中山道を偲ぶ「関所・坂本宿」


「碓氷関所跡」

「入り鉄砲に出女」江戸を守るため主要街道には
関所が置かれ、旅人を厳しく取り締まっていた事は
学校の歴史で習ったと思います。碓氷の関所は
江戸初期、元和二年、安中城主「伊井直勝」が幕命により
守護代となり、以後安中城主が代々守備にあたりました。
なお、碓氷峠にはより勾配の緩やかな間道「入山峠」
(現在の碓氷バイパスに相当)「和美峠」(現在の上信越
自動車道に相当)があり、荷車や関所を避けたい人達
(西へ行く女たちなど)が利用していました。
なお、入山峠、和美峠を通行すると関所やぶりとして
取り締まられました。

横川駅から徒歩5分。
「おじき石」

旅人は、この石に手をついて通行手形を差し出したと
言われています。
碓氷関所跡は、群馬県の桜の名所でもあります。

近年は4月上旬が満開です。
※問い合わせ…安中市商工観光課 027-392-1111

江戸時代の都市計画の最先端
「中山道 坂 本 宿」

中山道69次、17番目の宿場です。
坂本宿が出来たのは参勤交代に伴い碓氷峠の登り口に宿場が必要となった徳川家光の時代、
1625年に付近の住民を移住させ、幅員14.85m・延長713mの道路を造成し中央には用水路を設置しました。
ここに本陣、脇本陣、馬宿、旅籠32件、酒屋、風呂屋、女郎屋各6件、米屋、鍛冶屋など
すべての商店が並んだ賑やかな宿場でした。現在でも当時の建物がいくつか残っています。

整備された道は、広く、まっすぐだったため、現在はそのまま国道18号線旧道として使われています。
坂本宿の木戸付近(国道18号線旧道 原派出所付近)
前方の山が「刎石山(はねいしやま)」です。
写真は横川を背にして撮っています。

宿場の入口の木戸。向こうに見えるのは旧碓氷峠の難所「刎石山(はねいしやま)」。
中山道(国道18号旧道)と上信越自動車道との立体交差部分。

ここは木戸の少し手前(江戸寄り)です。
坂本宿内で現存する一番古い建物と言われています。
間口(まぐち)が広く、大きな旅籠だったと思われます。
脇本陣「酒屋」。
現在は公民館に建て替えられています。

正面に見えるのは刎石山です。
随所に昔の建物が残っています。
ここも旅籠だったと言われています。

坂本宿の家々は、観光の一環として、江戸の頃の
屋号を掲げています。

●随所に残る「旧中山道」に行く


「中山道69次資料館(追分宿近く)」

中山道69次全宿場に関する資料・写真を集めた資料館で、
館内には全宿場の昔の絵と現在の写真を対比させて展示しているほか
沿線の民芸品や中山道に関する資料が展示されています。

中山道を表現した中庭の散策を楽しむことができます。

碓氷峠を越えて中山道と北国街道の分岐点である追分宿「別去れ(わかされ)」の近くにあります。
しなの鉄道信濃追分駅からタクシーで約10分
千曲バス北国街道線「追分入口」下車徒歩2分
※入館料…おとな500円・こども200円
公式ホームページはこちらです。
平成17年4月にオープンした資料館です。 資料館の前は旧中山道です。
全宿場の資料が展示されています。 中山道全線をイメージした中庭。