かぶとむしNo.1

カブト虫の一生

カブト虫は、カナブンやコガネムシと同じ仲間です。
雑木林に普通に見られます。
成虫は夜行性で、好んで樹液に集まります。
成虫の寿命は約1か月、1年で1世代を完了します。
その他のカブトムシの仲間には、タイワンカブトムシ、コカブトムシ
クロマルコガネがいます。
そのなかでいちばん立派なのはみんなの知っているカブトムシです。

盛夏から夏の終わりに、メスは雑木林の周辺の腐葉土や堆肥の中に卵を1個ずつ産みつけます。
産卵後10日ほどで幼虫にふ化します。
幼虫は体をC字型に曲げていて、胸には6本の脚があります。
10日ほどたって長さが2cmくらいになると脱皮し2齢幼虫となります。
30日ほどたち、長さが3cmくらいになると、脱皮して3齢幼虫になります。
3齢幼虫で越冬し、翌年5月下旬〜6上旬、土の中にもぐり蛹になるための部屋(蛹室)を作り
その中で頭を上に向けて脱皮して蛹になります。
蛹の期間は約3週間です。オスの蛹は成虫と同じように立派な角があります。
初夏から盛夏のころ羽化して成虫になります。
体が充分に固くなると土の中からはい出だしてきます。
そしていよいよ雑木林の王者が誕生するのです。

交尾

卵 7/25 

孵化 8/1

2令 8/25

3令 9/15

冬越し中の幼虫

蛹化の近い幼虫

蛹室(土まゆ)

6/6 前蛹

6/7 蛹化

蛹 (♂左・♀右)

蛹化

羽化直前の蛹

6/15 羽化

後ろばねの様子

脱出近し

カブトムシは、幼虫の時の栄養状態によって体の大きさに違いが出てきます。
冬までに、しっかり腐葉土を食べさせましょう。
また朽ち木や、シイタケのほだ木よりも、たい肥を食べたものの方が
大きくなるように感じます。

蛹の大きさの違い

★カブトムシと間違えやすい幼虫

カブトムシと間違えやすい幼虫を紹介します。

どれもコガネムシ類の幼虫です。野外で飼育していたり、落ち葉や腐葉土、とまり木などを
野外から採取してきて飼育する時は、紛れ込むことがありますので十分注意して下さい。

また親切な(?)人が「カブトムシだよ〜」といって、くれる場合もあります。


コガネムシ

コガネムシ

アオハナムグリ

アオハナムグリ

コガネムシの土繭

★カブトムシとの見分け方
コガネムシ類は特に頭に比べてお尻が大きいことと、地面に置くと仰向けになり
背中を波打たせて移動する等の特長があります。
自然の腐葉土に混じって良く見つかるものは、クロハナムグリ・シロテンハナムグリ
などがいます。
また朽ち木の中からは、アオハナムグリ、庭の鉢の中や土からはクロコガネなどの
幼虫が見つかります。これらを飼育してみても意外と面白いと思います。


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