ある番組内での出来事
〜多数の視聴者より寄せられた反響〜
これは「某・テレビ番組」の放送中に起こった出来事なので、実際に記憶にある方もおられる
かも知れない。
当然、番組での出来事なので「体験談」ともいえないのだが‥。
その日、私は昼間、何気なくテレビを観ていたのだが「有名な廃屋となった病院に潜入する」と
言う内容の番組を観ていた。
緊張感の無い事に通常、その手のリポートなど夜間に行う物なのだが、昼の番組と言う事もあっ
てか収録は「昼間」に行われていた様だ。
女性レポーターが「あ、ここはどうやら手術室の様ですねぇ」と数秒間、映し出された「その
映像」の中に、実に不気味なものが映しだされていたのだ。
それは手術室内のライト。
手術の際に「患部」を照らす、あのライトの中に「それ」はあった。
数個が円形状に並ぶ「その中のひとつ」に‥ソレはあった。
「ブヨッ」とした不気味な人間の顔。
まるで雑貨店に売られている悪趣味なマスクを思わせる様な顔が、半分ほどはみ出しているのだった。
私は、あまりにハッキリ映し出されているので、「質の悪いイタズラをする奴もいるなぁ‥」位
に思っていたものだ。
この頃はまだ、そういうものに対しての感覚は余り無く、正直な所、霊だとか「そういう類の
もの」だとは全く思ってもいなかった。
実際、レポーターも「何もその事に触れる事なく」通り過ぎて行った位なのだから‥。
逆に全く触れない事に対してに違和感も感じていたのだが‥。
「おい?気がついてないの?普通、何かコメントいれるだろ?」・・・程度に思っていた。
・・・そして、それから一週間の後、同じ番組で次の様な放送がされたのだ。
「先日の放送で多数の視聴者の皆様方より無数の電話が寄せられた」・・・と。
「その時の衝撃映像」として私の見た「あの場面」が映し出されていたのだ‥。
そこで始めて、レポーターが「その事に何も触れずに」通り過ぎた理由が分かったのだ。
・・・そう、番組のスタッフ自身も気がついていなかっただけなのだ。
霊は「昼間でも現れる事」を証明出来る映像であったとは思うのだが・・・。
私自身も「中学生の頃」は頻繁に「金縛り」に遭っていたのだが夜間はもちろんの事、 朝にでも、時には昼寝の最中にでも「金縛り」になった事があるものだ。
昼寝の時に、目を開けると「巨大な目があった」事もあった。
これ以上無い位の至近距離で「霊」がいたのであろう。
当然、私は驚いて一瞬で目を閉じたのだが・・。