ローマ軍の封鎖施設


櫓と防柵    乾濠     水濠    5列の杭     落とし穴    鉄カギ付の杭

アレシアを攻撃するためには、包囲と封鎖が必要でした。ローマ軍は1ヶ月以上かけて封鎖施設を造りあげます。上の図はその封鎖施設の断面図で、右側から敵が攻めてくると想定されています。攻撃してくる敵は、まず地面に埋められた「牛の突き棒」と呼ばれる長さ30センチの鉄カギ付の杭に足を取られます。次に「五つ目型のユリ」と呼ばれる五個で一組になった1メートル近い深さの落とし穴に出会います。これは底が狭くなるようユリの花の形をしており、底には先の尖った杭が仕掛けられて、落ち込んだ敵が串刺しになるようになっていました。続いて5列の境界杭が並び、その次には水を張った濠と空の濠(幅はいずれも5メートル近く)が掘られています。最後に逆茂木で守られた土塁(高さ4メートル弱)とその上に張り巡らされた防柵があり、3階立ての櫓が24メートル間隔で設置されていました。


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