| 05月31日(月) | |
| だんなが電器メーカーに勤めているくせに、何かと電化生活で遅れをとっていた我が家にも、ようやくDVDがやってきた。今まで、DVDを観る分にはプレステ2で用が足りていたのだが、だんなが一念発起、過去の自分たちの演奏のビデオをDVD化するというのである。 だんなに言わせると、私は過去に執着があるタイプで、だからモノが捨てられない、片付けられないそうなのだが、こと、写真や演奏記録に関しては、だんなのほうが執着が強い。私なんぞは、昔の演奏を聴いたらぎゃっとのけぞって、穴に隠れてしまいたくなるのに、だんなは、時折昔の演奏のビデオを見返したりしているのである。 今日録画していたのは、十数年前のベートーヴェンのラズモフスキーの1番とかブラームスのピアノカルテットとか。さすがに若いなー。 一昨日の演奏会の録音を再度聴いてみる。一昨日、帰りの車の中で、疲れて半ば眠りつつ聴いていたのだが、今日改めて聴いてみると、随所でああ!というところがあり、ひどく落ち込む。落ち込みつつも、次の演奏会の機会はいつかな、次は何を弾こうかな、などと一方で考えている。因果なものである。 |
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| 05月30日(日) | |
| 宴の後の疲労感で、だらだらと過ごす。ここ数ヶ月ほど、ヴァイオリンをさらうテンションが低く、日々の練習はちんたらと音階とエチュードを弾くのが中心だったので、昨日の本番は久しぶりに思い切り腕を動かしたとみえ、今日は一日腕が筋肉痛。情けない。 延ばし延ばしにしていた庭掃除に着手。早速鋭い刺のある木の枝で指を刺し、軍手の中が血だらけになり(ちょっとオーバー)、これだから、本番前には庭掃除は出来ないんだよね、ぶつぶつ、と今まで片付けない自分に言い訳する。 |
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| 05月29日(土) | |
| 同仁教会にて室内楽演奏会。ステリハが15時45分からだったので、1時ごろまで家でさらってから出掛ける。今回のフォーレは、最後の最後まで4楽章のフィンガリングとボウイングであーでもないこーでもないと悩んでいる。両方きちんと決めないとさらえない私にしては珍しいことである。 この教会は、以前ヴァイオリンのおさらい会で使わせてもらったところで、そんなに広い所ではないが天井が高く、よく響いて気持ちがよい。まぁ、ちょっと響きすぎて、ピアノの蓋を開けて弾いていると、慣れるまでは他の弦楽器の音がよく聴こえなかったりするのだが。 18時半より本番。人前で弾くとなると私はいつもあがって萎縮してしまい、思っていることの半分も出来なかったりするのでいったいどうしたらいいかと悩んでいて、今回は試しに、このあいだ新聞か何かで見つけた深呼吸をする、というのを導入してみた。出番の前、15分ほどずっと意識的に深呼吸しているのだ。すると、これが功を奏したのかどうかはよくわからないが、あまり上がることなく本番に臨むことが出来た。やっぱり人間、酸素が大事なんだな。 本番の出来は、さて、どうだったことやら。私としては、今までの練習でのお約束を守るという「守り」の演奏ではなく(上がっていると「守り」の演奏すら覚束なくなるが)、それをベースにそのときどきの感情の噴出や流れ、といったものを重視した(つもりの)演奏になった、かな?反面、雑になったと言われてもしかたがない面もある。このへんが難しいところだ。こういうことは、本番を何回も重ねてメンバー同士、阿吽の呼吸がつかめてこそのものだという気もするし。しかし、日頃の練習では音程とリズムをねちねちと地味〜に練習し、本番では、舞台の上ならではの「何か」を追求するというのを、私の室内楽の当面の目標にしてみたいと思う。 帰り、車の中で録音を聴く。音程、リズム、音量変化、音色変化、etc.課題多し。ああ落ち込み…… |
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| 05月28日(金) | |
| だんなは午後の飛行機で大阪出張。出掛けにいつものように、「これでもう君とは会えないかもしれないね、今までありがとう(要するに飛行機が落ちるかも、ということです)」と言って去っていく。結婚18年、出張で飛行機に乗るたびにそーゆー台詞を吐いて家を出て行くのはいいかげんやめてほしいものである。もちろん無事11時ごろに帰宅。 だんなを車で会社へ送る途中、FMで流れていたのは、聴いたことのない室内楽。シューベルトっぽいなーと思っていたら、東京カルテット(ウンジャン時代)&ズーカーマンによるベートーヴェンの弦楽5重奏だった。曲のせいか、演奏のせいか、何だか今ひとつ。確かにこの曲がメジャーになりきれないのは、曲自体の魅力が乏しいからだろうが、最近、私が東京カルテットの演奏を聴いてもあまりぴんとこないというのもある。 今日は、何とか彗星が見える日だとかで、下の娘は学校で「彗星を見る会」に参加。夜8時過ぎに帰ってきた。朝、出掛けにお金の使途について叱って不貞腐れて出て行った娘だが、「先生が毛布を持ってきて屋上に敷いてくれて、みんなでそこに寝転がって見てたんだよー」と元気に帰ってきた。んー、なんだか青春ぽくていいね。 |
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| 05月27日(木) | |
| 子供の試験勉強といっしょで、本番がさしせまっていると、なぜか他のことをやりたくなってしまうが、あ、いかんいかん、c-mollの音階練習せねば、とCarl
