| 1月 : ガーネット |
 |
ガーネットは、古代エジプトより「護符」として用いられたもっとも古い宝石です。
中でも、丸いカボションカットの赤いガーネット(カーバンクル)は、身に着けると負傷しないということで、十字軍の兵士たちが身に着けて戦場におもむいたという歴史的事実がございます。
|
| 2月 : アメジスト(紫水晶) |
 |
古来より日本では、紫色は「禁色(きんじき)」という決まりがあり、身に着けられるのは位階が親王や王、臣下でも一位のもののみとされる最高品位の色でした。
又、アメジストはギリシャ語で「酔っ払わない」を意味し、紫色の宝石が酒の神様バッカスを酒びたりから正気にさせた逸話から、西欧諸国では悪酔いを防ぐ宝石とされています。
|
| 3月 : アクアマリン・珊瑚 |
 |
アクア(水)マリン(海)の名前のとおり、海の水の色の宝石です。
鉱物学的には、エメラルドと同じ「ベリル」に属する鉱物です。
|
 |
珊瑚は腔腸動物の骨軸です。
学術的に約260種ある珊瑚には、珊瑚礁をつくる「六放珊瑚」と、宝石として用いられるわずか5種類の「八放珊瑚」があります。
六放珊瑚は浅い海で一年に約5〜7センチ成長しますが、八放珊瑚は深海で一年に約4ミリしか成長しません。
現在宝石質の珊瑚は、ほとんどとり尽くされており、新たに育つには海の環境を整えたとしても、数百年先になります。
|
| 4月 : ダイアモンド |
 |
地球上で一番硬い鉱物であるダイアモンドも結晶体ですので、一定の方向に衝撃が加わると割れる(劈開性)ことがございます。
又、ダイアモンドは油に密着する性質がございますので、ご着用の際はお化粧品等の油性分にご注意下さい。
(ダイアモンドの表面に油膜が付くと、折角の綺麗なダイアモンドが輝きません。折々のクリーニングをおすすめ致します)
|
| 5月 : エメラルド・翡翠(ジェダイド) |
 |
「キズのないエメラルドを探すのは、欠点のない人を探すことと同じ」と例えられるように、エメラルドには内包物が多く見られます。
このため、硬度は7.5〜8と高めですが、一定の方向に衝撃が加わると割れる(劈開性)ことがございます。
|
 |
古来、中国では翡翠には儒教の精神である「仁・義・智・勇・潔」の五つの徳がそなわっていると考えられており、翡翠にふれることでその徳にちかづくことができると信じられてきました。
翡はオスのかわせみ、翠はメスのかわせみ、つまりその名は美しいかわせみに由来しています。
|
| 6月 : パール・ムーンストーン |
 |
真珠は、ギリシャ語で「マーガライト」といい、マーガレットやマルゲリータなどは美しい真珠に由来しています。
又、珊瑚同様真珠はお手入れの必要な宝石です。特に女性の方ならば、お化粧品の油性分にはお気をつけください。
|
| 7月 : ルビー |
 |
赤いサファイアが「ルビー」です。
ダイアモンドが現在のようにカットされるまでは、ルビーやエメラルドが最高位の宝石でした。
|
| 8月 : ペリドット・サードニクス(縞めのう) |
 |
ペリドットの鉱物名「オリビン」は、オリーブの実の色からつけられたものです。
しかし、宝石としては暗緑色や褐色がかったオリーブの実の色は価値が低く、透明度の高い若葉色が好まれています。
|
| 9月 : サファイア |
 |
サファイアは、青だけではなく赤(ルビー)・ピンク・オレンジ・黄・緑・紫等、様々な色がございます。
|
| 10月 : オパール・トルマリン |
 |
中世ヨーロッパでオパールは、「眼に特別な威力をもつ宝石」と信じられていました。
その一つは、持っている人の眼の病を治す力、もう一つは持ち主の姿を隠す力を持つと思われていました。
このため、盗人には好まれ別名「盗賊のパトロン」とも呼ばれていました。
又、赤色が入っているものほど高品質のオパールです。
|
 |
トルマリン(和名:電気石)は、その成長過程で様々な物質を包み込んでいる結晶です。
その為に、石炭のような塊状のものから、ルビーと同じくらい綺麗なもの、オレンジ・黄・緑・青・紫・水色・ピンク等、多彩な色調のトルマリンがあります。
又、その様々な内包物ゆえに「電磁波の磁場を撹乱する」性質を有しますので、身の回りの「電磁波」を発生するものの近くに、トルマリンを置かれると効果的です。
「電磁波の人体への影響」については、こちらの国立環境研究所HPをご参照ください。
|
| 11月 : トパーズ |
 |
本物の黄色のトパーズが「インペリアルトパーズ」と呼ばれるようになったのは、トパーズの代用石(シトリン等)と分けるという意味と、数ある黄色宝石の王様にふさわしいことからです。
シトリントパーズ(黄水晶)と、インペリアルトパーズ(トパーズ)は異なる宝石(鉱物)です。
|
| 12月 : トルコ石・ラピスラジュリ |
 |
トルコ石はトルコでは産出された宝石ではありません。
古来、トルコ石はエジプトのシナイ半島や現在のイランで産出されており、東方文化とともに多くのトルコ石がトルコのイスタンブールの市場からヨーロッパにもたらされたため、トルコ石と呼ばれるようになりました。
又、シルクロードで隊商の馬やラクダに異変があると、大事に至らないようトルコ石が守ってくれると信じられていました。
|
 |
ラピスラジュリの語源は、ペルシャ語の青「ラズワード」とラテン語の石という意味の「ラピス」がくっついてできたものです。
又、「瑠璃」とはこの「ラピスラジュリ」のことです。
|