メンテナンス&トラブル

 自転車のメンテナンスと言っても、チェーンに油をさす位しか思い浮かばない方も多いと思います。しかし、クロスバイクのような自転車は、メンテナンスの良し悪しで快適なサイクリングが出来るかどうかが決まります。 ここでは、超基本的なメンテナンスから裏ワザ的なメンテナンスまで、気持ちよくサイクリングするためのメンテナンス方法をご紹介します。


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空気圧点検&空気継ぎ足し   はてなブックマークに追加 

 クロスバイクのようなスポーツタイプの自転車はタイヤの空気圧が高く、乗らないでいても少しずつ空気が抜けてしまいます。メンテナンス本を見ると、「
毎週空気圧を点検したほうが良い」と書いてあるではありませんか! 空気圧が低すぎると、段差を越えるときにリム打ちしてパンクし易いのと、摩擦が大きくなりスピードも出なくなります。クロスバイクのようなスポーツバイクでは、空気圧のこまめな管理は基本中の基本らしいです。さっそく空気圧の点検&空気の継ぎ足しをしてみました。
 スポーツバイクのバルブは写真のような仏式バルブが多いです。仏式バルブは高い圧力で空気を入れられます。空気を入れる時は、バルブの位置はなるべく上にするとラクに高圧まで入るそうです。まず、バルブキャップをはずします。バルブを緩め指でバルブの先端を押すと、「プシュ!」っと音がします。

 ポンプ(空気入れ。例はTOPEAK ロードモーフ ゲージ付)の先端を真っすぐバルブの根元まで差し込み、ポンプ後ろのレバーを立てます。根元まで差し込まないと空気が漏れてしまいます。また、曲がった状態で差し込むと
バルブが折れてしまいます。
仏式バルブの写真
エアポンプを差したところ  ポンプのエアゲージに空気圧が表示されますので、指定の値まで空気を継ぎ足します。ちなみに適正空気圧はタイヤのサイド部分に書かれています(一般車と同じ英式バルブのクロスバイクでは、空気圧表示はないかもしれません)。。私のクロスバイクに最初に付いているタイヤ(ミシュラン・ダイナミック 700×28c)の場合、適正値は58PSI〜87PSIです。 できればしっかりした空気圧計を用意して、適正な空気圧を管理したいところです。この場合、最初は空気圧を高めにしておいて、空気圧計を見ながら少しずつ空気を抜いていくのが良いでしょう。

 さて、適正な空気圧になったら、ポンプのレバーを倒してポンプを外します。バルブを締めるのを忘れずに。最後にバルブキャップを装着してメンテナンス完了です!

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グリップ交換     はてなブックマークに追加 

 標準装備のグリップで長距離走行した時に手のひらが痛くなるのを、毎回サイクリングに出掛けるたびに何とかしたいと思っていました。方法は二つあって、@グローブをする・Aグリップ交換、のどちらかなのですが、今回はグリップ交換に挑戦してみました。

 写真は、ボディジオメトリーデザインで有名な、スペシャライズドの「BGグリップ」です。上が左用、下が右用で、全体的に滑り止めの丸いくぼみがあります。指がかかる部分はズレないよう凹凸になっており、手のひら部分は衝撃を吸収するよう柔らかいゴムパッドが付いています。

 交換作業は単純で、元のグリップをハンドルから引き抜いて、新しいグリップを差し込むだけです。
 ところが、実際に作業を始めてみると、元のグリップがなかなか抜けません。内側のゴムがハンドルバーにピッタリくっついているようです。こんな時はグリップの淵をめくって、グリップ内部にメンテナンス用のパーツクリーナーを吹き付けてみましょう。クリーナーが蒸発する前にすばやくグリップを引き抜きます。

 グリップを回しながらながら引き抜くと、無事ハンドルバーから抜くことができました。むきだしになったハンドルバーをキレイに拭いて、新しいグリップを挿し込みます。この時、新旧のグリップの長さが違う場合は、ブレーキレバーやシフトレバーの位置を動かす必要がありますので注意しましょう。レバー位置の調整は、アレーンキーかドライバーでボルトを緩めるだけでできます。
 新しいグリップを挿し込む時は、引き抜く時と同様にグリップ内部にパーツクリーナーを拭きつけます。そうしないと最後まで差し込むことは難しいです。パーツクリーナーを吹き付けたら、乾かないうちにグリップを挿し込みます。BGグリップのように単なる筒状のグリップではない場合は、グリップを回しながら手にフィットする角度を見つけましょう。パーツクリーナーが乾けば、グリップがハンドルバーに密着してズレなくなります。