Fleschの音階教本を取り出す。この本も、私が小学生のときから30年以上使っていて、もう端はぼろぼろなのだが、音階を真面目にさらっているのはここ6、7年。ローマは1日にしてならずで、運動神経の鈍い私は、6、7年やってようやく前よりは音程がよくなったかなという程度である。ほんとに、若い頃にもっと真面目に音階練習しておけばよかったよ、と悔やんでも後の祭りなのだった。 それからフォーレの練習。どうも音楽の流れが停滞しているのだが、どこをどうしたらよいものやら、というのがここのところの悩みの種(弾けないところとか、音程が悪い所とか他にも悩みはいろいろあるけれど)で、そうだ一度CDと合わせて弾いてみようと思ったのだが、CDと合わせて弾いていると、自分の音しか聴こえない。そこで昨日電器屋さんにいってヘッドフォンを買ってきて、それで聴きながら弾いてみることにした。 長いフレーズの終わりで、思った以上にテンポを緩めているなぁ、やはり、このぐらいやらないと「歌っている」というように聴こえないのだろうか。 |
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| 05月26日(水) | |
| Emily Rodda"Deltora Shadowlands #2 The Isle of Illusion"読了。前巻でPirran Pipeのmouth pieceを手に入れた一行は、stemを求めてAuronへ向かう。一方Deltoraの宮殿では、相変わらずShadow
Lordの手によるものなのか、不気味な出来事が頻発している。 前シリーズが、Lief,Jasmine,Bardaの3人の結束と信頼が次第に強くなっていったのに対し、このシリーズでは、初めからLiefとJasmineが互いに何か秘密を持ち、その結果二人の信頼が揺るぎ、読者としてはちょっといらついてしまうのだった。 フォーレの本番が迫り、気持ちはあせるのだが、なかなかうまく弾けるようにならない。というか、この間録音を聴いたら音程がひどくて、一音一音、音程が合っているのかいないのか、疑心暗鬼で弾けなくなってしまったのだ。明らかに「はずした」というものなら問題ない(修正できる)のだが、困るのは、自分では正しい場所を押さえているつもりで、指の傾きが悪かったり、ビブラートの掛け方が悪かったりで、音程がずれて聴こえるというところである。 こういうのは、いったいどうやって自己修正していけばいいのかなー。 |
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| 05月25日(火) | |
| 先週の鬱陶しい天気から一転、爽やかな天気が続いている。窓を開け放して、素足で歩くフローリングの気持ちよさ。またすぐ梅雨に向かってじとじととした天気になってしまうので、束の間の開放感を味わう。 下の娘、北朝鮮の拉致事件関連のニュースを見ていて、よその国の人間を攫ってくるって、犯罪じゃないの?どうして北朝鮮を裁けないの?と難しいことを言う。国と国との間ではそう簡単にいかないから、日本政府も困っているわけでね、と、娘に話しながら、自分でも不思議になってくる。 今読み途中は、Emily Rodda"Deltora Shadowlands #2 The Isle of Illusion"。読みたい和書も溜まっているのだけれど、洋書のほうは今修行中の身なのである程度継続して読まねばならず、和書と洋書とをバランスよく読むのがなかなか難しい。 |
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| 05月24日(月) | |
| 先週末、北朝鮮から拉致被害者の子供5人が帰国した。これから日本人の両親のもとで、日本人として生きていくことになるのだろうか。今まで、北朝鮮の人間として、それを疑うこともなく生きてきて、成長していきなり自分が日本人であると言われたらどう感じるか、私には想像もつかない。彼らのアイデンティティというものはどうなってしまうのだろうか。 拉致されて、命の保証もなく北朝鮮で朝鮮語をしゃべって生きてこなければならなかった彼らの両親に比べれば、子供たちが両親の待つ日本で暮らすのはたやすいことなのかもしれないが、やはり、今までの自分の生活、祖国を否定しなければならないのは、難しいことだろう。 下の娘は今日から中間テスト。昼ごろに帰って来て、午後、百人一首を覚えながら、ぬいぐるみに着せるスカートなんぞを縫っている。縫いながらちゃんと覚えていると偉そうに言っていたが、後でチェックしたらぼろぼろ。試験となると、ほかのことが無性にやりたくなってしまう気持ちはわかるけどね。 |
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| 05月23日(日) | |
| 11時から13時まで、フォーレのピアノカルテットのGP。私たちが11時からのコマがいいとお願いしたにもかかわらず、大遅刻してしまい、申し訳ないことである。 楽章ごとにさっと手直しして、最後の30分で通し練習。譜めくりをしてくれたO氏によると、全体に慎重な演奏だとのこと。うーーーーーん、あと1週間、どうやって練習していこう。 帰宅して、夕方不動産屋さんに来てもらって、マンション売却についての話を聞く。 だんなの心積もりでは、東京の家の着工が年末から年始にかけて。出来上がるのが4月の終わり、それで、連休中に引越しというつもりらしいのだが、そもそも、まだハウジングメーカーをどちらにするかも決めていないし、工事期間もなんだか余裕が無いような気がする。ほんとうにそんなうまく行くのか?まあ、工事については私たちは全然わからないから、ハウジングメーカーの人が適切なスケジュールを出してくれるだろうが。 そんなこんなで、マンションの引渡しは来年の早くても5月ごろなのだが、うちのマンションは万人向けとは言い難い物件なので、早めに市場に出しておいたほうがよいだろうという専門家のご意見。市場に出すということは、希望者が家を見に来ることもあるというわけで、常にかたづけておかないといけない(特に水周りは重曹などで磨いておくとよいですよ、という話)ので、ちょっとプレッシャーである。それでなくても、上の娘の進路問題と家の設計とがあって、パニックになりそうなのに。 |
