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44「見返り橋」
258mm×365mm この橋の隣に新しい立派な橋がある。車は全部そちらを利用する。錆びた鉄骨や骨材が露出したコンクリート、役目を終えた橋と彼方に見える古い集落が離れがたい時の絆を感じさせる。 |
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45「遠望」
258mm×365mm 放水路の堤防に生い茂った自然林。木立の間から広々とした眺めが得られる。田園の景色を眺めるには絶好の空間だった。河川管理者の立場からは樹林などは無用の長物らしく、数年後河川改修で全て切り払われてしまった。勿論、杓子定規な堤防が出来ていた。 |
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46「御神木」
365mm×258mm 参道の入り口を守る御神木。道を走っていると神社のランドマークになっている。沼周辺では随一の大木かも知れない。この木は何枚も描いた。もっともっと大木になって欲しいと願っている。 |
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47「モノクローム」
540mm×740mm 夏の田園は青空と青田のハーモニーと言いたかったが、一度描いてみたものの青と緑の余りに生な発色に大失敗だった。しかしこの風景は描いてみたかった。そこでモノクロームではどうかと試してみると思った以上に良い収まりになった。 |
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48「五月の風」
540mm×740mm 多分、ヤナギだと思うが絵を描き終わってから樹種を調べに出掛けた。現場に着くと跡形も無く風景は消えていた。新品の無味乾燥とした堤防が連なるばかりだった。五月でも木陰に入ると通り過ぎる風は冷え冷えと肌寒かったのを覚えている。 |
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49「さなぎの家」
540mm×740mm 広い田圃の中に荒れ果てた小さな一軒家を見つけた。無人の空き家だ。生活の痕跡が残っていた。積もった塵の厚さから相当の年月を抜け殻状態で過ごした様だ。錆びて破れたトタン屋根、斜めに長く引いた影、描かずにはいられないモチーフだった。 |
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50「過去現在未来」
540mm×740mm 未来は輝く光の中から現れて、過去は漆黒の闇の中に消えて行く。お気に入りの台詞通りのモチーフだ。水辺を辿った旅も終わりに近付いた。新しく立派な橋が架かり真っ白で未来を象徴している。対して古い橋は黒々とした陰に沈み、闇に消えようとしている。橋は異界を結ぶものの象徴だ。 |
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51a「阿吽」
258mm×365mm 沼周辺には昔の村毎に建てた神社が沢山ある。これはどこの神社だったか忘れてしまった。どこの神社でも参道には狛犬が鎮座しているが、ちょっと変わった表情をしていたので描きとめた。漢字で「阿吽」と書くが元はAUM●の四音で構成された宇宙の響きだ。 |
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51b「阿吽」
258mm×365mm 時折テレビなどでチベット僧院の暮らしを放送する事がある。そんなとき大勢の僧侶達が集まって祈りの合唱をする。そのとき唱えているのがAUM●(アーウームー虚空)の四音だ。 沼周辺の神社に棲む狛犬の中で一番風格があるのは香取鳥見神社の狛犬だろう。堂々として威厳があり風格を醸している。 |
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52「まだまだ蕾」
440mm×600mm コスモス畑で子供が尋ねた、 「私はお花?それとも蕾?」「うーん そうだねー まだまだ蕾かなー」「そうなの?」「そうだよ」「ふふふ・・・私は蕾 まだまだ蕾」 まだ片手で数えられる年頃のある日の会話。水辺の空き地に作られたコスモス畑はまだまだ蕾だった。 |
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