霊能力者の悲劇
これは「前世にて巫女をしており、幼い頃より霊感が非常に強かった」
という私の当時の友人であった霊能者。美弥子さん(仮名)の体験談である。
彼女は当時、中学生だったのだが、随分と「酷いイジメ」に逢っていたらしい。
・・その原因は「気味悪がられて」
・・また、余りにも「有名になりすぎた」事が発端であったという。
・・彼女の話によると「その日」宮崎県にある彼女の通っていた
「某・中学校」で起きた実際の出来事なのだが、授業中にも関らず、
教室中に「生木を折る様な音」が、いたる所から聞こえてきたらしい。
この現象は通称「ラップ音」と呼ばれ、霊現象が起きる前兆であるとされているのだが。
・・当然、教室中はパニックに陥ったらしい。
「何、これ〜!」 「怖〜い!」・・と、中には泣き出してしまう生徒もいたらしい。
彼女は幼い頃から「霊感」が非常に強く、
その為に「ある霊能者」のもとで修行を積んでいたので、
それが「ラップ音と呼ばれる物で霊が発しているものだという事」を既に知っていたらしい。
・・そして、その「霊気の中心」が「教室の後ろの壁」だという事も
「霊能力」により察する事が出来たのだという‥。
そして彼女は、「教室の騒ぎ」を静める為に「うるさい!散れ!」
・・と「魔除けの短刀」を、その「霊気の中心」に投げつけたのだという。(銃刀法違反?)
・・それは見事に命中し「教室中に起きていた怪意」は納まったらしいのだが、
その「除霊」の噂は「学校中」に知れ渡ってしまい、一躍有名になってしまったのだという。
・・ 彼女は当時「タロット占い」などもしていたので、
その噂も手伝ってか「良く占いを頼まれていた」のだが、
「占いが当たったら化け物とか魔女とか呼ばれ、外れれば嘘つきとか言われるんだよ‥」
と、当時語っていた。そして、その為に「とても辛い思い」もしたし、
上級生からも目をつけられて「暴力」をふるわれた事もあったらしい。
・・更には「輪姦」された事までもあったという。
‥それでも彼女は誰も「恨まなかった」らしい。
私の様な凡人には理解しがたい事なのだが。
‥ただ、彼女は言っていました。
「自分が人を不幸な目に遭わせようと思えば、それが現実になる」から、
恨めないのだと言う。
例えば「階段から落ちちゃえ!」
‥と思うだけで「現実」にそれが「起きてしまう」のだという。
‥そういう出来事でさえ「罪」として魂に刻まれるから
「恨んだり、不幸を願う事を避けている」らしい。
以前、彼女に「どんな修行をしたら霊能者になれるのか」を尋ねた事があったのだが
「霊能者なんてなるものじゃない!」‥と、ひどく叱られた事がある。
「不幸になるだけだ」‥と。そう彼女は語っていた。
霊能力を持っている方の多くは「こんな能力は無いほうが幸せ」だと語っている。
更に能力を磨いて祓う事が出来る様にしてもらうのか‥
または、封じ込めてしまい「感じなくさせてもらう」のかは、
その人の潜在能力の強さで異なる‥という事なのかもしれない。
彼女は「霊能者」として身を護る事を選んだ。
また、彼女とは別の友人は霊能者に依頼して
「水晶玉に霊能力を封じ込めてもらった」と語っていた。
・・ちなみに私自身は微弱ながらも霊感の様なものがある様で
「度々、怪奇現象に遭遇してしまう」事もあるのだが、
逆に全く「感じなく」なってしまう時期もある。(それ故に微弱だと感じるのだが)
・・そんな中で思う事は、やはり「こんな能力は持たない方が幸せ」だという事だ。
生きていれば誰しも「不幸な出来事」や「怖い思い」をする事があるモノであるだろうが、
それに「心霊体験」が追加されるだけなのであるだろうし、
少なくとも「霊」に脅されたり、「憑依」されたり
・・などという事は普通の心配事には含まれてはいないのであろうから・・。