国道293号の途中から交通量の少ない県道に曲がって鹿沼市方面へ向かう。大芦川左岸沿いの県道を北へ向かって行くと、途中の上日向の交差点付近から灰白色の岩壁を持つ山が見えた。かまど倉の山だ。
気温は5℃ほどで、この時節としてはそれほど寒くはない。さっそく山歩きの準備をして先ほどのY字路分岐まで進む。
路面は本線よりこちらの方が良好で、作業車両が通行した轍が見える。川化支線の道を少し行くと、左側に待避所のような平地の駐車スペースがあった。先ほど左へ曲がってここへ駐車したらベストだったのだが、惜しいことをした。駐車地に戻ってここに駐車し直しても時間の無駄ということで、林道を先に進む。
すぐにまた林道の分岐地点になる。どっちへ進めばいいのか少し迷う。当初は398m地点へ登ろうと考えていたのだが、ここまで来るとかまど倉南東尾根ならどこでもいいということで、ここは路面が新しい右(北西)へ進む。
斜面を登るとほどなく尾根状になったので、そこからは西方向へ辿る。
近くには古いボトルタイプのアルミ缶が捨ててある。誰かここを登った人がいるようだ。
明るい雑木林の尾根筋には針葉樹のツガやモミの幼木も疎らに生えている。周りはすべてスギやヒノキの植林地になっているのに、何でこの尾根だけ植林されていないのか不思議だ。私有地の境界にでもなっているのだろうか。
それから多少岩がゴツゴツしているところを登って行くと、やがてヒノキが茂る日陰の南東尾根に出る。
少し休んでから尾根筋を北西へ辿る。コブ状の地点を下り登りにかかると、大きな岩のような岩稜になっていた。これがガイドブックやネットの記録にあった大岩*らしい。
そこから岩の多い尾根筋を北西へ登りひとつコブを越えると、かまど倉の岩壁直下の地点(等高線490m付近)に着く。麓の大芦川沿いから見えた岩壁は左上にあるようだが、樹木が茂っていてよく見えない。急傾斜の南面に下ってみれば多少見えるかもしれないが、そこまでして見物する気はない。
ところで、ガイドブックなどには岩壁上部に登れるということなので、岩壁右側の落ち葉が溜まったルンゼっぽいところをちょっと登ってみる。1月中旬にこのあたりの里山を縦走した方もここを下ったのかもしれない。
少し迷ったが、やはり安全第一ということで、ここは無理をせずに退却と決め込む。落ち葉の岩場には空き缶なども見えるので、やはりここが登路になっているようだ*。
そこでゆるゆると岩場を下り、巻き道の地点に戻る。そこからは北東方向に微かな踏み跡を辿る。目印のテープ類が付けられているので迷うことはない。
尾根へは直登せずに踏跡を辿って途中から南方向へ登って行くと、また立木にピンクリボンの付いた尾根状の地点に出る。その地点から左に行ったところに見晴らしのある岩場*があった。
一息入れてから小さな尾根筋を北西へ登り返して行く。すぐに山頂部の主尾根に出る。そこから3、4m左(南)へ進むと三等三角点と山名板の標識が設置されているところに着いた。かまど倉の山頂(557m)だ。標石のある山頂は多少の樹木で覆われているので見晴らしがない。
そこからさらに山頂部の尾根筋を南へ下る。途中に祠があり、その先へ進むと南東尾根先端の展望台(南側展望台)に出る。
この展望台付近ではいくらか北西の風が吹いているが、日差しがあるので暖かい。気温は13℃ほどになっていた。暫しのどかな里山の風景を眺めながら休憩する。
それはさておき、この展望地の南東側先端がどうなっているのかハラハラしながら岩場を下り覗いてみた。
小休後、展望台から北側の山頂部へ戻る。三角点を過ぎて尾根沿いを北東寄りに進んで行くと、山頂部北側にまた古賀志山方面が見える展望地(北側展望台)に出る。そこから右下の南東斜面をよく見ると、午前中に植林地から上がってきた雑木林の尾根筋が見えた。
かまど倉山頂部の北側にある小ピークを左寄りに下り、面白味のない植林地の尾根を北方向へ進む。立木には目印のビニール紐などが付けられていた。
