さやか「プリティ〜ウィッチ〜さやかっち〜♪」 まさみ「プリティ〜ウィッチ〜まさみっち〜♪」 さやか「今日から、うちら…」 まさみ「おんぷちゃんと一緒に…」 さやか・まさみ「魔女見習いになりますっ!!」『誕生!おジャ魔女さやか&まさみ』 魔女界、おんぷは城へと赴いていた。 目的は勿論、今日の出来事を女王様へと、報告申し上げるためである。 女王様「おんぷちゃん、やはり来ましたね」 おんぷ「女王様…気付いてたんですね」 女王様「ええ。とても素晴らしいお友達に出会えましたね」 おんぷ「はい!私も、あんな子達と知り合えるなんて、思ってもいませんでした! 女王様、是非あの2人を、魔女見習いにしてあげて下さい!」 クールなおんぷも、珍しく気が急いている。やはり嬉しいのだ。 女王様「しかし、本人の考えが最優先です。 さやかちゃんは魔女になりたいようですが、まさみちゃんは…」 おんぷ「まさちゃんは、素直じゃないだけだと思います… 私の正体を暴こうとしたのは、新しい事に触れてみたかったから… きっと『魔法』っていう言葉に引っ掛かりがあるだけで、 魔法そのものに抵抗は無いはず…そう思うんです…」 女王様「おんぷちゃん…」 おんぷ「私、2人を信じてます!だからこそ、あえて口止めしなかったんです!」 真剣なおんぷの瞳に、女王様も決断なさったようだ。 女王様「…分かりました。2人に会ってみましょう」 深夜、西郷家…さやかが豪快に寝息を立てている。 さやか「くか〜…」 窓の外に、女王様をお乗せした空飛ぶ馬車と、箒に腰掛けたおんぷとが現れる。 2頭立てのユニコーンを、側近のマジョリンが御す。 桃のような形をした車体の馬車から、女王様が覗き込みなさる。 おんぷ「さやちゃん、凄い寝相…」 布団を跳ね除けて寝ているさやかを見て、おんぷはクスッと笑う。 女王様「少し可哀想な気もしますが、起こしましょう。マジョリン」 マジョリン「はっ」 相変わらず無表情のマジョリンが指を鳴らすと、窓の鍵が内側で勝手に回った。 いとも簡単に室内に入り込んだマジョリンは、さやかを揺すりながら呼んだ。 マジョリン「起きて下さい…起きなさい…」 熟睡しているさやかには、頼み口調も命令口調も効き目無し。 マジョリン「女王様、いかが致しましょう?」 おんぷ「私に任せて下さい」 今度は、おんぷが部屋に入って、さやかの耳元に囁いた。 おんぷ「瀬川おんぷのスペシャルショーが始まるよ♪」 さやか「おんぷちゃん!?」 これには、熱烈なおんぷファンであるさやかは、すぐさま飛び起きた。 マジョリン「なっ、何という子だ…」 真面目なマジョリンは、驚き呆れている。 おんぷ「こんばんは。さやちゃん♪」 さやか「おんぷちゃん!?」 驚きで完全に目が覚めたさやかは、大声を出した。 だが、おんぷが人差し指を口元に立てて、それを制した。 おんぷ「し〜…」 さやか「わわっ…一体どないしたん?」 と尋ねながら、さやかは周りの状況を見て、さらに驚く。 さやか「ほえっ!?どうやって入ってきたん? あの綺麗で偉そうな人、誰?あと、このイケメンは?」 どうやら、さやかはマジョリンを外見で男と判断したようだ。 マジョリン「私は女だ…」 さやか「嘘やっ…一瞬やけど惚れそうになってもうた…」 硬い表情を必死に保ちながら、マジョリンは顔を赤らめた。おんぷも笑いを抑えるのに必死だ。 おんぷ「さやちゃん、その話は置いといて…紹介するわね。 魔女界の女王様と、お付きのマジョリンさん」 さやか「じょ、女王様!?」 さっきから、ずっと驚きっ放しのさやか。 女王様「さやかちゃんでしたね?」 さやか「はっ、はい!」 今度は、驚きに緊張まで混ざってしまった。 女王様「おんぷちゃんから話は聞きました。魔女になりたいそうですね?」 さやか「はい、さいです!」 女王様「その訳を聞かせてもらえますか?」 さやか「訳…ですか?」 女王様「そうです。ただなりたいというだけで、なれるものではありません」 おんぷも真剣な眼差しで、さやかの回答を待つ。 さやか「うちは魔法で、色んな人を楽しく、嬉しく、笑顔に、幸せにしたい… 別に魔法やなくても、人を楽しませられる事は仰山あります… バラドルになったって、人を楽します事は出来ますさかい… せやけど、それやとみんなを幸せにするには、手間も時間も掛かりすぎると思うんです! 魔法で1人でも多くの人を楽しい気分にしてあげたい…うちは、そう思ってます!」 