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ハンドルバーカット     はてなブックマークに追加 

 標準装備のハンドルバーがちょっと長く、街中で邪魔に感じたり高速域で安定感に欠ける気がして、ハンドルバーをカットすることにしました。標準のバーは58cm(グリップがあるので実測60cm!)なので、左右2cmずつカットして54cmにしてみます。

 用意するものはパイプカッターとアーレンキー(車種によっては+プラスドライバー)と鉄工用ヤスリ、パーツクリーナーだけです。はじめに、バーをカットする長さだけシフターとブレーキレバーを内側にずらします。ボルトを緩めれば簡単に動くのですが、あまりレバーの角度を変えないようそのまま横方向に動かした方が後の調整がラクだと思います。同時にグリップ交換をする場合には、新旧グリップ長の差を考えてずらしましょう。シフターとブレーキレバーの位置が決まったらボルトを固定し、続いてグリップを外します。やり方は上の「グリップ交換」をご覧ください。
 グリップが外れたら、いよいよパイプカッターの出番です。バーについた汚れは拭いておきましょう。カッターをバーに当てます。上部のローラーと下部の刃先でバーを挟むようなイメージです。調節ネジを動かし、刃先がバーに軽く当たるところまで締めていきます。最初から強く締めてしまうと刃先が傷みますので気をつけましょう。なお、カーボンのハンドルバーはこのパイプカッターでは切れないので、バイクショップに依頼した方が無難です。

 パイプカッターをゆっくり動かし、刃先がバーを一周するように回転させます。バーの表面が少しずつ切断されていきますので、それに合わせて調節ネジを少しずつ締め、刃先がバーを確実に捉えるようにします。何周(何十周)か回転させると、パイプが切断されます。反対側のバーも同じ要領で切断します。

 日常生活ではこういうツールを使う機会がほとんどないので、クルクル回すだけでバーが切れていくのを見ると、何だか楽しくなってきますね。でも切断されたバーは鋭く尖っていてバリが出ていますので、手を切らないように注意しましょう。
 あとは鉄工用ヤスリでひたすら面取りします。面取りしないと、転倒時にグリップを突き破ってバーが出てきたり手を切ってしまいます。バーのフチを触っても引っ掛かりがなくなる状態まで削ったら、削りクズを除去してグリップを装着します。装着の方法は上の「グリップ交換」をご覧ください。

 シフターやブレーキレバーを全く同じ角度のまま内側にずらしても、バーの長さが変わると操作感が変わります。シフト操作やブレーキ操作に違和感がある場合には、レバーの角度を変えてみます。ハンドルバーカットは片側2〜3cmでもかなり運転感覚が変わりますので、最初はあまり長くカットしないほうが良いかもしれません。シフターとブレーキレバーを動かしたら、ボルトの締め忘れがないように注意しましょう!

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シートポストからの異音     はてなブックマークに追加 

 ある日のサイクリング中のこと、ペダルを漕ぐタイミングに合わせどこからか「カチ…カチ」と音がします。家に戻り、ハンドル付近やサドル付近、コンポーネント付近のボルト類を全て増し締めしてみたものの、緩んでる箇所は一つもなく、異音も全くに止みません。ふと、立ち漕ぎしてみると音がしないことに気が付きました。「サドル関係に違いない」。何度も調べたところその原因をつかみました。

私のクロスバイクのシートポストは、直径がシートチューブより細いため、間に黒いプラスチックのスペーサーが入っています。スペーサーが入っているクロスバイクは多いみたいです。
このスペーサーの割れ目とシートチューブの割れ目が同じ方向を向いていたため、それぞれが噛み合って「カチカチ」音がしていることがわかりました。
シートポスト(前方よりみた写真)
そこで、スペーサーとシートチューブの割れ目が互いに干渉しないよう、スペーサーを90度ずらします。この状態でシートポストを固定したところ、カチカチ音はしなくなりました。

CRS1はチェーンの音やタイヤの音があまりせず、静かな自転車ですね。う〜ん快適!



