蟲 つれづれ

新吉少年の思い出つづり


僕の母方の祖母は「市原のおばあちゃん」
夏休みになると安浦まで泊まりに行っていた
庭に枇杷(びわ)の木があり、熟して落ちた果実に
カブトムシやミヤマクワガタが集まる
おばあちゃんは僕のためにそれを捕まえて
トウス
(※)をかぶせておいてくれた
実はそれをもらうのが一番の愉しみだった

素敵な「おみやげ」をもらい山越えする僕の自転車には
もちろん今のような変速機はついていない・・・

※収穫時に穀物とゴミを分けるフルイみたいなもの
小学校時代(3) - 1968〜1973 -
プロフィール   1968年4月 中黒瀬小学校(※1)入学

※1/卒業まで通った校舎は当時木造二階建てだった。
おばあちゃんの家はその昔炭焼き小屋があった場所だった
家までの急な坂道にはツツジやクリなどが植えてあり
初夏には「カラスアゲハ
(※2)」や「モンキアゲハ」などが飛んでくる
僕の家の近くにはいない大型のアゲハで
それが羽ばたきながら蜜を吸っているのがとても印象的だった

「イシガケチョウ
(※3)」を初めて採集したのも
安浦だった(別の場所だったが)

その標本は今なお健在だ

※2/黒い羽に緑色に輝く線の入った美しいアゲハ
※3/白い羽にイシガキ(イシガケ)模様の入った蝶
沿岸部の暖かい地域に分布、現在は分布を拡大しつつある

安浦までの道の途中には「ヒメヒカゲ
(※4)」が生息していた
この場所は開発されとっくに絶滅してしまっている
N君と一緒に行った時にはあちこちにいたのだが・・・
別の場所に生息しているとのことだが僕はまだ確認していない

※4/湿地にすむ小型のヒカゲチョウ

written by t.shinta-9/date.2008.jan.21

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