天狗山〜男山

2004年9月25日

 前日の天気予報では土曜日は前線の影響で雨のようだったが、一応、当日の朝は、宮内さんの車で予定通り出発する。5:30に東戸塚駅で奥村さんをピックアップ。出発時は曇りだったが、中央道を走るうちに晴れ間も見えてきて期待が膨らむ。信濃川上駅に8:35ごろ到着。今回は周回コースでは無く、入山口と下山口が5kmほど離れている。うまくいけば下山口の信濃川上駅付近に車を置いて、8:33発のバスで入山口の大深山に行こうと思っていたが、タッチの差で間に合わなかった。駅から川を隔てた向かい側の下山口に車を停めて、タクシーで入山口に行くこととする。

 大深山集落から100m程登った堆肥舎前の登山口でタクシーを降りる。まずは延々と連なるレタス畑の中を歩く。嬉しいことに天気予報が外れて、予想外に空は晴れ渡るが、日陰の無い道では、逆に陽が照りつけて暑いと贅沢を言う。丁度、朝の収穫を終えて、荷台にレタスを満載したトラックが何台も下っていく。この新鮮なレタスが夕方には食卓に登るのだろう。レタス畑が尽き樹林に入るところで、動物の侵入防止用の高圧電線柵に阻まれる。よく見ると登山者を通すために下をくぐれるようになっているが、イノシシくらいは簡単に通ってしまいそうで、電線柵の意味があるのだろうか? ちなみに、この電線柵は反対側から見ると非常に見え難く、逆コースを歩いてきたら、見えずに突っ込んでしまいそうで要注意。ここから道はだんだん細く怪しくなってきて、不安の声もでてくるが、小広場で「天狗山」の標識がでてきて一安心。ここから左に急な傾斜を登っていく。一汗かく頃に稜線に到着。しかし、いつのまにか霧に囲まれていて、展望は無い。新品の冬靴を馴らしで履いてきた奥村さんは早くも靴擦れになり、靴下を2枚にする。ここから時折、露岩が現われる登山道を暫く歩いて天狗山山頂に到着。

 天狗山には先客が二名いた。あいにく展望はきかないが、静かな山頂だ。見上げたときの岩肌の険しそうな山容とは違い、山頂には樹林もあり、そこそこ広い。ここからは急な岩混じりの道を慎重に下る。樹林帯に入ると、土の道が滑りやすい。思ったよりもかなり下って、最低鞍部に到着。ここは大深山集落への下りの分岐にもなっているが、この下りはガイドブックによるとあまり使われていないようだ。我々はなおも稜線沿いに「垣越山」のプレートのある1797m点までひと登りする。時折、露岩帯に出るが、左側が切れ落ちており結構怖い。周りの景色があまり見えないのでまだ良いが、晴れていたら、もっと恐怖感が増すかもしれない。この辺はアップダウンが多く、道がピークを通ったり巻いたりして、少し分かりにくく、注意が必要だ。最後のちょっと急な登りをこなすと、男山山頂。絶壁の上なので展望は最高。霧も晴れて、高曇りだが再び青空も顔を出し始めた。正面の八ヶ岳が雲の中なのが残念。

 山頂でのんびり過ごしていると、急に雨が降り始める。変わりやすい天気だ。急いで出発し、樹林帯に駆け込むことにする。まずはもとの道を戻り、鞍部で右の下山道に入る。かなりの急坂を下ると古い林道に出る。あとはのんびりとこの林道を下るだけと思っていたら、いつのまにか藪に突っ込んでいた。林道が180度カーブしていたのが分からずに真っ直ぐ行ってしまったからだ。もとに戻り、忠実に林道を辿る。いいかげんうんざりしたころに、ようやく車を停めていた下山口に到着。

この後、川上村の村営温泉(名前を失念)で汗を流し、主賓の宮内夫妻とともに、一路、パーティー会場のセラヴィリゾートを目指した。

【コースタイム】
大深山(堆肥舎前)900→小平地930→1005稜線1011→1027天狗山1045→最低鞍部1112→1133垣越山1139→1223男山1243→林道出合1305→1355男山登山口

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