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シートポスト2(前方よりみた写真)


Vブレーキ調整     はてなブックマークに追加 

 ブレーキレバーを引いてもいないのに、片側のブレーキパッドがリムに触るようになってしまいました。このままではまずいので、ブレーキ調整が必要です。今回は、後輪の左側(スタンドが付いている側)のブレーキパッドがリムにあたっているので、反対側(右側)のパッドと同じ間隔でリムから離れるようにブレーキ調整をします。
 
 ブレーキ本体についているネジを締める(時計回り)とパッドがリムから離れていきます。逆にネジを緩める(反時計回り)と、パッドがリムに近づきます。1/8回転とか1/4回転ずつ回しながらブレーキを掛けてみて、慎重に調整します。メンテナンススタンドがあると作業がラクです。ちなみに、クロスバイクによってプラスドライバーで調節するものと、アーレンキー(六角レンチ)を使うものがあります。


 余談ですが、Vブレーキはよく効きます。ただ、タイヤが細めなせいか、強いブレーキングではロックし易いようです。。。

それから、新車で自転車を買った場合は、乗っているうちに少しブレーキワイヤが伸びます。ワイヤが伸びるとブレーキの引きしろが大きくなり、レバーを大きく引かないとブレーキが効かないように感じることがあります。
Vブレーキ調整1
Vブレーキ調整2 こんな時は、ブレーキレバーの根元にあるアジャストボルトを緩めると遊びが減り、ブレーキの効き始めが早くなります。 ボルトを調整した時は、根元のナットを締めるのを忘れずに!

これでダメな時はワイヤの遊びを取りましょう。ブレーキのメンテナンスで快適なサイクリングが甦ります。

以上でVブレーキ調整の完了です!


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リーチアジャスト調整     はてなブックマークに追加 

 リーチアジャストとは、ブレーキレバーからグリップまでの距離を短くしたり長くする機構です。この機構が付いているブレーキをお使いの方は、ぜひ自分の手にあった距離に調整してみましょう。
 リーチアジャスト機構があるのに、意外と気付かずにそのまま乗っている方も多いようです。手の小さい方など、ブレーキレバーが遠いのを我慢しながらサイクリングしている場合は、丸印のネジをアーレンキーで調整することでレバーまでの距離(水色線)が短くなり、長距離走行時の手の疲れを軽減することができます。

 リーチアジャストを調整すると、ブレーキワイヤの長さも調節しなければならない場合があります。また、このネジはリーチを調整するためのもので、ワイヤの長さを調節するためのものではありませんのでご注意ください。



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センタースタンド取付     はてなブックマークに追加 
 フェンダーのない自転車だと、どうもサイドスタンドは目立ってバランスが悪い気がして、センタースタンドを付けることにしました。買ったのはCAPTAIN STAGのセンタースタンド。黒いカラーが私のグレーメタリックのクロスバイクにマッチしています。

 チェーンステー(シートチューブと交差するあたり)に取り付けるのですが、ただ2枚のプレートをボルトで締めるだけなので、取り付けはとっても簡単です。
グイグイ。バキっ!あれっ??プレートが割れちゃったよ。。。 何とも納得いかないですが、幸い自転車は無傷です。あきらめて別のスタンドを買いました。TRANZ−Xのセンタースタンドなら問題無いでしょう。

 グイグイ。今度はバッチリです!フレームサイズにあわせてスタンドの長さも調節しましょう。+ドライバー1本で調整できます。 このスタンドは足の部分が軽いので、駐輪時に軽快感が味わえます。



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サイクルメーター取付     はてなブックマークに追加 

 クロスバイクはかなりスピードが出ます。サイクリング中にスピードや走行距離が分かったら面白いだろうな〜と思う方も多いのではないでしょうか? 私もその一人で、さっそくサイクルメーターを購入しました。
 メーターにはワイヤー付きとワイヤレスの2種類あるのですが、取付けが簡単で配線スッキリ(というか配線不要)なワイヤレスメーターの方がクロスバイクにはお似合いです。

 サイクルメーターは、本体、取り付けブラケット、センサー、マグネットの4つで構成されています。
下の写真は、ドイツ製で丸いデザインが特徴的なTRELOCKのFC900です。
TRELOCK F900 【ワイヤレスメーターの特徴】
・配線不要で見た目スッキリ!装着もカンタン!
・ワイヤ有りメーターより電池の減りが早め。(ライトよりはずっと長持ち)
・お値段はワイヤ有りメーターより高め。
取り付けカンタン  まず最初に、本体にタイヤの円周長を設定します。この作業を怠ると、正確な速度や距離は表示されません。メーターの説明書にも円周長の早見表が載っていますが、メジャーで実測した方が良いです。

