理 科 室

里山の生物学

捕食者(ハンター)たち

 他の生き物を捕らえて食べる虫たちを紹介します。
すべては、その命をつなげるために、捕食者たちは今日も獲物をさがす


クモの仲間

クモの仲間には、花などに近づく昆虫を捕食します。
「ハナグモ」「ハエトリグモ」「クサグモ」などと呼ばれ、数多くいます。

ハチの仲間

ハチは単独で生活するものも多くいます、その多くは肉食です。
アシナガバチやスズメバチの仲間はガや蝶の幼虫を肉団子にして運びます。

狩人バチと呼ばれるジガ蜂・アナ蜂などは、クモやガの幼虫などを捕らえ
麻酔をかけ、幼虫のエサとして生きたまま丸ごと運びます。

カマキリ

捕食者の王様はオオカマキリ、時にはカエルなども捕食します。
狙われたら、まずこのカマから逃げることは不可能でしょう。

マイマイカブリ

マイマイカブリは、幼虫(左)も成虫(右)もカタツムリを食べます。
一度溶かしてからスープにしてのむので体外消化といいます。

タガメ

タガメは、大きな前足でメダカやフナ、トノサマがエルなど
自分より体の大きなものでも捕らえ、その体液を吸います。

ヤゴ
 ※トンボの幼虫

ヤゴはオタマジャクシやメダカを捕食します。
小さい時はミジンコやカゲロウなどの幼虫を捕食しています。

ホタル

ホタルは幼虫時代、カワニナなどを食べます。

アリジゴク
 ※ウスバカゲロウの幼虫

乾いた砂にすり鉢状の巣を作り、アリなどを引き込んで体液を吸います。
アリジゴクは幼虫時代には一度もフンをしない、とても変わった生態です。

昆虫の食性の変化
ガムシは幼虫時代、水中の生物を捕え体液を吸いますが、成虫になると植物しか食べないという変わった生態をもっています。ゲンゴロウ・トンボ・タガメなどは成虫になっても動物食のままです。またホタルやアリジゴク(ウスバカゲロウ)は成虫になると水分以外は取りません。ハチの多くは雑食性ですが蜜蜂の仲間は植物食です。マイマイカブリは樹液をなめたりミミズなども食べますが、蛹になるためにはカタツムリを食べる必要があるそうです。昆虫にはこのように成長するにつれて食性が変わるものがいます。
           ※クモは昆虫ではありませんがここには掲載しました。


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