鈑金・塗装の作業工程を紹介しています。         更新日 2005/10/27 (木)

塗装の部屋シリーズ(サフェーサー編)



作業前(サフェーサー前、パテ途中です) サフェーサー水研ぎ後


工程写真 工程説明
 サフェーサーを吹く前の状態です。

 P120番のダブル・アクションサンダーでサフェーサー前の
 最終下地処理を行なった状態です。
 (ここまでの処理は下地処理編で紹介しております。)

 エアブローでホコリなどを飛ばします。
 続いて、シリコンオフ(脱脂剤)でよく塗装面をふき取ります。
 マスキングをしていきます。

 塗料が、かかりたく無い所を養生(マスキング)します。

 今回、ルーフ補修だったので、ルーフ以外は全部囲います。
 (マスキングテープを貼る所は、事前に脱脂しておきます。
  ワックスなどが、塗ってある車両は特に、テープを
  貼る面の脱脂をしておきます。)

 テープの未着不良による、塗料の塗装部分以外の付着に
 注意します。
 今回は、ルーフとボンネットにサフェーサーを吹きました。

 使った塗料は関西ペイントの2液タイプのサフェーサーです。

 このサフェーサーはP80番相当のペーパー目を消せる
 タイプです。

 今回のルーフとボンネットはP120番相当のペーパーで
 下地処理を行ないました。

 吹き付けは、1度に厚塗りせずに1回目は、パラパラと全体に
 軽く吹き付けます。
 (この時、ハジキなどが出ていないかチェックします。)
 1回目の塗装が乾燥したら、2回目からは、少しツヤが出る位に
 塗っていきます。

 ポイントは、最初に塗った塗装幅の半分位、重なるように
 ずらして塗っていきます。


 塗るスピード、塗装面との距離など、意識して均一に吹いていきます。

 2回目を吹き終わったら、指で触っても塗料が付かない位
 (指触乾燥)まで、乾燥させます。

 この、ツヤ出し塗装を2〜3回繰り返します。

 塗り終わったら、乾燥させます。
 (自然乾燥の場合は、翌日に次の作業をする位がいいです。)
 (強制乾燥は、60℃位で20〜30分位です。)
 今回、ルーフは自然乾燥で翌日に次の作業をしました。
   
 サフェーサーが乾燥したら、最終仕上げの塗装が出来るように
 仕上げて(研いで)いきます。

 今回は、水研ぎをしていきます。

 パテやサフェーサーなどを研いでいく時、どこをどれくらい研いだか
 分かりずらい場合があります。

 そこで、缶スプレーやドライガードなどで、色を付けていきます。
 (白系のサフェーサーだったので、黒のスプレーで色を付けました。)
 今回、使用した材料です。

 あて板(平面用、曲線用など、使用場所によって使い分けます。)

 耐水ペーパー(P400〜P600番)今回、P600番を使いました。

 軟質系のペーパー(キイロ、ピンクの商品)
 (これは、P800〜P1000番相当の耐水ペーパーみたいな
  商品で、均等に研ぎやすいです。仕上げに使ってます。)
 ルーフも研ぎやすいように、缶スプレーの黒で色を付けました。

 缶スプレーを使う場合は、軽くパラパラと吹きます。
 (吹き過ぎると、研ぐのが大変です。)
 水研ぎをしていきます。

 平面用のあて板に耐水ペーパーを付けて研ぎます。
 (P600番を使いました。)

 耐水ペーパーは水分が無くなってくると研ぎずらくなります。
 水を足しながら、研いでいきます。
 (スポンジに水を含ませ、耐水ペーパーにかけながら研いでいます。)

 一方方向ばかりではなく、色んな方向から研いでいきます。

 最初に塗った黒のスプレーを消していくように均等に研ぎます。

 この時、あて板を使って研いでいると平らな面なら綺麗に研げます。
 もし、ヘコンでたり、段差がある場合は黒の塗料が残り確認が
 しやすいです。
 (この時、ヘコミなど発見したら修正します。)
 パテもそうですが、サフェーサーを研ぐ時は、なるべく
 あて板
を使います。
 あて板を使わずに手などで作業すると、平らになり難く、仕上がった時、
 モヤモヤとした仕上がりになりがちです。

 P600番で研ぎ終わったら、P800番ペーパー(黄色いヤツ)で
 全体的に再度、水研ぎをしていきます。

 水研ぎが、終了したら、水で研ぎカスなどを洗い流します。

 水洗い後、乾燥させたら終了です。



今回の作業工程は参考程度にご覧下さい。
使う材料や工具、職人さんの考え方の違いなどにより、多少の違いがあると思います。
良い仕事が出来るように、日々試行錯誤しております。

参考にでもなればうれしいです。