昼間は楽天的に、ただ魔女になりたい…と言っていたように見えたさやかも、 それなりの考えを持って、魔法を欲していたのだった。 その事に気付かされ、おんぷは胸を打たれた。 おんぷ「(さやちゃん…そう言えば言ってたわね…幸せを分けてあげたいって…)」 かつて魔女見習いになったばかりの頃のおんぷは、自己中心的な魔法ばかり使っていた。 おんぷは、それとは相反する信念を持つさやかに対して、尊敬の念を抱いた。 女王様「…分かりました。宜しいでしょう。 それだけの強い信念があれば、きっと素晴らしい魔女になれるでしょう…」 おんぷ「女王様…!」 まるで蕾が花開いたかのように、おんぷの表情は晴れやかになった。 さやか「ほな…うち、魔女になれるんでっしゃろか?」 女王様「その前に、もう1人、話を聞かなければならない子がいます…」 さやか「あっ…」 話の筋が見えたさやかは、おんぷに尋ねた。 さやか「まさちゃんやな?」 おんぷ「ええ、そういう事」 さやかに向かって、おんぷも微笑んで答えた。 馬車にさやかを同乗させて、女王様は酒井家へと行幸した。 そして庭に、おんぷから先に降り立った。 おんぷ「こんばんは。まさちゃん」 何と既に、まさみは庭に出てきていた。 まさみ「こんばんは…って言いたい所(とこ)だけどさ…」 第六感の働きによって、まさみは眠気が吹き飛んでいたのである。 まさみ「おんぷちゃんと出会ってから、吃驚仰天の連続だね…」 その台詞の意味…それは、おんぷの背後に、空飛ぶ馬車が音も無く着陸したから…だけではない。 加えて、その馬車の中から、さやかが身を乗り出しているのも一因だ。 さやか「まさちゃ〜ん!やっほ〜!」 呆れ顔でまさみは、さやかを指差し、おんぷに要求する。 まさみ「おんぷちゃん、詳細な説明が欲しいんだけど… なして、さやちゃんまでいるのかってのも含めてね…」 おんぷ「なら、女王様のお話を聞いて」 まさみ「女王様…?」 馬車から降りた女王様が、庭に足をお着けになった。そして、まさみに歩み寄られる。 するとまさみは、畏まってその場に正座し、さらに腰を折って、額を地に擦り付けた。 まさみ「察するに、とてつもなく強大かつ清楚な霊力…さぞや名のある神様か仏様かと…」 さやか「まさちゃん、いきなり土下座しながら何、大げさな事言うとんねんな?」 おんぷ「きっと魔力を感じ取ったのね…それだけ女王様の魔力が強いのよ」 その通り、まさみは女王様の魔力の、強さと清さから、礼節を尽すべきと考えたのだ。 和心を重んじる大和撫子に育った、まさみの礼儀作法は、やはり古風となる。 女王様「あなたが、まさみちゃんですね?顔を上げていいのですよ」 まさみ「し、しかし…」 おんぷ「まさちゃん、もっと楽にして」 さやか「それやったら堅苦しゅうて、話にならへんって」 まさみ「で、では失礼ながら…」 しかし謙遜する気持ちが抜けきらず、まさみは立て膝をついて女王様を見上げた。 女王様「おんぷちゃんから、力を感じたそうですね?」 まさみ「はい…あたしの霊感で…」 女王様「ちょっと失礼します…」 そう仰ると女王様は、まさみの額に手の平を差し伸べられた。 すると何やら、お手元から目映い光が放たれた。 まさみ「あ…」 光に包まれて、まさみは目を見開いたまま、立て膝の姿勢で、凍りついたように動かなくなった。 さやか「おんぷちゃん、あれ大丈夫なん?まさちゃん、どないなるん?」 うろたえるさやかだが、逆に落ち着いているおんぷが制する。 おんぷ「さやちゃん、女王様を信じて」 しばらくして光が収まり、女王様は手の平をまさみの額から離された。 まさみ「ほっ…何だか力が抜けて、不思議な気分…」 重荷を下ろした後のように、まさみは肩から力が抜けて、大きく息を吐いた。 女王様「やはり素晴らしい能力です…あらゆる魔力を感知し、その性質を正確に読み取れる力… それも、ここまで精巧なものを持っているとは… おそらく100年に一度の逸材でしょう…」 やはり魔法で、まさみの能力の詳細を読み取られておられたようだ。 そして、さやかも素っ頓狂な声を上げて驚いた。 さやか「ほえっ!ひゃっ、100年に一度!?」 おんぷ「やっぱり…霊感があるって聞いた時から、凄いとは思ってたけど…」 だが誉められても、まさみは逆に戸惑うばかり… まさみ「あの…あたしは、これからこの力を、どう使っていけば宜しいのでしょうか…?」 