仮面ライダーフリークス&恐怖!夜伽話
        白い女と青い女


 今回のお話は、私自身が体験した、とある日の深夜に起こった出来事の体験談である。

 その日は特に何も無く、何時もの様に睡眠薬を飲んで就寝していた。
 だが…それは、丑三つ時くらいであっただろうか?

…ふと、目覚めると何者かがいる気配を感じたのだ。

 視線を移すと、頭の上には白い服を着た若い女性。
 足元には青い服を着た中年の女性が立っていたのである。


…明らかに二体の霊体が、はっきりとした姿を現していたのである。

 金縛りにあっているのか身動きはとれなかったが、睡眠薬が効いていたおかげで苦痛も恐怖も
感じることはなかった。

 頭上の女性は、視界から外れていた為に、その顔を視る事は出来なかったのだが、何やら腰を
かがめ、はっきりと私に聞こえる声で、何かをしきりと訴えていたのだが、残念な事に、睡魔の
方が強く、何を言っていたのか、聴き取れてはいた筈なのだが、まるで覚えてはいない。

 しかし、足元の中年女性…青い服を着たその女性の姿だけは、その顔までもはっきりと視る事
が出来たのである。

 まるで狐を思わせるかの様な面長の顔をした青い服の女性は、その長い手を伸ばし、私の首を
絞めつけてきたのであった…。

 しかしながら、首を絞められてはいるものの、全く苦しくも無かったので、そのまま眠ってし
まい、朝を迎えたのであった…。

 ようやく目覚めた私の思った事と言えば、頭上の白い女性はいったい何を必死に私に訴えかけ
ていたのだろうか…と言う事だけであった。