四 柱 推 命 学 の 解 説 編

目   次

1

どういう学問ですか。

2 人間分析学として成り立つのですか。
3 四柱推命学で分析できる範囲はどこまでてすか。
4 診断できないのは、どういう範囲ですか。
5 なぜ生年月日時刻を重視するのか。
6 四つの柱の働きについて
7 通変星の特質について
 ◇ 比 肩
 ◇ 劫 財
 ◇ 食 神
 ◇ 傷 官
 ◇ 偏 財
 ◇ 正 財
 ◇ 偏 官
 ◇ 正 官
 ◇ 偏 印
 ◇ 印 綬
8 日干と用神(格)との関係
9 生剋化合について
10 月律分野蔵干表
11 大運と歳運について
12 結婚の時期などについて
13 夫婦の相性関係について
14 性質と素質の見方
15 通変星の性格一覧
16 通変星の適職関係
17
同一生年月日の考察
18 四柱推命学に対する憂慮
19 実例診断
羽賀研二さんの診断例
安倍総理の診断
 平成18年6月、総裁選前に診断したもの
元検察庁長官の緒方重威さんの診断
20 一問一答集

 19 麻生太郎氏の診断例

 (1) 経歴等について

     ◇ 生年月日    1940年9月20日生
     ◇ 出 身 地     福岡県飯塚市
     ◇ 最終学歴    学習院大学政経学部
     ◇ 世襲の有無  五世
                 高祖父(牧野の父)・大久保利通
                 曽祖父(父方)・麻生太吉
                 曽祖父(父方の母方)加納久朗
                 曽祖父(母方の母方)・牧野伸顕
                 祖父(母方・吉田茂
                 父・麻生太賀吉
                 義・鈴木善幸
◇ 麻生財閥の元社長(総帥)。名門一家に育ったが「首相の家庭なんて幸せなもんじゃねえ」と言う。祖父を支え忙しい父、亡くなった祖母に代わりファーストレディー役の母。曰く「両親にほったらかしにされて育った」と。小学校の運動会では友達が両親と弁当を食べるのを横目に、母に頼まれて駆けつけた料亭の女将と重箱をつついていたという。
◇ 学生時代は射撃に取り組み、日本を代表する選手として国際大会で活躍。モントリオール五輪に日本代表選手として出場(結果は41位)。第2回メキシコ国際射撃大会(クレー・スキート(個人・団体))では優勝。
◇ 政治評論家三宅久之によると、JC(青年会議所)会頭の改選において麻生太郎の認証無くしては決まらないと言う。
◇ 漫画が大好きで、週刊漫画雑誌のほとんどを読み流していると豪語している。好きな作品は「ゴルゴ13」他多数。名門家系の出でありながら「べらんめえ」調(江戸言葉)でも知られている。本人曰く「生まれはいいが、育ちは悪い」。実際、その発言が一部で物議を醸すことも多い。英語も得意で大学卒業後、スタンフォード大学大学院に留学、 卒業直前に吉田茂の働きかけでロンドン大学大学院に無理やり転校させられ、その時スタンフォード時代に覚えたアメリカ英語をロンドンで矯正させられる。西アフリカのシエラレオネにダイヤモンド鉱山開発で2年間滞在するも内戦、革命が勃発したことから撤退したこともある。
◇ クリスチャンであるが、毎年靖国神社に参拝。これは幼少の頃、祖父の吉田茂に靖国神社に連れて行かれたのが、そのまま慣習になったものである。しかし「何故戦争に負けた日に参拝しなければならないのか」と、8月15日ではなく例大祭に参拝する形を取っている。またA級戦犯が合祀されていることに対しては、疑義を唱えている。しかし分祀賛成派というわけでもない。
◇ 現在、次期自由民主党総裁候補の有力者の一人として、名前が挙がっている。
◇ 対中などへの強硬発言や行動からタカ派と目されている。国民的人気は今一つだが、一部のブログや2ちゃんねる内では高い人気を誇る。



 (2) 命式について

            生年月日 西暦1940年9月20日生
. 生時 生日 生月 生年
天干 (印綬) (偏財)
地支
蔵干 . 丙(比肩) 辛(正財) 戊(食神)
十二運 . 長生 冠帯
. . . . .

 (3) 命式の解説について

1 日干のエネルギーは中旺程度の強さがあります。
◇ 日支に比肩、月上に印綬があって、通変星ではまずまずの強さがあります。
◇ 十二運は長生、冠帯があって、やや強いです。
◇ 月令は得ず退気となって、やや弱いです。

2 用神は月支の正財を採用します。
◇ この正財は、年上に偏財があり、そのうえ、年支の食神からもエネルギーを補給され強いです。
◇ 年柱に偏財があっても、正偏財が交集しているとは見ません。

3 刑冲会合と空亡について
◇ 年支の辰と月支の酉が支合していますので、親の業務を継承する可能性
  が高いです。
◇ 月上の印綬と年上の偏財は干合して、我をかえりみず、自分の助けには
  なりにくいです。
◇ 日支の比肩と月支の正財が干合していますが、これは非常に良好な干
  合です。
 ・ この干合は日干が干合するのと同様に見て、自分と財とのつながり、あ
  るいは妻とのつながりが相当強いと見ます。破格になる干合とは見ません
  ので、ご留意下さい。

■ 1〜3までの総合評価では、三柱で見る限り、この正財格は、日干強く正財格もしっかりしていますので、非常に吉命となっており、先天福分で言いますと、随命の上から成格に近いものがあります。
 
