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旅 路 01
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2009.05にヨーロッパスケッチツアーの講師としてイタリア(オルタ・サン・ジュリオ)とスイス(ソーリオ)を訪ねました。スケッチは天候具合が大きくものを言いますが、雨あり、晴れありで、吉凶相半ばすの結果でした。残雪と新緑が同時に眺められるベストシーズンを狙って出掛けた先は、狙い通りの絶景でした。風景の素晴らしさは勿論の事、添乗員の心配りも素晴らしく、やみつきになりそうなツアーでした。ミラノではホテル近くの画材店で東京では余り見かけないFABRIANOのスケッチブロック(粗目)を土産に買ってきました。FABRIANOの縦横比率はほぼP8サイズで好みの比率です。以下305mm×455mmの展示作品は総てFABRIANOです。最初、店員はFABRIANOではなくArchesを勧めてくれました。Archesはいつでも手に入りますので”FABRIANOだ”と言うと”オオ!アクウェーロ”とか言いながらブロックを出して来ました。どんな描き具合か期待していたので楽しみだったのですが、使ってみて店員が奨めなかった理由が納得できました。以後、FABRIANOのブロックを使う事は無いでしょう。当たりもあり、外れもありで旅は人生そのものでした。それではスケッチツアーの成果をお楽しみ下さい。
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ORTA SAN GIULIO
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01.「湖上の島」
2009.08.13 FABRIANO 1日目、ミラノ空港から山間の湖オルタ・サン・ジュリオに到着。街の入口でワゴンに乗り換えると狭い路地をすり抜けて土産物屋の並ぶ広場にでる。ちょっとした田舎の観光地だ。湖上レストランの付いたオルタ湖畔の宿に泊まる。翌朝、豪勢な別荘地から庭園の巨樹越しに湖上の修道院を眺める。 |
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02.「天上の教会」
2009.08.16 FABRIANO オルタ・サン・ジュリオの天気は生憎で曇りのち雨、ときおり晴れと言った具合で風景にはメリハリが無く魅力半減だった。湖上の元修道院は嫌でも目に付くがそれよりも対岸の崖上に立つ純白の教会に気持ちが動いた。舟で湖上を遊覧するとまさに天上の教会の様に印象的だった。 |
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03.「黄昏の尼僧院」
2009.08.27 FABRIANO 窓辺の光は暮らしの雰囲気を漂わせるものだが、こうして単にライトアップしただけでは人の温もりを感じさせるものは何もない。人が住まないというものはやはり寂寞感を隠せないものだ。 |
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04.「夜明け」
2009.08.20 FABRIANO 夜明け直前の青い世界が満ちている時間帯だ。街は未だ寝静まっていて夜半に冷えた空気が心地よい。こうして夜通し灯っていた街路灯も朝6時きっかりにこちら側も対岸も一斉に消灯する。同時に教会の鐘の音が湖面を滑って響いて来る。 |
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05.「雨のラーニャ」
2009.12.16 WATER FORD 対岸のLAGNA(ラーニャ)からサンジュリオ島を眺めたらと思い、水上バスに乗り込んだ。生憎、風雨で景色を眺めるどころではなかった。上陸して近所を散策したが一帯は静かな住宅地だった。この小径は水上バスの船着き場に至る。船着き場は小さな桟橋があるきりだ。 |
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VARENNA
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06.「額縁」
2009.09.12 FABRIANO 移動の日、コモ湖畔を辿りながらソーリオへ向かう。途中、バレンナの街で小休止。ここもちょっとした観光地で湖畔のカフェには大勢の人が群れていた。街で偶然にこのシーンを見つけたときに一目で気に入ってしまった。まるで映画の中に出てくるセットの様に感じられた。そこにいる私は何かの役を演じている俳優の様な気分になっていた。 |
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07.「バラ園」
2010.01.08 ARCHES 公園かと思い少し様子を 見ようと園内に入って行くと、後ろから女性の呼ぶ声がした。振り返ると女性が血相を変えて小走りに近づいて来た。何の事かと思いきやここは有料だとのこと。尋ねると6ユーロだそうだ。窓口で入園料を払おうとしたが集合時間が迫っていたので一旦戻ったのだが昼食はここで取ろうと決めた。 |
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08.「タイサンボク」
2010.01.10 ARCHES 旅行中、幾つかの町に立ち寄ったがイタリアの都市にはタイサンボクがあちこちに見受けられた。日本では厚ぼったい葉が少々鬱陶しく感じられるが、イタリアでは石造りの街並みのせいかタイサンボクがよく似合っていた。
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09.「テラス」
2010.01.08 ARCHES コモ湖は屹立した山間の湖なので、水面の広がりと立ちはだかる急峻な山腹とがまとまりのある風景を形作っている。湖上に突き出たテラスからはこの雄大な景色がアルプスの一部だと言う事を見渡せる。 |
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10.「糸杉の小径」
2010.01.08 ARCHES イタリアサイプレスが林立する様を見たのは初めてだったのでその美しさに感心した。明るい日差しが影を作る糸杉の小径を行くと、木の間越しに見える翡翠色の湖水と青く聳える山並みが一層美しい。 |
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11.「四阿」
2009.09.09 FABRIANO 天を突き抜けるかと思える程に真っ直ぐ針の様に立ち上がるイタリアサイプレスの森を抜けるとあの四阿が庭園の最後。湖を見晴らす四阿が湖上に突き出ている。斜に構えるのがイタリア流かな?と思ってみたりする。四阿からの眺めは勿論素晴らしい。オルタ湖でもコモ湖でも感心したのはエメラルドグリーンに美しく澄んだ水だ。 |
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12.「バレンナの庭」
2009.09.03 FABRIANO ソーリオへ向かう道すがらコモ湖畔の町バレンナで小休止。大型汽船が沢山行き来していたがコモ湖の水は透き通って美しかった。高い山々に囲まれた湖を見晴らす風情も素晴らしく、偶然見つけた庭園の緑陰で簡単な食事もまた格別だった。 |
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