松木渓谷から三俣山・シゲト山・黒檜岳・大平山周回



 ねくらハイカーは昨年(2004年)の12月に足尾の松木渓谷から栃木・群馬県境に上がり県境沿いを歩いて山に登ろうとしたが、積雪が予想していたより多く、山歩きは出来ずに国境平付近を散策して渓谷に戻った。そこで今年(2005年)は雪が降る前にこの付近をもう一度歩いてみようと考えていた。

 今年の初めに開設したここのHPにその12月の記録をアップした後、ネットでこの付近の山行記録を見ていたら、ねくらハイカーが歩く1週間ほど前に「高原山探訪」のサイトの方が松木渓谷から県境の1828m峰に登り、三俣山から黒檜岳や大平山を周って足尾に下りているのを知った。「高原山探訪」の山行記録はその独創性と精力的な山歩きに前々から敬服していたのだが、自分と同じ大ナラキ沢左岸の尾根を登っていることに改めて感心した。多分、足尾側から三俣山へ登るためにショートカットしてこの尾根を歩いたのだと推察する。ねくらハイカーの場合は、昔ニゴリ沢に辿り着けなくて仕方なしにこの尾根を登ったのだから、自ずとそのルートファインディングの差は歴然としている。

 そして、ねくらハイカーが松木渓谷から県境尾根に上がる際は、大体この尾根を登って1828m峰経由にしている。このルートは取り付きの斜面と上部の笹尾根の斜面は少々きついが、落葉の頃歩けば展望もあり登路も比較的自由にとれる。また、今から10年以上前の夏場に松木川上流のニゴリ沢から国境平に上がり、三俣山から黒檜岳や社山を通り阿世潟峠を降りて足尾に戻ったことがある。あの頃は体力もあり、夏場で昼間の時間が長く1日で周回できた。

 そこで今回は朝早く出発し、「高原山探訪」の方と同じように、松木渓谷から1828m峰に登り県境尾根に出て、三俣山経由で黒檜岳に向かい、そこから社山に向かわずに南方の大平山へ進み、笹尾根を下って足尾に戻ろうと11月の中旬頃出かけてみた。
一般車通行止め遮断機ゲート  三川合流地点の砂防ダム付近に一般車通行止めの遮断機が設置されているので、いつものように手前の銅親水公園の駐車場に駐車して、夜明け前(午前5時半前)の暗闇の中ヘッドランプを付けて歩き出す。気温は−4℃で11月中旬にしては冷え込みが厳しい。

 すぐに遮断機のゲートを抜け、先の地点で久蔵沢の橋を渡り、松木渓谷への林道を進む。林道の水たまりはカチンカチンに凍っている。少し行くと仁田元沢沿いに向かう林道の分岐を左に見て、松木川左岸の林道をそのまま北西に向かう。

 右側の斜面の治山工事現場を過ぎ林道を進むと、昔の石垣の跡や墓石の残る松木集落跡を通る。去年は出発時間が遅かったので、この辺で朝日が当たってきたのだが、今日はまだ西の空に十七夜の月が出ている。

中倉山ジャンダルムの岩壁と十七夜の月 法面が崩れ岩石がゴロゴロしている林道  付近の山腹にはシカの警戒する鳴き声が頻りにする。やはり足尾のシカは健在だ。夜明け前の薄暗い林道をピッチを上げて進み、午前6時前に奥の遮断機地点を抜け、大ナギ沢を過ぎる。

 林道はここからの荒廃がひどい。去年見たより多くの落石や岩が林道を覆い尽くしている。このまま法面の崩壊が続けば、そのうち林道は通行不能になるのではないかと危惧される。使われていない林道なので仕方ないが、松木渓谷の通過に時間がかかるようになると自分のようなワンデイハイカーにはハードなコースになってしまう。

渓谷の北西斜面に朝日が当たる  夜が明けてきたようなので、ヘッドランプを消して荒れた林道を西に進む。林道沿いには荒地の緑化のために人為的に種が蒔かれたと思われるエニシダが見られるが、斜面の崩れがひどくあまり役に立っていないようだ。

 また、右の斜面や左側のガードレールには先ほどから蛍光ピンク色のテープが巻きつけられ、目印として付けられている。これは国土交通省関係の人が何かの目的のために付けたものだろうか…。あまりに数が多いので、一般の人が付けたものではないようだ。

広い河原、正面左がウメコバ沢  松木川の谷にもようやく朝日が当たり出してきた。5号砂防堰を過ぎると林道跡は微かになり、広河原を行く。左岸沿いの林道部分は去年よりも大分削れたようだ。広河原の左正面に特徴的なウメコバ沢が見える。

 ウメコバ沢の突き当り付近から一旦河原に降り、再び林道に上がる間もなく林道は消えていた。ここからが完全な河原歩きとなる。少し先のところでひざ上くらいの深さの流れを徒渉して右岸に進む。

