『新春企画・しょ〜てん(笑)』
さやか「あけましておめでとうございます〜!そして、お待っとさんでした〜!
『しょ〜てん』の時間がやって参りました。司会の西郷さやかです。どうぞ宜しゅう!
あっ、ここに座っとるからって、うちはハゲでも何でもないからな〜!
そこん所(とこ)も宜しゅうな〜!」
緑色の着物に身を包んだ、さやかが明るい声でご挨拶。
桂〇たまる師匠の頭についての発言は流しておくとして…
さやか「ん?うちの名字が違(ちゃ)うって?あっ、襲名披露せなあかんの、すっかり忘れとったわ。
『水郷さやか』改め『西郷(さいごう)さやか』です!『す』が『さ』に
なっただけやし覚えるんは楽やろ?
あっ、何で変わったかっちゅうとな、うちん所(とこ)の筆者が、
新シリーズやしリフレッシュや言うてな。
それと名字のサイトで検索したら『水郷』が無かったんやて…
せやさかい、有名な名字にしよかって。
『西郷』やったら、上野の西郷さんで知名度あるやろ?それにうち浪花っ子やし、
西ってイメージと違(ちゃ)うか?
まあ、そういう訳やさかい、西郷さやか…改めまして宜しゅう頼んます!」
深々と頭を下げて、さやかは礼をした。そして再び頭を上げて、司会業を再開。
さやか「…はいっと、話戻そか。『しょ〜てん』メンバー紹介です。ほな、
あいちゃんから順々に頼むな〜」
隣の座布団に座っているのは、青い着物のあいこ。
あいこ「どうも〜!天下茶屋でも家族4人、あんじょうやってます〜。
あっ、ちなみに言うときますけど、この席やからって、指名手配とか
手癖悪いとか、そういう事はありません…悪しからず…
それにしても、あたしとまさちゃんはともかく、このメンバーで
落語なんか出来るんかな〜…う〜ん
…ちょっと心配やな〜…まあ、やるだけはやります!今年も元気娘の、妹尾あいこです〜!」
三遊亭こゆ〇ざ師匠は仲間内では手癖が悪いと言われているが、当然あいこに限ってそれはない。
お次は桜色の着物、お馴染みのお団子頭が陽気に揺れる。
どれみ「はいは〜い!本編で目一杯主人公やらせてもらってたせいか、
私小説では全然目立ってませ〜ん…
でも今年こそは、ハッピーラッキーな美少女になりたい、春風どれみでぇ〜っす!!」
位置的には三遊亭こ〇らく師匠の席だが、どれみは特に一句読むような事はしないし、
思いつきもしない。
今度は、黄色の着物にリング状の独特なヘアスタイル、ももこである。
ももこ「Happy New Year!!今年も元気な、飛鳥ももこだよ!みんな宜しくね!
そう言えば、あいちゃんが言ってたけど、黄色い着物の人は馬鹿って本当〜?」
林家きくぞ〇師匠は、馬鹿・花魁・ラーメンの語がついて回る。
ももこは天然ボケたっぷりなので、はまり役かもしれない。
そんな騒がしいももことは打って変わって、灰色の着物で身を引き締め、
神妙な面持ちのまさみが口上。
まさみ「謹賀新年、あけましておめでとうございます。
早速ですが、新年のご挨拶ついでに、お知らせがあります。
昨年まで『酒々井まさみ』として親しんでいただきました、あたしですが…
さやちゃんと同時に改名致しました!
やはり筆者のHNと同じというのは不都合な事もあり、
さやちゃんの改名に合わせ、あたしも改名となりました。
本年より『酒井(さかい)まさみ』と相成ります。生まれ変わったつもりで
一生懸命に励みますので皆様、今後とも何とぞ、宜しくお引き回しの程をお願いします!
譜代の大名家と 同じ姓を賜りました、酒井まさみです!」
春風亭しょ〇た師匠の位置だが、まさみは眼鏡をかけていない。
隣の黄色い方が喧しいというのは変わらないが。
さらに皆様ご存知、MAHO堂メンバーでは知名度bP芸能人・おんぷに登場いただこう。
おんぷ「みなさ〜ん、明けましておめでとうございま〜す♪
早速ですが、おんぷから大事なお知らせです。
今度の私小説の仮タイトルを発表しちゃいます。その名も
『おジャ魔女おんぷTriple‐S(トリプル・エス)』!
