飛行機プラモ根性的テクニック集
あくまでも自分が使ってる飛行機プラモ用のテクニックです。新しいテクニックを発見したら更新していきます。
明るい色を塗る
縮尺模型では実物と同じ色を塗っても、実物より暗く見えてしまうスケール効果というものがあります。F−117が写真では真っ黒に見えないのと同じ理由ですね。しかも写真では明るい日中に撮影されているので、さらに明るく見えます。そのため塗装するときは指定色よりも明るめの色を塗ると良い感じになります。
頭を使え
もしも自分に出来ないような作業があったら、自分でも出来るように頭を使うのが大切。缶スプレーや筆が上手く使えないのでエアブラシを使うとか、入り組んだ場所のヤスリがけにはプラ棒の先に紙ヤスリを接着して行うなどです。
色んなテクニックを試せ
たとえば金属表現にも、いろんなやり方があります。金属箔を貼ったり、アルクラッドUやクレオスのスーパーメタリックカラーとか、金属削り出しでノズルをスクラッチしちゃう人もいます。
エアブラシを買え
ときどき、筆でグラデーション塗装をする方法を教えてくださいとか質問されるけど、エアブラシを買ったほうが手っ取り早いし、簡単だし、上手に出来ます。
エッチングソーを活用する
ハセガワのエッチングソーがあるととっても便利。細かいパーツやクリアーパーツの切り出しなどにも使えます。ニッパーで切り取ると傷がついたり折れたりしてしまいそうな部品の切り取りに便利です。
缶スプレーは使うな
缶スプレーは吹きすぎの失敗をしやすいのでオススメできません。おとなしくエアブラシを買いましょう。
キャノピーに残ったマスキングテープの糊はMウォッシュで落とせる
離形剤落としに使うWAVEのMウォッシュ。なんと糊落としにも使える!ただし、エナメル系の塗料は溶けてしまうので気をつけましょう。ちなみに、エナメルシンナーはクリアーパーツを曇らせます。
サーフェイサーはエアブラシで吹け
自分はいつもクレオスのサーフェイサー1200をビンに開けて、黒を混ぜてからエアブラシでサフを吹いています。こうすると厚塗りを防ぐことができます。黒を混ぜるのは翼やキャノピー枠などの光の透過を防ぎ、重量感を与えるためです。
三面図は嘘ばかり
三面図は所詮は絵です。実機写真と見比べると間違いだらけです。
実機写真を良く見て塗装する
飛行機というものは汚れる箇所と汚れない部分が決まっています。実機写真を見ながら注意して塗装しましょう。
写真、もしくは実機だけを資料にしろ
これなら実物と同じものが作れます。絵を参考にすると痛い目に遭います
白い下地にはフィニッシャーズアクリルプラサフホワイト&ファンデーションホワイト
カーモデル用のフィニッシャーズカラーアクリルプラサフホワイトはとても隠ぺい力が高い白下地用サーフェイサー、ファンデーションホワイトはとても隠ぺい力が高い白塗料です。しかもきめ細かくて発色が良いので美しいツヤ有りの白い下地を作れます。唯一の欠点は入手が困難なことですが、通販で買うと良いでしょう。アクロ機などに使うと良いです。
水性トップコートは使うな
クレオスの水性トップコート。乾燥は遅いし、吹きすぎで失敗しやすいし、白くなることもあるし。ちなみに、Mrカラーのクリアーは吹きすぎるとデカールが溶けるので、薄く薄く吹き重ねていきましょう。
スジ彫り修正は伸ばしランナー
伸ばしランナーを流し込み系の接着剤で接着すれば、材質が同じなので修正するときでもひっかかったりしません。しかも余計な部分まで埋まったりしません。加工も材質が同じなので楽です。同じキットのランナーを使いましょう
継ぎ目消しは溶かしランナー
ランナーを流し込み系接着剤で溶かしたもので継ぎ目消しを行えば、食いつきもいいし、材質の差による表面処理の失敗を防げますし、後のスジ彫りも楽。乾燥には一週間以上かかりますが加工性のよさは最高と言えるでしょう。
継ぎ目は完全に消せ
プラモにあって、実機に無いものが継ぎ目です。継ぎ目を完全に消せばプラモデルが実物のミニチュアへと変身します。時々、展示会に継ぎ目をちゃんと消していない作品を持ってくる人が居ますが、手抜き作品を人に自慢するのはどうかと。
つながりデカールは切り離せ
