ペルシャ全盛の時代に現われたギリシャは、陸上軍事力の中心に装甲歩兵を据えました。スパルタ軍を中心としたギリシャ兵は、青銅製の鎧、兜を身に付け、青銅製の盾を持ち、短い鉄剣をさげ、3メートル近い槍で武装していました。これら装甲歩兵集団(ファランクス)の側面には、軽装の歩兵部隊が投げ槍を持って控え、少数の貴族は騎兵となって指揮や連絡の任についていました。他に少数のいしゆみと投石機の部隊がありました。装甲歩兵は8列に並び、盾を構えて隊伍を崩さずに前進し、槍の穂先をそろえて敵主力を突き抜けたのです。
ペルシャ軍は軽装甲の騎馬弓兵を主力としていましたが、ギリシャの地は複雑で、その機動力を発揮することが出来ません。歩兵の数は多いのですが、装甲が劣っていたので、ギリシャ軍のいしゆみに制圧されてしまいました。一方、ペルシャ軍の主要武器は弓と短槍で、ギリシャ軍の装甲に対しては威力不足でした。 ■前480年 テルモピュライの戦い サラミス海戦 ■前401年 クナクサの戦い ■前371年 レウクトラの戦い |