 今回はこの地点で濡れるのを覚悟していたので、通気性のあるナイロン地の安物トレッキングシューズを履いてきた。迷わず川の中ほどを渡る。安靴はたちまち浸水して、靴下も濡れてしまったが、そのまま歩き続ける。濡れても長い尾根歩きのうちに乾いてしまうだろう。今日の行程は長いので徒渉に手間取って時間を食ってはマズイ。沢登りではないが、濡れるのを覚悟して進まねばならない。

前方に6号砂防堰  やがて前方に松木川最奥の6号砂防堰が見えてきた。去年はここで手間取って時間を浪費してしまった。今回はすぐに堰の左岸に渡り、側堤部を登ることにする。

 しかし、一段目の側堤部には上り下り用のステップが付いていないので、少々テコずる。去年のような踏み台にする丸太がないので、側堤部の一段目を上がるのに、滑りやすい横の岩をステップ替わりにして慎重に登る。どうにか一段目を登り、二段目の側堤部に進む。二段目にはステップが付いているので難なく上の堰堤に上がり、6号堰上の河原に降りることが出来た。ここからは徒渉を何回かして、松木川を遡行して行くだけだ。

6号堰上の松木川の河原  すぐに右手からの三沢を渡り、右側にある小足沢の小さな滝を眺め上流へ向かう。河原の砂地にはシカの足跡が多数見える。多分、シカは夜中にこのあたりの河原に降りているのだろう。

 次の徒渉で不覚にも渡る地点を迷い、川中の丸石に乗ったら、ツルリと滑って転んでしまった。あの佐武流山の沢の渡渉のときと同じように、左足から腰にかけてずぶ濡れになってしまった。ただ水で濡れているように見えた丸石の表面がブラックアイス状になっていたようだ。先ほどの徒渉ですでにひざ下はずぶ濡れ状態だったので、これくらいは問題ない。幸いケガもなかったということで、良しとしよう。

西方に皇海山  今日は時間との勝負なので、ずぶ濡れ状態でも気にせずに徒渉を続けて行く。

 そこから少し進むと、前方に皇海山がはじめて姿を現す。やはり初雪があったようで、山腹に薄っすら縦ナギの白い縞が見える。今回も雪の斜面を歩かねばならないのだろうか…。いくらか不安な気分で河原を進む。

緩やかにカーブして行くザレ地の河原 左岸の石垣、尾根取り付き点  そこから左岸の右斜面がガレた地点を通るのだが、ここが去年より一段と崩れ方が大きく、形が変わってしまった感じだ。

 岩が多くなって多少歩きづらくなった左岸を進むと、また緩やかに左にカーブして行くザレ地の河原の先に、あの人工物の石垣のある地点に着いた。ここが1828m峰への取り付き地点だ*。ここから左岸の巻き道に上がり、その先の小沢沿いを適当に北へ登って行けばよい。

(*ニゴリ沢の分岐へ向かうにはこの巻き道を渓谷沿いに進んで行く)

巻き道沿いの小沢  今回は小沢沿いを少し西に進んでみる。もしかして登りやすい尾根状の斜面でもあるかと思い進んでみたが、西の皇海山や鋸山方面が多少見えるくらいで急な斜面が続いていた。やはりここは大ナラキ沢左岸の急斜面を地道に登るしかないようだ。

 仕方ないので、斜面を東に戻りつつ上に登って行く。落葉したミズナラやリョウブ主体の樹林帯の急斜面は、霜柱が硬く締まっていて多少歩きづらいが、去年の雪の斜面よりははるかに歩きやすい。

ミズナラやリョウブの尾根沿い  シカの獣道を探しながら登りやすいところを登って行く。中腹のあたりになると、松木川右岸の山陰から出て日が当たり出し、斜面の霜柱も融け気味でさらに歩きやすくなった。

 やがて斜面が尾根っぽくなってきたところを落ち葉を踏みしめながらジグザグに登って行く。北北東方向に尾根を登るにつれて周りの展望が開けてきた。

手前が1828m峰南尾根、奥がカマ五峰の岩稜  尾根の肩のような地点で後ろをふり返ると、南にオロ山の稜線が見えてきた。北西にはこれから向かう1828m峰の南東尾根にある岩峰が見える。東には落葉した樹林越しに先ほど歩いた松木渓谷の谷がよく見えた。

 また、今日辿る大平山から黒檜岳やシゲト山に連なる稜線も見渡せる。それから北側の三俣山の稜線もいくらか見えてきた。

黒檜岳・大平山方面 1970P・1928P・1919P・シゲト山方面  今日は気温が低いのであまり汗をかかない。西風が吹いていて肌に冷たいくらいだ。

 そこから少し登ると、ピーク状の地点に着いた。地図の等高線で見れば1390mくらいの標高の小ピークだ。そこにあるミズナラの大木付近で一休みする。このあたりはなだらかな斜面で気持ちの良いところだ。ミズナラの他にリョウブやダケカンバの樹木がきれいに落葉して遠方の山並みが見渡せる。雪は一度降ったようだがすっかり融けてしまったようで、まだ秋山の風情が感じられる。緩やかな斜面には落ち葉の吹き溜まりができて、厚手の絨毯のようになっていた。