 日干側が印綬の干合で若干弱くなった嫌いがあるのが残念です。
  正財格が成格しますと、先天の財福が極めて厚く、事業の如何を問わず、何業によっても大きな成功を収め、必ず立成の基を築き、その出世経路は順調で着実に地歩を固め、家産増殖の喜びを見ます。 正財は偏財と趣を全く異にし、決して冒険や僥倖を求めず、万事に慎重で用心深く、一歩ずつ成果を収めて行く人であります。

 (4) 本質はどうか。

◇ 本質は、月支の正財(深層心理)と日支の比肩(副深層心理)、それらを
 中心として総合的に判断します。

 ○ 月支に正財、月上に印綬があり、非常に穏やかで落ち着いた人で、見た
  目もソフトな印象がありますが、日支に比肩があるため、一本心が通って言
  いたいことを単刀直入にズバリ言ってしまうところがあります。

 ○ ただ、正財と印綬は相反する部分はありますが、どちらも理知的で紳士の
  因子であり、自分の心の中で、穏やかに解決するものを持っているため、外
  に対して二重人格的な要素が出ることはありません。

 ○ もし、これが月支劫財で、月上正財であるとか、あるいは月支傷官で月上
  正官であるような場合には、見た目と本質が全く違い、二重人格的になりや
  すいとされますが、正財と印綬の関係は同じ相反する因子であっても、やや
  趣を異にしています。
   ただ、理想と現実のギャップは起きやすく、外で高い理想や理念を掲げまし
  ても、現実問題に阻まれて、理想を断念せざるを得ない状況などは、起きや
  すいと見ます。

 ○ この命式では、日支の比肩が一番喜神としての働きをしており、もし、この
  比肩がなかったら、この命式はいっきょに身弱になって、命式のバランスが
  崩れることとなります。
    したがって、性格的にも、この比肩は大変重要な役割を持っており、自主
  独立の気概があることと、竹を割ったような単純さが魅力になっており、思っ
  たことをズバッと言ってしまうことがあっても、これが人気の秘訣になることが
  あります。
   正財のネチネチした部分がだいぶ緩和してい るのではないでしょうか。

 ○ それと、日支比肩、月支正財、月上印綬から言えますことは、律儀で几帳
  面で一徹な頑なさが特徴で、人に対する警戒心や気遣いをする割には、カン
  に乏しくバランスを欠きやすいです。
   本質的に人を裏切ったり、人の心理の裏を読んで行動するようなことはでき
  ないため、大胆なパフォーマンスは苦手でしょう。
   やや言いたい放題のところはありますが、これはパフォーマンではなく、本
  質から滲み出ているもので、演技とは一線画します。

 ○ パフォーマンスということになれば 、劫財、傷官、偏官、あるいは偏印な
  どが重要なポジションに欲しいところです。



 (5) 現在の大運について

◇ 67歳〜76歳まで 壬辰(偏官運)

◇ この人の命式は、日干が強いというほどではないため、偏官運はやや凶
 に傾いていると判断できます。
  運支は月上印綬の旺地ではありますが、干合しており、あまり役には立っ
  ていません。
  もし、この印綬が干合していなければ、この偏官は恐れるに足りません。
  偏官のエネルギーは印綬にもらし、その印綬は、また日干にエネルギーを
 補給して転々とするからであります。


 (6) 今年(平成20年)の歳運はどうか。

   ◇ 大運 壬辰(偏官運)
   ◇ 歳運 戊子(食神運) 69歳


                     こ の 1 年 間 の 運 気
                   
   運気には2種類あり、一つには10年単位ごとにおとずれ、あなたの今ある人生を
 創出している大波動の運気、二つには毎年変化消長する小波動の運気があり、ここで
 の分析は、小波動の運気が、大波動の運気や先天運を象徴しているカルテ(四柱八字)
 にたいして、どのような影響を与えているかを診断したものであります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (男性)西暦 1940 年 9 月 20 日 --時 --分 生まれ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ≪ あなたのこの1年の運気 ≫
                    凶 → 小凶 →平運→ 小吉 →中吉→ 大吉
  【平成20年 69歳の運気】 ★★★ ★★★ ★★★ ★
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ■ 吉 凶 の 見 方
 [大吉] は、すべての事柄において、自分の意図したことが、思惑どおり進展しやすい。
 [中吉] は、商談ごとは良い条件でととのい、事業や職場環境の改善も期待できやすい。
 [小吉] は、事業や職場環境はやや改善され、交渉ごとなどもまとまりやすい。
 [平運] は、家庭内外での大きな変動はないが、油断すると災厄にあいやすい。
 [小凶] は、病気・災厄などがおきやすく、職場や事業環境なども悪くなりやすい。
 [ 凶 ] は、病気・災厄などがふりかかり、職業や事業上などで失敗しやすい。
                    
 ■ この1年間の運気
 ○ この1年は、子供のように本能的で無意識的衝動が活発に働きますため、自由気
  ままで、遊び感覚が旺盛になりますが、福は集まりやすく衣食住に縁が厚い運気で
  あります。
 ○ 同業者や同僚の力が得られやすく、また前途がひらけ何事も好都合に終始しやす
  く、良い結果や良い利益にめぐまれやすいです。
 ○ 心理的にも開放され精神的に明るく、大きな波乱もなく何ごとも好都合に運びや
  すいですが、やや勝ち気な性質が前面に出て、むやみに理屈で人を困らせるような
  こともありますので、注意してください。

 (この1年間で発生しやすい特記事項)
 ☆ とくにありません。
 

Copyright© 2007 愛と心の奏でる四柱推命. All rights reserved.