紀元前216年、カンネーの戦いにおいて、ローマ軍の単一の大方陣(スパルタ式のファランクス)がカルタゴ軍の重装騎兵に後方から攻撃されて惨敗しました。ローマ軍は急遽戦法を改良します。方陣は平坦地でしか威力を発揮できませんし、後方や側面を攻められると非常に弱かったのです。側面援護のための騎兵などは貧弱で配置も適切ではなく、正面に重点を置いた方陣構成に撤底しすぎて、隊形が硬直化していたのです。それに気づいたローマ軍は本格的な騎兵を編成し訓練しました。そして軽装でも重装でも行動できるように訓練した歩兵を単一の大方陣ではなく、3個の単位集団にわけ、重ねて配置し、運用に融通性を与えました。 前256年 エクノムス海戦
前218年 トレビアの戦い
前217年 トラシメヌス湖畔の戦い
前216年 カンネーの戦い
前207年 メタウルス川の戦い

■ザマの戦い(前202年)
以前のような騎兵がいなくなつたカルタゴ軍は、戦象の突撃に期待をかけましたが、戦場の喧騒にパニックとなつた戦象は敵味方の区別なく戦場を狂奔し、この戦いで初めてカルタゴ軍はローマ軍に敗北しました。 ホームページへ戻る年表