女王様「それは、私にも明確な答えは出せません… しかし新たな経験から、その力の真価を問う事は出来るでしょう…」 まさみ「新たな…経験…」 女王様「無理にとは言いませんが、おんぷちゃんは、あなたを信じているそうですよ… 魔法そのものに抵抗はないはず…とも言っていましたし…」 まさみ「おんぷちゃん…」 何も言わずに頷くおんぷを見つめて、まさみは素直になる決心をした。 まさみ「…女王様、あたしを魔女にして頂けないでしょうか?」 女王様「では、なぜ魔女になりたいかを聞きましょう…」 ここで、まさみは胸中にしまい込んでいた悲しい過去を、一気に曝け出した。 まさみ「あたしは、早くに二親を亡くしました… 警護官だった父は暴漢の凶刃に襲われ、銀行員だった母は強盗の凶弾に倒れました… それぞれ人を守ろうとしたが故に、あたしを残して絶命しました…」 途中で意味の分からない単語が出て、さやかは小声でおんぷに尋ねる。 さやか「凶刃に襲われるとか、凶弾に倒れるって何?」 おんぷ「刃物で刺されたり、銃で撃たれたりして、それで死んじゃったって意味よ…」 さやか「ひいっ…」 背筋に寒気が走ったさやか。まさみの話は、さらに続く。 まさみ「残されたあたしは、2人の墓前に、固く誓いました… いつか必ず、全ての悪を撲滅してみせると… あたしのように掛け替えの無い人を失って悲しむ人が、もう増えないようにすると… 魔女になったら…あたしは魔法を、そして生まれ持った能力を… 悪によって、幸せを壊させないために…悪と戦うために使います!」 鬼気迫るまさみの面持ち…おんぷも、さやかも、マジョリンも息を飲んでいた。 そして少し間を置いてから、女王様は口を開いた。 女王様「…あなたの強い意志、感じ入りました。 あなたも、立派な魔女になれるだけの器量があると見えます…」 まさみ「恐れ入ります…」 深々とお辞儀をしたまさみに、おんぷ・さやかが駆け寄って抱きしめた。 おんぷ「まさちゃん、やっぱり私の信じた通り!」 さやか「うちも思とった!まさちゃんも魔女になるって!」 まさみ「…ん?って事は、さやちゃんも…!?」 さやか「へへっ、うちも女王様のお眼鏡に適ったんやで♪」 まさみ「そうか…おんぷちゃん、さやちゃん… これから長い付き合いになりそうだね。宜しく頼むよ!」 さやか「勿論や!」 おんぷ「さて、私達の話も纏まった所で…女王様、2人を魔女見習いにしてあげて下さい」 女王様「ええ。では、一緒に来て下さい」 さやか・まさみ「はいっ!!」 再び魔女界、玉座に腰掛けた女王様を、おんぷ・さやか・まさみが見上げる。 女王様「では、色々と説明をしておきましょう… まず2人共、魔女になるには、見習い試験に合格しなければなりません」 まさみ「見習い試験…?」 さやか「うっ、うち試験は駄目や…」 おんぷ「さやちゃん、安心して。勉強とかは関係無いわ。 試験官に出された課題を、魔法でこなせばいいの。 9級から始めて、1級に合格すれば魔女になれるの。成績優秀なら飛び級もあるわよ」 さやか「さよか…それやったら、いけそうや!」 女王様「しかし魔女になると、1つ問題が生じます…」 まさみ「問題…ですか?」 おんぷ「魔女になるとね、寿命が延びるの… 人間と違って、魔女なら何十年も何百年も生きる事が出来るわ…」 さやか「え?それって、ええ事やん…」 事の意味を、さやかは分からなかった。 しかしまさみは、その後に続く内容が予想できていた。 まさみ「寿命が延びる…それは、より多くの人に先立たれ、別れに苦しむ事… いずれは自分を見知る者が、誰もいなくなる… なるほど、上手い具合に交換法則が成り立ってますね… 魔法と引き換えに、悲しみを味わうなんて…」 まさみは少し淋しげに笑った。遅れて気付いたさやかは、思わず口を大きく開けた。 さやか「あっ、そうか…」 女王様「見習い試験1級に合格した者には、選択が迫られるのです… 魔女になって何百年も生きるか、魔女になるのを諦めるか… 人によっては、とても辛い選択…そうですね、おんぷちゃん…」 さやか・まさみ「えっ!?」 2人揃って驚いて、さやか・まさみは同時に、おんぷを見つめた。 さやか「おんぷちゃん…」 まさみ「…どういう事?」 