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| 05月22日(土) | |
| 新宿のブッククラブに本の返却に行ったあと、だんなと銀座で待ち合わせて、ヴァイオリンの弦を買いに行く。初めて行く店なので、新富町いくついくつという住所を頼りに訪ねる。下町っぽい古びた家や小さなビルが並んだ一角に、最近出来たとおぼしきしゃれたビル。交通はちょっと不便だから、外商とネット販売が主なのかな。 INFELDのブルー(A、D、G)Goldenbrocatの0.27ミリ。INFELDのほうはポリマー弦だから、もっと頻繁に変えなければいけないのに、前に変えたのは何時だっただろう。オリーブの時の、切れるまで使うという貧乏根性がしみついているものだから…… 夜、シンフォニカの練習。今日は、練習をみていただける先生の都合がつかず、団員の知人という指揮の方に急遽何とかお願いしてきていただいた。先生ご自身が「自分のレパートリーの曲ではないので」と最初に断っていらしたが、なかなか分かりやすい指揮で弾きやすかった。プーランクの軽い感じに合っているのではないかな。 キージェとプーランクは、先週トップの代弾きのために、CDに合わせて結構さらったので、だいぶ体に馴染んでいて、また、体に馴染みさえすれば、それほど難しくはないようだ。やはり、結局幻想がいちばん弾いていて気をつかう難しい曲である。 帰り、いつもの中華料理屋さんに寄ったところ、同じ場所で練習していた他のオケの一群がいて、そこで大学オケの1つ上の先輩M氏に会った。M氏から聞いた話に拠ると、やはり大学オケの1つ上の先輩(ファゴット)の夫人が今日病気で亡くなったとのこと。一瞬驚いて声が出ない。その夫人とは私は面識はないのだが、やはりファゴットのかたで、まだ30代後半という若さだという。家族を置いて去らねばならない夫人も、妻を失う先輩も、どんなにかつらいだろう。ご冥福をお祈りする。 |
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| 05月21日(金) | |
| 下の娘の中学では、台風の影響で学校が遅く始まるかもしれない(月曜からテストなので、休校はありえないらしい)ので、朝、連絡網が回ってくるのを待つように、とのことだったが、台風はほとんど影響なく、「平常どおり」という電話が回ってきた。(今年の連絡網は一番最後なので楽ちん) 久しぶりの晴れ間。洗濯物をたくさん外に干す。窓を開けるとむっとするぐらいの潮の匂い。いかにも台風の後、という感じだ。東京に引っ越したら、もうこういう匂いは味わえないと思うと、少しだけ感傷的になるけど、引越しはまだ1年も先の話。 電車の中で寝過ごしたといって上の娘が8時半ごろに帰宅。ご飯食べたりアイロンかけたりなんやかやしているうちに11時過ぎ。12時ごろに、だんなを迎えに藤沢駅へ行き、帰りに最近できた深夜1時まで開いているスーパーに寄って少し買い物。うーん主婦の夜の時間はばたばたと過ぎていくなぁ。 |
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| 05月20日(木) | |
| 上の娘のリーダーの教科書の予習を手伝う。娘の英語のレベルでは、高3のリーダーの教科書なんてやっても為にはならないのだがしかたがない。なんとか、分かるように一文一文説明していく。ところが、英語の教科書を開いた途端睡魔に襲われる娘、ちょっとトイレといって部屋を出たきり戻ってこない。あ〜あ。 だんなからは、君は逆依存だと言われる。子供から頼りにされる(または子供の面倒を見る)存在であることに依存している?そうなのかなぁ。 注意欠陥障害(ADD)の研究家で、自らもADDの子供を持つ精神科医ダニエル・エイメンの『「わかっているのにできない」脳』(花風社)に、ADDの家族と共に暮らすとは、こういうことだという箇条書きがあって、その中の「20分ですむはずの宿題をやらせるのに、4時間かけて見張っていなくてはならない」というところに、大きくうなずいてしまった。普通の人は、これを見たら、なんと過剰な親だと思うだろう。子供に手を掛けすぎてスポイルしていると思うだろう。ところが、実際こういう子供を抱えていて、普通に学校生活を送らせようと思ったら、こうしなければならないのだ。しかも必死でそうやっても、現状をこれ以上悪化させないようにするだけで、将来への展望は全く開けない。袋小路の空しさに私も、そして多分子供も疲れ果てている。こんな状況から早く逃げ出したいと切望しているのに、この状況に依存しているというのだろうか。 |
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| 05月19日(水) | |
