自宅から登り口まで20km足らずということで、朝遅めに出かけた。しかし、それが甘かった。ねくらハイカーはこの付近の山はほとんど歩いたことがないので、彦間川沿いの桐生田沼線を走行して閑馬方面への分岐を通り過ぎてしまい飛駒方面へ行ってしまった。
駐車地点は日陰で気温は5℃だが、それほど寒くはない。まずは笹が刈り払いされた歩きやすい作業道を北東方向へ登って行く。しかし、一体ここが地図のどの地点なのか全くわからない。道はすぐにスギの植林地に入り、やがて行き止まりになってしまった。
尾根上は多少ヤブっぽいが、何とか登ることはできる。尾根沿いから周りを見ても、やはり一体ここがどこなのか見当がつかない。
急斜面の尾根沿いを登りいくらか見通しがきくようになると、西風が当たり出し冷たい。尾根筋には比較的新しい境界を示すプラスチック製の杭が打たれている。
さらに少し登ると、ヤセ尾根の岩場のような地点を過ぎる。そこから少し下って、次の鞍部からは本格的な急斜面の登りになった。斜面の岩稜部にも先ほどの境界を示す杭が打たれているのが見える。
肩のような地点からは東方向に雑木林の斜面を登る。なおも上をめざして尾根沿いを進んで行くと、ひょっこり稜線上のピークに出た。正面の東側はヒノキの植林地で、北西(左)・南東(右)間に踏跡のある稜線が走っている。
右(東)側にヒノキ林、左(西)側に広葉樹の雑木林が繁る尾根沿いを下り、少し登ると三角点らしき標石のあるピークに着いた。立木に付けられた山名板を見ると、「金原山」となっている。てっきり金原山の北西側を歩いていると思っていたのに、ここが金原山だったとは驚いた。
金原山の山頂(427m)は雑木に囲まれているので、それほど見晴らしはない。山頂には3、4枚の山名板が付けられていた。
金原山からは先ほどと同じように右(東)にヒノキ林、左(西)に広葉樹の雑木林の尾根道を北西に進む。途中、前方方向に今日歩く予定の岩峰尾根らしき山並みが見えた。
小ピークからは北方向へ右にヒノキ林を見ながら進む。尾根沿いの上空には里山らしく先ほどからカラスがカァカァ鳴きわめいている。5分ほどで路肩に駐車スペースのある舗装林道の地点に出た。林道のこの峠付近にはゴミ捨て禁止の看板があるが、それをあざ笑うかのように産廃らしきゴミが捨てられていた。
林道の峠からは西方向へ笹がまばらに生えたヒノキの植林帯を進む。ヒノキ林の中の作業道は日陰になっているが、間伐が行われているためかちょうどいい角度で午前中の日の光が差し込んでいて歩きやすい。
そこからヒノキ林のヤブっぽい尾根を北へ辿る。植林帯を抜け、スズタケなどがまばらに生えた尾根沿いを登り、地図の等高線で400mのピークを右(北東)に曲がると、また右側がヒノキ林、左側が広葉樹の雑木林の尾根になった。
なおも尾根を北へ辿ると、左側にヤブの踏跡が見える。このヤブの道のようなトレースが2万5千分の1地形図の破線道のようだ。林道の途中の西側から上がってくるものらしい。そこからさらに少し行くと左側が崩壊して赤土がむき出しになった地点を通る。どうもこの尾根付近には林道のような跡がある感じだ。
しかし、この林道のような開削された道も次の枝尾根の崖っぽい地点で消えていた。ここで林道の開削が中止されたようだ。
灌木の繁る急斜面をどうにかこうにか登って行くと、道路のガードレールの支柱などに付けられている丸形の反射板が設置してあるピークに着いた。地形図でいうと林道からの破線道が終点しているピーク*で、標高が490mくらいだ。
さて、ここからは北西の岩峰尾根に向かうのだが、ネットの記録では北西側が崖のように切れ落ちているということだが、実際に見ると灌木の繁る急斜面の岩尾根という感じで下降不可能でもなさそうだ。