おんぷ「私、もう1級には受かってるの… でも結局、魔女にはならないで、ずっと魔女見習いでいる事にしたわ… 別に長生きは望まない…だけど魔法を通して、まだまだ学べる事があると思ったから…」 さやか・まさみ共に黙したまま、おんぷの話に聞き入っていた… 女王様「さやかちゃん…まさみちゃん… 今から考えておいても、早すぎる事はないのではないでしょうか… 1級合格の暁には、魔女になるか、おんぷちゃんのように魔女見習いを続けるか…」 これを聞いたさやかは、まさみの顔を見た。まさみも、さやかの方を見返した。 そして2人同時に、無言のまま頷いた。 さやか「うちは…」 まさみ「あたしは…」 さらに2人の声は、合図無しに一緒になった。 さやか・まさみ「魔女見習いになって…ずっと魔女見習いでいます!」 それを聞いた途端に、おんぷの表情はパッと明るくなった。 おんぷ「さやちゃん…まさちゃん…!」 さやか「よう考えたら、うちは太く短く生きる方が性に合っとる!」 口元に笑みを浮かべつつ、さやかはおんぷにウインクした。 まさみ「一たび生を得て滅せぬ者のあるべきか… 限りあるからこそ、命は輝きを見せるもんだよ!」 一たび生を得て…というのは、戦国大名・織田信長が辞世の句の一部。 まさみも、さやか同様に微笑した。 女王様「では2人に、渡す物があります。マジョリン、例の物を」 マジョリン「はっ」 命じられたマジョリンが何かを乗せたトレーを持って、さやか・まさみの目の前に差し出した。 そのトレーに乗っていたのは、おんぷの物とは違うシンプルな作りのタップだった。 マジョリン「あなた達の見習いタップです。受け取りなさい」 さやか「ほな、喜んで頂戴します!」 まさみ「謹んで、拝領致します」 2人は、それぞれ礼の言葉を述べて、手を伸ばしタップを取る。 おんぷ「女王様…2人共、私達が魔女見習いの時と同じタップですね?」 女王様「そうです。さやかちゃんとまさみちゃんは、1級合格までは普通の魔女見習いです。 ですから、通常通りの見習い服を用意させてもらいました。 いずれ2人も、おジャ魔女となるでしょうし、 その時には、おんぷちゃんと同じコロンタップを渡しましょう」 タップを手に、瞳を輝かせるさやか。手触りを確かめながら、まじまじと見つめるまさみ。 さやか「わ〜☆これで、おんぷちゃんみたいに着替えられるんやな!」 こうと決めたら、さやかはもう止まらない。早速、さやかがタップの中心を押してみると… ポン♪と音がしてタップが宙に浮き、緑色の見習い服に変わった。 下りてきた服を、さやかは頭から一気にかぶった。 すると、耳元には服と同じ緑色のイヤリングが付いた。 そして足元にも光が及んで、それまで履いていた紐靴、 これも、緑色で靴先が尖った、大きめの長靴に変わった。 さらに袖口から両手を出すと、ここにも光が及び、またも緑色の手袋が嵌まった。 最後に、頭の上に降りてきた緑色のとんがり帽子を、手に取ってかぶる。 ご自慢のツインテールは、帽子の鍔から出てくる。 勿論、おんぷのお着替えの最後を思い出して、あの台詞で締め括る。 さやか「プリティ〜ウィッチ〜さやかっち〜♪」 拳を握った右手をL字型にし、左手は右上腕を掴んで、腕捲りをするような格好になる。 どうやら、これを決めポーズにするようだ。 浪花のおてんば娘・さやかには、確かにピッタリなポーズである。 こうして、全身が緑色で揃った魔女見習い・さやかが誕生した。 おんぷ「あら、やっぱり上手ね。おまけにポーズもバッチリ決めちゃって♪」 さやか「へへっ、おおきに。ほな、まさちゃんもやってみ」 まさみ「したっけ、一丁やってみますか!」 続け様に、まさみもタップの中心に触れてみる。すると… ポン♪と音がしてタップが宙に浮き、こちらは灰色の見習い服に変わった。 下りてきた服を、まさみも頭から勢い良くかぶった。 同時に耳には、服と揃いの灰色のイヤリングが付いた。 そして足元にも光が及び、それまで履いていたスニーカー、 これは、大きめで靴先の尖った灰色の長靴に変わった。 さらに袖口から両手を出すと、ここにも光が及んで、これまた灰色の手袋がはまった。 仕上げに、頭上から下りてきた灰色のとんがり帽子に頭を納める。 最後を飾るのは、おんぷ・さやかを見習った、お決まりの掛け言葉。 まさみ「プリティ〜ウィッチ〜まさみっち〜♪」 両手は例のVサインを閉じた形で、左は前に突き出して、右は敬礼するように額へ 持ってくる。 左足を少し前に出して半身(はんみ)に構え、視線は真っ直ぐ前に向ける。 まさみも結構、決めポーズには力が入っている。 こうして、全身が灰色で揃った魔女見習い・まさみが誕生した。 