いこま棚田タナダクラブ研修ケンシュウレポート    
 三重県ミエケン紀和町キワチョウ丸山マルヤマ千枚センマイタズねて」 
 2005ネンガツ24モク)〜25ニチキン  
  フキノトウのハナいていた
    出口デグチ育宏イクヒロ
いこま棚田タナダクラブ研修会ケンシュウカイ
 いこま棚田タナダクラブはボランティアで生駒市イコマシ西畑ニシハタチョウ棚田タナダ再生サイセイんで2ネンチカくになります。
 そこで棚田タナダ見学ケンガクし、どのようにして棚田タナダ復元フクゲン生活セイカツとしてかされているのかをるために
NPOシニア自然シゼン大学ダイガク自然シゼン文化ブンカ研究科ケンキュウカ」と「いこま棚田タナダクラブ」が合同ゴウドウ三重県ミエケン紀和町キワチョウ丸山マルヤマ千枚センマイオトズ
トイしました。現地ゲンチでは紀和キワチョウ役場ヤクバ産業サンギョウ振興シンコウ濱中ハマナカ拓也氏タクヤシ、(ザイ紀和キワチョウふるさと公社コウシャ山口ヤマグチ育男氏イクオシホカ
交流コウリュウ促進ソクシンセンター「千枚センマイソウ」でマルヤマ千枚センマイ復元フクゲン取組トリクみについて苦労クロウバナシマジえて説明セツメイけ、我々ワレワレ
シンセンター「千枚センマイソウ」でマルヤマ千枚センマイ復元フクゲン取組トリクみについて苦労クロウバナシマジえて説明セツメイけ、我々ワレワレからもい
らも”いこま棚田タナダクラブ”のみについて説明セツメイをし活発カッパツ意見イケン交換コウカンオコなわれました。
 そのマルヤマ千枚センマイナカ一緒イッショアルいて案内アンナイをしてイタダきました。
     宿泊シュクハクもできる千枚センマイソウ         紀和キワチョウ役場ヤクバとの交流会コウリュウカイ            千枚センマイにある巨岩キョガン
紀和キワチョウ概要ガイヨウ
 紀和キワチョウ三重県ミエケン南部ナンブサイ西端セイタン位置イチし、トロキョウ有名ユウメイ熊野川クマノガワヘダてて奈良県ナラケン和歌山県ワカヤマケンとの県境ケンキョウ
あり地勢チセイ急峻キュウシュン山岳サンガク林野リンヤリツ89%とタカ耕地コウチ大部分ダイブブン山腹サンプク斜面シャメン散在サンザイしている。
 昭和ショウワ20年代ネンダイには人口ジンコウ万人マンニンえていたが昭和ショウワ53ネンドウ鉱山コウザン閉山ヘイザンし、現在ゲンザイは1800ニンとなっている。
人口ジンコウ減少ゲンショウとともに高齢化コウレイカ進行シンコウイチジルしく、高齢化コウレイカリツ50%は全国ゼンコクイチタカさである。
 農地ノウチは106haとセマくそのほとんどが水稲スイトウである。一戸イッコたりの耕地コウチ面積メンセキは0.5ha未満ミマン圧倒的アットウテキオオ
生産セイサンセイヒクい。農家ノウカスウ平成ヘイセイネンには182となりそのオオくは高齢者コウレイシャ自給的ジキュウテキ農家ノウカである。
マルヤマ千枚センマイ
 日当ヒアたりの白倉シラクラヤマ南西ナンセイ斜面シャメン標高ヒョウコウ100mから250mのアイダ石積イシズミ棚田タナダウツクしい幾何学キカガク模様モヨウ
エガいてツラなっている。
 この地区チク水田スイデン造成ゾウセイされた時代ジダイ不明フメイであるが、慶長ケイチョウネン(1601ネン浅野アサノ検地ケンチした記録キロクによると
チョウタンヤク7.1ha)2,240マイ水田スイデンがあった。その明治メイジ時代ジダイには11.3haまで戦後センゴ20数年スウネン
カンはその姿スガタがとどめられていたが、昭和ショウワ40ネンナカばからの稲作イナサク転換テンカン政策セイサクによるスギの植林ショクリン地区チク過疎化カソカ
高齢化コウレイカにより耕作コウサク放棄ホウキされ平成ヘイセイネンにはヤク600マイ(4ha)まで減少ゲンショウした。
棚田タナダ復元フクゲン取組トリク
 このため先祖センゾからいだ貴重キチョウ資源シゲンである千枚センマイ復元フクゲンしたいとの地元ジモト住民ジュウミン熱意ネツイ観光カンコウトウ
イキ活性化カッセイカ活路カツロヒラきたいというチョウ当局トウキョクオモいが一致イッチし、平成ヘイセイネン10ガツには千枚センマイ復元フクゲンのために保存ホゾン
カイ中心チュウシンチョウおよび(ザイ紀和キワチョウふるさと公社コウシャクワ町外チョウガイ地区チクガイ協力者キョウリョクシャて、手作業テサギョウによる雑木ゾウボク
伐採バッサイカブこしなど困難コンナン作業サギョウ年間ネンカン90ニチ以上イジョウツイやして平成ヘイセイネンガツマルヤマ千枚センマイ復元フクゲン達成タッセイ
まで、保存ホゾンカイ結成ケッセイ当時トウジ530マイまでった棚田タナダを1340マイ(7.0ha)まで復元フクゲンすることに成功セイコウした。
           丸山マルヤマ千枚センマイ                マルヤマ千枚センマイ                 水車スイシャ小屋ゴヤ
マルヤマ千枚センマイ組織図ソシキズ
管理カンリ業務ギョウム委託イタク
    紀和キワチョウ
         ふるさと    (ザイ紀和キワチョウふるさと公社コウシャ         募集ボシュウ 参加サンカモウ
      提携テイケイ     千枚センマイオーナートウ  農作業ノウサギョウ体験タイケン
参加サンカ マルヤマ千枚センマイ保存ホゾンカイ会員数カイインスウ33
地区チク住民ジュウミン      維持イジ管理カンリ作業サギョウ
             マルヤマ千枚センマイ(7.2ha)    
 農地ノウチ提供テイキョウ      
   個人コジン管理カンリ   4.4ha    
     
