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院長 栢木善朗
かやのき内科医院
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Q & A ![]()
内視鏡検査を受けたいですが、苦しい検査ときいています。できるだけ楽に受ける方法は
ないでしょうか。
胃カメラは、のどを通るときに嘔吐反射が強い方がおられます。当院では、少ない苦痛で
おこなえるように、経鼻細径ファイバーをご用意しました。それでも、苦痛が強い場合には、
静脈麻酔をして眠っている間に検査する方法がございます。また、大腸ファイバーでも、
挿入時に痛みの強い方がおられます。このような患者様にも、静脈麻酔をすることで、
眠っている間に施行することができます。
肝機能が悪いといわれました。どのような検査が必要ですか。
肝臓病の原因には、ウイルス性、脂肪肝、アルコール性、自己免疫性などがありますが、
血液検査で診断する必要があります。また、肝臓がんや胆石などが原因となることもあり、
一度、超音波検査も受けておいたほうがいいでしょう。
C型肝炎といわれました。どのような検査、治療が必要ですか。
C型肝炎でも、非活動性のものから、慢性肝炎、肝硬変といろいろな段階があります。
慢性肝炎から肝硬変となるにしたがって、肝臓がんができやすくなりますので、血液検査だけ
ではなく超音波検査などで定期的に検査する必要があります。治療方法としては、ウイルスを
殺すためには、インターフェロンが唯一の治療法です。しかし、副作用などでインターフェロンが
使えない場合、できるだけ肝機能をよくすることによって肝硬変やがんになりにくくするため、
肝庇護剤というお薬を投与します。
C型肝炎のインターフェロン治療について、教えてください。
インターフェロン治療は、肝炎ウイルスを殺すための治療です。一般に対象となるのは、
活動型肝炎で、肝硬変は適応に乏しくなります。まず、肝炎ウイルスのタイプとウイルス量を
測定して、低ウイルス量なら、インターフェロン単独で、高ウイルス量であれば、リバビリンと
いう内服薬を併用して治療するのが一般的です。期間は、タイプ、ウイルス量に応じて、半年
ないし1年投与しますが、最近では、肝機能の改善、がん予防のため、少量長期療法も行って
います。週1回投与で効果のあるペグ・インターフェロンも発売されておりますので、ご遠慮なく
ご相談ください。
C型肝炎の治療については厚生労働省HPもご参照ください。
超音波検査で肝臓に影があるといわれました。
肝臓の影といっても、がんのような悪性のものもれば、良性のもの(肝のうほう、血管腫
など)もあります。肝臓がんも、肝臓原発のものや転移性のものがあります。悪性腫瘍を疑う
ときには、一度、造影CTやMRIを受けておいたほうがいいでしょう。また、血液検査で肝機能、
腫瘍マーカー、ウイルスマーカーなどの検査も必要です。