おんぷ「流石、警官の娘ね!ビシッとしてるわね」 さやか「ほんま、格好(かっこ)ええわ〜!」 まさみ「もう!誉めたって、何も出やしないよ」 おんぷ「それにしても、こんなに嬉しい事は無いわ!」 声も高らかに、おんぷは喜んで、さやか・まさみを抱き寄せる。 おんぷ「2人共、私のお友達…ううん、大親友になってくれた! 私と同じように、魔女見習いになってくれた! そして、私と一緒に、おジャ魔女になってくれるって言ってくれた!!」 さやか・まさみ「おんぷちゃん…」 抱きしめられた2人も、おんぷの背中に手を回して、さらに固く抱きしめた。 さやか「うちも、おんぷちゃんと会えて、ほんまに良かったで♪」 まさみ「あたし達3人の仲は、かなりの腐れ縁になりそうだね」 ここで水を差してしまうようだが、女王様が説明を再開なさる。 女王様「その友情で、これからの試験を乗り切ってもらいましょう」 おんぷ「あっ、そっか…2人には、試験があるんだったわね」 そう言って、おんぷは新たな大親友2人を見やる。 女王様「ハナちゃんの時と同様、おんぷちゃんには2人をサポートしてもらいます。 2人に色々と教えてあげて下さいね」 おんぷ「はいっ!任せて下さい!」 その自身満々な笑みに、曇りなどある筈もなかった… そして… おんぷ「よいしょっと」 魔女界にある、とある扉のノブを回すおんぷ。 ドアを開いた先にあったのは、おんぷの所属事務所だった。 さやか「ほえ…人間界に戻ってきたんか…?」 まさみ「こいつは摩訶不思議だね…」 首を傾げるさやか・まさみ。そんな2人に構わず、おんぷは説明しておく。 おんぷ「私、ここから魔女界に出入りしてるから。覚えといて」 まさみ「了解」 さやか「は〜い」 ここで、事務所の主が現れる。 マジョルカ「お帰り、おんぷ…って、一体どうしたんだい?そいつら!?」 おんぷを魔女見習いにしたマジョルカ、人間界での名で言うと巻機山ルカ。 一時期は、美空のMAHO堂を乗っ取った事もあった。 その後、おんぷに正体を見破られて魔女ガエルになり、おんぷの所属事務所を立ち上げていた。 現在は元の姿に戻っているが、魔女界には帰らず、金儲けのために人間界に居座っていた。 おんぷ「てへっ♪私の正体、バレちゃった」 悪びれる様子も見せずに、おんぷは得意のスマイル。 マジョルカ「バレちゃったって、お前…!」 おんぷ「だからね、女王様に頼んで魔女見習いにしちゃった♪ あっ、紹介するわね。こっちが西郷さやかちゃん、こっちは酒井まさみちゃん」 さやか「西郷さやかっていいます。宜しゅう」 まさみ「酒井まさみです。宜しく」 2人が順々に頭(こうべ)を垂れると、おんぷがマジョルカについて説明し始めた。 おんぷ「マジョルカは、私の所属事務所の社長で、しかも魔女なの。 愛想は悪いけど、回転寿司やサンバが好きだったり、面白い所もあるのよ」 マジョルカ「おんぷ!変な事言うんじゃない!」 顔を真っ赤にしたマジョルカを見て、おんぷは笑う。 勿論、さやか・まさみも笑わずにはいられない。 おんぷ「くすっ♪」 さやか・まさみ「ふふふ…」 マジョルカ「お前達!やっぱりマジョリカの所のどれみ達と一緒だよ! 能無しで役に立たない、お邪魔な、おジャ魔女だね!」 さやか「何やと〜!…ってか、おジャ魔女ってそんな意味かいっ!」 いきり立つさやかを、まさみが宥める。 まさみ「こらこら、会ったばっかりで喧嘩沙汰は頂けないね」 おんぷ「まさちゃん、ナイス仲裁」 マジョルカ「ん?ちょっと待っとくれ…おんぷ、こいつら見習い試験受けるんだね?」 おんぷ「ええ♪」 笑顔を崩さないおんぷ。 マジョルカ「つまり、これから魔法を頻繁に使うって訳だね?」 おんぷ「ええ、そうよ♪」 それでも、おんぷの笑みは不変である。 マジョルカ「じゃあ聞くが、そいつらの使う魔法玉は…?」 おんぷ「それを、マジョルカに買ってもらおうと思って…お願い♪」 マジョルカ「おんぷ、あんたって子は…」 おんぷ「いいじゃない。マジョルカ儲けてるんだから。 2人分の魔法玉くらい出したって、お釣りが来ると思うけど?」 ヘヘ「別にい〜んじゃな〜い?変に騒がれても困るし〜」 こちら、コギャル口調が特徴の、マジョルカの妖精・ヘヘ。 ヘヘ「ど〜せ面倒見るのは、おんぷなんだし〜。私に関係無いし〜」 そして、留(とど)めを差したのも、やっぱりおんぷだった。 おんぷ「私、事務所変えよっかな〜?」 マジョルカ「あ〜!