随所に残る旧中山道

中山道は東海道と並んで江戸と京都を結ぶ主要街道として鎌倉の昔から利用されてきました。
東海道に比べ距離は50kmほど長くなりますが、大井川のような大きな河川がないため「川留」の心配がなく、
予定とおりの旅ができました。
しかし、碓氷峠は最大の難所として旅人たちを苦しめ続けてきました。
また、伝馬等は他の宿場の3倍の数が必要でした。
国道18号は中山道を改修して建設されましたが、用地や地形の関係でルートが変更になった箇所が
たくさんあります。横川・坂本地内にも旧中山道が何箇所か残っていて、生活道路や遊歩道として
利用されています。ここではそんな当時の面影が残る旧中山道を紹介したいと思います。



その1 「横川駅付近」

国道18号「下横川」信号から脇に入り、信越線の踏切を渡って横川駅前を通り、
横川郵便局先の中山道踏切に至る裏道が旧中山道です。途中には碓氷の関所跡や、
かなり淋しいながらも、信用組合、スーパー、酒屋、美容院などが並ぶ横川商店街があります。
横川駅はこの旧中山道から少々横へ入ったところにあります。

写真は2枚とも軽井沢を背にして撮っています。

その2 「薬師坂(西中学裏)」

西中学の裏を通る細い道。短い区間ですがここも旧中山道で、道端には湧き水が出ていたり、
薬師如来を祭った小さな神社もあります。薬師坂と呼ばれ、ちょっとした散策にぴったりの場所です。
西中学裏の旧中山道「薬師坂」・川久保薬師堂
水の絶えない湧水と水神様・西中学から見た旧中山道
 

その3 「旧碓氷峠」

中山道最大の難所、旧碓氷峠は国道18号碓氷峠のC1カーブ手前より脇にそれて、
途中C10カーブ付近で平面交差して刎石山、子持山を一気に登り長野県の熊野神社に至るルートです。
国道18号碓氷峠は明治17年に長野県七街道開削事業の第1号として建設された道路です。
国道完成後、旧碓氷峠は廃止となましたが現在は遊歩道として開放され、
旧中山道碓氷峠散策を楽しむことができます。
C1付近で国道と分岐・奥の擁壁の上は国道18号旧道
C10付近で国道と平面交差します(小屋の左奥が旧中山道)・刎石山を登る旧中山道碓氷峠