まだ正式決定じゃないけど、これでいきたいって筆者さんは言ってるみたいですよ。
私は勿論、賛成です♪
あとは、どこで公開するかよね…まあ、そういうのは筆者さんに任せるとして…♪
着物は紫でも、決して腹黒くはありません…なんてね、てへっ♪瀬川おんぷです!」
三遊亭らくたろ〇師匠の腹黒さを、当然ながら突っ撥ねたおんぷ。
さて、1人おどおどしている方がおられるようで…橙色で目立つ着物の、はづきの番だ。
はづき「えっ!?わっ、私!?えっと…ちゃっ、ちゃら〜ん!」
万歳しながら叫んだはづき…確かに林家たいへ〇師匠の前任は「ちゃら〜ん」でお馴染み・
林家こんぺ〇師匠だったが。
これには、はづき以外の一同、唖然として開いた口が塞がらない。
はづき「…えっ?ここにいる人って、こういう風に言うんじゃないの?えっ?えっ?
あっ、藤原はづきです…」
朱を注いだように、はづきの顔は既に真っ赤であった。
恐らく今、自分が何を喋っているかすら理解できていないだろう。
さやか「ほな山田君…あかんあかん、間違(まちご)うたわ。ぽっぷちゃん、ええで」
しらけた雰囲気の中、ボケを飛ばすさやか。最後は、さやかのボケた通り
山田たか〇の位置にいる、ぽっぷが締める。
ぽっぷ「ちょっと〜!何で、あたしが座布団運びなのさ〜!
本編ですら出番少ないってのに〜!
みんなはいいとしても、お姉ちゃんよりは、まともにこなす自信あるのに〜!」
どれみ「いっ、いきなり何言い出すのさ…ぷっぷのぷ〜…」
口を尖らせるどれみなどお構いなしに、ぽっぷは続ける。
ぽっぷ「…あっ、お姉ちゃんの話題になった所ですし、今年もそんなドジな姉共々、
宜しくお願いしま〜す♪
今年こそは、お姉ちゃんより目立ちたい、春風ぽっぷで〜す!」
さやか「はい、みんなのご挨拶が済んだ所で、第1問…はぁ!?もうお終いやて!?」
素っ頓狂な声を上げるさやかだが、まさみは反対に冷静を保っている。
まさみ「新春特別企画の短編だからね…あまり長ったらしいのも困るっしょ…」
だが、それで収まるような面々ではなかった。
あいこ「そんなん言うたかて、あたしら、まだ何もしてへんで!?」
おんぷ「そうよそうよ!私なんか、都合よく新作の宣伝に使われたみたいじゃない!」
はづき「え?おんぷちゃんは、自分が主演だから宣伝してたんじゃ…」
どうやら導火線に火が点いたようで…
おんぷ「はづきちゃん…!」
途端に、おんぷの表情が曇り始めた。笑顔だが、目が笑っていない…
冷や汗タラタラの、あいこがフォローに入る。
あいこ「はづきちゃん、こういうボケはツッコまんと、流すもんやて…」
ぽっぷ「ね〜、あたしの出番はどうなるのさ〜!」
どれみ「それを言ったら、あたしだって〜!」
ももこ「も〜!みんな、落ち着いてよ〜!」
さやか「そう言う、ももちゃんかて落ち着いてへんやろ〜!」
本当に落ち着けているのは、結局まさみ1人だった…
まさみ「さやちゃんも人の事、言えた義理じゃないしょや…全く、今年も波乱の幕開けだね…
こんな面々で、今年もご迷惑をお掛けするかと思われますが、
努力を尽くし精進致しますので…」
最後の台詞を言おうとした所、最後の「取り」を1人占めさせまいと、残りの全員が
声を揃えてきた。
どれみ・はづき・あいこ・おんぷ・ももこ・ぽっぷ・さやか・まさみ
「どうぞ宜しくお願いします!!!!!!!!」