もう勝手にしとくれっ!」 内心はかなり不満があるようだったが、事務所が成り立っているのは、おんぷがいるからだ。 そのおんぷに臍を曲げられても困るため、マジョルカは言う事を聞かざるを得ない。 おんぷ「ありがと♪」 不敵に笑うおんぷに、さやか・まさみが困ったような顔をする。 さやか「なあ、ほんまにええんか?」 まさみ「何か申し訳無いよ…」 おんぷ「2人共、気にしないで。昔は結構あくどい事してたみたいだし、これくらいはね…」 すっかり意気消沈したマジョルカが、ヘヘを連れてトボトボと部屋を去る。 それを見届けてから、おんぷは振り返って2人に言った。 おんぷ「さて…まだ2人共、お家(うち)に帰らせる訳にはいかないわね。 魔法の使い方とか注意とか、教える事は山ほどあるわ」 …という事で、おんぷ先生の魔法の使い方講座が開講。 ある程度の事は教え終わったようで、これから復習に入る。 おんぷ「2人共、自分の呪文は覚えた?」 さやか・まさみ「は〜い!!」 おんぷ「なら、もう一度言ってみて」 さやか「うちは『プレサ〜リラティ〜・ペレナ〜エルプラノ』や!」 まさみ「あたしは『ポクセル〜カソペ〜・トワラ〜エクセルス』だよ」 おんぷ「じゃあ、9級に受かってから使えるようになる、マジカルステージの時には、 呪文が変わるわよね。そっちの方は?」 さやか「えっと…『プレサ〜リラティ〜なめらかに』やったな」 まさみ「こっちは『ポクセル〜カソペ〜きよらかに』…だよ。 この魔法は、3人以上じゃないと駄目なんだよね?」 おんぷ「はい、大正解。さらに重要事項のおさらいよ。使っちゃいけない禁断の魔法は?」 さやか「怪我や病気を治すんと、生き返らす魔法!」 おんぷ「大事なのが抜けてるわよ?」 まさみ「記憶・思想・感情等の操作…だよね?」 おんぷ「はい正解。それなら、使っちゃった場合には?」 さやか「えっと…反動が返ってくる!」 はきはきと答えるのは良いのだが、さやかの答えは何かしらが不足している。 おんぷ「もっと具体的にね」 まさみ「治癒魔法は、対象者の症状と同等の負担が術者に返ってくる。 蘇生魔法は、術者の命を奪う。洗脳系の魔法は、100年単位の眠りを蒙る… 眠りの長さは、対象者の多さや欠如された記憶等の重要性によるんだよね?」 おんぷ「その通りよ。さやちゃんも、まさちゃんを見習って」 頭を使うのは、かなり苦手なさやか、少々ふて腐れる。 さやか「そんな、むずい言葉で覚えんでもええやん…」 まさみ「あたしは法令とか、そういうのに昔から慣れてるから、 難しい言葉の方が、かえって頭に入りやすいんだ」 そう言って笑顔なまさみだが、おんぷ・さやかは少し理解に苦しんだ。 さやか「いや、それは、まさちゃんだけやろ…」 おんぷ「そうよね…警察官の家柄じゃなきゃ、そんな風にはね…」 まさみ「あ…そっか、法令なんて暗記してる中学生は、そんなにいないか」 おんぷ「そんなどころか、全然いないんじゃないかしら…」 さやか「まさちゃんってツッコミキャラなんかボケキャラなんか、よう分かれへんわ〜…」 確かに普段、真面目なまさみはツッコミの傾向が強い。 しかし、突発的に常識を逸脱して、ボケ路線に走る面もある。 おんぷ「まあ、そのくらいにしときましょ…さ、魔法を使ってみるわよ」 苦笑いもそこそこに、まずは、おんぷ先生のお手本から。 おんぷ「プ〜ルルンプルン・ファ〜ミファ〜ミファ〜!美味しいクッキーよ、出て!」 すると、さやか・まさみの手元に、突如クッキーが登場。 さやか・まさみ「おお〜!!」 おんぷ「どうぞ召し上がれ♪」 さやか「待ってました!ほな頂きます!」 まさみ「じゃ、あたしも失礼して…ちょうど小腹も減ってたし」 パクッ…サクサク… さやか「め〜っちゃ美味〜い☆」 まさみ「こりゃ乙な味だね…」 おんぷ「2人も、これくらいは出来なきゃね。 9級試験は指示された物を魔法で出す試験、正確性が問われるわ」 まさみ「なるほど、自分の魔法を自分で制御できなきゃ、お話になんないからね」 さやか「よっしゃ!ほな、うちもやってみよ!」 言うが早いか、さやかはポロン片手に呪文を唱えた。 さやか「プレサ〜リラティ〜・ペレナ〜エルプラノ!大阪風お好み焼き、出ろ〜!」 現れたホカホカのお好み焼きを目の前にして、さやかは瞳をキラキラ輝かせる。 さやか「お〜…うちの愛しのお好み焼き〜…ほな☆」 その場に座り込んで、お好み焼きに齧りつくさやかを見て、まさみは呆れ顔で頭に手をやった。 