「ニキシー管時計」製作計画


(新)真空管ラジオ修復記 > 真空管ラジオ修復記(ミラーサイト)  > 「ニキシー管時計」製作計画

懐かしいニキシー管を用いて、nixie-tube.com様のデジタル時計キットを組み立ててみました。皆さんは、ニキシー管って見たことがありますか?


これが6桁ニキシー管デジタル時計キットの全容です。PICマイコン16F84Aを利用しています。高圧電源発生回路も付属しています。価格は7,000円です。他のキットに比べると、少々高めでしょうか?でもガラスエポキシの両面スルーホール基板など、良質な基板を使っていますので、大変作りやすいです!ケース、AC電源、ニキシー管は別売です。初心者向けの親切な組み立て説明書も付属しています。実体配線図が付属されていますが、肝心の回路図が付いていないのが、ちょっと残念です。電源はDC12V単一電源で動作します。


肝心のニキシー管は、秋葉原の小沢電気商会で、7本で1,500円にて購入できました。NEC製のLD946という品種です。(が、今は売り切れの様です。)今となっては真空管同様、貴重品です!もちろんnixie-tube.com様でも購入出来ますが、僕の場合はニキシー管を先に購入して、何か作ろうと企てていた時に、たまたまこの時計キットを見つけたので、こっちが先でした。


これがニキシー管の拡大写真です。数字の形をした0〜9までの電極が、管の内部のに入っていて、DC150V程度の高圧を印可すると、ネオン管と同じく放電してオレンジ色に発光する数字の表示素子です。現在は7セグメントLED等に取って代わられて見る機会がほとんどないですよね。真空管時代の遺産です。数字によって電極が前後に配置されていますので、当然表示も前後します。おもしろいですね!直流の高電圧を使用するので、真空管機器と相性が良く、その時代には真空管機器にも表示器として使われた様です。


基板の組み立ては、非常にシンプルですので、1時間もあれば綺麗に完成します。左側は時計本体基板で、右側は高圧発生ユニットです。ニキシー管表示部の製作と、ケースの加工に時間が掛かりそうです。表示部には専用の基板も用意されていますが、使用できるニキシー管が限定される様です。


表示部分は、ユニバーサル基板を使用しました。足の本数が多いので、少し大変です!とりあえず配線をして本体基板と接続して動作確認を行いました。時・分・秒の間にコロン(:)でも付ければ時計らしくなるのですが、やはりLEDって訳にはいかないので、ネオン管がいいのですが、適当なのが見あたりません。小数点なら点灯できるのですが・・・。このキットはダイナミック点灯なので、ラジオの近くに置くとノイズが入りますので、真空管ラジオから離さなくてはならないのが残念です!次は、ケースの作製に取りかかる事にします。


ケースに組み込んで完成したところ。レトロな感じがいいです。その後、貴重なニキシー管の寿命を延ばす為に、表示のみを消すブランキングスイッチを取り付けました。

最後に、このキットを作製するのにあたり、nixie-tube.comの長田様に大変親切に対応して頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。デジタル時計の次は、是非ともニキシー管の周波数カウンターをキット化して頂きたいです。真空管ラジオに取り付けると最高にかっこいいと思います。よろしくお願いします!


その後、読者の方が作った時計の写真も送って頂きました。ユニークなデザインですね!ありがとう御座います!


★ 真空管ラジオ修復記トップページへ戻る