降りた地点から北側が切れ落ちた急斜面に踏跡らしきトレースがあるが、そこを伝わって北西尾根へトラバースするのはちょっと厳しい感じがした。ちょっと迷って、東尾根をさらに下って北西側へのルートを探すが見つからない。やはり、先ほどの地点を北西へトラバースするしかないようだ。
このトラバースで大分時間を食ってしまった。自分の優柔不断な性格を改めて露呈してしまった感じだ。
ここからはアカマツが多い雑木と灌木の岩尾根歩きになる。岩尾根といっても巻いて通るほどでもなく、尾根沿いを歩くことが出来る。
前方には等高線でいうと490mの中間峰*が聳えているが、ネットの記録でいうような絶壁というほどのものでもない。何とか岩場を伝われば登れそうだ。しかし、ここは記録の通り右の北東側を巻いて行くことにする。
頂上付近の立木に先ほどの破線終点ピークの西側の枝尾根で見かけた白テープが付けられていた。きっとこの南東側を直登して来たに違いない。
中間峰のピークからは岩尾根をさらに北西へ辿る。岩場を下って行くと、直登出来そうな岩場の右(北東)側に固定のトラロープが設置してあるのが見えた。ネットの記録にはないので、最近設置されたものらしい。
岩場を下ると、次の等高線でいうと480mの岩峰*が間近に見える。この岩のピークはネットの記録通り、右(北東)側を巻いて登る。すぐに480m峰の岩のピークに着く。
480m峰の岩のピークを北西方向へ下る。ここからはノーマルな山尾根コースになる。鞍部のような地点からは次のピークへの登りになる。
ヒノキの植林地に沿ってヤブの尾根を登ると、尖った岩のあるピーク地点に着いた。地図の等高線でいうと530mのピークで、ここからは左に曲がって尾根沿いを南西方向へ向かうことになる。
緩い傾斜のヤブ尾根沿いを進むと、小鞍部から左方向に先ほど歩いてきた岩峰尾根が見えた。そこから少し登ると尾根の肩のような地点に出る。そしてさらに左へ進むと、等高線でいうと530mの分岐ピークに着いた。
分岐ピークからは北西方向へ下る。このあたりからまた西風が強く吹き出した。尾根筋を少し登り返すと、松枯れの小ピークに着く。そこから尾根沿いを道なりに進んで行くと、どういうわけか北側へ下ってしまった。
途中の鞍部の岩場に、見たことのある地図のコピーが誰かの忘れ物かのように小石が乗って置かれていた。よく見ると、これはホームページ「栃木の山紀行」の高鳥屋山の山行記録に載っていた地図をプリントアウトしたものをさらにコピーしたもので、ルートがピンクの蛍光ペンでなぞられていた。
そんなことを考えながら北へ進んで行くと、540m峰の北尾根の見晴らしのよい肩のような地点に出た。そこからは北側の山並みがよく見える。
そこでUターンして、540m峰へ引き返す。540mのピークからはヤブっぽい尾根を東へ戻る。岩場のある尾根沿いを登り、先ほど迷った松枯れのピークを右(南東)へ登り返して530m峰の分岐ピークに着く。
小鞍部を過ぎて再び尖った岩のある530m峰に着く。ここで一息入れ、左にヒノキ林を見ながらヤブっぽい尾根沿いを南東へ下る。
尾根道を登って行くと、すぐに480m峰の岩のピークに着く。前方には次の中間峰の松の生えた峰が見える。この岩峰からは左(北東)寄りに巻いて下る。
別に岩場の斜面ではないので、すぐに中間峰の490mのピークに着く。この中間峰からは前方に午前中登りついた破線終点の490m峰が見える。
そこから岩尾根を進み、例のトラバース地点に着いた。往路では冷や冷やしながら北側を巻いたが、復路では直登することにする。一応急斜面の岩尾根なのでいくらか慎重に登るが、灌木が繁っているので容易に破線終点ピークに上がることが出来た。斜面に生えた灌木にも白テープが付けられ踏跡らしきトレースも見えるので、この直登路は結構歩かれているようだ。
