北八ケ岳縦走

日程 2003年10月31日〜11月3日

<行動記録>

 31日(金)

 21時に八王子駅に集合する。21時33分発の特急あずさに乗車する。今回は指定席を確保していたので、安心して乗り組む。横溝は酒を飲まないので小清水だけ缶ビールを飲む。2時間あまりで眠る間もなく茅野駅に到着。茅野駅では連休前でも他に登山者の姿なし。いつものように線路の高架橋で仮眠しようとしたが、スケボーの連中がうるさいので、駅の下のコインロッカーの所に移動し、仮眠する。よく眠れた。

 11月1日

5時20分に起床したら、夜行のムーンライト信州で来たのか、バス停にどこからともなく登山者が現れている。6時発の北横岳ロープウエー行きのバスに乗車した。終点でバスを下車すると何やら暖かい。11月の八ケ岳とは思えない暖かい陽気で、天気も今ひとつはっきりしない。バスに同乗していた学生らはロープウエーを使わずに、登山道を歩いていった。我々は9時発のロープウエーを使う。9時15分に頂上駅を出発。坪庭を歩き、北横岳へ向かう。北横岳ヒュッテ前に荷物をデポして、北横岳頂上へ向かう。頂上では生憎のガスの中で展望は望めず。しかし、朝よりは天候が回復気味か、時より薄日が差す。北横岳ヒュッテにもどり、七ッ池を見に行く。北横岳ヒュッテから縦走路を戻り、三ツ岳のルートを行く。ここは、大きな石ころだらけで、アップダウンを繰り返し、泥も石に付いているのでとても歩きにくい。地図(古い地図)のコースタイム以上に時間がかかる。三ツ岳頂上から雨池などの山麓の展望が開けた。振り返ると北横岳の頂上のガスがはれる。三ツ岳から小ピーク(雨池山)を越えて、八丁平の十字路へ。八丁平から展望のない縞枯山へは、今までと違って歩きやすく難無く通過し、2386mの展望台で休憩。茶臼山が直ぐそこに、あそこを越えれば白駒池はもう間近。茶臼山の頂上で、荷物をデポして、茶臼山の展望台へ行く。曇り空であるが展望は利き南八ケ岳の稜線が見える。茶臼山頂上から中小場を越えて麦草峠へ。マイカーの往来があり、観光客らしき異世界の人種と言った感じで、違和感があった。さらに、ここから白駒池へ行くと、国道299号線から白駒池への道は、砂利が引き詰められ、登山道という印象ではなかった。行き来する人も登山者は少ない。白駒池キャンプ場で受け付けをして、天幕を張った。缶ビールを飲み、夕食のカレーを食べ、19時半頃に就寝した。

 11月2日

 4時起床。4天に2人でもあり夜は寒かった。朝食を食べ天幕の外へ出るとガスがかかる。しかし、天幕を撤収して出発する頃にはガスが消え、快晴となった。白駒山荘の裏から高見石へ、50分の登りで高見石小屋に到着。小屋のテラスに荷物をデポして、高見石の展望台へ。この上ない快晴で、中央アルプス、浅間山・・・と展望が素晴らしい。展望に見とれついついゆっくり休む。高見石から中山へ、緩やかな登りが続き、1時間10分ほどで、中山の展望台に飛び出る。なんと素晴らしい展望だろか!。南アルプスから中央・乗鞍・北アルプスと180度の大パノラマの展望。ここでも、ゆっくり休む。展望台から展望の無い中山頂上を越え、中山峠へ。ここは、尾根状になっており、一部登山道が崩れ始めている。中山峠から一段上がったとこころの展望があるところで休憩する。風もあり岩陰で休憩する。

 東天狗岳へは、最初アップダウンを2〜3度して、その後登りとなる。1時間ほでで東天狗岳の頂上へ。ここに来ると登山客の多さにびっくり。やはり連休だからだろう。せっかくだからと西天狗岳へ行くこととする。東天狗と西天狗ではどっちが高いかの論議となるが、道標では同じ高さになっていた。東天狗岳へもどり、痩せた稜線を根石岳へ向かう。一部鉄のハシゴがもうけられている。岩場を下っていると、下から黄色いヤッケを着た登山者が登ってくる。松原だった。下からはザックが大きい。聞いてみると全装備を担いでいるらしい。我々は根石岳、夏沢峠を経て、本沢温泉に下ると伝え分かれる。本沢温泉の分枝から根石岳へ登り、さらに箕冠山へ。ここから尾根状の登山道を下り、夏沢峠へ。ここまでくると硫黄岳が目の前に見える。だが、雲が頂上を覆い、天候が下り気味であることを実感する。

 夏沢峠から本沢温泉へ50分ほど下り、小屋に到着する。受付を済まし、小屋下の天幕場に天幕を張る。連休なので小屋の内風呂へは入れなかったが、露天風呂へ行く。途中でおばちゃん10人位の集団を抜いて行く。狭い風呂であるが、丁度、運良く入れた。山に温泉は極楽極楽である。天幕に戻り、松原持参の酒を飲み、夕食のパエリアとスープを食べる。ラジオの天気予報も明日は天候が悪くなるとのことで、明日の硫黄岳へ行くことを中止とし、明日は朝早く起きて、露天風呂を楽しみ、下山と決定した。

寝る前の20時過ぎに松原と溝越は露天風呂へ行く。22時ころ就寝。

 11月3日

 5時起床。直ぐに露天風呂へ行く。露天風呂を我々が占拠し、湯船の中でのんびり朝を迎える。風呂から硫黄岳の壁が見えるが、頂上は厚い雲の中にある。今日の硫黄岳への山行を中止して良かったと認識する。明るくなり、他の登山者が風呂にやってきたので、譲り天幕へ戻る。朝食を食べ、天幕を撤収して7時過ぎに出発する。

 本沢温泉から駐車場への林道を快適に飛ばし、1時間強で松原の車に到着する。そこから、稲子湯温泉に立ち寄り横浜へ向け帰った。

<山行雑感>

私としては、久々の北八ケ岳縦走であった。雪があ時期に行くことが多く、この時期は10年ぶりだろうか。麦草峠の雰囲気、白駒池の駐車場と雰囲気が変わったものだと、驚いた。観光地化している。溝越が上高地のようだと言ったが、まさしくその通りだと思った。八ヶ岳の山を楽しむのは、静かな雪の時期がやっぱりいいのかなと思った。

 溝越も八ケ岳も何度目かということで、最終日は硫黄岳への登山を止め、温泉巡りとしたが、硫黄岳へはまた今度こようと思う。

2003年度山行報告へ