
家庭教育支援セミナーを開始して、10年以上が経過しました。その間、当会としては、離学者・休学者等が減ることを目標としてきましたが、残念ながら減少傾向にはありません。そこで家庭でのより一層の教育力向上を目指し、当講座を開設しました。内容としては心理学を中心とした内容を会員父母に提供し、それを家庭等に活かしてもらうことです。
対象は会員父母で、心理学については初学者にもわかりやすく、初歩から解説していきます。
心理学等の学問的内容の理解をし、家庭教育に活用してもらうことは重要ですが、さらにこの講座を受講したことにより、父母世代の「自分探し」、また子育てが終わってからのこれから続いていく質の高い人生への参考となれば幸いです。
| 受講期間 | 23年8月~24年3月(全18回) |
| 担当講師 |
鈴木 亮子(名古屋大学大学院教育発達科学研究科常勤講師) 吉住 隆弘(中部大学人文学部心理学科常勤講師) 吉田 琢哉(東海学院大学人間関係学部常勤講師) 矢崎 裕美子(日本福祉大学研究員) 早川 由美(名古屋工業大学学生相談室カウンセラー)
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| 会 場 | 名城大学天白キャンパス11号館504教室・第一会議室 |
| 定 員 | 50名 ※カウンセラー養成講座・スキルアップ講座受講者は受講できません。 また1度当講座を受講された父母は申し込みできません。 |
| 募 集 | 7月8日(金)までに希望者は申し込みはがきにて必要事項を記入の上お申し込みください。なお、申し込み多数の場合は抽選とし、受講決定者には7月29日付にて文書で連絡いたします。また7月29日(金)にHP上にて、受講者氏名を公表します。 |
“家庭に活かす心理学講座”の受講者名簿のご確認は、下記のリンクよりお願いします。
受講者名簿
[data_110729.xls/23KB]
各回とも13時~16時15分までとなっております。
| 担 当 | 日 時 | 内 容 |
| 開講式 | 8/27(土) | 基調講演鈴木先生・早川先生 |
| 鈴木先生 | 8/28(日) | 講義認知症に関する心理学的基礎知識 |
| 早川先生 | 9/10(土) | 講義心理検査を通じた自己理解 |
| 鈴木先生 | 9/11(日) | 講義自分の考え方のくせに気づいてみよう |
| 鈴木先生 | 9/17(土) | 講義心理学からみた中年期・老年期 |
| 矢崎先生 | 9/24(土) | 講義青年期のこころを知る―発達・青年心理学の基礎 |
| 吉田先生 | 11/12(土) | 講義記憶のしくみ |
| 吉田先生 | 11/26(土) | 講義やる気のメカニズム |
| 鈴木先生 | 11/27(日) | 演習傾聴のこつ ~より良い人間関係のために~ |
| 矢崎先生 | 12/10(土) | 講義青年期のこころを知る―進路選択とキャリア発達 |
| 鈴木先生 | 12/18(日) | 演習自己理解 ~自分ってどんな人なんだろう?~ |
| 鈴木先生 | 1/21(土) | 演習時間的展望の体験 |
| 早川先生 | 1/22(日) | 講義うつ病の理解と事例検討①~うつ病とは |
| 吉田先生 | 1/28(土) | 講義マスメディアの影響 |
| 早川先生 | 2/12(日) | 演習うつ病の理解と事例検討②~事例検討 |
| 吉住先生 | 2/19(日) | 演習ふりかえりの心理学①~自分への手紙 |
| 吉住先生 | 2/25(土) | 演習ふりかえりの心理学②~本当に必要なもの |
| 閉講式 | 3/10(土) | 特別講演 |
「もっとこういう自分だったらいいのに・・・」「人とうまくつきあうにはどうすればいいか」 と思ったことがある人は多いと思います。心理学は、心を切り口に人を考えますが、その心をどうやってとらえるか、どんな切り口からとらえるか、とそのアプローチは様々です。
まずは、心のしくみや発達を知っていただいて、”心理学を通しての自分とのつきあい”をはじめてみたいと思います。
「うちの子は何を考えているの?」と心配になることはありませんか?この数十年で学生を取り巻く環境は随分様変わりをしたと言われています。
大学には学生を対象とした「学生相談」という相談機関があります。今回は学生相談室の紹介から大学生のこころを紹介したいと思います。
急激な高齢化が進み、認知症に関する正しい知識を多くの人が知っていることが必要となってきました。
認知症の基本的な知識を、診断、介護者の心理、本人の心理といった側面から心理学的アプローチでご紹介していきます。講義だけでなく、診断に必要な神経心理検査を実際に少しやっていただくことなどを予定しています。
「あなたはどんな性格ですか?」と言われて、すぐに答えられる人は少ないでしょう。自分について立ち止まって考えることは必要なことです。自分の特性を知ることでストレスへの対応や人生の選択に違いが出てくると思います。この講義では心理検査の知識を身につけ、実際に体験することで自己理解を深めます。
私達の気分は、考え方に影響されていることが多くあります。同じ事を経験しても、悲観的に考えるか、楽観的に考えるかでわいてくる感情が違います。
