魚野川・仙ノ倉谷西ゼン

2003年10月18日(夜発)〜19日

 18日22時新横浜駅集合。土曜日ということもあり、第三京浜・環八・関越と順調に進む。関越トンネルを抜けると雨。天気予報によると朝までには上がるとのことだったので、安心して土樽駅の駅舎で仮眠。

 19日6時過ぎに起床。朝は小雨が残っていた。車で仙ノ倉谷の林道のゲート前まで入る。まだ雨が止まないので、しばらく車のなかでうだうだし、7時に出発。平標新道をたどり、1時間20分ほどで入渓点にたどりつく。このころには雨は止んでおり、薄い霧のむこうに紅葉がのぞめるようになった。準備をして、いざ出発。東ゼンの出合までは、大きな滝もなく、てくてく歩いていける。ときおり山肌の紅葉が美しいポイントがあり、なかなか気持ちのいいところだ。西ゼンにはいるとスラブ滝の連続となる。最初のスラブは泥付き、草付が多い。はじめここが第一スラブだと思っていたが、あとで実はスラブの下部であることがわかった。第一スラブは傾斜は思ったほど強くなく、手を使わなくても歩けるところがほとんどだった。途中振り返ると足拍子がかっこよかった。第2スラブに入るとあたりは霧につつまれた。滝のしぶきが霧の中に消えていくのを見ていると、下が見えないだけに不気味だ。第一スラブより傾斜があるのでスリップに気をつけて慎重に登る。最初はスラブの左側を登り、最後の滝の下で右側にトラバース、そこから滝を越えるとスラブ帯は終了。いっきに源頭の雰囲気となる。ここで大休止。ほっとする瞬間だった。あとは、笹薮のなかのはっきりした踏み跡を30分ほどのぼると、平標新道にたどり着く。仙ノ倉のなだらかな笹の斜面が美しかった。そこからさらに15分ほど登ると平標の頂上。頂上はたくさんの人で賑わっていた。12時30分。頂上で装備を解き、しばし展望を楽しむ。13時に下山開始。下山は平標新道を引き返す。この道はなかなかすばらしかった。上部はなだらかな道で上越国境の山が見渡せ、途中からは先ほど登ってきた西ゼンのスラブが眼下にのぞめる。車でなければ時間的には元橋に降りるのが早いが、一度は辿る価値があると思った。15時過ぎに入渓点に戻り、16時30分ころ車に帰り着いた。

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