南方に1682P・オロ山・庚申山方面 尾根沿いが笹地になる  尾根沿いをさらに登って行くと、落ち葉の斜面にはミヤコザサが見られるようになる。斜面の登りはきつく、ここからがひと苦労だ。ねくらハイカーは最近体力が衰え気味なので、笹の急斜面を休み休みダラダラ登るしかない。

 なるべく尾根の北側を辿れば三俣山からシゲト山や黒檜岳方面の山々が確認できるので、今回は1828m峰へ向かう北東尾根の最北端部を登ることにする。尾根沿いは笹が深くなり、上部はコメツガの樹林帯になる。

三俣山・1970P・1928P方面 1919P・シゲト山・黒檜岳・大平山方面  途中の岩がある地点からは北に三俣山の山並みがよく見え、北東に等高線の1970mピークや1928m地点ピークそしてその先の1919m地点ピーク・黒檜岳・大平山の山並みが確認できる。

 今日は風はあるがきれいに晴れ上がり、この稜線上の山々を眺めるには最高の日和だ。また、笹尾根の北西側には皇海山や鋸山方面の山々もよく見える。

カマ北のコル・1847P・三俣山方面 岩峰の間から国境平・皇海山・鋸山方面  コメツガ林の急峻な尾根筋を苦労して登って行くと、左前方にあの1828m峰南東尾根の岩峰が近くに見えてきた。もうすぐ南東尾根に取り付くことが出来そうだ。

 さらに登ると尾根道は消え、南東尾根に取り付く笹ヤブの急斜面になった。笹ヤブを何とか登ると、ようやく岩峰が連なる南東尾根の北側の斜面に辿り着いた。ここからは岩峰の右(北)側を巻いて笹ヤブの斜面を北西に登って行く。岩峰の間から皇海山や国境平の笹原が見渡せた。雪はまだ積もっていないようだ。

1828P県境出合  そこからヤブ尾根を進み、1828m峰のピーク地点と思われる笹地を過ぎると、少し開けた笹原の県境尾根に出た。

 ここからは登山道が通る県境を北へ辿ればいいわけだ。気温は先ほど東側の尾根で5℃あったのが2℃に下がっていた。今年は11月中旬になって関東地方に最初の寒気が入ったようで、例年のこの時期にしては寒い。

1828P北峰から三俣山・1970P方面  1828m峰県境出合の地点で少し休んでいると、県境の登山道を南の方から2、3人の人が上がって来た。最初は山歩きのパーティーが登ってくるのかと思ったが、どうも様子が違う。よく見ると、狩をするハンター達だった。彼らはこの付近の群馬県側でシカ猟をしているらしい。そういえば、11月15日に狩猟の解禁になったばかりだ。ハンター達は県境尾根の西側でシカを追ってこの1828m峰に上がって来たようだ。

 1人のハンターにどこから来たのか聞いてみると、群馬県側の林道から県境に上がり国境平付近から群馬側の斜面でシカを追っているとのことだった。彼らの話では群馬側にはあまりシカはいないそうだ。足尾側にシカがいるかと聞いてきたので、沢山いると答えたら、禁猟区のことを語った。県境から栃木側は禁猟区*なので、シカが沢山生息している足尾側では残念ながら狩猟は出来ない。禁猟区で猟をすると犯罪なので、県境の東側では絶対にシカ狩りは出来ない。でも、禁猟区の栃木側から群馬側に越境してきたシカは撃ってもよいとのことだ。つまり、彼らはギリギリのところで狩をやっているわけだ。

(*治山のためせっせと植林される若木がシカの蝕害で被害を受けているというのに、禁猟区にしてシカを保護しているというのは何とも矛盾している話だ。)

1828P北峰から1970P・1928P・男体山・1919P・黒檜岳方面  10年以上前にねくらハイカーがはじめて国境平を歩いたとき、猟銃の薬莢が落ちているのを見つけた。そのときは、国境平付近は日光国立公園内の境界にあり、動植物が保護されて狩猟禁止のはずなのに薬莢が落ちていたので、もしや密猟でも行われているのかと疑った。

 そして今日、彼らのように群馬県側からこの付近に上がってきて、禁猟区ギリギリの境界で猟をやっている人がいることを知り、国境平に薬莢が落ちていた理由がわかった。それにしても、この付近に狩猟を厳重に取り締まる人がいたら大変だろう…。

1828P北峰下りから三俣山・日光白根山・錫ヶ岳方面  ハンター達と別れ、1828m峰の尾根を北へ向かう。ここからは県境尾根なので、例の赤い菱形プレート*が立木に打ち付けられ目印になっている。この赤いプレートは最近この県境沿いに付けられたものだ。

 1828m峰北側のピーク地点からは三俣山方面がよく見えた。ここからは北東へ県境を下るのだが、胸丈以上の笹ヤブで明瞭な踏跡はついていない。立木に付けられた菱形プレートを辿りながら笹の斜面を下る。