南側のヒノキ林の境界沿いの急斜面には秋の落ち葉がまだ多く残っていた。再び破線道の分岐らしき地点を過ぎ、400mのピーク付近を左へ曲がり、スズタケの生えたヤブ尾根を進みヒノキの植林帯に入る。
ヒノキの植林地を進んで行くと、やがて前方に林道の峠が見えてきた。ちょうど救急車両が金原側に走り去って行くところだった。この道は交通量は少ないが、近辺の住民の生活道として使われているようだ。
そしてすぐに三角点のある金原山に着いた。山頂は午前中と同じで静かな里山の雰囲気が漂っている。ゆっくりしたい感じだが西日も大分傾いてきたようなので、次の午前中登りついたピークに向かう。
急斜面を下った鞍部から境界を示す杭が打たれたヤセ尾根の岩稜に登り返し、そこからまた急斜面の尾根沿いを下る。
林道に降りて、南方向に下る。やがて朝登って行った作業道を左に見て林道を進み、まだ日が沈む前に歩き出しの駐車地点に着いた。| 日程 | 2006年1月12日 (木) |
| 天候 | 晴れ 北西の風 |
| 行程時刻 | 「宮内」バス停奥の林道駐車地点9:30→作業道分岐9:32→(北東方向)→スギの植林地行き止まり9:40→(北へ斜面を登る)→登りついた尾根9:45〜9:58→(北東へ登る)→登りついた尾根道のあるピーク(420P)10:15〜10:18→(北へ)→金原山頂上10:20〜10:23→(北西へ)→展望台のピーク(410P)10:25〜10:27→林道閑馬長谷場線、峠付近10:40→(北西)→(ひとつピークを過ぎ、北へ)→小ピーク(400P)11:06→(右へ曲がる)→386P ?:?→(途中、左側から破線道らしき跡合流)→破線道(右)・林道跡(左)分岐11:17→(左の林道沿いへ)→林道跡行き止まり地点11:20→(北東へ登る)→破線終点ピーク(490P)11:25〜11:45→(東尾根方向へ下る)→北西尾根へのトラバース地点11:48〜11:57→北西尾根取り付き点11:58→(北西へ、途中右の斜面を巻き、南側へ登り返す)→中間峰のピーク(490P)12:14〜12:19→(北西へ、途中固定ロープ地点あり)→岩のピーク(480P)12:30〜12:33→尾根の鞍部12:40→尖った岩のあるピーク(530P)12:53〜12:58→(南西へ)→分岐ピーク(530P)13:05〜13:08→(北西へ)→松枯れのピーク(北へ下り迷い、戻る)13:10〜13:12→(西へ)→540m峰13:28→(北へ)→北尾根肩の地点(引き返し地点)13:30〜13:35→(戻り)→540m峰13:37→松枯れのピーク13:50→分岐ピーク(530P)13:53→尖った岩のあるピーク(530P)14:00〜14:06→尾根の鞍部14:20→岩のピーク(480P)14:23→(固定ロープ地点、岩尾根直登)→中間峰のピーク(490P)14:33〜14:36→(尾根筋を下り、直登する)→破線終点ピーク(490P)14:53〜14:56→(南へ)→(途中、400Pを左へ曲がり南東へ)→林道閑馬長谷場線、峠付近15:24→(南東へ)→展望台のピーク15:28→金原山頂上15:35→午前中登りつたピーク(420P)15:38→(西へ尾根沿いを下り、途中で南側へ下る)→林道出合16:04→(南へ)→林道わき駐車地点16:15 |
| 備考 | ♦今回は出発地点が間違っているので、この記録は他の方の参考になるようなものではありません。 ♦この記録では「安蘇の山懐から」、「日光連山山歩き」、「栃木の山紀行」等の記録を参照し、参考にさせていただきました。改めて感謝いたします。 |
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