※文化財コーナーは、写真が多くなっているため、一般回線・ISDN回線では重く感じます。

取材・資料協力…安中市教育委員会文化の森文化財係(旧松井田町教育委員会) ・ 碓氷峠鉄道文化むら
アプト式とは?


 碓氷線は明治26年、アプト式鉄道として開業し、26の隧道、18の橋梁、20(?)のカルバートが建設されました。
昭和38年の碓氷新線開業に伴いそれまでのアプト線は休止され、増改築工事を行い、
粘着式の下り線として生まれ変わりました。
この時、曲線改良等で丸山先(峠の湯裏)〜熊ノ平駅と中尾川橋梁付近は別線を増築し、旧線は廃止となりました。
この廃止区間には、12箇所の隧道と6箇所の橋梁があり、
うち丸山先(峠の湯裏)〜10号隧道出口までの線路敷を含む全施設が国重要文化財に指定されています。

 このページでは、現存するアプト式旧線の隧道と橋梁をすべてご紹介したいと思います。
なお、取材にあたっては松井田町教育委員会文化財係よりたくさんの資料のご提供をいただきました。
現在は峠の湯裏〜めがね橋間が遊歩道化されていますがその先の施設内は立入禁止になっています。
なお、各施設の位置関係を示す説明(左・右・手前・先・入口・出口など)は
すべて信越本線の起点(高崎駅)を背にして表現しています。

アプト式旧線の遺構地図はこちらです。300KB(教育委員会より頂いた地図をそのまま掲載)

☆国重要文化財に指定されている施設

←「旧丸山変電所」

明治44年、碓氷線電化の時に建てられた変電所です。
現在は、修復工事が終了し、明治のころの姿に復元されました。
←「隧道(ずいどう)」

隧道とはトンネルの事です。
明治時代、碓氷線にはレンガ造りの26箇所の隧道が建設されました。
そのうち1号隧道から10号隧道が国重要文化財に指定されています。
←「橋梁(きょうりょう)」

明治時代、碓氷線には18箇所の橋梁が設置されました。
そのうち17箇所がレンガ造りのアーチ橋で、現存しているのは7箇所です。
そのうち第2橋梁から第6橋梁が国重要文化財に指定されています。
←「カルバート」

基本的には橋梁の一種ですが、アプト式旧線では径間10feet以下をカルバート、
径間15feet以上を橋梁と分類していました。
カルバートは溝渠・開渠・拱渠・函渠などいろいろな呼び方があります。

国重要文化財に指定されていない施設

●「隧道」
●「橋梁」
●「カルバート」
●「旧熊ノ平駅」


付録…新旧施設対比表
※当サイトに掲載している写真、情報などの無断転用転載等禁止。
 ただし、安中市役所・学校関係での二次利用は例外です。

トップページにもどる