| 引き続き天気悪し。外に出しておいても乾かないので家の中のあちこちに半乾きの洗濯物をつるしていると鬱陶しいったらない。5月なら5月らしく、五月晴れっ!声をかけたくなるような天気にしておくれ。 住宅メーカーから電話。 「以前、住宅展示場でお寄りいただいた○○ホームのものですが、東京の家の建て替えのお話はその後進んでいらっしゃいますでしょうか?」 「はぁ(こう訊いてくるということは、現在接触している2社以外のところだな、説明するのもめんどくさいし、やだなー)」 「お嬢様でいらっしゃいますか?」 「はぁ(向こうが勝手に誤解しているだけだからね)」 「あ、そうですか。家のほうはどんな具合でしょうか」 「あのぉ、父でないと話がよくわからないんですけどぉ(おバカのふり)」 「わっかりましたー。それではまた改めてお電話させていただきます」 てな具合で、電話ではときどき「お嬢様」になることもある。私の声はそんな若い声というわけではないので、「お嬢様ですか?」と訊かれると不思議な気がする。 |
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| 05月18日(火) | |
| 今度の日曜日に、不動産屋が見に来るから部屋を片付けておいて、とだんな。東京の家を建て直して引っ越すのは1年以上も先のことなのだが、早くもマンションの売却のために見積もりをしてもらうつもりらしい。相変わらず気が早い。どうもここのところ家にいると天気が悪く、洗濯しようと思っている毛布やらが溜まっているうえ、相変わらず増え続ける本がいたるところに山となっていて、片付けっていったって、根本的にしまう場所が足りていないような気がするのだが。 Ellen Weiss"Hitty's Travels #1 Civil War Days"(Aladdin Paperbacks)読了。Hittyという人形がいろいろな持ち主のもとで目撃したアメリカ史のある場面を物語るという小学校低学年向きのシリーズ。この巻では、南部の農場主の娘Nellが、自分が持っていたHittyを奴隷のSarinaという少女に渡したところから始まり、南北戦争前夜の農場の奴隷たちの生活が語られる。奴隷に読み書きを教えたら罰が与えられるとか、奴隷には法律上は結婚という制度はないなどということは初耳。 |
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| 05月17日(月) | |
| 茄子を揚げていたら手が滑って、茄子を油の中に取り落とし、盛大に跳ねた油で左手首を火傷してしまった。ヴァイオリン弾きの黄金の左手が……すぐに流水で冷やしたので水ぶくれもせず、たいしたことはないし、指先なら少しの火傷でも弦を押さえるのに差し障りあるが、手首だとどうということもない。でも、フォーレの本番も近いことでもあるし、気をつけなければ。 下の娘が、最近英語の授業がよく分かるようになって楽しくなってきたと喜んでいる。進学校化をめざし学校が、とにかく英語、英語!とハッパをかけているような持ち上がりの私立女子校にあっては、クラスのかなりな人数が小学校のころから児童英語教室などに通っているので、中学に入ってからネイティヴの先生の簡単な挨拶、指示などに困ることはない。ところが、我が家はだんなが小学生の英語教室なんてお遊び以外の何物でもない、英語は、必要になったときにがんがんやればよいのだ、という主義の人だもので、我が家の子供たちは中学に入るまでほとんど英語に触れてはおらず、下の娘は中学に入ったとき、周りの子供たちが先生の喋る英語を理解している(ように見える)ことに相当ショックを受けたようなのである。文法事項中心の英語塾に通いだしたものの、中1の間は、私は英語が苦手だから、と言いつづけていた。 このぶんでは、文法事項と単語が暗記できるようになったとしても、遠からず英語がいやになってしまうだろうなと、自分の苦い経験から思った私は、今年に入ったあたりから子供に英語の簡単な本を読むように勧めてきた。学校では、長期休暇ごとに1冊、薄い読本を渡すだけなので、読む量が圧倒的に不足しているのだ。そこで、イギリスの小学校で教科書として使われているらしいOxford Reading Treeというシリーズを簡単なレベルから順に読むようにしたら、このシリーズが、大人が読んでも結構楽しくなってしまうようなお話なので、話そのものを楽しみに読むようになってきて、自分から今日の本は?と催促するようになり、授業も楽しくなってきたという発言になったわけである。先生に慣れたのか、塾でやっている文法が頭の中で整理できてきたのか、本を読むのが楽しいのか、何がよかったのかはわからないが、とりあえずはその言葉に胸をなでおろす母である。 Emily Rodda"Deltora Shadowlands #1 Cavern of the Fear"読了。Deltora Questの続き。前シリーズでデルトラ王国からShadow Lordを追い出したLiefは、捕虜として連れて行かれた数千人の国民を救うためにShadowlandsに向かうが、前シリーズで取り戻したベルトはデルトラ国内での守りとして力を発揮するものなので、Shadowlandsの中では別の武器が必要となる。それが、3つの部族に分かれて継承されているPirran Pipeだった。 子供のものと侮っていると結構語彙が難しく、やはりモンスターとのバトルシーンがよく分からないまま、今まで培ったファンタジー脳で、こんな感じ?と推測しながら読んでいく。子供だ子供だと思っていたLiefとJasmineが互いに意識し始めているのだが、Jasmineのほうが行動的、戦闘的で、当世風。 |
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| 05月16日(日) | |