 次に、ブラケットをハンドルに取り付けます。ハンドルにネジで留めるだけです。場所は邪魔にならなければ左右どちらでもいいのですが、本体とセンサーの距離は60〜70cm以内でないと電波が届かないので、通常はセンサーを付ける側にブラケットを取り付けます。

 センサーを付ける側は説明書に書いてあります。TRELOCK−FC900の場合は左側です。

 ブラケットを付けたらメーターを装着します。
 続いてセンサーを取り付けましょう。フォークにタイラップ(プラスティックのバンド)で固定します。マグネットの位置も考えながら固定しないと、タイラップを切断するハメになりますので気をつけましょう。
 最初はあまり締めずに仮り止めしておき、テスト完了後に増し締めするのがいいと思います。

 センサーはフォークの前側に付けた方がいいでしょう。後ろ側に付けると、万一センサーがズレた場合、
走行中にスポークに巻き込んでとんでもないことになりそうな予感がします。

 最後にマグネットをスポークに取り付けます。ネジでスポークを挟むタイプが多いと思います。
センサーはフォークの前に
 マグネットが何の役に立つかというと、この磁力をセンサーが感知して速度や距離を表示するのです。マグネットは外側(タイヤ側)に近いほど速度を検知しやすくなりますが、反面、ホイールのバランスが悪くなります。

 また、マグネットとセンサーの間隔は、2〜5mmにする必要があるのですが、マグネットの設置位置をタイヤの外側にすればするほど、センサーとの間隔が遠くなってしまいます。なぜならスポークはハブからタイヤに向かってV形になっているからです。
2〜5mm
装着完了♪  手でタイヤを回してテストしてみましょう、こんな時もメンテナンススタンドがあるととても便利です。本体にスピードが表示されれば装着OKです!

 タイラップはきっちり固定してください。余分な部分は必ず切断しておきましょう。マグネットを固定するボルトも、ボルト固定剤を付けておくと安心です。

 サイクルメーターがあると、サイクリング中にスピードや走行距離がわかるので、走る楽しさ倍増ですよ!(倍増どころか100倍くらいかも!)


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サドル位置の前後調整     はてなブックマークに追加 

 クロスバイクを買った時、サドル位置の前後調整はしたでしょうか?ほとんどの人が高さだけを変えていて、意外と前後の調整はしていないのではないでしょうか。
 スピードが出ている時、もう少し後ろに座りたいなぁと思ったことがある人はサドルを後ろに下げ、反対にいつも腰が引けているような感覚がある人はサドルを前に出してみましょう。


 前後位置の調整はカンタンです。自転車からシートポストごとサドルを外し、上下引っくり返します。アーレンキーでシートポストとサドルを固定しているボルトを緩めます。私の自転車はこのボルトがネジ止め剤で固定されていたので、最初はビクともしませんでしたが、力を入れたら何とか緩みました。

ちなみに、サドル交換やシートポスト交換などのメンテナンスも、同じ手順でできます。

 サドルを後ろに下げたい時はシートポストを前に出します。逆に前に出したい時はシートポストを後ろに下げます。位置が決まったらボルトをしっかり締めましょう。5〜10mm位ずつ位置を変えて、いろいろ試すといいかもしれませんね。

 サドルが傷まないよう、作業時は下に柔らかい布を敷いた方が良いでしょう。それから、シートポストにはグリースが付いていますので、手や服がべたべたにならないように気をつけましょう。

 サドル位置の調整はお手軽で効果的なメンテナンスです。私は10mmほどサドルを後ろに下げたところ、スピードを出した時の安定感が格段に向上しましたよ!


