巨大な目。
今回のお話は、私自身が経験した心霊体験談である。
…それは、ある夜の事。
深夜に目を覚ました私は、自身が金縛りにあっている事に気がついた。
右手側には幼子の様な霊体がいる事に気がついてはいたのだが、なにせ金縛りに遭っていて、
首を動かして、その姿を捉える事は出来なかった。
…だが、しかし。顔の真上にあるものだけは視る事が出来た。
それは三尺ほどもあろうかと言う巨大な目だったのだ。
実は、こう言った巨大な目に遭遇したのは、その時が初めてではない。
まだ私が中学生だった頃にも、違う部屋で目撃したことがあったのだ。
こういう現象は、例えば霊のふきだまりになっている場所なのだとか、生霊の仕業だとか、諸
説あるのだが…今回の場合は、体験した私自身の感じる所からすると、前者の方なのかもしれな
い…。
何故なら、この時期に視る霊は、いつも一体では無くなってきているからなのであった…。