| 夢の中で中学時代の同級生に出会う。「あれ、Y?このあいだ、Yの夢を見たところだったんだよ」と、夢の中の私は、夢の中で見た夢の話をしている。 1日中頭が重い。慢性的な睡眠不足なのだろうと思うが、目の奥の鈍痛が取れないところをみると、そろそろ老眼で眼鏡が合わなくなってきているのかもしれない。昨日のオケの練習で、まだ余り弾き慣れていない楽譜を一生懸命見ながら(時折ミニチュアスコアなんぞも覗いたりして)弾いていたのが原因かもしれないが。今度のボーナスが出たら眼鏡を作り変えたほうがいいかなー。 子供たちはそれぞれ塾に行ったり、図書館に行ったり、DVDを見たり。こちらがダウンして干渉しないとそれぞれ好き勝手にやっている。 |
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| 05月15日(土) | |
| フォーレのカルテットの練習。今日は14時半から16時半という短時間の練習だったので、各楽章一通り通して少し手直しすると、あっという間に時間が経ってしまった。うーん、2時間近くかけて出掛けて2時間の練習だと、なんだか「もとがとれない」みたいな気持ちになる。 その後18時からシンフォニカの練習。今日は、2ndトップのK氏が留守で、代わりにトップを弾くようにとボーイングつきの楽譜があらかじめ送られてきていた。 幻想は数年前に2ndを弾いていたのでまだしも、キージェと牝鹿はまだ全然馴染んでいなかったので、今週いっぱい、CDに合わせて一生懸命さらったおかげで、だいぶ楽譜に慣れてきた。ところが牝鹿は、スコアと照らし合わせてみたところ、音量記号が抜け落ちている所がたくさんあったり、楽譜ではffなのにCDでは全然大きくなっていなかったりと、あやふやなところがたくさんある。楽譜のチェックがたいへんそう。 練習後、いつものようにみんなと食事をしていたところ、東京は空気が悪いので田舎に住みたいと思っている人が思いのほか多く、意外な感がした。いや、私自身、もし田舎で仕事、生活、趣味が完結するものであるならば、そりゃ空気のいいところがいいに決まっているが、大学4年間の通学と短期間ではあったが通勤を経験して、行ったり来たりするのは、本当に人生の無駄だと思ったし、ここ十年ほどで物質的、文化的な東京との格差というものを痛切に感じているので、もう少し東京に楽に出掛けられるところに住みたいと思っている。 |
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| 05月14日(金) | |
| 下の娘が「木綿のハンカチーフ」を歌っていたので、なぜ?と訝しく思ったら、先日祖母に買ってもらった椎名林檎のCDに入っているのだと言う。無理矢理聴かせてくれたCDでは、まったく昔の面影の無い伴奏に、椎名林檎独特のちょっとぶっきらぼうな怒ったような歌いぶりで、太田裕美の歌のけなげな感じはまったくない。 途中、いい加減に歌っているところ、つい、「そこ違うよ」と歌唱指導してしまう私。今の歌は全然覚えられないのに、昔の歌は細かいところまでよく覚えているものである。 夜、だんなから「迎え頼むコール」があり、東京に転勤になった同僚Aさんとそのへんで茶をするから君もつきあわないかと。 Aさんの家の近くの無国籍料理の店に入ってみると、店に大きなスクリーンがあってバレーボールの対韓国戦をやっている。このところ日本は4連勝で、この試合に勝てばアテネオリンピック出場が決まるのだが、相手の韓国チームも同じく4連勝している。それではさぞ接戦になっているだろうと思ったら、2セット連取してちょうど3セットの最後のところ、次に得点すれば勝利が決まるという場面だった。最後の得点はサーブであっけなく決まり、試合終了。 中には19歳という選手もおり、ほとんど私の子供といってもよい年齢である。試合中の真剣な顔は、私なんぞよりずっと大人に感じられるので不思議な感じだ。 |
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| 05月13日(木) | |
| 2、3日前の朝9時過ぎ、近所で女子高生が4人組に車の中に連れ込まれるという事件があったらしい。犯人は逃走中とのことで、注意するように先生から言われたと娘が言う。近所といってもどのぐらい近所なのか娘の話からは分からないが、家にいると近所のそういうニュースは全然入ってこなくて、時間をおいてから学校、子供経由で伝わってくるものだから、何だか頼りなくて不安である。 シンフォニカの今度の曲に、プロコフィエフの「キージェ中尉」という組曲がある。私は未知の曲だったので、新鮮な気持ちでさらっているが、この中のロマンスはどうもロマンスらしくない田舎くさい曲で、旋律は全然似ていないのだが、聴いているとなぜか水戸黄門のテーマ曲「じ〜んせいらくありゃくもあるさ〜」の旋律を私は思い出してしまうのだった。 4曲目のトロイカは、ま、その名の通り雪の中をトロイカが走っている光景なのだろうが、ヴァイオリンパートはアップダウンのあるピチカート、つまり、左から右へはじいたら、次は右から左へはじく、というピチカートで、指板に爪がばしばし当たって楽器がかわいそう。うまいやり方はないものか。 購入本 ジェラルド・カーシュ/西崎憲他訳『壜の中の手記』晶文社 高楼方子『時計坂の家』リブリオ出版 サルマン・ラシュディ/五十嵐一訳『悪魔の詩 上下』新泉社 |
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| 05月12日(水) | |
