d Petition Kenneth Foster 世論の圧力で、テキサス州知事は8月30日、死刑執行直前に恩赦の措置をとり、フォスターは終身刑へと減刑されました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます→ http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2274599/2059957

テキサス州の悪法 「殺人現場に居合わせた全員に死刑」の犠牲者
8月30日執行予定のケネス・フォスター、執行中止署名を

8月30日、米テキサス州で30歳のアフリカ系アメリカ人男性の死刑執行が予定されています。この男性ケネス・フォスターは10年前、強盗グループの一員として、他の3人を乗せて車を運転していました。そのうちの1人が車から降りた後、路上にいた白人男性マイケル・ラフッドと口論となりラフッドを射殺しました。

しかし、テキサス州の「当事者法」では他の重罪行為の実行中(この場合、強盗)「殺人現場にいた全員に死刑」を定めており、殺人を犯していない、しかも強盗計画を知らなかったフォスターも死刑にされようとしています。

関わった裁判官、検察官、陪審員もフォスターが殺害に関与していないことを認めています。しかしフォスターの控訴は今週、棄却されました。

「共謀罪」の上を行くような過激な州法による、不当な死刑執行中止にご署名ください。

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-★テキサス州法 「殺人現場に居合わせた全員に死刑」の犠牲者

8月30日執行予定のケネス・フォスター氏、執行中止署名

テキサス州リック・ペリー知事および特赦仮釈放委員会宛て

http://www.petitiononline.com/a_foster/petition.html

※署名の仕方
@画面一番下の「Click here to sign petition」をクリック
A次画面で現れる四角の一番上から
Name:氏名(ローマ字)
Email:必要ですが、署名の呼びかけ人だけへの公開にできます
State:書かなくてもOK
メールアドレスを非公開にしたい場合はその下のボタン式の部分をPrivateのままで触らなくてけっこうです。呼びかけ人にのみ通知したい場合は、2番目の「Available to Petitin Author」に。

------------------<嘆願文の内容>------------------------

テキサス州リック・ペリー知事および特赦仮釈放委員会宛て

8月30日に死刑執行が迫るケネス・フォスターの執行中止署名にご協力ください。

フォスターは1996年8月14日の夜、他の若い男性3人(マウリセオ・ブラウン、ジュリウス・スティーン、ドゥワイン・ディラード)と共にいました。その晩、グループは2件の強盗を犯し、当時19歳だったフォスターは祖父の車を運転して行動を共にしていました。住宅街を通過中、助けを求めて呼び止めるようなしぐさをしている女性を見て、フォスターは車を道路の脇に寄せました。すると後部座席にいた別の共犯のブラウンが銃を持って飛び出し、女性に近づいたところ、女性のボーイフレンドだった被害者のマイケル・ラフードが現れました。ブラウンは突然、ラフードを銃で殺害しました。

 強盗の共犯の一人ジラードは、フォスターの役割は車の運転で、またフォスターは強盗を止めようと言ったと証言しています。また殺人を実行したブラウンはジラードと一緒に後部座席におり、暗かったため、フォスターからはブラウンが銃を持って下りたことも見えなかっただろうと証言しています。ブラウンが銃を発射したとき、フォスターを含め残りの3人は全員、車の中にとどまっていました。実行したブラウンも含め4人全員が、路上に現れた羅フードの殺害は、ブラウン1人がまったく自分の衝動で行った行為であると、同じ証言をしています。

 またフォスターが、殺人が起こる前にグループが行った強盗を予期していなかったこと、ブラウンが何をするかも予期できなかっただろうことも、4人全員が証言しています。

 最初の強盗事件についても予期しておらず、被害者ラフードに対する強盗にも同意しておらず、実行犯ブラウンが車を離れた理由も知らず、ブラウンが銃を持っていたことも知らなかったにもかかわらず、フォスターはテキサス州の「当事者法」に基づき、「極刑に当たる殺人」で有罪の判断を下されました。

 米連邦最高裁はフロリダ州の同様のケースで、「殺人を実行していない人物、試みていない人物、その意思がなかった人物」を死刑にすることは憲法違反であると裁定しています。唯一例外となるのはアリゾナのタイソン事件のように、その殺害に中心的な役割を果たしており、人命に明らかに無関心であった場合としています。

 フォスターはマイケル・ラフードの殺害について、「殺人を実行していない人物、試みていない人物、その意思がなかった人物」です。彼の過ちは、他の3人が犯罪行為を行っている間、車を運転していた事実に限定されます。彼らに自分の車を使用させ、自分も運転した点、その夜の2つの強盗行為を制止しなかった点は非難できるでしょう。しかし、ブラウンがもう1人を狙った強盗、ましてや殺人を計画していたことは知らず、ブラウンがマイケル・ラフードを殺害するのを避けなられなかった点では責められないでしょう。

 フォスターは貧困の中で育ち、両親はドラッグ中毒者で頻繁に刑務所へ入っていたため、祖父と暮らしていました。こうした家庭環境の中で彼は高校に通い卒業もしたものの、同時に悪い仲間にも囲まれるようになりました。

 私たちは亡くなったマイケル・ラフード氏および彼の遺族の喪失感に対し深く同情します。しかし、この事件でフォスターの命を奪ったところで、ラフード氏の遺族の悲しみや苦悩が和らぐものとは思いません。ラフード氏を射殺したマウリセオ・ブラウンはすでに昨年、死刑が執行されています。「当事者法」により現場に居合わせたために死刑を宣告されたフォスターの刑執行は、不当な暴力行為であり、正義を果たすものどころか無意味な恨みのみを残すものです。

 1996年のある晩に起こった一連の出来事の全体を考え、その出来事の中でケネス・フォスターが果たした役割を考えれば、彼の罪に対する死刑の宣告はあまりにも不釣合いな量刑だという結論に達するでしょう。フォスターの立場を深く考え、特にスティーンとジラードの証言に耳を傾けてください。

 私たちはフォスターの死刑執行中止を求め、彼の責任に見合った懲罰が与えられる機会を求めます。署名にぜひご協力ください。

「ケネス・フォスナーの釈放を求める会」
http://www.freekenneth.com/