(*この目印には、要所要所に概念図が表示された案内板まで丁寧に付けられている。)

カマ北のコルから三俣山・1847P方面 カマ北のコルから松木渓谷方面  北面の尾根には前に降った雪が融けずに残っていて、初冬の山尾根のような感じだった。ようやく下の笹尾根の鞍部に降りた。ここが、いわゆる<カマ北*のコル>と呼ばれる鞍部だ。

 ここは日がよく当たって雪は融けていた。右に松木渓谷の谷筋がよく見える。北側正面には三俣山と手前の1847m峰の山並みが見える。

(*1828m峰の南西尾根の東側がガレて、尾根の稜線が「お釜覗き」の縁のようになっているので、この1828m峰の北側が「カマ北」と呼ばれるそうだ。)

1847m峰への登り、奥に三俣山  そこから鞍部の深い笹原を抜け、1847m峰への登りにかかる。腰丈以上の深い笹ヤブの急斜面を登って行くと、途中に岩場のようなところから西の遥かかなたに上州武尊山や上越の雪山が見えた。

 今日はあの上越の山々に雪を降らせる西風が吹いて非常に冷たい。もう初冬の山歩きと同じような感じになってしまったようだ。ようやく登りついた1847m地点ピークから南をふり返ると、先ほど歩いた1828m峰の尾根の向こうに皇海山の山影が威圧的に聳えていた。

1847Pから1828P尾根・皇海山方面  それからなおもコメツガやダケカンバが生えた笹ヤブの急斜面をダラダラ登って行く。急斜面をほとんど直登気味に笹を掴みながら一歩一歩登る。笹ヤブの中には倒木もあるので歩きづらい。非常に体力が要る登りだ。

 尾根の肩のようなところを過ぎ、再び急な斜面を登って行くと、左後方から「バーン」と大きな発砲音がした。あのハンターグループがシカを仕留めたのかもしれない…。

 そこから再び斜面に2、3cmの雪が残る笹ヤブを登って行くと、ピークらしい地点に着いた。

三俣山頂上  ここが三俣山の頂上(1980m)だ。標高が高いためか山頂付近の笹地には5cmくらいの雪が融けずに残っている。以前は樹林の中の展望のない山だったが、今では西側がいくらか刈り払われていて、そこからは錫ヶ岳から南西にのびる稜線にある三ヶ峰や峰山が見え、その向こうに上州武尊山の山並みが見えた。

 山頂には山名板が古いのも新しいのも取り混ぜて4、5枚取り付けられていたが、雪と笹で三角点は確認できなかった*。

(*後日、ネットの山行記録で確認したところ、三俣山の三角点は「栃木の山283+」の山部氏の山名板近くの笹地にあるということだ。)

西方向、三ヶ峰・上州武尊山方面  三俣山といえば、ねくらハイカーがここでビバークしたことがあった。今から7、8年前の9月頃、日光側から廃道同然の柳沢林道を辿り、県境の2077m地点ピークに登った。そこから県境尾根を南東に向かい宿堂坊山を経由してこの三俣山に着いた。

 あの頃は三俣山の北側は精しくなかったので、1日で千手ヶ浜に下れるだろうと甘い考えで歩いたのだが、出発が遅かったのと柳沢林道の山道がダラダラ長いので時間を食ってしまった。それからネギト沢や宿堂坊山からのエスケープルートを知らなかったので、そのまま三俣山に着いて時間切れになってしまった。

 おまけに夕方から小雨が降りだし、この山頂付近で夜遅くまで必死になって倒木や枯れ枝を集めた。それから、濡れた木に火が付かなかったので本当に苦労した。その際、やはり着火材としてダケカンバの枯れ皮がいかに有効であるかを再認識した。

 非常用のツェルトを持っていなかったので携帯用のアルミシートを被って焚き火で暖を取り、どうにか冷たい夜を凌いだ。つまり、ねくらハイカーにはこの三俣山の山頂は愛着のあるところなのだ。

左(西北西)、県境尾根へ 右(東北東)、シゲト山へ  想い出の山を跡にして北へ向かう。右側の樹間にこれから向かう稜線と男体山方面が見えたが、手前の稜線がどのあたりなのかよくわからない。三俣山の北側は残雪が薄く残っていて、シカの足跡の他に最近歩いた人の足跡が見えた。どうも県境を歩いた人の足跡らしい。

 すぐに樹林の中の分岐地点に着いた。ここから左(西北西)に向かい県境を北に辿れば、宿堂坊山に至る。また、右(東北東)に向かい山尾根を辿れば、シゲト山や黒檜岳を経由して中禅寺湖南岸の山稜に至る。今日は右へ向かい、まずはシゲト山をめざす。

尾根沿いから右前方に1970P  分岐からは薄い積雪の尾根沿いを東へ辿る。少し進むと、樹間から前方右に次の、地図の等高線でいうと1970mのピークが見えた。

 ツガやコメツガの樹林帯を通る道は最近よく歩かれているようで、目印の紐やテープが見える。でも、ほとんど踏跡のある尾根沿いを東方向に辿ればいいだけで、迷うほどでもない。あの赤と黄のブリキ製の菱形プレートの目印もあるが、すでに赤錆で朽ち果てていた。