| 下の娘は、フセイン政権崩壊が何年とか、歴史で覚えなくちゃいけないのかなーなどと心配している。なんと平和な国の平和な子供たち。お母さんの見るところ、君が高校を終えるまでに、世界史の教科書に今回の戦争の話が載ることはないと思うな。 アメリカの民間人がイラクで殺害された様子がインターネットに流されていたというニュースに嫌悪感を抱きながらも、そういうことが起きても不思議ではないと感じてしまう自分に、どこかが麻痺しているなと思う。 ニュースでは、アメリカ上院議員がその残虐さに非難のコメントをしていたが、じゃあ、収容所内の虐待の映像はどうなのか、爆撃で民間人が巻き添えになって死ぬのはどうなのか、彼の気持ちの中ではどう整理されているのか、訊いてみたいものだ。彼が非難するのは、被害者が民間人だからか、戦争中ではないからか、映像を公開したからか、その殺害の方法ゆえなのか。 |
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| 05月11日(火) | |
| 新宿のブッククラブ前でロケを目撃。いつも行くビルが突然○○レディースクリニックになっていたので驚いていたら、TVのサスペンス劇場のロケによく建物を貸しているのだという。看板を替えて、入り口にベビーカーを置き、看護士募集の張り紙をするだけで、途端に産婦人科らしく見えてくるから不思議なものである。 せっかくなので、しばしロケを見学。荷物を抱えた吉行和子が小走りに道をやってきて病院のドアに向かう、という数秒のシーンだったが、何をチェックしているのか分からないが何度もやり直している。やり直しの度に女優さんが定位置に戻り、ちょっとの待ち時間のためにスタッフが大きなパラソルをさしかけていて、そういう姿って、ドラマとかで見かける誇張されたものかと思っていたら、現実のものだったんだ。やっぱり、撮影の現場は大変だな。 比較神話学者ジョーゼフ・キャンベルとジャーナリストのビル・モイヤーズとの対談集『神話の力』読み始め。TVでの企画を本にまとめたもので、番組自体は何年か前NHKで放映されて反響を呼んだらしい。 若い頃は、神話や夢に隠された象徴を探るという作業が、何か知的な遊びのように感じられてならなかったが、こういうのは歳を取れば取るほど、なるほどと腑に落ちるものがある。 |
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| 05月10日(月) | |
| 下の娘の誕生日。プレゼントにはCDが欲しいと言っていたのだが、どのCDか聴いていなかったので、今度の週末にいっしょに買いに行くことにしようと思っていたら、「お母さん、今日はプレゼントくれないんだ〜」という恨みの声が。え?だってどのCDか訊いてなかったから用意できなかったんだよ、と答えると、「柴崎コウのアルバムが欲しいって言ったよ〜」と。あーーーそういえば、そういえば「柴崎コウのアルバムが聴きたいな」という独り言は確かに聴いたような気がする。でも、ほかにもジムノペディ(サティの曲にあらず、こういう名前のグループらしい)が聴きたいだの、宇多田ヒカルのアルバムが聴きたいだの、いろいろ言っていたから、誕生日のプレゼントに何をリクエストしているのか、全然わからなかった。 朝、出掛けに夕食は何がいい?といちおう希望を訊いたら、「私の好きそうなもの!」と叫んで学校へ行ってしまった。さて、そういうのが一番困るんだよね、と悩んだ結果、チキンの焼き物になった。 |
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| 05月09日(日) | |
| 所用で、だんなといっしょに東京へ出る。といっても用があるのはだんなであって、どうして私がいっしょに行かなくちゃいけないのよ、と文句を言いながら向かったのは、目黒の北欧家具屋さん。スウェーデン(だっけ?←後日訂正、デンマークの国立オケのものでした)で作られたオーケストラ用の椅子なるものを、私に見て欲しいという話なのである。 オーケストラ用の椅子といえば、無愛想なパイプ椅子が多いが、これはちゃんと木で作られたもの。座面は円形の布張りで、固すぎず柔らか過ぎずというちょうどいい固さ。背面は、背中の中ほどまでの高さにクッションがあり、演奏中に体を支えてくれるのにこれまたちょうどよい。いろいろな楽器の奏者が動きやすいようにか、座面や背面の面積は最小限なのだが、そのホールド感はただものではない。 「どう?」「どうって言われてもね……いや、いい椅子だと思うけど。で、どうするつもりなの?まさかカルテット用に4脚買いたいなんて言う訳じゃないでしょうね」「ははは…」というわけで、どうなることなのやら。 下の娘は明日が誕生日なので、今日実家の母にプレゼントを買ってもらったのだが、娘のリクエストしたのは、帽子だった。しかも、昔桜田淳子でお馴染みエンゼルハットっていうやつ(恥ずかしながら私も中学時代かぶっていた)。こういう帽子がいまどき流行っているのかなぁ。娘がかぶっているのを見たら、何だか紅衛兵という文字が頭にちらついてきた。 |
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| 05月08日(土) | |
