ハノン ピアノ教則本

                                           
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ハノン ピアノ教則本(解説付)(New Edition)

■ピアノ教則CD・DVD レンタルこちらから

ハノン・ピアノ教本(解説付)(New Edition)
(410820/標準版ピアノ楽譜)

ジャンル名: ピアノ教本・曲集
定価: 1,155円 (税込)

見やすく、美しい楽譜  初版をもとに版を見直し、
新たに浄書して、美しい楽譜を実現しました!

練習方法の指示を読みやすいように改善サンプルです。

ピアノ・テクニックを養成する定番教本のNew Edition。中井正子氏が、ピアノを指導する視点から、ハノンを練習するにあたって心かげることや、練習方法について解説を加え、アクセントやアーティキュレーションの変奏、リズムの変奏、移調など、さまざまな練習方法を紹介。「ハノン」をたんなる指のトレーニングの教本とせず、音楽的に学習することを提案する。また、小鍛冶邦隆氏が作曲者の視点から、この教本がいつ、どのような目的で作曲されたのか、教材としてどのような特徴をもち、ハノンが提案するピアノ・テクニックは、どのようなものであったのか、解説する。楽譜は古い資料をもとに見直し、新たに浄書して版を作成。文中の解説の訳をよりわかりやすいものとし、製本も改良。「使いやすい教本」へと生まれ変わる。

パリ・コンセルヴァトワール流 ハノンピアノレッスン

練習方法を解説する

●練習の目的を理解する。
 まず、それぞれの課題が何を目的としているのか、よく理解して練習に取り組むことが重要です。

●練習の配分を考える
 『ハノン』は、本格的に練習しようとすれば、かなりの時間がかかる教本です。しかし練習が『ハノン』だけで終わってしまったり、『ハノン』が音楽の中心になってしまっては困ります。『ハノン』は運動でいえば、準備体操です。準備体操なしに運動をして体をこわすようなことがないように、『ハノン』で指ならしをしてから、曲の練習に入るのです。

●過度な練習は禁物
 早く弾けるようにと頑張りすぎて、長時間の過度な練習も逆に手を傷める原因になります。同じ運動ばかりを繰り返すのではなく、さまざまな動きの練習をとりまぜましょう。また痛みを感じたら、練習を休止し、練習方法も随時見直してください。毎日の適度な練習が大切です。

●集中して練習する・楽しく練習しよう
 『ハノン』は準備体操としても、大変よく考えられています。おもしろくないからといって、いい加減に練習していては、教本の意図が正しくつかめず、いつまでもテクニックが身につきません。集中して練習しましょう。

●音楽的な練習を心がける
 スケール一つを演奏するだけでも、その人の音楽性がわかるものです。たとえば、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、ピアノ・パートがまさにスケールで始まります。これを無意味につまらなく弾いてしまっては、誰も聞いてくれないでしょう。たんなるスケールをいかに音楽的に演奏できるかが、とても重要なのです。『ハノン』を指のトレーニングと軽視せず、できるかぎり音楽的な練習を心がけましょう。

●ハノンとはだれか

シャルル・ルイ・ハノン(正しくは「アノン)Charle-Louis Hanonは1819年7月2日にルヌスキュールに生まれ,1900年3月19日にブーローニュ・シュール・メールで亡くなったフランスの作曲家で音楽教育に関する著述家です。

 敬虔なカトリックの家庭に生まれ,地方のオルガニストに学んだ後,1846年にブーロニュ・シュール・メールに移り,1853年まで合唱指揮者およ びオルガニストを勤めました。その後,兄弟とともに歌唱・ピアノの個人教師を務めながら,作品を出版しています。ときおりオルガンを演奏するほか,地方の音楽指導者として,またフランシスコ派の第3階位および聖ヴァンサン・ドゥ・ ポール協会員として,保守的で敬虔な一生を送りました。しかし一方で,この教本の出版のように,商才もあったようです。

 ハノンの作品は,教育的な目的を持つものや,アマチュアのための宗教的・道徳的な主題ものがあります。またピアノ教育,オルガン,伴奏法のメソードや教育的作品,および教会で用いる簡易な賛歌や雅歌があります。

●効率のよい練習方法をめざして

 日本では『ハノン』と呼ばれている,この《ピアノ・ヴィルテュオーゾ》Le Pianiste Virutuoseは,同地で1873年に出版され,作曲家の生前には公式にパリ音楽院でも用いられました。その後版を重ね,1894年の英語版をはじめとして数カ国語で出版され,いくつかの編集版も出版されています。

 《ピアノ・ヴィルテュオーゾ》は,同時代の類書に比べて,後述するように,学習者の技術的な困難を,わかりやすく組織化された練習方法によって克服する,という特徴をそなえています。右手も左手も同様に,すべての指を平均化するということ,また鍵盤楽器における演奏上の問題を整理して,効率のよい練習方法を発見するということが,ピアノ教育におけるアノンの目的です。しかも,独習によって学ぶことすら視野に含まれています。演奏技術の改良とそのための練習方法を見出すことこそが,《ピアノ・ヴィルテュオーゾ》の核心といえましょう。

(以上、抜粋)

ハノンピアノ教則本 メカニズムの習得

このピアノ教本は譜面構造が安易なため、生徒のほとんどが無味乾燥と感じ、無意識に指を動かし、目的意識なく使用する場合がほとんどであり、そのために身体に支障をきたしてしまう場合もある。 しかしながら正確なレッスン方法をとることにより、または指導方法をとることにより、譜面構造が安易なため、指、それから音多方面に集中する事ができる、合理的な教本となりうるものである。

メカニックの習得はピアノ演奏家にとって、必修とされるものであり、メカニックなくして音楽を製造することは困難でもあります。

すこし、このピアノ教則本の使用方法を記しておきたいと思います。

No.1〜No.20

独立した、指のタッチと敏捷性を各指に平均に与えるための予備練習
2拍子の前半20曲は、すべてのピアノテクニックの基礎となるものである。


集中すること

手の基本ポジションの習得

関節、鍵盤上での指のカーブ、手首の使い方、手の傾斜、親指(1指)の使い方、手の甲と鍵盤の位置、腕の重力

※ ユニゾン構成のハノンは、同時運動により、左右どちらかの手が片方の手に導かれてしまっている事が多く、均等に独立すると
   いったレッスン目標から離れてしまうことになるので、片手づつ各音、各指を確認できる速度で集中して訓練することで
   効果を発揮する。

基本は、きれいなフォームの確立だと思います。
見ていて美しいフォームになるように集中しましょう。美しいフォームには無理な力は加わっておりません。

ピアノを弾くメカニズムとは、言葉のとおりですが、これは難しい楽曲をペラペラ弾くという意味ではございません。
メカニズムはピアノを弾く指の機能となります。、つまりスムーズに寸分の狂いもなく動く精密機械と同じです。
当然のことですが、メンテナンスもやはり必要になります。
スムーズにいつでも使用できる、丁寧なメンテナンスが施された、美しいフォームで動く指を作ることです。
無味乾燥な楽曲として・・などなどの意見は論外ということになります。

いわば指の手入れをするためのものとして心得た方がより理解できるのではないでしょうか。