ツガやコメツガの樹林帯を通る尾根道  この道は比較的笹の繁るところが少なく、人の手が入らなくても昔の道が明瞭に残っている感じだ。

 尾根沿いを進むと岩峰があるが、そこは左(北)側に巻いて行く。尾根の南側は日が当たり雪が融けて歩きやすいが、北側は 残雪の表面がアイスバーン状になっているので、滑らないように気をつけて通る。

 尾根沿いからは、右(南)に庚申山からオロ山や沢入山の稜線が見渡せる。左(北)は樹林が深くてほとんど見通しがきかない。

1970P頂上  右斜め前方に、遥か遠くの大平山の南西尾根を覗き見ながら尾根道を進むと、やがてシャクナゲが繁る笹地のピーク地点に着いた。

 ここが先ほど樹間から見えた1970m峰のピークだ。周りがツガ林やシャクナゲで展望はないが、この山は三俣・シゲト間の稜線上の無名峰のひとつだ。

手前に1928P、遠方にシゲト山・1919P・黒檜岳方面 手前の平坦な尾根上にシゲト山、遠方に大平山方面  1970m峰の山頂からは東の急斜面を下る。少し下って後ろをふり返ると、1970m峰のわきに皇海山が見える。いくらか遠くになったようだ。

 また、次の1928m地点ピークに向かう尾根上から遥か前方に黒檜岳から大平岳へのびる稜線が見えた。ここから見た様子では、どうも黒檜岳より大平山の方が標高が高いように見えた。自分が水平に立っていないので、そのように見えたのだろうか…。

後方に1970P、遠くに皇海山方面 1928P頂上  そして、南西側から次の1928m峰*に登りついた。ここも笹が深めに繁る展望のない無名峰のひとつだ。

(*ネットの記録では、西ノ湖の西側にある沢のカクレ滝手前の尾根から北尾根を辿り、この1928m峰に登られているようだ。)

手前の尾根右にシゲト山、遠方左に1919P、右に大平山方面  1928m峰からは南に下る。そこからツガやコメツガの樹林帯の比較的笹の少ない尾根を進む。尾根沿いの落葉したナナカマドには赤い実だけが見える。前方には、これから向かうシゲト山方面の特徴のない山尾根とその先の1919m地点ピークや大平山方面の稜線が折り重なって見える。

 果たして今日は日が暮れるまでにあそこまで行けるのだろうかと、心の中に灰色の雲が微かに湧いてきた。ここからは、出来るだけピッチを上げて尾根を進むしかない。歩きながら後方をふり返ると、先ほど登ってきた1970m峰と1928m峰の山並みが重なって見えた。

左が開けた地点から北東方面 前方にシゲト山のある平坦な山尾根  そこから少し進むと、左側が開けた地点から北東方向に戦場ヶ原方面の太郎山や山王帽子山の山並みが見えた。

 天気はまだ晴れているが、先ほどから西風とともに雲が大分多くなってきた。遠くの山々も雲の影に覆われて日陰になっている。尾根道はやや平坦になると、見通しのよい笹尾根になった。

日光と足尾の境界石  やがて笹の小ピークに着くと、石の祠の屋根部分が置いてある。昔ここを通ったときはこういう人工物には気づかなかったが、最近置かれたものでもないようだ。屋根部分しかないが、何かあの金田峠の西側にあった祠に似ている感じがする。ここは等高線でいうと1800mくらいの南へ曲がっていく笹尾根のピークで、西ノ湖の南沢を上がってきた地点だが、別に峠のようなところではない。この石材の屋根も、いわゆる日光の修験道の遺物に関係するものなのだろうか…。

 そこから尾根沿いを南に下ると、樹林の中に日光と足尾の境界を示す標石が設置されていた。標石上面には対角線上に十字が彫られているものだ。ねくらハイカーは三俣山からこの尾根を歩いてきて、ここではじめて境界石があるのに気づいた。

シゲト山(1835P)頂上  そこから尾根沿いを南東へ辿り、針葉樹が深くて薄暗い感じの尾根をカーブして北東へ向かう。

 間もなく立木に山名板が付けられた1835m地点に着いた。ここがシゲト山*ということなので、一休みする。南東正面には三沢対岸の大平山の稜線がよく見えた。ここは日陰なので気温は0℃に下がり、真冬の寒さだ。この付近の稜線上では北の白根おろしの風が非常に冷たかった。

(*シゲト山というと、昭文社のエアリアマップ『日光』旧版やヤマケイ登山地図帳『奥日光』などでは北東側にある1919m地点ピークを示していた。エアリアマップ新版は微妙に変わっている。この特徴のない平坦な1835m地点をシゲト山としているのは、やはり国土地理院の2万5千分の1地形図に準拠しているためだと思うが、果たしてこのように平坦で遠くから見て全く確認できないピークに名前が付けられたのだろうか。やはり、この付近で確認しやすいピークは1919m峰だと思うのだが…。)