| だんなは出社日。私は午前中からウォークインクローゼットの整理をしようと、クローゼットの中の棚のものをあれこれ動かし始めたら、途端に、ヘ、ヘ、へクへク、ヘクションと、くしゃみの発作。むむ、やはりここがアレルゲンの巣窟であったか。そこでアレルギーの薬を飲んだら、今度は例によってだるくてやりきれん状態になり、えーい、こんなことでは片付けがいつまでたっても終わらないぞ。 K.A.Applegate"Animorphs#1 The Invasion"(SCHOLASTIC)読了。これはアメリカの人気TVドラマになっているそうで、本も50何巻かまで出ているとか。グループの一人が宇宙人につかまってピンチ!というシーンで、美人の女の子が象に変身してHA HA!とa triumphant laughを上げているところが、なんだか笑えてしまった。 |
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| 05月07日(金) | |
| 年金未納問題で福田官房長官辞任。帰宅した上の娘は夕刊を見て、「あーこの人やめちゃうんだ、私結構好きだったのになぁ…」と呟く。私自身も、この人のぼやき節のような口調はわりあい好きではあったが、17歳の年頃(?)の娘として、福田官房長官のファンとは如何なものかと。 それにしても、会社を辞めたりしてどさくさしているときに、年金の切り替え手続きを忘れてそのままでいるなんてことは、いかにもありそうなことで、そういうときに年金事務所(社会保険事務所?管轄部署もよくわかっていない)から切り替え手続きをするように連絡が来れば当然手続きするだろうが、連絡が無ければそのまま忘れてしまうだろうと思う。去年、姑が亡くなった後に振り込まれた年金を返還するようきっちり連絡が来たが、払いすぎた年金を取り戻す作業をしているぐらいなら、同時に切り替え手続きを忘れている人に連絡するぐらいはやってほしいものである。 |
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| 05月06日(木) | |
| 何だかぱっとしないGWもようやく終わり、母はちょっとほっとする。相変わらず鼻ぐすぐすの低調だけれど、少し頭がすっきりしてきたような気がする。 今読み途中は、"Animorphs"というSF少年ドラマシリーズの1巻。スライムのような怪しい宇宙人にいつのまにか地球が侵略されていて、自分の命を犠牲にしてそのことを地球に知らせに来てくれたほかの宇宙人(?)から動物に変身する能力を授かった少年少女たちが、さまざまな動物に変身しながら戦っていくというお話。昔の少年ドラマシリーズみたいなノリでけっこう楽しめる。おかしいのは、もともとの動物の性格や本能に影響を受けてしまうところ。猫に変身するとつい糸にじゃれてしまうし、トカゲに変身するとつい蜘蛛を食べてしまったり。 |
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| 05月05日(水) | |
| 今日も相変わらず低調。気温も低く、ウールのセーターをまだ手放せない(そんなの私だけかな?)。 浦沢直樹『20世紀少年』16巻読了。帯によると「ヨーロッパ最大の漫画賞、アングレーム国際漫画祭最優秀長編賞受賞!!」とのこと。すごいんだかなんだかよくわからないが。 話は、20世紀末から21世紀へと進行しながらも、いつも過去のある時期(大阪万博前後)のさまざまなエピソードに戻る。その過去の部分では、同じエピソードを繰り返し描きながら、少しずつ変えていくことで過去を再構成していく、という手法が取られていて、何回も見たシーンなのに、そのたびに新鮮に感じられるところがすごい。 |
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| 05月04日(火) | |
| 連休が始まったあたりからアレルギー症状(つまり鼻水、くしゃみ)が続いていたのだが、3日出歩いたらどうにもしんどくなって、今日は低調な1日を過ごす。天気も、そういう気分を誘発するかのような雨が降ったりやんだりのどんよりとした空。連休中に庭仕事をしようと思っていたのに、この天気では…… だんなは会社に顔を出しに行き、上の娘は図書館&ブックオフに出掛け、下の娘は友達の家に遊びに行き、一人で家でごろごろしていると、午後になって、だんなから昼を食べにいこうと電話がかかってくる。だからーわたしはーしんどいんだってばー、と訴えてみても、どうせ鼻でしょ、と同情のかけらもない。ちょっとそこまで行くだけだから、と言うのでしかたなく、鎌倉山を越えたあたりの蕎麦屋へ出掛ける。だんなは納豆そば、わたしはたぬき。久しぶりにおいしいお蕎麦だった。さて、では買い物をして帰るかと思っていると、だんなが、まぁせっかくここまで来たんだからと鎌倉へ向かい、やはり今日も古本屋なのだった。 |
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| 05月03日(月) | |
| 今日は、姑のお弟子さんだったTさんとピアノトリオで遊ぶ会だったのだが、昨日、親戚が亡くなり、昼に鎌倉で告別式という連絡が回ってきたので、トリオの時間を少しずらしてもらう。 12時から鎌倉の教会で、ということだったので、11時半頃に江ノ電に乗ろうとしたら、こんな肌寒い天気にもかかわらず満員で乗れない。次の電車に何とか乗り込んだものの、GW中の鎌倉に向かう江ノ電の車中で、喪服に黒コート、そのうえヴァイオリンを抱えた私は浮きまくり。どこか後ろのほうで、「江ノ電って、観光客ばっかり乗ってるのかなぁ」「地元の人もいるだろ」という会話が聞こえてくる。 ずり落ちてくる楽器ケースを必死で支えつつなんとか鎌倉着。教会に急ぐと、もう出棺の段になっている。あれれ、どうしてそんなに進行が速いのかしらんと慌てて母の後ろの席に行ってみると、「なにしてるのよ、11時からって言ったでしょ」と母の冷たい視線。えー?12時からじゃなかったの?と、そこで主張してみるほど私も記憶に自信が無いので、がっくり肩を落として出棺を見送る。 JR横浜線の沿線でだんなと待ち合わせ、Tさん宅へ。姑が亡くなってから何回かトリオで遊んでいるが、今日の曲はブラームスの2番。私は今まで聴いたこともなく(昨日だんなが買ってきたCDを慌てて車の中で聴いていた)、まして弾いたこともない。昨日ちょこっとさらってみた感じでは渋すぎる感じがしたのだが、合わせてみるとなかなか楽しい。それに、ブラームスのほかの室内楽曲に比べて、易しい(他の曲が、音程が跳びまくったり、2連符と3連符とが入り混じったりして難しすぎるのである)。これは1度演奏会にかけてみても良いなぁ。 |
