簡単できれいなダボ仕上げ



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ホームセンターの木材や部品、工具、道具類の売り場や、
木工教室で、若いお母さん方を よく見かけます。

直線部分は 店の機械で切ってもらい、作業台の糸のこ盤を借りて、
上手にハートなどをくり抜いておられます。

可愛い小物類の製作に 挑戦されているようです。

少し本格的にというときに、やはり「ねじ釘の頭がそのまま」には抵抗があるようです。
それも素朴でまた雅味かとも思いますが。

私は、ダボで釘の頭を隠すダボ穴は カントリー木工の特徴でもあり、
全体を引き締めるアクセントや 飾りとして無くてはならないものだと思っています。

仕事でカントリー木工をされている方には、プロの考えや仕上げ方法が有ると思います。

趣味の素人には、なかなか難しいのが、このダボの仕上げです。

ここで、私が行っている 簡単で仕上がりの美しい、ダボ仕上げ方法、
 
ねじ穴位置のケガキ、下穴明け、接合、ダボ仕上げまでの道具の準備から、すべてを紹介します。



この2枚の板を、T字形に接合してみます。

接合する位置とねじ穴の位置は、

接合面の内側に鉛筆で描いておきます。


これは出来上がりの写真です。

ダボには「ホームセンター」で売っている、
10φラミン丸棒(クラフト丸棒とも言う)、
長さ30cm程度のものを用いました。


私は近くの、「コ○リ」で購入しました。
これが、この方法には最適でした。


他店(コー○ン)のものは、わずかに太いので
この方法には不向きであると思います。


ノコはおが粉を出しやすく、切れ味を良くするために、
歯の先を ハの字型に少し広げてあります。
これを工業用語で「アサリ」といいます。

打ち込んだダボの頭をノコで切ると、アサリの先が
木の表面に当たり、傷を付けてしまいます。
このキズは、なかなか取れないから困ります。

結論から言えば、
「あさり無し」のノコを使えば良いわけです。

私は、
「アサリ無し」の「7寸目」という小型のノコ刃
だけを購入しました。(1000円弱 写真参照)

両面テープで 握りになりる木片を テキトーに
貼り付けました。

ねじ用の下穴は、4φ木工用下穴ドリルを
100円ショップで購入しました。(上の写真参照)

先端に向けて少し細くなっているものです。

まず、
接着する側に 鉛筆で穴位置と
貼り付け位置
書いておきます。

ねじ用の下穴をこちら側から明けます。
(普通に考える逆です)


ドリルの先端が わずかに 表面に突き出るまで 
貫通させます。



ダボの下穴には、ダボ用キリとして売っている
φ9.5(直径9.5mm)を用います。
ホームセンタで
10φダボ用として販売されている

貫通させた下穴の表側の中心部に、
深さ7mm〜9mm程度の ダボ用穴を明けます。


すでに下穴があいているので
 
間違いなく中央にあきます。

はみ出ないように接着面に適量のボンドを塗り、
位置を決めて ねじを締めて固定します。

箱物の場合は、左右の側板で段違いが
できないように、
できれば位置決め用の治具を準備し、
直角に注意しながら固定します。


19mmの接合には、
セルフタッピング用スリムねじ
と言う、
長さ30mmを使用しました。

ダボの先端は 荒いバリ取りヤスリで 
10回ほどこすり 先を少し丸くしておきます。

これは丸棒を打ち込むときに 
穴の周りを傷をつけないためです。

ヤスリは 板やすりの 部品だけを購入し、
テキトーな板に ねじ止めしたものですが、
60〜80番位の荒いサンドペーパー
でも良いです。


ボンドを少量たらし、
丸棒をプラスチックハンマーで
軽く打ち込みます。


「コ○リ」製は、硬くも無く、
ゆるくも無くで 最適でした。


「本体にキズを付けないよう、 ノコの下にハガキなどの紙を敷いてダボを切断し、
残った部分を サンドペーパーで仕上げる」 という方法が一般的なようです。

はがきの厚さは0.3mmほどあります。

0.3mmのとび出しは、サンドペーパーでは絶対にきれいな平面には仕上がりません


書いた人が本当にそのようにしているなら、感服します。


信じてその通りにした人も ま〜るく残った頭の野暮ったさには 満足できないはずです。


せっかくここまで出来たのに、妥協はしたくありませんね。


強くこすれば さらに突き出てくる感じです。


ダボの繊維方向はたて目になり、横目の表面との硬度の差が有るからです。


のみやカンナ、時にはトリマーで仕上げる方もいるようですが、アマチュアが真似するものではありません。



力を入れすぎないように、表面に沿わせて
スーッと軽くノコを手前に引く

細い部分や コーナー内側部分も、できるだけ
 長い切断線が 取れるようにします。

ノコの切れ味はすごく良いので、
女性の方にも、失敗は無いと思います。

切っただけで、ほとんど仕上げは要りません。

逆にサンドペーパーでこすり過ぎると、
まーるく頭が浮き出てきます。


理由は、やはりたて目とよこ目にあります

乾燥後にボンドの水分で少し膨らむことがあります。


この時こそ、軽くサンドペーパーを当てるか、
ノコ刃をもう一度軽くあててください。


決して強くこすらないように。



ボンドが ダボのふちから はみ出したときは、材料の表面とノコ刃に付いたボンドも
 すぐに拭き取ってください。

次の加工のとき、キズや切削性の悪化原因になります。

ラミン棒は、ワトコの吸い込みもよく、美しいカントリーな風合いに仕上がります。

採用については、必ずテストをした上、自己責任でご判断ください。





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