前方に1919P(左側)  休憩後、尾根沿いを東に向かう。途中、笹尾根の南側から次の1919m峰の稜線が見えた。あの稜線の左(北)側の山が1919m地点ピークのようだ。そこからまたコツコツと針葉樹の尾根を登り、1919m峰の南側の尾根に上がる。

 ねくらハイカーはこのあたりで大分バテ気味になっていた。そこで、1919m峰を避けて山腹を北東へショートカットしてみようかと考えた。しかし、やはり尾根沿いを忠実に進んでこそこの行程に意味があるのだと思い、疲れた体に鞭打って北へダラダラ登りだす。

1919P山頂付近  ようやく樹林の中の1919m峰ピーク地点*に着いた。ネットの記録ではこのあたりにシゲト山の標石があるということだが、雪に埋もれてしまったためか、ねくらハイカーが疲れていたためか標石を見つけることは出来なかった。

(*また、このピークから北へ尾根を辿り、「中山」と呼ばれる1519m地点ピークを経由して千手ヶ原に降りるルートもあるようだ。何せ、最近この付近のルート開拓は栃木県在住の方々によって凄まじい勢いで進んでいる。)

黒檜岳(1976P)と南尾根  1919m峰から東へ下り緩い登りにかかると、尾根道には残雪が多くなってきた。標高が高くなったためか、日陰の部分が多いためかわからないが雪が目立つ。雪面にはシカの足跡が沢山見える。この付近にもシカが相当数生息しているのに違いない。

 途中、尾根沿いから右前方に黒檜岳の1976m地点付近のピークから南に向かう稜線が見えた。それから尾根を東から南東へ進むと、灌木とシャクナゲのヤブ尾根になってしまった。その地点は左(北)側に巻いて登り、再び尾根道に戻る。

 ねくらハイカーはここまで来て、とうとうスタミナ切れで小休止せざるを得なくなる。気温は−2℃で本当に冷え込んできた。行動食の菓子類を水筒の水で流し込む。今日は水をたっぷり用意してきたが、気温が低いのでまだあまり減っていない。大平山へ着くまでに日が暮れてしまうかもしれないと不安がよぎる。この時季にビバークするにはちょっとヤバい…。

黒檜岳(地形図ピーク地点)頂上  約10分ほど休憩後、再び黒檜岳への尾根を歩き出す。ネットの山行記録では黒檜の西側の尾根に雨量観測計が設置されているとのことだが、今回は急いでいたためか気づかずに通り過ぎてしまったようだ。

 ツガやダケカンバとシャクナゲのヤブ尾根を進むと、ようやく立木に2、3枚の山名板が付いている地点に着いた。山部氏の山名板も見える。

 ここは、いわゆる地形図に黒檜岳となっている地点のピークで、等高線の標高では1970mくらいだ。厳密に言えば、2万5千分の1地形図に「黒檜岳」と表記されているはこのピークだ。しかし、ここには三角点も標高点もない。

南東へ向かう 黒檜岳1976P付近、千手ヶ浜・社山分岐  そのピーク状地点から右(南東)に直角気味に曲がって、平坦な針葉樹の樹林帯を進む。少し行くとシゲト山手前で見たのと同じ境界を示す標石があった。

 さらに進んで行くと、千手ヶ浜・社山分岐地点に着いた。以前、ここには「黒檜岳」の表示はなかったのだが、今では分岐の道標に「黒檜岳」と表示されている。また、付近の立木にも「栃木の山紀行」など複数の山名板が付けられていた。この地点は、いわゆる地形図に1976mの標高点が示された付近で、等高線でいえば黒檜岳の最高地点といえるところらしい*。

(*ここでどこが黒檜岳頂上なのか考えると、少し迷うところだ。地形図を基準にして厳密に考えれば、黒檜岳は1976mの標高点から北東寄りの1970mのピークだと思う。しかし、あまり厳密に考える必要はないのかもしれない。日光の黒檜岳は深い樹林に覆われて展望がなく、三角点も設置されていない。昔の人は千手ヶ浜南方の針葉樹の繁る暗い森のピーク一帯を黒檜岳と呼んだのだろう。つまり、1970m峰も含めてこの針葉樹で覆われた1976m地点一帯を「黒檜岳」としてよいと思う。)

社山・大平山分岐手前  その分岐地点からツガやコメツガなどの針葉樹の薄暗い森を南方へ社山方面に向かう。ここからは、あの赤と黄の菱形プレートや赤布・テープを目印にして進む。西日が深い樹林に遮られた暗い森を抜けると、まだ明るい笹原の地点に出た。

 この広い笹原から左の東方向へ進めば、社山へ向かう長い中禅寺湖南岸の尾根道になる。また、右の南西方向に笹原の尾根を進めば大平山へ至る。ここは迷わず南西へ向かう。

 明瞭な踏跡はないが、ここも近年歩く人が多いようだ。笹尾根を少し行くと、15頭以上のシカの群れが驚きの悲鳴をあげて一斉に西の方へ逃げ去って行った。やはり、ここにはシカの大群がいた。多分、シカにとってこのあたりは楽園なのだろう。