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サドル交換     はてなブックマークに追加 

 純正サドルの交換は、アーレンキー一つですぐできます。見た目のイメージチェンジや、座り心地の改善に効果大です。サドル交換の成否は、どれだけ自分に合ったサドルを見つけられるかが最も重要だと思うので、じっくり情報収集してからサドルを購入しましょう。私は、座り心地と見た目のバランスから、セライタリアのプロリンクというサドルに交換しました。 

 交換はとっても簡単です。まず、新旧サドルの固定位置が変わらないよう、現在のサドルの固定位置をマジックなどでシートレールにマークします。

 次に、シートポストの前後位置調整と同じ要領で、サドルを固定しているシートポストのボルトを緩めます。サドルに傷をつけないよう、下に柔らかい布などを敷いてから作業します。

 ボルトが緩んだら、シートポストからサドルを取り外します。いよいよ新しいサドルの装着に入ります。 
 サドル交換する時は、たとえ新旧サドルの大きさや形状が違っていても、位置合わせはサドルの前端を揃えて行います。
 こうして並べると、純正サドル(上)はお尻の部分が厚ぼったく感じますね。。。

 前端が揃ったら、古いサドルのシートレールに先ほどマーキングした位置と同じ位置で、シートポストを固定します。

 これでサドル交換の完了です!あとは試乗しながら前後位置を微調整してベストセッティングを見つけましょう。
 
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前輪のはずし方     はてなブックマークに追加 

 メンテナンスや輪行など、フレームからタイヤを外す機会は意外とあるものです。まずは前輪を外してみます。簡単な作業なので一度やってしまえばすぐ慣れます。

 最初にVブレーキを開放する必要があります。両側のブレーキアームを手で内側に押さえ、バナナ(金属のパイプを)外します。これでブレーキはフリーになりました。

 つづいてクイックリリースを外します。
 クイックリリースの外し方は前輪と後輪で微妙に違います。前輪はレバーを倒し、レバーと反対側のナットを手で固定しながら反時計方向に2〜3回転させてネジを緩めます。タイヤを押さえながらフレームを上に引き上げると、フォークから前輪が外れます。以上です。

 タイヤをフォークに装着するときは、上記を逆の手順で行います。タイヤがフォークにしっかり収まっていることを確認し、りリースレバー反対側のネジを締めていきます。このネジの固定が緩すぎると、レバーで固定しても走行中にタイヤが外れる可能性があります。締めすぎるとレバーが倒せません。レバーを倒す時に手のひらに軽く跡が残るくらいがちょうど良い締め加減のようです。リリースレバーはフォークと平行に固定します。


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チューブ交換     はてなブックマークに追加 

 チューブ交換はまずタイヤの空気を抜く事からはじまります。バルブを緩めて空気を抜きます。続いて、バルブの近くにタイヤレバーを差し込みスポークに引っ掛けておきます。もう一本のタイヤレバーを使い、タイヤをリムから外していきます。魚をさばくようなイメージで一周ぐるっとタイヤを外します。

 タイヤがリムから外れたら、チューブを抜き取ります。バルブの反対側から外していき、最後にバルブをホイールから抜き取ります。
 新しいチューブには少し空気を入れておきます。バルブ部分をタイヤに差し込み、ホイールにセットします。

 チューブ全体をタイヤに差し込んだら、バルブ付近から手でタイヤをリムにはめていきます。タイヤがチューブを咬みこまないよう、確認しながら作業を進めます。
 タイヤの向きは、クランク側にロゴマークが表示されるようにし、バルブの位置とロゴマークの位置を合わせるのがスマートなセッティングのようです。

 一周タイヤをリムにはめてきたら、写真のように最後にバルブ部分のタイヤがチューブを咬んでいないか再度確認します。タイヤに指定空気圧まで空気を入れ、手でハブを持ってタイヤを回転させて振れを確認します、OKならフォークにタイヤを装着して作業完了です!


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フリーハブからの異音     はてなブックマークに追加 

 走行中、後ろのほうからキューキューとゴムが擦れるような異音がしました。ゆっくり走ると音はしないのですが、時速20kmくらいで走ると異音が聞こえてきます。
 家に戻ってメンテナンススタンドに自転車を載せ、手でクランクを回してみたところ、後輪のハブ(フリーハブ)とハブを覆っているゴムカバーとが擦れて音が出ていることがわかりました。

 普段はゴムカバーは停止しているのですが、ハブの回転に引きずられてカバーが少しずつ回転してしまい、この時にキューキュー音が鳴っています。洗車の時に油分が落ちてしまったのかもしれません。