巡視路は尾根を外れてそのまま東へ下って行くので、すぐに左側のヤブへ曲がる。ヤブの入口には目印になるものは付いていなかった。付近をよく見ると、ビニール紐などが落ちている。巡視路を管理する方が目障りなので立木から取り去ってしまったようだ。
そこから急な斜面を下って鞍部に降りる。再び見通しのない日陰の植林地に入り東方向へ登る。このあたりでは風が当たり少し冷たい。
そこからは北へ下り気味に進む。やがて登りにかかり北東方向へ進む。このあたりの尾根には頭部が赤色の樹脂杭が打たれていた。私有地の境界を示すものだろうか。
その展望地からは北西に羽賀場山が見え、その右後方に笹目倉山や男体山が見える。さらに笹目倉山から右には鶏鳴山や石尊山につづく山尾根もバッチリ見えた。
暫し遠方の山々を眺めた後、再び植林地を東北東方向へ登る。尾根筋は急峻な登りになるが、すぐに右(南東)へ巻くトラバース道となる。
それから樹木の枝が少しヤブめいている岩尾根沿いを北東へ登ると、ほどなく山名板の標識と四等三角点のある川化山の山頂(497m)に出る。
そこからは岩場をちょっと巻いて下り、小鞍部から植林地の道を南へ辿る。やがてなだらかな440m峰の山頂部に出る。
日陰の植林地は下草などが生えていないので歩きやすいが、山尾根の陰に入ると急に薄暗くなってしまう。いかにも物淋しい感じだ。
そこからは岩でゴツゴツした路面の道を南東方向へ下る。いくつか作業道や鉄塔への巡視路が分岐したところを通って小さな沢沿いの道をてくてく行くと、ほどなく川化支線の分岐地点に着いた。そこを左へ進んで、午前中出発した駐車地点に戻る。| 日程 | 2007年1月25日 (木) |
| 天候 | 晴れ 北西の風 |
| 行程時刻 | 林道わき駐車地点10:01→Y字路(川化支線分岐)10:03→(左の支線へ)→246m地点(?)分岐10:09〜10:11→(直進)→Y字路10:13〜10:14→(右へ)→左側植林地取り付き地点10:20→(枝尾根沿いを西へ、途中で数分休憩)→かまど倉南東尾根出合(470m付近)10:48〜10:53→(北西へ)→大岩(480m付近の岩稜)10:54〜10:56→(東側を巻く)→(大岩上へ戻りタイムロス)→(北西へ)→かまど倉大岩壁直下(490m付近)11:05〜11:08→(右側の岩壁沿いを登る)→(途中で退却し戻り)→岩壁直下11:17→(巻き道を北東へ)→(北へ)→(西へ回り込んで、途中から南へ)→かまど倉東側展望台11:30〜11:37→(北西へ)→山頂部主尾根出合11:38→(南西へ)→かまど倉三角点11:38→山頂部南西側付近11:39〜11:45→(南東へ)→かまど倉南側展望台11:46〜12:02→(戻り)→かまど倉三角点12:03→(北東へ)→かまど倉北側展望台12:05〜12:07→(北へ)→新栃木線221号鉄塔12:23〜12:25→(東へ下り、すぐに左へ)→(北東へ)→440P付近12:43〜12:46→(北東へ)→川化山南西側の小鞍部12:54→見晴らしの岩場12:58〜13:03→(南東へ)→川化山南尾根折り返し地点13:07→(北へ)→川化山13:15〜13:25→(南へ戻り)→南尾根折り返し地点13:28→(南尾根をそのまま下る)→(途中で下降不可、タイムロス)→(北西へトラバース)→見晴らしの岩場13:35〜13:37→440P付近13:46〜13:50→(南東へ)→林道出合14:02〜14:04→川化支線分岐14:13〜14:14→駐車地点14:16 |
| 備考 | ♦この記録では「栃木の山紀行」、「日光連山ひとり山歩き」、「しろうと山ヤの部屋」等のHPの記録や掲示板などを拝見し、参考にさせていただきました。また、ヤマケイや随想舎の古い版のガイドブック等も参照しました。 ♦かまど倉の岩場については、実際に登っていないので上部がどうなっているのかわかりません。やはり、一般者用の巻き道を通った方がいいようです。くれぐれも安全第一でお願いします。 |
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