中世の王族
これは水城さん(仮名)が四年近くに渡り体験した一枚の心霊写真から始まる「中世の王族の霊」との夢物語の様な美しいお話です。
・・・彼との出会いは「とある観光地」だったそうです。
旅行先の西洋館でいわゆる一枚の心霊写真が撮れた事がきっかけでした。
階段の踊り場の闇の中に白人のおじいさんの顔が映っていたのです。
その時の彼女の印象としては全く怖いという感じは無かったとの事でしたが・・。
そして、その数か月後・・・。
彼女は夢でその人物に再会する事が出来たらしいのです。
中世のヨーロッパの城・・・。
その玉座に「その方」はいたのでした。
彼女はまるで「ジャンヌ・ダルク」の様な服を着て、彼の前に跪きました。
「ご招待いただいて光栄でございます」
・・・と挨拶をしていたのだそうです。
彼女の話によれば、「その方」からは特に何も怖い印象は無く、威厳があり、敷居が高くても
親しげで敬愛出来る方だと思っていたとの事でした。
そして彼女は、かなり昔の貴族の方らしい「その風貌」から、以後、彼の事を「将軍」と呼ぶ事にしたのだそうです。
さて、彼女はその「心霊写真」を幾人かの方に視て頂いたらしいのです。
細かい点での食い違いは確かに合ったらしいのですが、共通点として上げられたのが、以下の
事だったそうです。
イギリス辺りの中世の王族で、信仰心が厚く大酒飲み。
戦術家でもあり、友好的な人柄で部下想いでもあるという。
そして自慢の息子の事をいつまでも話し、終いには「説教」を始めるとか。
『あなたは私が見えるんなら、もっとたくさんの人を救いなされ』だとか・・・。
どうやら彼女は彼に気に入られたらしく、夢の中で何回も城に招待され、一緒にワインを飲ん
だり、馬で遠出をしたりしていたのだそうです。
そのワインのお礼に彼女は、カクテルを作り、ビスケットとドライフルーツを自宅で用意し、
お祈りをしたのだそうです。
すると不意に「とても暖かい感じ」がしたので、「ああ。来てくれたんだな・・・」と感じられ
たのだそうです。
また、彼は彼女に助言をくれたりもしたのだそうです。
『風に立ち向かう時もあれば、
そのまま吹かれるままで進むのもよい。
・・・・・・・・全ては、神の御心次第に・・。』・・と。
そう。水城さんもまた。信仰心厚い「クリスチャン」だったのです。
それから四年近い間。
彼女は夢の中で、幾度と無く彼と会っていたのですが、
・・・・突然、将軍との別れが訪れたのだそうです。
「私は旅に出る・・・。」
そう言い残し、彼女に自分の剣を手渡して・・・。
それが「将軍」とのお別れの時だったのです。
・・・そして彼女は今でも、その時の写真を大切に持っているのだそうです。