 ゴムカバーとリアハブの隙間にグリースを注油し、隙間にグリースが入り込むように指で馴染ませます。

 再度走ってみたところ、カバーが引きずられることはなく、異音もしなくなりました。


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スプロケット交換     はてなブックマークに追加 

 「もっとトップスピードを上げたい!」「もっと登り坂をラクに走りた〜い」。こんな時は、スプロケット交換でトップ側(高速用)あるいはロー側(低速用)の守備範囲を広げることが有効です。但し、トップ側交換は脚力が余ってる方向けです。
 私の場合はトップスピードに不満がありました…。ペダルを高速回転させればスピードは出ますが、疲れて長時間は身体が持ちません。現状では、トップギアだとペダルが重くて踏めないという脚力の問題は感じないため、スプロケット交換でギア比を高速向け(純正SRAM12T−26T⇒シマノULTEGRA11T−23T)に変えることにしました。
 ちなみに○○Tの○○は各ギアの歯数で、リア9段変速の場合はトップ側12T前後〜ロー側26T前後を使っている自転車が多いと思います。各ギアの歯数は、スプロケットをよく見ると歯の下あたりに刻印してあります。もちろん実際に数えても分かります。
【交換に必要なもの】上から
・モンキースパナ
スプロケットリムーバー
スプロケットロックリング抜き
・スプロケット(写真はシマノULTEGRA 11T-23T)

ロックリング抜き(黒い工具)は、スプロケットのメーカーや製品毎に数種類あります。また、スプロケットの歯数は1つ違うだけで体感的にだいぶ違います。購入時は要注意です。

※交換前後で歯数が変わると、チェーンの切断や交換が必要になる場合があります。
・後輪をフレームから外します。
・次に、クイックリリースをハブから抜き取ります。
・ロックリング抜き工具をロックリングに差し込みます。
・リムーバーをスプロケットのロー側(真ん中より大きい側)ギアに掛け、リムーバーの柄を手で抑えます。
・スパナでロックリングを矢印の方向に回して緩めます。
・工具を全て外し、手でスプロケットを抜き取ります。

タイヤで服が汚れるので、服装に注意しましょう(涙)。
スプロケットで手を切らないよう手袋も付けましょう。
元のスプロケットを抜き取った後は、フリーハブの汚れを落としておきます。いよいよ新しいギアを組み込みます。

1枚ずつギアが組めるようになっているスプロケットの場合は、大きいギアからフリーハブにはめていきます。
1箇所だけ突起の幅が違う部分がありますので、そこに合うように組みます。

全てのギアを組んだら、ロックリングを付けます。その際、ロックリングのネジ山にグリスを塗っておきます。
ロックリングを付けたら、ロックリング抜き工具とスパナで締め付けます。

ロックリングには締め付けトルクが書いてありますので、その力で固定します。40Nm〜50Nmの場合が多いです。
「40Nm」と書いてある場合、中心から1m先に約4kgの力を掛けて締め付ける計算になります。長さ25cmのスパナでは、16kg(長さが1/4になった分、力は4倍)の力で締め付けます。
ロックリングを締めたら、ハブにクイックリリースを通し、後輪をフレームに付けます。

アロイ(亜鉛)の輝きが何ともいい感じです! 速いです!


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チェーン交換     はてなブックマークに追加 

 スプロケット交換によってチェーンが長すぎるようになったため、チェーンを切断してコマを詰める必要が出てきました。純正のシマノHG53がすぐ錆びてしまうので、思い切ってチェーンもULTEGRA(HG93)に交換しました。チェーン交換は、チェーン切り工具があれば誰でも簡単にできると思います。
 チェーンはアウターリンク(幅広部分)とインナーリンク(幅狭部分)の2つでできています。チェーン切断は、走行時のチェーン進行方向前側のアウターリンクから、コネクティングピンを抜いて行います。

 それではチェーン切断開始です。チェーン切り工具のガイド部分にチェーンを載せ、工具のバーを回しながらチェーンピンを押し抜いていきます。ピンの抜き始めと終わりに少し力が必要です。ピンが抜けたら工具のバーを逆回転させてチェーンから抜き、チェーンを外します。チェーン切断はたったこれだけの作業です。チェーンや床材が汚れないよう、作業時は下に新聞紙などを敷くと良いと思います。
 次に、新しいチェーンに交換です。新品のチェーンは、複数サイズ(リンク数)用意されていますが、私が買ったのは純正HG53と同じ長さのHG93・114リンクでした。チェーンの幅も複数用意されていますので注意が必要です。幅を間違って買うと、どうやっても使えません。私はリア9段用を買いました。形状や重量はHG53と同じですが、ジンクアロイ仕上げで錆びにくいらしいです。