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| 05月02日(日) | |
| 5時から、フォーレのピアノカルテットの練習で、だんなは会社で少し仕事をしてから車で、私は子供の夕食を用意してから電車で東京に向かう。 まず4楽章。昨日各楽章で指摘のあった音量のバランスに気をつけながら少し細かく練習していく。なんとなく、整理できてきたような気がするのは、まったく気のせいに過ぎない。 それから1楽章に戻り、レッスンの復習。2楽章は、改めてメトロノームに合わせて弾いてみたところ、みんな転びまくっていてめちゃくちゃ。これは先生がダメ、と言うわけだ。次の練習に向けて、各自メトロノームさまで練習してくることを宿題にする。 |
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| 05月01日(土) | |
| 夕方、フォーレのピアノカルテットのレッスン。行きがけに尾山台のオーボンヴュータンという有名なケーキ屋さんで、お菓子を買っていく。商店街そのものはそれほど人通りが多いわけではないのに、店に入るととても混みあっていてちょっと驚いた。ケーキも種類が多かったが、焼き菓子、ゼリー、パンなども豊富で、お菓子に目のない私は目移りしてしまう。 レッスンは、私の大学時代のヴァイオリンの先生に見ていただいた。1楽章から始めて順番に3楽章までやって時間切れ。 1楽章では、音量のバランスにもっと注意するよう指摘される。ピアノ相手の室内楽だと、つい対抗して大きく弾いてしまいがちなのだが、ピアノカルテット的な箇所とピアノトリオ的な箇所と、音量的にも区別して弾くようにとのこと。 最近よく考えるのは、普段「音量」と言っているのは、実は音の大小ではなくて、音の性格のことなのではないか、ということだ。「音を小さく」と言われると、しろーとはつい萎縮して聞こえないような音になってしまう。そうではなくて、聴こえているのに静かな音、そういう音を出してみたいなと思う。 2楽章のスケルツォは全然なってなくて、思わず先生の「ダメ〜!」が出る。弦楽器の最初の旋律のところ、弓先で弾くのがいちばんここのキャラクターにあった音が出る、と言われたのだが、この旋律の前後はピチカートで、このテンポで弓先に持っていく暇はなく、それで弓の真ん中より元に少し近いあたりで弾いていたのだ。これを弓先でやれとは、超超絶技巧なり。努力はしますが。 |
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| 04月30日(金) | |
| 午前中、だんなが思いついて海へ行こうと言い出した。我が家のことだから、海へ行くといっても何をするわけでもない。ただ、ぐるっと歩いてくるだけである。休校日の上の娘を連れて家を出る。 海岸は、火曜日の嵐の余波か、いつになく打ち上げられている海藻が多く、生臭い。私にとっては、海というとこういう臭いだなぁ。高校生ぐらいの男の子の集団が波打ち際ではしゃいでいて、いまどきの子どもにしては素朴な青春を感じさせる。江ノ島の海も、まだまじめなサーファー初心者と掃除の人しかいなくて、静か。 午後、下の娘の授業参観。中学生の授業なんて見ても、全然可愛くないんだけどなぁ、どうしてGW中の天気のいい日の昼下がりに学校に行かなくちゃいけないんだ……と文句を垂れながら学校へ。 今日の科目は英語と国語(中1と中3は1時限だけなのに、中2だけ2時限なのである、何故?)。英語は現在進行形のところ、てきぱきと説明、問題と進められていたが、こういう文法事項に一瞬でも疑問を感じるような子どもはついていけなくなってしまうだろう、という気がした。 国語は、最初の10分弱好きな本の読書タイムがあった後、「平家物語」の熊谷直実と平敦盛のくだり。今の中学生の教科書は、本文の横にところどころ現代語訳が小赤字でついていて、教科書を見るだけで意味がわかるようになっている。便利だね。 |
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| 04月29日(木) | |
| ここのところ、アレルギーの鼻炎症状が続いていて、毎日薬を飲んでいる。今日も、薬を飲んで、その副作用でダルな気分に浸っていると、下の娘が友達にあげるクッキーを作りたいと言い出し、ついでに夕ご飯にカレーを作ってもらった。 この娘はなんでも勝手にやってしまって、ときにはそれで失敗して大目玉をくらうこともあるが、成功することもある。親がいちいち指示しなくても、こうして失敗成功を繰り返して、一人で身につけていくタイプの子どもである。 国民保険の未払い問題、今度は民主党党首にまで及び、「人を呪わば穴ふたつ」とか「藪をつついて蛇をだす」とか、いろいろな慣用句が頭をかけめぐる。 |
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