エッジ研磨

 エッジはターンをしたり、止まったりするのになくてはならない部分です。
 エッジは金属なので錆びも出ますし、滑っているうちに角が丸まってしまったりしてきます。そうなるとターンの切れがなくなったり、止まれなくなってしまいます。
 また、ノーズやテールのエッジが買ったときのまま、角が立ったままの状態だと人に怪我をさせてしまうかも知れません。

 快適に滑ったり長持ちさせるためにも、エッジのメンテナンスは重要になってきます。

必要なもの

 ・作業台
 ・ファイル
 ・ファイルガイド
 ・ビニールテープ
 ・イライザー
 ・オイルストーン
 ・サンドペーパー

錆を取る
 エッジは金属です。スノーボードは雪の上を滑るものなので、水分が付けば当然錆びます。

 まずはエッジに付いた錆をイライザーを使って落とします。スキー・スノーボード用というのもありますが、普通の砂消しゴムの方が幅がちょうどよくて使いやすいですし、十分落ちます。

 特にエッジの角が丸まっていない場合はこの作業だけで構いません。 エッジの角を丸めないように注意しましょう。

 ファイルを使ってエッジを削ったり、ダリングをするときは、この作業は必要ありません。

ベースエッジのビベリング
 角が丸まってしまったり、どこかにぶつけてしまったりで角が欠けてしまったらファイルを使ってエッジを削ります。
 また、買ったばかりのボードのエッジはソールに対して90゜になっています。このままでも滑れますが、ソールから1゜くらい角度をつけて削ってあげるとまっすぐ滑っているときにエッジが引っかかりにくく安定し、ターンもマイルドになります。
 ファイルにビニールテープを巻くか、専用のファイルガイドを使ってベースエッジを削ります。ビニールテープは2回巻きで約1゜になります。作業時の体の位置は、削るエッジの反対側に置き、ファイルをエッジに押し付ける力はほんの少しにして、、軽く引くようにして削ります。
 ファイルでエッジを削った削りカスは非常に細かく、指に刺さったりすることがあるのでこまめに掃除をするなどして十分注意して作業しましょう。

ボーダーをカットする
 サイドエッジを削る前に、サイドウォールの一部で、エッジの上にあるボーダーと呼ばれる部分を削ります。
 エッジ研磨用のファイルは金属用です。金属よりも柔らかいボーダーなら一緒に削ってしまえるように思えるのですが、実は柔らかいものを削るのには向いていません。なのでそのまま一緒に削ろうとすると、ボーダーよりも先にエッジが削れるようになり、結果として鋭角にしたいはずのエッジを鈍角に削ってしまいます。
 そこでファイルの先端部分、もしくは専用のボーダーカッターを使って、ボーダーを先に削ってあげる必要があるのです。

サイドエッジを削る
 ベースエッジをビベリングすると、そのままではエッジの角度は90゜以上の鈍角になってしまい、雪に引っかかる力が弱くなってしまうのでサイドエッジも削ります。
 ベースエッジを1°削ったのならサイドエッジも1°削ってあげればエッジの角度は90°になります。

 作業時の体の位置は、削るエッジの反対側に置き、ファイルをエッジに押し付ける力はほんの少しにして、、軽く引くようにして削ります。

バリを取る
 ファイルで削ったままだとバリが残ってますのでオイルストーンやファイル、イライザーなどを使ってバリを取ります。
バリが残っているとそれが抵抗になり、スピードが落ちたりスムースなターンが出来なくなります。

 エッジの上を平行に軽くなでるように滑らせますが、エッジの角を削らないように注意しましょう。

ダリング
 ファイルを使ってエッジを削りましたが、端から端までエッジが立っていると、よく言えば反応の早いボードですが、悪く言えばちょっとしたエッジングにも反応してしまうコントロールの難しいボードになってしまうので、ある程度エッジを丸めてあげます。この作業をダリングといいます。
 前後のショルダー(ボードの一番幅の広いところ)から10cmくらい内側をファイルを使って軽く面取りします。ファイルで2〜3回軽めに引きます。
 あと、前後のシャベル(ボードの先端部分の反り上がった所)のエッジは通常の滑走では使いません。ボードを暴走させてしまい、人とぶつかったりすると非常に危険ですのでここはしっかりと丸めておいてあげます。

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