 新品のチェーンは使いたい長さに切断しておきます。最適なチェーンの長さはディレーラーの説明書に書いてあると思います。私の場合は、新旧スプロケットの円周長の差÷2を計算して、2コマ切断しました。
 いよいよ新しいチェーンをディレーラーに通します。プーリーとケージの部分を通し忘れると、最後にまたチェーンを切断するハメになります(私はやってしまいました)。クランク側は、インナーギアの内側にチェーンを落としておいた方が、チェーン結合時にテンションがかからず作業がラクです。

 チェーン結合部分(アウターリンクのチェーン進行方向前側)に、チェーン付属のアンプルタイプ・コネクティングピンを差します。チェーン切り工具にチェーンを載せ、切断時と同じ要領で今度はピンを押し込んでいきます。
 ピンが向こう側に半分ほぼ出たところで押し込むのをやめ、工具を外します。工具の切断用ホール等で余分なピン部分を折ります。結合部分は最初は曲がりにくいので、手でチェーンをしごいて馴染ませましょう。以上でチェーン交換の完了です!

 今まで「チャララ〜」という感じでチェーンが回っていましたが、チェーン交換後は「シュルル〜」という感じで回ります。ペダルとスプロケットがダイレクトに繋がったような感じがし、回転時のロスが減ったのか、走っていて疲れが減りました!


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タイヤをピカピカに洗う     はてなブックマークに追加 

 このネタは、あまりにもつまらないせいか市販の本では見たことがありません。しかしながら、個人的にはとても満足感が高いメンテナンスネタなので書いておきます。

 タイヤはゴムなので日が経つとツヤがなくなります。自動車の洗車マニアだった私は、ある日ふと自動車タイヤ用のツヤ出しスプレーが自転車にも使えるのではないかと考え、早速試してみました。タイヤを回しながらスプレーをかけるため、メンテナンススタンドを使った方が作業がラクです。なお、スプレーがハブにかかると、ハブ内部のグリースが溶けてしまいます。ハブにかけないよう注意しましょう。

使用前 使用中 使用後

 ツヤツヤです!タイヤ保護スプレーなのであたり前ですが効果抜群です。新品のタイヤ以上にピカピカです。
スプレーはリムや路面との接地面に付くと滑りやすくなるので、必ず拭いてから試運転しましょう。

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サドルをビカビカに洗う     はてなブックマークに追加 

 調子にのって、サドルも自動車用の革&プラスティッククリーナーで洗ってみました。サドルだけじゃなく、シフターやアウターなどのプラスティック部分にも使えます。

使用前 使用後

 いかがですか? お楽しみいただけましたでしょうか。
ピカピカになりますが、ツルツルにもなります。まあ、それほど不都合はないのでいいでしょう。

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便利グッズ紹介     はてなブックマークに追加 

 自転車のメンテナンスや洗車時に、雑巾を使う方は多いのではないでしょうか?
でも、ディグリーザー、グリース、チェーンオイル、クリーナーなど、いろいろなものを使うので、雑巾を何枚も用意するのは面倒ですよね。

 私はクッキングペーパーを使っています。不織布なので毛羽立たず、クリーナーの使い分けにあわせてペーパーも使い分けられるのでメンテナンス時にとても重宝しています。

皆さんもいかがですか?

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 スポーツバイクは空気のバルブ形状がシティサイクルとは違うため、空気圧調整のような簡単なことでも、最初は手間取ってしまいます。また、注油についてもグリースじゃないとダメな部分があったり、性能を維持するためにはやはりメンテナンス本が手元にあったほうがいいと思います。

 この本は、パンク修理、ディレーラー(ギア)調整、パーツ交換、異音対策など、必ず必要になる知識が詳しい解説付きで書いてあるため、クロスバイク購入時はもちろん、その後も長く使える本だと思います。

 このサイトのTOPでもサイクルスポーツ編集長のインタビュー記事をリンクしていますが、クロスバイクは日常のメンテナンスがとても大事な自転車です。新しいバイクを買ったら、傷つけたり壊したりしないためにもメンテナンス本は必需品です。


 【ほかのおすすめメンテナンス本はこちら】


クロスバイクならメンテナンスも楽しい!


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