フランカー各部解説

あまり紹介されることがない、フランカーのメカニズム等について解説していきます。


エンジン始動系統


フランカーのエンジン上部には金属色のパネルがあります。


ここの内部にはJFS(Jet Fuel Starter)が収められています。
これは小さなジェットエンジンを使ってメインエンジンを始動させるためのものです。


エンジン始動時にはこのように、ミニジェットエンジンの排気口として開きます。

フランカーはどの機体でもこの部分が無塗装なので、キットを作るときはしっかり塗り分けましょう。


一次熱交換器



垂直尾翼付根にあるインテイクはエンジンブリードエアを冷却するための熱交換器用冷却空気取入口です。
左右で出力が異なるのか、吸排気口ともに右側が小さくなっています。
Su-34量産型では右側も左側と同じように大きくなっています。

吸気口の大きさが左右同じだったり、排気口が再現されていないキットがあるので気をつけましょう。


電子機器冷却系統


前脚扉には銀色のタンクが取り付けられています。
中にはアルコールが入っており、電子機器の冷却に使われています。
Su-35BMではエンジン間に二次熱交換器が増設されたために廃止されました。


機首左側には電子機器冷却空気の出口があります。


FODスクリーン


インテイク内にはエンジンへの異物吸入を防止する金網があり、エンジンを始動すると下から立ち上がります。
Su-33では省略されているという情報がありますが、実際は付いたままです。
↓のサイトで確認できます。
http://scalemodels.ru/modules/photo/viewcat.php?cid=104&orderby=date ASC&show=12&min=36


空薬莢排出口


右インテイク上部に開いている穴は機関砲の空薬莢排出口です。
邪魔にならないよう、インテイク側が少しえぐれています。
こんな所にあると、排出した空薬莢が機体に当たらないか心配になります。


Su-34の機関砲テスト映像。
かなりの勢いで排出するため、大丈夫のようです。


戻る