1954P西側の地点から西の稜線  地形図の1954m地点ピークを越えて西へ進むと、笹尾根の見通しのよい地点に着いた。このあたりは日当たりがよさそうなところで、雪はすっかり融けている。笹尾根の向こうに大平山へ続く西の山並みが見えた。

 笹は少し深いが尾根を下り気味に進み、少し登って行くと、緩やかなピーク状の地点*に着いた。ここから笹尾根を南東に下ってもよいのだが、今日は西にある大平山に向かい、その先の尾根から地形図の1805m地点に下る予定なので、そこからさらに西方向へ進む。

(*ここは、昔ねくらハイカーが残雪期に日光の阿世潟峠へ行くのに、間違って安蘇沢沿いの林道に迷い込み、林道終点の淀沢手前の尾根から1557.2m三角点と1654m地点および1752m地点を通る笹尾根を辿り登りついた地点だ。その頃の安蘇沢林道は淀沢手前の枝尾根付近が終点だった。)

大平山頂上  尾根沿いを行くと、間もなく山名板と三角点のある大平山頂上(1960m)に着いた。ここは西側が針葉樹の繁る尾根上にあり、北西側の展望はないが、南東側の松木川の谷はよく見える。

 休憩して展望を楽しみたいところだが、夕日がすでに西に傾いているので、すぐに尾根沿いを西へ向かう。

前方に南東へ下る尾根筋  山頂からさらに笹尾根を南西へ下り、前方に南東へ下る尾根筋を探す。南東へ向かう尾根はひとつしかないので、すぐに1805m地点へ下る尾根を確認できた。

 今日はすでに時間との勝負になってしまったので、南西尾根を少しショートカットしてその南東尾根に下って行く。

南東尾根 南方に沢入山から中倉山への稜線  そして、南東尾根の笹地につけられたシカ道を下りながら西方向を見ると、皇海山と鋸山の間の雲間に夕日が静かに沈んで行くのが見えた。また、南方には沢入山から中倉山へかけての荒々しい山肌も眺めることが出来る。それから東には社山から半月山にかけての稜線も見ることが出来た。

 日が沈むとすぐに暗くなってしまうので、一刻も早く安蘇沢からの林道に辿り着かねばならない。

1805P下の南東に下る尾根  地形図の1805m地点で枝尾根の分岐になる。やや南寄りになった尾根筋をそのまま右の南方向へ下れば、大ナギ沢右岸の尾根に下っていくらしい。

 ここは左の東寄りの南東尾根を下る。その尾根沿いの下の方をよく見ると、林道終点のような地点が見える。今日は暗くなる前にあの地点まで下れば何とかなるだろう。

防蝕ネットが巻かれたカラマツ  笹が深くなったり浅くなったりする尾根沿いを方向を微妙に変えながら下って行く。やがて夕日が沈み少し薄暗くなる頃、笹尾根はカラマツの樹林帯になった。よく見ると、カラマツの幹には1本1本にシカ除けの防蝕ネットが巻かれてある。このような対策がなされているのは、やはりこの一帯にシカが多数生息しているからだろう。

 暗くなってきたが、まだ林道出合の地点に着かない。少し不安になって、下る尾根を間違ったのかと考えてみたが、やはりこの尾根沿いしか下るルートはなさそうだ。左下に車のヘッドランプとテールランプが見える。もうすぐ午後5時なので、山の作業者が帰宅の準備をしているようだ。多分、左下の地点には林道が通っているはずなので、もう少し南に下れば林道に出るだろう…。

ソーラーパネルの付いた人工物 林道へ降りる  多少暗いが、まだ何とか尾根沿いが見えるので走るように下る。ようやく人工物のある地点に着いた。ソーラーパネルが付いているので何かの観測計か監視装置のようなものだろうか。その付近には植栽された斜面があり、その下には林道が通っていた。

 ようやく林道に降りることが出来た。ここからは林道を道なりに下ればいいだけなので、やっとひと安心というところだ。気温はすでに0℃になっていた。

 林道に降りてからヘッドランプを取り出し、そこからランプを点灯して東に下る。時刻は午後5時を過ぎたところなので、先ほど尾根から見えた車が林道を東方向に下って行くのが見える。林道沿いをその作業現場に近づくと、上部にケーブルが張られていた。工事用の看板を見ると、ここは淀沢の治山工事の現場であることがわかった。淀沢の砂防堰の工事とその周辺の植林作業なども行われているようだ。近くには作業に使う大型のクレーン車も駐車してある。かなり大掛かりな工事が行われている感じだ。