ハセガワの自衛隊機等のデカールによくある、いくつかの注意書きがくっついたデカール。微妙に位置がずれているので、一つ一つ切り離さないと正しい位置に貼れません・・。面倒ですが一つ一つ切り離してはりましょう。ニス部分が見えにくくなるので見た目も良くなります。
デカールはマイクロセットで貼る
これはデカール用の糊(のはず)。クレオスのマークセッターより粘性があるので流れたりしません。クレオスのマークソフターはデカールの塗料を溶かしてしまうことがあるので要注意。硬いデカールはマイクロセットとモデラーズのマークソフターを併用すれば馴染んでくれます。それでも馴染まない場合は必殺の蒸しタオル。
溶きパテよりもサーフェイサー
ラッカーパテをラッカーシンナーで溶いた溶きパテよりも瓶入りサーフェイサーの方がキメが細かいのでキズ消しなどには向いています。また、乾燥後にもわずかに粘性がのこっているのでプラスチックとの相性もよく。スジ彫りやリベット打ちをしてもヒビ割れしにくいです。クレオスの瓶入りサーフェイサー1000や1200が飛行機向けでしょう。白いサーフェイサーを使いたい場合はベースホワイトを使うと良いです。
塗装で気を抜くな
色んな人の現用機の完成品を見ていると、コクピットや脚庫等は物凄い作りこんでいるにもかかわらず、塗装は適当という作品を良く見かけます。何故?現用機も退色や塗料の剥がれ、再塗装の跡などがあります。塗装は最後の仕上げ。ここで手を抜いたら台無しだと思うのですが・・。
トップコートのクリアーはエアブラシで吹け
飛行機の場合はデカールを貼った後にツヤ消しクリアーを吹きますが、ここで缶のクリアーを吹いたら、吹きすぎてしまって大失敗!なんてことがよくあります。エアブラシで薄く何度も重ねると上手くいきます。
日本中の展示会に行け
自分の住んでいる場所の展示会だけでは手に入らない情報が数多くあります。日本中の展示会に行って、各地のスゴイモデラーの技術を奪ってきましょう。オススメは五月の静岡ホビーショーです。
日本中のモデラーと交流を持て
今はインターネットの時代。パソコンに向かえば日本全国のモデラーと友達になれる。そうすれば自分の知らない色んなテクニックを教えてもらえます。
パテは多用するな
パテを使うと、材質の差から表面処理でうまくいかなかったり、うまくスジ彫り出来なかったりと、問題点がたくさん出てきます。そこでなるべくプラ材を使って段差消しなどを行いましょう。
飛行機と戦車の汚れ方は違う
まれにAFVモデラーがAFVみたいに、きたなく汚した飛行機を作って「AFVの汚しの技術が一番優れている!」と自慢していたりしますが、戦車に羽を生やしたら飛行機になるわけではありません。飛行機には飛行機の汚れ方があります。例えば、最近の飛行機はコンクリートの滑走路を使っているので泥汚れは着きません。サビは整備員が発見した途端に修正するのでありません。
風防は塗装前に接着
実機では風防と胴体の間には隙間がありません。先に接着するべし。なかには接合部の形状が実機と違ったり、風防と機首が全く合わないキットもあるので注意
他のジャンルのキットも作れ
他のジャンルからも飛行機に使える技術はたくさんあります。模型誌を読むときも飛行機だけではなく、他のジャンルの製作記事を読めば、飛行機に使える技術がたくさん載っていますよ〜。
ポリパテに瞬間接着剤を混ぜる
ポリパテは食いつきがよくないので、主剤と硬化剤を混ぜ合わせたあとに瞬間接着剤を混ぜ合わせると良いです。乾燥も早くなり食いつきもよくなり一石二鳥です。
マークソフターは半乾燥後に使う
デカールを貼ってすぐにマークソフターを塗ると位置がずれたり、変に伸びたりして、とんでもないことになります。マークソフターを塗るのはデカールが半乾燥して位置が固定されてからにしましょう。
蒸しタオル
少し前のカルトグラフとか、どんな強力なマークソフターも効かない硬いデカール。そんな時は必殺の蒸しタオル。ただし、あまりにも熱いと塗膜を傷めてしまうので注意。
離型剤落としは溶剤系で
レジンパーツなどの離型剤落としは中性洗剤に一晩漬けて歯ブラシで磨くと言われていますが、専用の離経済落としや強力なシンナーを使って確実に落とした方が良いです。モデラーズの離型剤落としが良いらしい・・。