   保存ホゾンカイカンリ  2.8ha
 
       保存ホゾンカイ直接チョクセツ管理カンリ  1.6ha
     
           オーナー管理カンリ    1.2ha
マルヤマ千枚センマイオーナー募集ボシュウ
会費カイヒ  1クチ面積メンセキ100u)   30,000エン年間ネンカン)   ソウ応募オウボクチスウ 125クチ
資格シカク  ツチマモツチアイせるヒト  農業ノウギョウ興味キョウミ情熱ジョウネツっているヒト  農作業ノウサギョウ従事ジュウジできるヒト
特典トクテン  ネンカイ地元ジモト野菜ヤサイ宅配タクハイ(500エン〜1000エン)  白米ハクマイ15kgを保障ホショウ  千枚センマイソウ優先ユウセン利用リヨウ割引ワリビキ
※    田植タウえと稲刈イネカりに参加サンカ
マルヤマ千枚センマイマモカイ会員カイイン募集ボシュウ
協力金キョウリョクキン  1クチ  10,000エン
  特典トクテン   千枚センマイ収穫シュウカクされた白米ハクマイ 1.5kg
      機関紙キカンシ発行ハッコウ(3〜4カイ
※    オーナー制度セイドコトなり作業サギョウ協力キョウリョクのおネガいはなし
わたしの所感ショカン今後コンゴ課題カダイ
 丸山マルヤマ千枚センマイえたときこのスケールのオオきさ、先人センジンコメツクりへの情熱ジョウネツ、そして復活フッカツされた地元ジモト方々カタガタ
アタマがりオオきな感動カンドウオボえた。ただこれをいつまでもツヅけてほしいとネガうばかりである。
 紀和キワチョウ平成ヘイセイ17ネンガツより熊野市クマノシ合併ガッペイとなる。イマまで紀和キワチョウんでいたマルヤマ千枚センマイタイする支援シエン
補助金ホジョキン助成金ジョセイキン・サービス)が今後コンゴとも継続ケイゾクされるだろうか。
 マルヤマ千枚センマイ宿泊シュクハク施設シセツのある交流コウリュウ促進ソクシンセンター(千枚センマイソウ)をはじめ駐車場チュウシャジョウ公共コウキョウトイレ、水車スイシャ小屋ゴヤ、オート
キャンプジョウ直売チョクバイショ千枚センマイふれあい市場イチバ)、棚田タナダ整備セイビ機械キカイなどの維持イジ管理カンリをはじめ棚田タナダ管理カンリ作業サギョウへの賃金チンギン
運営ウンエイスタッフの賃金チンギンなど相当ソウトウ人件費ジンケンヒ必要ヒツヨウである。(年間ネンカン1,200万円マンエンクライかな)
 これらを棚田タナダマイ販売ハンバイ農産物ノウサンブツ販売ハンバイ観光カンコウ収入シュウニュウトウマカナえるだろうか。
 チョウ役場ヤクバ行政ギョウセイ)、ふるさと公社コウシャなどカン主導シュドウのシステムが出来上デキアがり、地元民ジモトミン地域チイキ、ボランティアなどの「棚田タナダ
復元フクゲンしたい」という当初トウショ情熱ジョウネツえてこない。都会トカイからトオハナれボランティアの動員ドウインもままならない山間部サンカンブ
棚田タナダをどのようにしてマモっていくか、ダレマモらねばならないかオオきな問題モンダイである。
 ”棚田タナダ文化財ブンカザイ”とかっこいいハナシっている。ならば文化財ブンカザイダレマモるのであろうか。
 そこに経済性ケイザイセイ収支シュウシトントン)がなければ補助金ホジョキン助成金ジョセイキン枯渇コカツする。しかし、現在ゲンザイ農業ノウギョウではっていけない。
 我々ワレワレんでいる「生駒イコマ棚田タナダ」もしかりである。年金ネンキン生活者セイカツシャ道楽ドウラク(ボランティア)だけでは棚田タナダマモ
ない。といって補助金ホジョキン税金ゼイキン)を投入トウニュウして問題モンダイではない。
いったいダレがこの文化財ブンカザイ棚田タナダ)をマモるのであろうか。
 マルヤマ千枚センマイでは今年コトシの5ガツ22ニチ田植タウえがオコなわれる。水田スイデンミズハイ青々アオアオとしたイネがそよぐコロ(6ガツ
棚田タナダ再生サイセイ従事ジュウジし、問題モンダイテン身近ミジカカンじている「いこま棚田タナダクラブ」のメンバーともう一度イチド訪問ホウモンし、地元ジモトカタ
じっくりハナいたいとネガっている。