講義と演習を織り交ぜながら、自分の考え方のくせについて考えていきます。それにあわせて、考え方の柔軟性を取り戻すポイントや、自分の考えを伝えることについても触れていきたいと思います。
中年期は、人生の中で実りのある時期です、それと同時に、ミドルエイジクライシス(中年期危機)という言葉があるように、これまでの生き方を変えることを求められる時期ともいえます。
中年期、老年期がどのような意味をもつのかを講義形式で紹介しながら、演習も交えていきます。現在の自分とこれからの自分について考えてみてはいかがでしょうか。
青年期は人間の発達のなかでも、さまざまな問題に直面する激動の時期と言われています。
心理学のなかではこの「青年(この講義では中学生~大学生)」がどのように位置づけられているのか、アイデンティティの獲得やそれを支えるものについて中心に解説します。
「最近物覚えが悪くなった」とか、「物忘れが激しくて」という話は、よく耳にするものです。記憶の力というのは、すべてが年とともに衰えてしまうのでしょうか。
そして「物忘れ」というのは、頭の中から記憶が無くなってしまうことを言うのでしょうか。この回では、そうした人の記憶のメカニズムについて学びます。脳科学の話や記憶のコツも紹介しながら、人がものを記憶するしくみや、忘却のしくみ、そして記憶の歪みについて理解します。頭の体操になるような課題に取り組みながら、記憶のしくみについて楽しく学んでいきましょう。
やる気というのは、あらゆる行動とつながっています。仕事のやる気、家事のやる気、稽古事のやる気、そして勉強のやる気など、枚挙に暇がありません。生きることそのものに対するやる気は、「生きがい」とも言い換えられるでしょう。
やる気は栄養ドリンクさえ飲めば高まるというわけではありません。それではやる気というのは、どのように生まれてくるものなのでしょうか。親(先生)として、子ども(学生)のやる気を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。この回では、やる気が生じるしくみや、やる気を高めるにはどうしたら良いのかを学んでいきます。
最近では「傾聴」という言葉を耳にする機会も増えてきました。多くの人は“人前で話すことは苦手”と答えるかもしれません。しかし、1対1でじっくりと話を聴いてくれる人の前では、話しやすいのではないでしょうか。
聴き上手となるためのポイントの説明と、それに基づいたロールプレイを行い、「傾聴」される体験、「傾聴」する体験をしてみましょう。
『キャリア発達とは、自己の知的、身体的、情緒的、社会的な特徴を一人一人の生き方として統合していく過程である。(文部科学省,2006)』となっています。
本講義では,特に現代大学生の進路選択(就職活動)に着目をし、心理学からのアプローチを簡単に紹介するとともに、青年期のキャリア発達がいかにして促進・抑制されるかについて考えていく予定です。
私達は人と関わっていく中で、他人のことを知ることも必要ですが、その前に自分のことを知っている必要があります。自分のことはわかっているようでわかっていなかったり、自分の背中が自分で見えないように、他人からどうみられているかはよくわかっていなかったりします。
演習を通して、自分を見つめ直し、他の人からフィードバックをもらい、自己理解を深めてみたいと思います。
人間が現在という時間から過去や未来といった時間に対してどのような展望を抱くのか」ということを時間的展望といいます。また、時間的展望が今の生き方に影響を及ぼしたりします。日本で生まれた心理療法の一つである内観法を参考にした演習などを取り入れながら、時間的展望の体験をしてみましょう。
うつ病は誰にとっても身近な病です。家族や身近な人のちょっとしたサインを見逃していませんか?
うつ病の正しい知識を身につけ、自分の大切な人を守るちからを身につけることを目的とします。講義ではうつ病についての理解を深めます。
新聞・テレビ・インターネット・口コミ・井戸端会議など、私たちはさまざまなメディアを通して、情報を取り入れています。特にマスメディアは便利な道具ですが、誤った知識を持ってしまったり、場合によっては健康を損なってしまうといった危険もあります。そうしたマスメディアのメリット・デメリットについて、心理学的な側面から考えていきます。
うつ病は誰にとっても身近な病です。家族や身近な人のちょっとしたサインを見逃していませんか?
うつ病の正しい知識を身につけ、自分の大切な人を守るちからを身につけることを目的とします。演習では自殺予防の視点からグループワークやロールプレイを行い、正しい対応を学びます。
みなさんは手紙を書きますか?では、自分に手紙を書いてみたことは?
この回は「ふりかえりの心理学」の第一回目として、過去の自分に手紙を書く演習課題を行います。その中で皆さんが感じられることや気付かれることを通して、これまで人生を歩んできた自分という存在について、考えてもらう機会にしたいと思います。
日常生活のあわただしさの中、私たちは様々なものにとらわれて生きています。
しかし、本当に生きるものに必要なものとはなんでしょう?家族ですか?愛ですか?それともやっぱりお金?「ふりかえりの心理学」の第2回目では、演習課題を通して、自分の人生にとって必要なものについて、考えてもらう機会にしたいと思います。