まさみ「さやちゃん…随分とお腹が空いてたようだね…」 しかし食べるのに夢中で、さやかはちゃんとした返事をしない。 さやか「これ、美味いわ…うん、最高やで…」 まさみ「おいおい…」 おんぷ「初めての魔法で、自分の思った通りの物が出せるなんて、なかなかやるじゃない」 まさみの言葉はどこ吹く風だったが、おんぷの言葉ならきちんと耳に入る。 さやか「せやろ?ほんまはな、京風とか広島風とか… 別のお好み焼き出たらどないしょ〜って思ってたん」 まさみ「そんな変な心配してたの?あとさ、口周りにソースがベッタリだよ」 さやか「あっ…」 慌てて口を拭くさやかの横で、おんぷ先生の解説が再開。 おんぷ「まさちゃん、でもこれは重要な事なのよ。魔法の制御って点ではね」 まさみ「そっか…」 おんぷ「それと試験官魔女はね、意外と味にうるさいんだから」 いたずら心いっぱいな笑顔で、まさみに耳打ちするおんぷだったが、 生真面目なまさみは、それを鵜呑みにする。 まさみ「えっ…そいつは大変だ!あたしも、ちゃんと出来るようにしとかなきゃ!」 今度は、まさみが呪文を詠唱してポロンを手に舞う。 まさみ「ポクセル〜カソペ〜・トワラ〜エクセルス!納豆巻き、出てこい!」 おんぷ・さやか「えっ…」 まさみの手元には、回転寿司で見かけるような皿に乗った、納豆てんこ盛りの軍艦巻き。 軍艦巻きのネタと言えば、イクラ・とびっこ・ウニなどがメジャーだが、 店によっては納豆の軍艦巻きも存在する。 おんぷ「な、納豆…私のイメージが崩れちゃう…」 頭に手をやって、おんぷはクラッとする。 まさみ「何も、おんぷちゃんに食べれとは言わないって」 さやか「まさちゃん…納豆の軍艦巻きって、好きなん?」 まさみ「うん。本当は細巻の奴、出すつもりだったんだけど、 軍艦になっちゃった…まだまだ未熟って事だね」 そう言いながら、まさみは出てきた軍艦巻きを一口。 まさみ「もぐもぐ…んっ!?」 途端に、まさみの目は血走って、顔も赤くなる。 そして口に手をやりながら、必死に声を出そうとする。 まさみ「あ…あがり…!」 おんぷ「あがり?」 さやか「おんぷちゃん、お茶!お茶や!」 おんぷ「お茶?」 さやか「お寿司屋さんでは、お茶の事『あがり』っちゅうんや!」 おんぷ「分かったわ!」 苦しむまさみを見て、おんぷは急いでポロンを振るった。 おんぷ「プ〜ルルンプルン・ファ〜ミファ〜ミファ〜!暖かいお茶よ、出て!」 すぐさま現れたお茶を、まさみは引っ手繰るように口元に運んだ。 そして一気に飲み干すと、大きな溜め息を吐いた。 まさみ「はぁ〜…もう、何さこれ!シャリの中に山葵が固まりで入ってる!」 どうやら、白米の中に大量の山葵が入っていたようだ。 さやか「アホやな〜、そんなん一口で食ったら、そないなるんは分かりきっとるやろ〜…」 呆れるさやかに、まさみは怒って言い返す。 まさみ「こんなの、好きで出したんじゃないよ!」 おんぷ「つまり、自分の魔法をちゃんとコントロール出来てないって事ね」 まさみ「あっ…面目ない…」 さやか「まさちゃん、そこはしっかりせな〜」 おんぷ「あら、さやちゃんも覚えるべき事は、ちゃんと覚えてくれないと… 魔法を使うのには、理性だって必要よ」 さやか「ほえ〜…」 まさみ「さやちゃん、お互いに未熟者だって事だね」 おんぷ「分かったら2人共、も〜っと頑張って」 さやか・まさみ「は〜い…」 おんぷ「(もう…やっぱり2人共、おジャ魔女ね…)」 なぜか、おんぷは笑顔になっていた… 翌日の朝、遠近学園の校門近く… おんぷ「じゃ、行ってきます!」 紫のボディーが日差しを照り返す、瀬川家ご自慢のアメ車ワゴン… そこから飛び降りつつ、母に手を振るおんぷ。 走り出すワゴンを見送りながら、おんぷは1人思いに耽る。 おんぷ「(今までだったら、ここでみんなが…)」 小学校の近くで降ろしてもらうと、すぐに大親友達が挨拶を交わしに駆け寄ってきた、あの頃… 回想中… どれみ「おんぷちゃん、昨日のドラマ観たよ〜!」 はづき「おんぷちゃん、いつもお仕事ご苦労様」 あいこ「おんぷちゃん、お母ちゃんもおんぷちゃんの番組、観てたんやて!」 ももこ「おんぷちゃんの演技、いつ観ても最高だよ〜!」 ハナ「おんぷ、いつも人気者だね〜!」 回想終了… 頭の中で、おんぷを呼ぶ声が木霊していた… おんぷ「(みんな…もう私のそばに、みんなはいない…私は1人…)」 そんなおんぷの心情をよそに、今日もまた動き出した社会の中を、人の波が流れていく。 