ゼネラル「5MA−345」修復記
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修理を依頼された、八欧電機(GENERAL)の「5MA−345」 の修復をして見ました。
修復前の様子。使用真空管は12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)である。真空管を試験したところ、どれもかなり良好で、あまり使用されなかったらしい。金属製の全面のサランネットに、若干の錆が見られる。
修復前の内部様子。一応鳴るらしい。出力トランスが交換された痕があるが、途中で線が繋がれていたり、あまり上手な交換ではない!
修復前のシャーシー上部の様子。保存状態が良く、キャビネットを含めほとんど汚れはない。
修復前のシャーシー内部の様子。一度修理の手が入ったらしく、数個のコンデンサーが交換されたり、ケミコンが追加されたりしている。
修復後のシャーシー内部の様子。信頼性の低いペーパーコンデンサーやオイルコンデンサーを交換しました。ブロック型ケミコンも怪しいので、交換しました。何故かパイロットランプに12Vの球が付いていたので、正規の6.3Vの電球に交換しました。念のために電源コードも交換しました。
通電テストしてみると、何故か音が異常に小さく歪んでいる。交換されたと思われる出力トランス(右側)は、インピーダンスの記載も無く、どうやらインピーダンスが合っていないらしい。きちんとしたインピーダンスの出力トランス(左側)に交換したところ、音も大きく正常になった。
修復が完了したところ。各種絶縁試験を実施したが、結果も良好であった。大切にお使いください!
以上、修復作業時間は約5時間、交換部品代は約2,500円でした。
誠文堂新光社から2007年11月16日に発売された「真空管ラジオ製作ガイド」の一部を執筆させて頂きました。是非とも1冊ご購入をお願いします!