霊能力と超能力 〜似て否なる者の因果関係〜

これは私自身の個人的な見解である。
「霊能力者」と呼ばれる者と「超能力者」と呼ばれる者には関連性が存在すると思われるのだ。

一般的に「霊能力者」と呼ばれる者は「そのレベル」にもよるが、
「霊の姿や言葉を聞き取る」霊視などの力を持つ者。
憑依した霊を「除霊」‥いわゆる退ける力を持つ者や
「浄霊」‥憑依した霊や不成仏霊を説得し、霊界へ送り出す力を持つ者を指す。

また、「陰陽師」と呼ばれる存在は占術や祈祷を生業とし、
本来「異なる力」ではあるが、ジャンルとしては近くされるであろうし、
海外の「エクソシスト」‥悪魔払いや、「シャーマン」いわゆる呪術師も同様とされるだろう。

‥それぞれ「能力の源となるモノ」は違うのだが‥。

一方「超能力者」と言われる者は「透視」と言われるが
「見えるはずの無い場所の風景」を見る事の出来る者であったり、
「サイコメトラー」と言われ、触れた物から「過去の映像」を見ることが出来る者や、
「サイコキネシス」と言われる「手で物を触れる事なく物質を移動させる能力を持つ者から、
「テレポート」‥いわゆる瞬間的に「行ける筈の無い場所へ移動する」事もあるのだというが。

‥とにかく、そういう能力を持つ者が一般的に「超能力者」と認知されているだろう。

私自身は「そのどちらに属せる程」の力は無く、
たまたま「霊」を目撃する事が「多かった」だけで「除霊」も出来ないし
「予知や予知夢」などの経験も、「透視に近いこと」も、たまたま起きるだけに過ぎないのだ。

通知表に例えるなら何も感じない人を
「5段階中で1≠ニするなら、自分は2∴ハなのではないだろうかと思う。

‥ただ、自分でも不思議な事に「霊的」な力が弱くなった時に
「超能力的」な力が少し「強まる」らしい。
それも私自身の気づかない間に「入れ替わっている」のだ。

「霊的」な力の強い時には「様々な体験」をする事になるので「正直」怖いのだが、
「超能力」的なものになった時は、むしろ「霊に遭遇する」事も無いので楽しい位なのだ。
私の「予知夢」などは、ほとんどが数年後になるので、
後になって「ああ、これだ」と思い出す程度なのだが。

‥とは言っても過去に、その夢の内容を人に語った事がある。
その時の話だが、「俺、今乗ってる車は昔、夢に見ててシートカバーの色まで一緒なんだけど、運転席側と助手席側を逆に着けてるって誰かに注意されたんだよね〜」 ‥と友人に語った。

(当時、私のシートカバーは運転席側と助手席側では異なるロゴマークがついている物だった)のだが、その数日後に友人がカーショップで同じ物を見つけたらしく、
クスクスと笑いながら、「シートカバー、逆だったよ〜」‥と言ってきたのだ。

何でも「パッケージの写真を見た所」逆になっていたらしいのだ。
その頃は「透視」と言うのだろうか、
例えば「私の最も強かった時期など、
「バスで○○から××まで乗車費は、幾ら掛かるでしょう?」などと言う
「小さな」質問には「自分が全く知らない場所にも関らず」百パーセント答えられたものだ。

・・ただ、それは一定の動作と少しの時間が必要で、
「眉間の辺りに指を置いて集中すると緑色≠ノうっすらと数字や映像が浮かんでくる」
のだった。

その様な事柄は私の友人達には「周知の事実」だったので
「ジャンケン」で何かを決める様な時に「ソレ」をしてしまうと
「ズルイ!」と中断させられていたものだった。

・・また、最近の話では数年前から予感≠ェあり、
私の親友の身に「三十一歳」の時点で「不幸」が訪れる感じがしていたのだという。

‥もっとも、内容までは分からなかったらしいのだが「寿命」に関する事柄であったらしい。
だが、その予感が「死」に関する出来事であったなら、それを伝える事はタブーとされているので「内心、心配と同時に覚悟をしていた」のだ。

‥結果だが、彼女は幸いにも、死に至ることは無かったものの
「子供を抱えて離婚」する事になってしまった。
‥これに関しては外れて良かったと思うのだが。

強いて関連づけるとすれば「夫婦生活の寿命」‥とでも言えるのかもしれないが。

また、私が小学生の頃「九死に一生を得た」体験があるのだが、
私の自宅の近くには、急な長い坂‥百メートル位の距離なのだが、
その坂をブレーキも掛けずに「猛スピード」で下って遊んでいた。

今、考えれば非常に危険な行為なのだが‥その坂の下は交差点となっていて
「その手前で止まる様に急ブレーキを掛けた」のだが、
その瞬間にブレーキゴムが弾け飛んでしまったのだ。

交差点に目を向けると、いつにも増して交通量が多く
「すり抜ける事は到底不可能」に思われた。
少なくとも私の目には、そう映ったのだ。

そして、その猛スピードのまま交差点に突入する羽目になり、
私の脳裏には反対車線の向こうまで跳ね飛ばされていく自分の姿がよぎり、死を覚悟した。

‥そして交差点に突入する直前「もう駄目だ!」と目を閉じたのだが、
いつまで経っても衝突しない。

‥不思議に思い目を開けると、
その「隙間無く走る自動車の中」を奇跡的にもすり抜けていたのだ。

だが、その交差点の先は鉄工所のコンクリートの壁が待ち受けていたので、
両足を地面に擦り付けて減速し、ようやくの事で自転車を止める事が出来た。

・・偶然なのかもしれないが、私の目にした交通量からして奇跡的としか言いようが無かった。
守護霊に護られたのか‥瞬間移動でもしたのか‥そう思わずにはいられない程であった。

・・そんな訳で微弱ながらも「霊能力」と「超能力」が入れ替わる私は、その違いを 「数学が得意な人と、国語が得意な人がいる様なものじゃない?」‥と思うのだ。
‥まぁ、そんなテストがある訳でもないが。
恐怖!夜伽話〜本当にあった実録怪談集〜


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