満員の通勤電車がステンレス車体に朝日を反射させつつ、ホームに滑り込む。 アナウンス「遠近学園〜遠近学園〜」 電車の両開きドアが開き、そこから制服姿の男女が大量に溢れ出す。 遠近学園中等部・高等部の学生達だ。 アナウンス「快速・北大空行きが発車します。次の停車駅は音瀬川です…」 改札を流れていく人込みの中に、長めのツインテールが紛れ込んでいる。 ドアが閉まり、プワ〜〜ンという警笛と共に電車は発車していく。 遠近学園へ向かう生徒の列に、サラッとしたセミロングが流れている。 そして後方から同時に、不意におんぷを呼ぶ、2つの別の声… ???「おんぷちゃん!!」 おんぷ「えっ?」 振り向くと、そこには満面の笑みを浮かべる、さやか・まさみがいた。 さやか「おはようさん!」 まさみ「おはよっ!」 おんぷ「さやちゃん、まさちゃん…」 さやか・まさみの笑顔を見たおんぷは、心の中でこう思うのだった… おんぷ「(ううん、私は…1人なんかじゃない!)」 そして、営業スマイル以上の笑顔で、おんぷも2人に挨拶する。 おんぷ「…おはよっ!」 ここから、瀬川家の車の後ろ姿を見た、さやか・まさみ2人それぞれの独特なトークが炸裂。 さやか「いや〜、ええ車乗っとんな〜…CHEVROLET ASTROやんか…」 まさみ「8ナンバー、大形特種か…車税、高いべさね…」 おんぷ「2人共…見る所が違うわね…」 これには、おんぷもちょっと苦笑い。 さやか「あっ、うちはな、勉強は嫌いやけど英語の響きだけは好きやねん。 せやから車見ると、ついつい名前読み取ってまうん」 まさみ「あたしは、やっぱり刑事の孫だからさ、車見るとナンバー確認する癖があって… 今のナンバーも、一目(ひとめ)で暗記しちゃった」 何だか可笑しくなってしまい、おんぷは吹き出してしまった。 おんぷ「ふふっ…やっぱり2人共、面白い♪」 さやか「そりゃ、おおきに!」 まさみ「今のって誉められたの?」 さやか「気にせんと、気にせんと!そういう事にしとこ!」 おんぷ「さ、行きましょ!あと、今日も放課後に、魔法の練習してもらうからね!」 さやか「おっしゃあ!」 まさみ「了解!」 明るい朝の日差しの中を、3人は駆け出した… 次回予告 おんぷ「こうして私、さやちゃんとまさちゃんを、魔女見習いとして育て上げる事になりました。 私が教えるからには、前の私みたいに、飛び級の連続は当たり前かしら♪」 さやか「ご期待に添えるように、頑張りま〜す!」 まさみ「あたし、まだ不安だな…」 おんぷ「もう、まさちゃんったら…しっかりしてよね。 まさか、どれみちゃんみたいには…ならないわよね?」 まさみ「あの〜…それって誰?」 さやか「まあまあ…気にせんと、気にせんと!」 おんぷ「次回、おジャ魔女おんぷTriple‐S(トリプル・エス) 『初めての試験!まさみ大暴走!?』…プ〜ルルンプルンすずやかに〜」 2話端書き はい、さやか&まさみが魔女見習いになっちゃいました。 しかも無印ver見習い服は、実を言うと初な訳で。 今回も、お着替えシーンの言い回し考えるのに、かなり苦労しました… 女王様に引き続き、マジョリン・マジョルカ・ヘヘと本編キャラが連続登板。 今後もチョコチョコ出てくると思われます(出せるのか?) あと、女王様が主体の動詞は、敬語使ってたりします…「様」付いてるし… さやか&まさみの魔法を使いたい理由…そこそこ掘り下げてみました。 楽しさや嬉しさ、幸せを広めたいと願う、さやか… 悪事と悲しみの広がりを防ぎたいと願う、まさみ… なかなかに重々しくなっちゃいましたね… さやか&まさみの呪文は、相変わらずです。 ただ読みにくさを考慮して、真ん中に・を打ってみました。 まさみが魔法あまり上手くないって設定、前作で生かしきれてなかったのを踏まえて、 今回は見事に大量の山葵で、しくじってもらいました(笑) 3人の登校における交通手段も明らかになりました。 おんぷは相変わらず、車で送迎。車種はアニメ観てたら、少し知ってる人は分かります。 まさみはアルファベット好きじゃないので、さやかに言ってもらいました。 そして、さやか・まさみは電車で通学。路線は完全に、でっち上げです(笑) ちなみに、次の停車駅のネタですが… 音瀬川…「瀬川おんぷ」→「音符瀬川」→「音瀬川」…言わないと分かりませんよねw