでやったのですが、胴体と違いその後 前縁のシルバーを吹いたのがどうやら理にかなっていないようでした。
やり直しの為に塗料をすべて剥がした際にその段階で一番下に混色のシルバーブルーのシルバーだけがべったりとしっかりと付着しその上にシアンが乗ってる事が判明ました。つまり吹いた後 比重の高い銀の粒子だけが下地に沈んでマスキングの下を浸潤し思いがけない失敗につながったようです。
胴体を塗った際は同じような筈ですが偶々金属製の色素を含んだシルバーは吹きませんでしたので難を逃れたようです。
有り難い事にご先輩方からその理由を含め、塗り分けの順序を変えて先に前縁のシルバーを済ましてから後部の2色を塗り分けた方が良いのではとアドバイスを頂きましてそれに従って塗りわけをして行きます。
ご先輩からのアドバイスは本当に有り難い事と痛感しております。
乾燥の時間をゆっくっりとかけた後、先端のシルバーにしっかりマスキングをして、先ずは全体にブルーを吹き、1日を置いてから、その後にいよいよ問題のブルーとシルバーを混色した塗装を施しました。そして更に1日置いて恐る恐るマスキングを剥がしましたらなんとか初期の目的を達してくれたようです。
ご先輩方のご親切なアドバイイスを頂いたお蔭で何とか目的が達成できまして本当に有り難い事と痛感しております。
思わぬ無粋の「色事」で道草を食いましたが良い経験にもなりまして、お蔭様で何とか完成に至りました。
つたないサイトにも拘らずご関心を持ってご覧いただきました皆様方に厚くお礼を申し上げます。
例によって左の写真をクリックで完成写真をご覧いただけます。
長い間のご高覧を心からお礼を申し上げます。


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