初段を目指すデータ分析 +++データを知って勉強に活かす+++

 ここでは将棋倶楽部24で指されている戦型は何かを検討します。
 ただ漠然と指す、または勉強をするより効果的に棋力を上げましょう。


1:将棋倶楽部24で指されている戦型

  将棋における戦型は、大きくわけると以下のようになります。
  1:居飛車vs居飛車(25%)
  2:居飛車vs振り飛車(50%)
  3:振り飛車vs振り飛車(25%)
  括弧内は、居飛車党と振り飛車党が5割ずつと見た場合の出現率です。

  実際はこのような出現率にならないのは当然ですが、
  居飛車vs振り飛車の対抗形が一番多くなるのは明白です。

  
  さて、それでは実際の出現率はどうなるでしょうか。
  24万局集(将棋倶楽部24における棋譜集)を使ってデータ分析をしてみました。

  1:居飛車vs居飛車(13%)
  2:居飛車vs振り飛車(73%)
  3:振り飛車vs振り飛車(14%)
  ここで示した括弧内の数値が、実際に指されていると思われる大まかな値です。

  想像以上に数値に偏りを感じられると思います。
  さらに細かい戦型ごとに見ていきます。

  1:居飛車vs居飛車(13%)
    相矢倉(1%)
    横歩取り(5%)
    相掛かり(2%)
    角換わり(3%)
    その他(2%)

  2:居飛車vs振り飛車(73%)
    四間飛車(36%)
    三間飛車(17%)
    中飛車(15%)
    向かい飛車(5%)

  だいたいの内訳は以上のようになっています。
  さらに、ほとんどの戦型で先手の勝率が若干上回っています。

  が、先手有利と言われる相矢倉・角換わり相腰掛銀では後手の勝率が上でした。
  両戦型ともに数が少ないのでなんとも言えませんが、興味深い数字です。
  おそらくは、それらの戦型で後手番を持つ人は、
  しっかり研究してあるということかもしれません。    



2:効率的な勉強法

  さて、以上のデータは全体から見た数字です。
  実際は、棋風などにより遭遇する戦型は限定されてきます。

  効率的に勉強をする、ということはつまり、
  自分が遭遇する確率の最も高い戦型の勉強からしていくことです。
  
  例えば、居飛車党が対振り飛車の勉強をする場合、
  遭遇する可能性の順で、四間>三間>中>向、の順に勉強すると効果的です。

  細かく言うと、飛車先の歩を早めに突きこすかどうかなどでも、
  遭遇率は変わってきますので、あなたの指し方で変えていく必要があります。
 
  例えば、居飛車党ならば序盤の指し方である程度の操作が可能です。
  初手に飛車先の歩を突けば、相居飛車なら相掛かり・角換わりになりやすい。
  さらに対振り飛車の場合、飛車先を決めると向かい飛車の出現率が上がり、
  飛車先を決めなければ、その逆になる、などが言えます。


  なるべく遭遇する戦法を減らせば、それだけ勉強する量も減ると言えるでしょう。
  しかし、これは居飛車党に限って言えることではあります。
  振り飛車党は、自分の指す戦型と相振り飛車の研究でオーケーでしょう。

  その分、自分の指す戦型に関しては幅広い知識が必要ではありますが。


  自分の指す戦型を限定し、そこを重点的に勉強することが効果的な勉強法です。
  一つの戦型の中でも、指し手により形を限定していくができれば、さらに効果的です。
  出来る限り、自分の領域で指せるように心がけてみましょう。


  
 以上、データ分析をしてみました。
 数値に関しては、だいたいこのくらいなのか、くらいに受け取ってください。
 しかし、具体的に数字で見ることにより、意識も変わってくると思います。
 遭遇する戦型について、意識を強く持つことにより、勉強の方針も決まるはずです。

 また、自分のデータをきっちり取っておくことも大事です。
 自分が遭遇する形がつまり、勉強する必要のある形なのです。


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