矢倉で初段を目指す編 +++本格的な矢倉を指しこなしたい+++

 矢倉は将棋の純文学、とは米長先生のお言葉ですが、矢倉には将棋の攻防のエッセンスが詰まっています。
 矢倉を勉強することで、将棋の総合力をアップしよう!


1:基礎知識編

  矢倉を指すには、まず基本となる序盤の知識が必要となります。
  その上で、様々な戦法を学んでいきましょう。  


 現代矢倉の思想

 →この本では、矢倉の基礎知識がしっかりと学べ、矢倉の入門書として最適です。
  特に第1章の「基本の32手と後手急戦」はしっかりマスターしましょう。

  2章からは、代表的な矢倉の戦法を5つ紹介してくれています。
  これらをしっかり読めば、矢倉の基本的な攻め方や、陣形の組み方などが理解できます。
  とにかく矢倉の基礎が詰まっているので、ぜひ全てをキッチリとマスターしてください。

  この本の続編として、未来の定跡 現代矢倉の闘いがあります。
  この本では、さらに代表的な矢倉の戦法を紹介してくれています。
  が、新書では手に入りにくそうなので、手に入れば読んでください、という感じです。  


 手筋の達人―矢倉の手筋が満載

 →矢倉を実戦で指すと、けっこう定跡通りに進まないことが多々あると思います。
  そこで大事なのが、矢倉の手筋を多く知ることです。
  矢倉を崩す手筋を多く知っていることが、そのまま勝利に直結します。
  初段までは、相矢倉は先攻した方が圧倒的に有利だとも思います。

  この本では、矢倉を指すのに大切な手筋の問題がギッシリ200題載っています。
  文庫版で安い上にこの内容なので、大特価です。
  しっかり2回以上読み、自分の力としてください。


 光速の寄せ〈3〉矢倉くずし初級編

 →さらに矢倉の手筋が満載の1冊です。
  この本でさらに矢倉に関する手筋を増やし、中盤を万全にしましょう。
  2章の光速の手筋編は、特にしっかりマスターしましょう。


 康光流現代矢倉〈3〉急戦編

 →相矢倉で一番怖いのは、急戦形だと思います。
  知識が無いと一発でやられてしまうでしょう。

  この本では、急戦矢倉・矢倉中飛車・原始棒銀の3つを解説しています。
  これらは、矢倉を指す上で避けることの出来ない戦法です。
  しっかり読んで対策をマスターしましょう。
  また、これらを得意戦法にするのもいいでしょう。

  ただしこの本は多少古く、アマゾンでは手に入りにくそうです。
  ぜひとも手に入れたい本なので、古本屋などで頑張って購入してください。


 矢倉急戦道場 棒銀&右四間

 →矢倉における棒銀と右四間を解説した1冊です。
  特に右四間の最新形には注目で、しっかり研究しておきたい所です。

  相矢倉戦における右四間は、最初にぶつかる壁となる可能性があります。
  右四間の攻撃力はすさまじく、技が入れば一発KOです。
  初段までならこれだけでもけっこう勝てると思います。
  が、相手の受けが強くなるほど研究が必要となるので、これを読んでマスターしてください。
  また、対策も絶対に必要な戦型なので、しっかり読みましょう。


 米長の将棋〈3〉矢倉戦法

 →内容のほとんどが雀刺しの攻防で、定跡書ではなく自戦解説形式となっています。
  この本は、ハッキリ言って内容が古いです。
  が、雀刺しに関して言えば、定跡書を読むよりよっぽど理解できる本だと思います。
  基本的には中終盤についての本なので、中盤以降の指し方を勉強するのにも最適です。

  最近ではあまり見かけない雀刺しですが、雀刺しを根底に現代矢倉が存在するとも言えます。
  しっかりと学び、場合によって雀刺しを狙うような指し方も大切です。



2:補足編

  ここでは、矢倉におけるその他の戦法についての棋書を紹介します。


 右玉伝説―右玉の秘法を伝授

 →矢倉戦において、最も別路線とも言える右玉を解説した1冊です。
  指しこなすには独特の感性と、多くの実戦経験を積むことが必要です。
  しかし、矢倉戦では確実に右玉に組めるのが利点で、逆に言えば避けることが出来ません。
  よって、対策を知るためにも読みたい1冊です。

  また、矢倉の定跡を勉強するのが面倒な人にもオススメです。
  ちなみに管理人は矢倉は右玉しか指せませんが、これだけで矢倉を指せるとも言えます(仮  


 雁木伝説―雁木の秘法を伝授

 →雁木という囲いに右四間を組み合わせた戦法を解説しています。
  右四間の攻撃力を最大限に発揮できる形で、雁木の守備力もあなどれないものがあります。
  相矢倉戦ならほとんど使用可能で、また避けることの出来ない戦法でもあります。
  よって、指さなくても最低限の知識は必要となります。

  この本で雁木の全てを知ることできる、というほど充実した1冊です。
  ただし、急戦棒銀などの速攻に弱いところがあるので、注意が必要です。



 以上で矢倉の代表的な戦いと手筋を学ぶことができるはずです。
 矢倉の棋書は多く、紹介した本だけでは完璧とは言えない部分もあるかと思います。
 が、矢倉は実戦を積むことが一番の上達の早道だと思います。
 紹介した本でほとんどの戦型は網羅しているはずなので、あとは実戦で磨いていってください。


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