 林道は部分的に未舗装だが、大部分が簡易舗装されている。それから、林道沿いには谷側に防護ネットが張られていた。これもシカの蝕害防止用のネットだろう。

 夕暮れの林道を下って行くと、東の空に今年の秋に接近した火星がぼんやり輝いているのが見える。それに対して、西の空には宵の明星が−4等星の明るさで煌びやかに輝いていた。日も暮れたので、路面をランプで照らして下って行く。遠く南方下には足尾の赤倉あたりの住宅の明かりが見えた。

 淀沢を過ぎて左へ緩やかに登る山尾根のカーブ地点を通った。ここが昔ねくらハイカーが大平山の東側のピークに登った尾根だ。昔はここが安蘇沢林道の終点だったのだが、その後淀沢の治山工事のため林道が延長されたようだ。

 すっかり夜になり谷沿いは漆黒の闇になってしまったので、もうランプなしでこの林道を下ることは出来ない。地図には安蘇沢林道の正確なルートは載っていないが、この道を南か東に適当に下って行けば、やがて阿世潟峠方面から下ってくる久蔵沢沿いの林道に出合うはずだ。林道のカーブを曲がって行くたびに、付近にいるシカが驚いてか、山の斜面のいたるところからキーキーと鳴き声があがる。やはりこのあたりには相当の数のシカが生息しているようだ。

 さらに林道を下って行くと、遮断機が設置されている地点を通った。この遮断機のゲートは常時開けられているようだ。そばに「安蘇沢保安管理道」の看板が見える。つまり、ここから上部が安蘇沢林道というわけだ。そこからすぐ下には「わたらせ未来プロジェクト」なる案内板が設置されていた。これは民間のグループが、足尾の緑化のためにこの安蘇沢沿いの斜面に植林したところらしい。それにしてもこの付近にはシカが大繁殖しているようなので、植林地の幼木保護には万全を期して欲しいと思う。
一般車通行止め遮断機ゲート  やがて安蘇沢のせせらぎの音を左に聞いて林道を南に下り、橋を渡って東に向かい、さらに久蔵沢の橋を渡って行くと阿世潟峠方面からの林道と合流した。それから久蔵沢左岸の林道を南方向に坦々と進んで行く。

 作業事務所のわきを通り、早朝松木渓谷へ向かった林道分岐を過ぎると、あの無線式遮断機が見えた。時刻は午後6時半を過ぎていた。夏ならばまだ明るい時刻なのだが、今日の行程ではこのくらいが妥当だろう。親水公園前の気象情報の電光掲示板は気温2℃を示していた。やはり、11月中旬にしては冷え込んでいるようだ。

 今日は黒檜手前でバテてしまったが、これは自分の体力が衰えたことを如実に示したもので致し方ない。最近体力の衰えをひしひしと感じる。残念ながら、「歳月は人を待たず」だ。今日は多少遅れたが無事に周ってこられたので良しとしよう。


日程2005年11月18日 (金)
天候晴れ 北西の風
行程時刻銅親水公園駐車場5:20→一般車通行止め遮断機ゲート5:22→松木渓谷林道分岐・久蔵沢の橋5:24→仁田元沢林道分岐5:29→(直進)→松木集落跡地5:43→奥の遮断機ゲート5:59→大ナギ沢出合6:02→ウメコバ沢出合6:52→6号砂防堰7:05〜7:15→三沢出合7:18→小足沢出合7:20→石垣の地点7:55〜8:00→小沢8:05→(沢沿い)→(斜面に取り付く)→尾根の肩状の地点8:50〜8:55→平地のピーク状地点(1390P)8:58〜9:04→(北東尾根)→1828P南東尾根10:25→1828P県境登山道出合10:43〜10:50→1828P北峰付近10:55〜11:03→<カマ北のコル>11:07〜11:15→1847P 11:29→三俣山頂上12:03〜12:15→三俣山北側分岐12:20〜12:23→(東北東方向)→1970P 12:57→1928P 13:24〜13:26→シゲト山(1835P)頂上14:02〜14:07→1919P 14:32→(途中10分弱休憩)→雨量観測計地点 ?:?→黒檜岳(1970P)頂上15:14〜15:17→(南東方向)→黒檜岳(1976P付近)頂上、千手ヶ浜・社山分岐15:24〜15:27→(南方向)→社山・大平山分岐手前15:38〜15:40→(南西方向)→1954P付近15:42→大平山頂上15:58〜16:00→(南西方向)→南東尾根手前付近16:05→(南東尾根)→1805P付近16:25→(南東方向)→安蘇沢林道出合17:00→(下り)→遮断機地点(安蘇沢林道起点)18:00→安蘇沢の橋18:12→久蔵沢の橋18:23→久蔵沢林道出合18:25→(南方向)→松木渓谷林道分岐18:33→一般車通行止め遮断機ゲート18:35→銅親水公園駐車場18:38
備考♦この記録では「高原山探訪」、「日光稜線紀行」、「栃木の山283+」等の方々のホームページを拝見し、参考にさせていただきました。改めて感謝いたします。また、県境(県界)尾根についてはヤマケイのアルペンガイド旧版(1992年発行)を参照しました。

◇ T N H C ◇

TOPへ戻る