『紅い石』
今回のお話は美穂さん(仮名)の見た夢の話であり、私と水城さんに対して送られて来たメールから始まる夢のお話である。
美穂さんは確かに霊的な感覚を持ってはいるのだが、基本的には現実主義者である為に、何も
かもを【霊の仕業】だと判断する様な性格では無い事を最初にお断りしておこう。
そんな彼女が今回は相談と言う形で持ってきたのであるから、何がしら感じる所があったのであろうと思われるのだが・・・。
さて、ここからがそのメールの内容になる。
「場所は何処か解らないけど、古い時代では無い現代。何処と無く昭和の香りを漂わせる様な、
田舎道をドライブしている。
良くは解らないが、何処かの古墳の近くの様な気がしている。
・・・ふと、頭の中に直に声が響いて来た。
【そなたに戦いの石を授けよう。カー・・・】
この石の名前が良く聞き取れないままに交信は途絶えてしまった。
頭の中に、鳥かごの様なものの中に、紅くどっしりと構えた石を授かるビジョンが浮かんだ。
ちなみに戦いの石で紅いと言えば、カーネリアンだけど、それで合ってるのかも解らない。
これは信じる人と信じない人がいると思うんだけど、霊的な事柄に触れた時、吐き気や消化不
良の様な症状を起こす事があると何処かで聞いた事があるんだけど、まさしく私は夢の中で、意味の解らない吐き気と、激しい腹痛を覚えて、実は腹痛で目が覚めてしまって交信が途絶えたのね。こういう事は初めてだったよ。
・・・で、起きて直にトイレに直行。私は何の自慢にもならないけどお腹は強い方なんでお腹を壊すなんて年に数回程度なんだけどね・・・。
しかし、戦いの石を授けようって、私に何と戦えと言ってるのか・・・夢は夢と言えばそれまで
なんだけど、仮にもし霊的なものであったなら、水城さんの所にいるって言う豪族の霊関係なの
かなぁ?・・・ねぇ?何だと思う?」
そして、私は次の様に返事を返したのであった。
「豪族の方々の系統じゃないですかね?内容の方は解らないんで、こちらは水城に任せるとして、
霊的な事柄に触れた時に吐き気や消化不良の様な症状を起こす事がある・・・と。
吐き気は経験した事は無いですが消化不良なら心霊番組見ただけで、昔は起こしてましたよ。
しかも毎回、毎回。今は、極まれになる程度ですけどね。
中には、そういう事柄・スポットに行くと腹痛を起こす体質の方がいるのも確かですね。」
また水城から届いたという見解は以下の様なものであったと言う。
「一番、ピンと感じたのは、ガーネットですね。おそらく戦える力を授けようと言う様な意味で
戦う力と言うよりも寧ろエネルギー源を授かったんじゃないかしら?・・・戦いの石は戦闘で傷つ
いた方を癒す為のものだから戦いに無くてはならない石を授かったんじゃないかしら?・・・何か
紅いものを身に着けるといいかもね。多分、美穂さんの見た風景は私が以前に訪れた古墳周辺じ
ゃないかなぁ?・・・確かに豪族の方を感じますね」
・・・そして、二人からのメールを受け取った美穂さんは次の様に語っていた。
「その石を夢の中で授かった時に、凄く温かくて、私には持て余すほどの力強さを感じたよ。 ・・・ひょっとしたら私の中には石の力が入りきれなくて霊障の様な症状になってしまったのかしれないね」・・・と。
今回のお話が単なる夢であったのか、それとも霊的なものが関与したものであったのか。
その判断は読まれている方の判断に委ねるしか無いのだが・・・。